希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
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交霊会に学ぶ霊的知識【10】*他界した子供の霊からのメッセージ

 今回の記事では、ジェームズ ヴァン プラグ氏の交霊会に子供の霊が現れたお話を二つお伝えします。一つ目は、交通事故の被害者が加害者に送ったメッセージ。二つ目は、病気で亡くなった娘が母親に送ったメッセージです。

少女の霊が、自分の命を奪った女性に伝えたメッセージ

 ある交霊会にてプラグ氏が自己紹介していると、突然、縄跳びをしているブロンドの少女の霊が現れました。少女は遊びに来たわけではなく、何かを伝えるために縄跳びをしています。 
 プラグ氏が少女の霊に話しかけると、「遊んでいる私を見たおばちゃんに、お話しがあるの。おばちゃんは、白い車でおうちにかえるところだった」と少女は言いました。プラグ氏が観客に少女のことを伝えると、一人の女性が立ち上がりました。

女性:私は、その少女を知っています。三年前に、私が車でひいて死なせてしまった少女です。
*観客は一斉に息をのみました。女性は泣きながら話を続けました。
女性:帰宅途中、角を曲がった時、あの子が縄跳びをしながら私の車の前に飛び出してきました。気づいた時はもう手遅れでした。
ジェームズ:少女が子羊のぬいぐるみを見せてくれています。あなたからもらったそうです。
女性:はい、あの子のお墓に供えたものです。今でもよく墓参りに行くんです。他にどうしていいかわからないので。
ジェームズ:5、6歳の男の子が二人、あなたの周りにいる様子を少女が伝えています。フレディとは誰ですか?
女性:私の孫です。もう一人はブライアンです。6歳と7歳の孫息子が二人いて、小さいほうがフレディです。
ジェームズ:フレディはお猿さんのゲームが好きだ、と少女が言っています。樽(バレル)と関係があるようです。
*すると、観客の一人がバレル・オブ・モンキーズという、よく知られている玩具の名前を教えてくれました。
ジェームズ:そうか、バレル・オブ・モンキーズだ。
女性:(驚愕した表情で)今日の午後、フレディとずっとバレル・オブ・モンキーズで遊んでいたんですよ。本当に信じられない!

◎少女は交通事故により、突然この世を旅立ちました。子供は大人のような死後の世界に対する固定観念がなく、天国での生活にスムーズに順応していきます
 他界後、子供たち専用の界層(境涯)に導かれ、愛情あふれる豊かな霊性を備えた人たちによって、温かく世話をしてもらいます。中には血縁関係、または元々霊的に深い絆を持つ人に世話をしてもらうこともあります。
 いつか地上の家族が他界した際は、真っ先に迎えにいきます。愛する人とは常に特別な霊的回路でつながっているので、死期を随分前から確実に察知することができます。他の誰かが、仲介して知らせにくることはありません。
 子供の天国での容姿は、地上のように月日の経過と共に変わるのではなく、個々の霊的な成長と比例して成熟していきます。
 子供は地上人生が短かった分、天国から両親を見守り、地上の両親の元を度々訪れるなどして、その生き方からも人生を学びます。両親が仮に虐待するような暴力的な人達の場合は、別の家庭を尋ねることになります。
 また、中には高級霊といって高い霊的進化を遂げた魂が、あえて短い地上人生を選ぶ場合も少なからずあります。天真爛漫な子供として生まれた高級霊が、両親に愛を伝えたり、霊的覚醒を促す目的で生まれてくることがあります。高級霊の場合、他界後は地上に誕生する前にいた高い界層に戻り、そこから愛する人達の人生を見守っていきます。

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自分を責めず、自分を愛して

ジェームズ:少女はあなたを許すと言っています。しかしあなたは、まだ自分自身を許していないと言っていますよ。彼女が今も天国で生きていることを、理解してもらいたいそうです。この意味がわかりますか?
*女性は困惑した様子で、視線を落としました。
ジェームズ:あなたは孫のためにも、幸せにならなくてはいけない、と彼女が言っています。彼女はフレディが大好きだそうです。彼のために、いいおばあちゃんになって欲しい。彼は、幸せなおばあちゃんを求めていると言っています。あなたは自分自身をいたわり、自分を許す必要があります。そうすれば、あなたの人生はずっと楽になります。わかっていただけますか?
女性:(はい、とうなずいた後)本当に驚くばかりです。実は今朝教会にいって全てがうまくいく印を下さいとお願いしたんです。あなたに何とお礼を言ったらいいのかわかりません。
ジェームズあなたは自分を許し、自分を愛するべきです。それを伝えたくてこの少女ははるばるやって来たんです。お礼は結構ですから、ぜひそうして下さい。

◎少女の立場から女性を見た時、すでに真摯に自らの行為を反省しているこの女性が、罪悪感に苦しみ続けることは、誰のためにもなりません。それよりも自分自身を完全に許し、周囲の人のためにも笑顔で前へ進んでほしいのです。
 なお、交通事故のように突発的に死が訪れる場合、痛みを感じる間もなく霊体が肉体から瞬時に放り出されるような形になるのですが、亡くなった少女が「天国で今も生きている」と言っている通り、霊体そのものは一切傷つきません。霊体は、怪我をすることも病気になることもありません。
 すぐに先に他界した家族や友人、霊的ガイドが現れ、何が起こったか説明してくれるため、徐々に現実を認識し、無傷の霊体で天国へ旅立ちます。
 霊体は決して薄ぼんやりとしたものではなく、今現在の身体とそっくりで、はっきり実体感があり、完全に霊となった人にとって触れることができます。
 また、霊体は栄養補給する必要がないため、天国では飲食が一切不要ですが、そのことを知っている方の霊体には内臓がありません。しかし何もご存じない方は、生前同様の臓器がそっくりそのまま残っています。それまで長年続けてきた習慣なので、飲食がしたいと思えばいくらでもできます。タバコやお酒も含めて、自らの思念で何でも実体化できます
 次第に飲食そのものを一切望まなくなり、天国では飲食が不要なのだと知ると、次第に霊体の中にある不要な臓器が消えていきます。
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天国の娘が本当に生きているのか知りたい

 次にご紹介する交霊の様子は、プラグ氏の個人セッションでの一コマです。予約したのはミリアム ジョンソンという女性で、彼女は幼い娘を輸血によるエイズで亡くしていました。
 ミリアムは藁にもすがる思いで、本当に娘が死後も生きているのかどうか、確信を持ちたくてプラグ氏に連絡し、交霊をお願いしました。

ジェームズ:あなたの娘さんがここにいますよ。長い栗色の髪に明るい緑色の瞳。笑顔がなんとも愛らしい。ちょっとはにかみ屋さんのようですね。
ミリアム:(目に涙をためながら)本当にあの子がいるんですか?
ジェームズ:そうよって娘さんが言っています。
ミリアム:でも、私にはわからない。あの子が何か確かなことを言ってくれないことには・・・。
ジェームズ:ベシーという名前を教えてくれています。
ミリアム:(涙をあふれさせながら)あの子のニックネームです。いつも娘をベシーって呼んでいました。本名はエリザベスなんです。
ジェームズ:ベシーはあなたからぬいぐるみをもらったと言っています。赤いポニーのようです。
ミリアム:赤いポニーをあげた覚えがありません。
ジェームズ:ベシーが私に、病室のイメージを見せています。あなたが赤いポニーのぬいぐるみを持ってその病室に立っていますよ。
ミリアム:そうでした。ジョンと一緒にぬいぐるみを買ってあげたんだった。あの子は病院にいる間、ずっとそれを離さなかったんです。すっかり忘れていました。

◎目の前に他界した人がいると言われても、即座に受け入れることは誰でも難しいかもしれません。だからこそジェームズのような霊能者は、今回のベシーというニックネームやポニーのぬいぐるみの話など、当人しかしらない話を霊から聞き出し、それを証拠としていくつも提示します。それが、霊の世界の実在に確信を持ってもらうことにつながります。

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いつか娘と天国で会えますか?

ジェームズ:あなたの娘さんはとても聡明で、明らかに一つの使命を持ってこの世にやってきたんです。彼女のエネルギーも生に対する熱意も素晴らしい。まさかこんなに幼くして亡くなるなんて、きっと想像もしていなかったことでしょう。ベシーはキャンプの話をしています。覚えていますか?
ミリアム:去年の夏でした。
ジェームズ:娘さんはリボンがついているメダルを見せています。これが何かわかりますか?
ミリアム:はい、あの子はボート漕ぎでチャンピオンになり、メダルを取ったんです。私はちょうどメダルを見たばかりでした。
ジェームズ:ええ、今朝あなたがそのメダルを箱から出した時、ベシーも一緒に寝室にいたそうです。ベシーはジョンによろしく伝えて欲しいそうです。それから、あなたの決断に賛成だと。私にはそれがどういう意味がわかりません。
ミリアム:(再度目から涙をあふれさせ)私、ジョンからプロポーズを承諾したところなんです。ただ、ベシーが納得してくれるかどうか自信がなかったんです。
ジェームズ:いいわよって、彼女は言っています。病院で息を引き取った時、ジョンがかがみこんで、額にキスしてくれたそうです。最後に、何か質問はありませんか?
ミリアム:私がいつか向こうに行った時、あの子は天国にいるんでしょうか?
ジェームズ:彼女はあなたにこう伝えて欲しいと言っています。私はただ天国にいるだけじゃなくて、ママを迎えに行って天国まで案内してあげると。
*ミリアムはジェームズに抱きつき、感謝の言葉もないと言って、晴れやかな笑顔で去りました。

◎交霊会からもわかる通り、私たち人間は皆、霊的存在であり、消滅という意味のは存在しません。地上人生はそれだけが独立したものではなく、永遠に続く全人生の中のほんの一ページです。死とは人生のページをめくり、新たな一章が始まることを意味します。
 新たな人生を歩み始めた人たちは、どこか遠くへ行ってしまったわけではありません。地上の愛する人の思念をいつも受け取り、とても身近に感じています。霊となった人は思念一つ(行き先や会いたい人をはっきりイメージすること)で瞬時にどこへでも移動できるため、距離は全く問題になりません。
 ベシーの言葉の中で、他界した際、ジョンが額にキスしてくれた、というところがありました。交霊会では、死の前後の様子が語られることが多くあり、特に病院や自宅で、看護してくれたことへの感謝の気持ちを述べる方がとても多いです。
 たとえ昏睡状態のようであっても、人は肉体の力が弱まれば弱まるほど、霊体の力が強くなり、霊的意識が覚醒していきます。そのため、周囲の人の気持ちや自分にかけてくれた言葉、してくれたことを理解しているのです。
 今回の交霊会では、病院で亡くなった愛する娘が、間違いなく天国で今も元気で生きている、いつか必ず再会できるという確信が、一人の女性を笑顔にしました。娘のベシーもこれで天国で安心して笑顔でいられます。地上の愛する人の幸せこそ、天国へ旅立った方の本当の幸せだからです。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani

参考文献:人生をもっと幸せに生きるために(河出書房出版)、もう一度会えたら(光文社)=本文交霊会の様子を引用、シルバーバーチの霊訓(潮文社)、これが心霊の世界だ(潮文社)、私の霊界紀行(潮文社)、パワー・オブ・ザ・ソウル(JMAアソシエイツ)、インペレーターの霊訓(潮文社)、ベールの彼方の生活(潮文社)、こころが満たされる本(大和書房)、こころが安らぐ本(大和書房)

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