希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

希望発見ブログLooking for HOPE

希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。◎当ブログの記事内容の一部及び全てについて、無断で勝手に引用、転載、複製し二次利用することは、固くお断りいたします。

スポンサーリンク

動物・ペットの死後の世界を知るための霊的知識【総集編・前編】

 希望発見ブログは全ての宗教から一切離れた立場から、死後の世界等の霊的知識をお伝えしています。当ブログではこれまで度々、動物の魂に関する霊的知識に触れてきましたが、今回は総集編という形でできるだけ詳しく、動物・ペットの死後の世界について伝えします。

動物の死後の個性存続を可能にする、唯一の条件

 私たち人間を含め、全ての生命体は霊的な存在です。それは人間だけでなく全ての動物にも魂があり、死後にも生命が存続することを意味します。しかし人間と動物の死後の世界には大きく異なる点がいくつかあり、そのうちの一つが個性の存続です。
 人間は死の境界線を越えても、地上人生で築いた個性をそのまま携えて天国へいきますが、動物が死後も個性を存続できるか否かは、人間から愛された経験が必須の条件になります。
 人間に愛された動物は、死後も地上での個性と形体を携えたまま天国で暮らします。その一方で、人間に愛されたことのない動物の魂は死後、犬なら犬、猫なら猫というように各種の大きな生命体(類魂)に吸収され、個性は失われます。
 ペットを例にあげると、飼い主に深く愛され、なおかつ飼い主より先に他界したペットは、死後、動物界にたどり着きます。全ての動物が一緒にいるわけではなく、犬の動物界、猫の動物界と各種ごとにわかれています。
 動物界には飼い主の元を離れた動物たちがショックを受けたり動揺したりしないよう、動物が楽しむためのものが十分にそろっており、動物に深い愛を持った人たちが世話をしています。
 その中には地上人生で獣医や動物愛護の活動をしていた人、動物に対し愛がありながらも様々な事情で動物に触れる機会に恵まれなかった人が多く、生前つちかった動物への知識・経験・情熱を、死後も存分に生かしています。
 そうした献身的な人々によって、ペットは他界後も、地上の飼い主の元に頻繁に連れてきてもらいます。人間に愛された動物たちは個性がそのまま残っていますので、かつてよく過ごした場所でたたずんだり、飼い主が外出すると、危険から守ろうと飼い主に寄り添うように歩くほどです。
 この記事をお読みになっている方の中にも、他界したペットの声が聞こえたとか、はっきりとそこにいるのがわかったなどの霊的な体験をされたことがある方もいらっしゃると思います。それは本当にすぐそばに来ているからです。
 他界したペットは飼い主が自分の死を悲しんでいると、なぜ悲しんでいるのか理解できず非常に戸惑います。病気などで亡くなったとしても、死後は完全健康体の霊体を伴い、とても元気にしています。死とは消滅ではなく、地上より高い次元の世界で、新たな生を得ることを意味します。
 これは人間の場合も同じで、死後、自分のことで地上にいる家族や友人が長い間悲しむことは、とてもつらいことです。
 人間にとってもペットにとっても他界後、地上にいる愛する人が元気で笑顔でいてくれることが、何よりの心の安らぎとなります。

愛が死をこえて、必ず魂と魂を結びつける 

 飼い主より先に他界した動物(ペット)は、飼い主が地上人生を終えると動物界から迎えに行きます。その後もう二度と動物界へは戻らず、飼い主と一緒に天国の中の人間が暮らす境涯へ行き、共に暮らします。
 また、愛を与えてくれた飼い主より後に動物が他界した場合は、動物は動物界に行く必要はなく、天国にいる飼い主が真っ先に迎えに行き、人間が暮らす境涯に直接導くことができます。
 これは動物に愛を与えた人間のみができる特権であり、他の誰かが他界した動物を、人間が暮らす境涯に連れて行くことはできません。
 人間は地上で最も霊的に進化した存在であり、愛という神聖な息吹を動物に与えることによって、動物の魂に自我意識を芽生えさせ、理性と知性の発達を促すことができる唯一の存在です。
 愛は生命進化の鍵であり、愛は死をこえて人間と動物の魂を強く結びつけ、死後も愛あるところが両者の新たな住処となります。
 これに関することで、人間と動物に関する睡眠中のメカニズムの違いについてお伝えしたいことがあります。私たち人間は、睡眠中にほぼ毎晩天国を訪れています。いつか訪れる死後の世界に備える目的や、教育、癒し、娯楽目的の場合もあります。
 肉体と霊体はシルバーコードでつながっていて、睡眠に入るとシルバーコードが伸びます。そして肉体が休息している間、霊体が浮き上がり天国を訪れ、睡眠を終える頃にはまた元に戻ります。シルバーコードは霊視すると、本当に銀色のひものように見えるのでそう呼ばれています。
 ちなみにとは、このシルバーコードが完全に切れる現象を言います。死と睡眠は霊体が肉体から離れるという点で非常に似ていますが、睡眠は死と異なり、シルバーコードが切れることはありません。
 実際に死が訪れると、多くの人は睡眠状態のようになります。いつもの睡眠と異なる点は、目覚めた時、肉体ではなく霊体のみを伴い、目の前には先に他界した家族や友人、霊的つながりの深い友人たち、そしてペットが迎えにきて歓喜にわくことです。(自分で命を絶った場合は異なります)
 人間は睡眠中に天国を訪れることで、予め天国の環境に慣れることができます。毎朝の起床時に、睡眠中に天国を訪れた記憶を覚えていなくても、死の境界線を越えると、霊体に刻まれた睡眠中の‟天国体験”の記憶を徐々に思い出し、慣れ親しんだ環境に安堵を覚えます。
 しかし動物の場合は、人間のように睡眠中に天国を訪れることは一切ありません。天国は初めて訪れる環境です。それだけに一時的にペットを預かり愛情深く世話をしてくれる動物界の存在や、先に他界した飼い主が迎えに来てくれることは、一生を終えた動物にとって大変大きな意味があります。 

人間と動物の天国での関係

  死後の世界では、愛し合った人間同士はどちらかが先に他界しても、必ず再会しお互いが望む限りずっと一緒に暮らしていくことができます。人間と動物の場合も愛があれば必ず再会し、共に暮らすことができる点は一緒です。しかし「永遠に」というわけにはいきません。
 その理由は、人間と動物は霊的進化のスピードが異なるからです。人間は天国に行くと、徐々に精神の中の低級な欲望や感情をそぎ落としていき、内部から突き動かされるように自身の霊的成長を求める本能が目覚めます。
 すると、それまでいた界層(境涯)にいることがいたたまれなくなり、さらに高い界層へ進むことになります。そのため個々の霊的成長レベルにもよりますが、どこかの地点で動物が人間の霊的進化についていけなくなります
 人間の心にも地上時代とは異なる霊的認識が芽生え、動物には動物の進化の道があるのだと認識し、愛する動物と別の道を進むことを決意する時がきます。天国には時間が存在しないため、一概にそれまで天国で何年間一緒にいられると断言できませんが、地上の時間で数百年以上の時を共にすることもあります。
 飼い主との別れを迎えると、動物の魂はそれぞれの類魂に吸収され、個性を失います。これは決して悲しむべきことではなく、人間に愛された動物の魂は、いわば最高レベルの進化を遂げた魂として各類魂に吸収されるため、それぞれの種の霊的進化に大変大きな貢献をすることになります。
 すると類魂の中でも最も進化した部分から、人間の魂が生まれます。この世に生きている人間には、動物進化の過程を終え、初めて人間として生まれてきている人と、もう何度も人間として生まれてきている人の二通りの魂がいます。
 なお、人間の魂が動物など別の種に生まれ変わることがあると伝える宗教もありますが、それは進化の逆戻りを意味し、誤った霊的知識です。一旦人間としてこの世に生を受けた人は、以後ずっと人として霊的進化の道を歩み続けます
 また人間は、ある一定レベルの霊的成長を得るまで、繰り返し地上に生まれ変わることがありますが、動物の魂が同じ種としてこの世に生を受けるのは一度限りです。動物はたった一度の一生を、人間による保護と管理のもとに生きるべく、地球に送られてきているのです。
 犬や猫のようにペットとしてよく飼われる動物は、人間に次ぐ霊的成長を遂げているため、人間の愛情に敏感に反応します。そのため人間も親近感を感じ、身近な動物の命を尊ぶ傾向にあります。
 しかし現実は悲しいことに、全ての動物が幸せな一生を過ごすわけではありません。この地球上には、人間の残酷な行いによって恐怖の極限状態で一生を終える動物が多くいます。
 冒頭にお伝えした通り、全ての動物に魂があります。そうした魂のことを、私たちはどこまで考えてあげられるでしょう。次回【総集編・後編】では、人間からの愛をもっと必要としている動物たちに焦点をあてます。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani
参考文献:シルバーバーチの霊訓、ペットが死ぬ時、これが心霊の世界だ、コナン ドイルの心霊学(以上潮文社)

www.spiritualfriends.work

www.spiritualfriends.work

www.spiritualfriends.work

www.spiritualfriends.work

www.spiritualfriends.work