希望発見ブログLooking for HOPE 

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

霊的真理、瞑想、留学、子育て、歴史、エンタメ、人間関係。様々な分野から、人生の希望を見つけるブログです。

『リラクゼーション』*簡単!心の緊張や不安を解き放つ方法

Beach Umbrella on Nokomis Beach, Florida, Gulf of Mexico

新しい環境*緊張と不安 

 前回、川柳の記事を書いた時、多くの人が一週間でもっとも緊張や不安を感じるのは、月曜日の朝かな、それとも日曜日の夜かな、と考えました。では、一年で見たらどうでしょう。それは、3月から4月ではないでしょうか。
 環境が変化する時、慣れるまで私達は緊張や不安を感じます。また、世間が動き出すこの時期だからこそ、人によっては何だか自分だけ取り残されたような、孤独感や疎外感を一掃感じる時期でもあります。だからこそ、この時期は心を病む人、体調を崩す人が急増してしまいます。
 実際、心のバランスは、年齢に関係なく、誰でもあっという間に崩しやすいものです。人間、生きていればうつ状態になることは決して珍しいことではありません。 それは、ストレスを確実に発散できないために起こります。

慢性的なストレスをリラクゼーションで撃退 

 心に緊張や不安などのストレスがたまった状態が慢性的に続くと、体の不調につながります。胃に不快感を覚え、頭痛、食欲減退、不眠につながり、無気力状態になってしまいます。しだいに絶望感が胸を覆い、一種の『うつゾーン』にはまってしまいます。私自身、随分前ですがこのゾーンにどっぷりつかって体調を崩したこともあります。
  このゾーンでは、いくら前向きに生きることが大切だとわかっていても、なかなか抜け出せません。自暴自棄になり本当につらいのです。そんな時は、いつも後ろ向きの自分を責めてしまいます。「私はなんて駄目な人間なんだ」と。
  今ならわかりますが、本当に駄目な人間など一人もいません。私達は皆、それぞれの道を歩みながら、成長の過程をゆっくり進んでいます。

   決して他人ごとではない、心の病から自分を守るために、確実に心をリラックスさせる簡単な方法を知っておくと、人生に絶望することがありません。
  心と体には密接な関係があるので、この関係を利用して、体を意識的にリラックスさせることで、心にストレスが入ってくることを防いだり、ストレスを追い出す方法があります。それが、今回お伝えする『リラクゼーション』です。Relaxation

『リラクゼーション』は、旅行先で高いお金を払ってスパに行こう、というわけではありません。(もちろんそれもいいこと)
 ただ、全身の筋肉を意識して完全に緩め、心の緊張や不安を解き放つことをいいます。私達は知らず知らずのうちに、体中のいろいろなところに緊張が走り、力が入っています。だから眠る直前でもいいので、数分でも時間をとってリラクゼーションをすると心に確実に癒しの力が流れ、効果は絶大です。一緒にやってみましょう。  

ラクゼーションの方法

①ソファやベッドに横になります。頭頂からつま先まで力を完全に抜いてみます。あご、肩、二の腕、手、お腹、ふくらはぎ、つま先、というように、ゆっくり意識して。
 この時、本当に力が抜けているかどうかわからない時は、その場所にギュッと力を入れた後、ダラ~と緩めて下さい。あえて筋肉に力を入れて、その後力を抜くことで、確実に緊張を解放できます。
 ②力が抜けたら、深呼吸をしましょう。呼吸は必ず鼻から吸って、口から吐きます。深く呼吸することは素晴らしいリラックス効果があり、自律神経を整えてくれます。
『全身の力をダラ~っと抜いて、深呼吸』覚えておくことは、これだけです。

ラクゼーションの効能

①ストレスをためにくくなり、ストレスに強くなる。
②睡眠の質が改善される。
③ストレスホルモンの伝達を遮断し、心身の健康を守る。
④体内の免疫システムの機能が向上し、うつ病、心臓病など、心身の病気を未然に防ぐ。
⑤術後などの、体の回復を助ける。
⑥自分の心をコントロールしやしくなり、楽観的になる。HOPE

絶望を希望に*心の中の自己治癒力

 リラクゼーションは止めた車の中でも、公園のベンチでも、学校や会社のデスクの前でも、やろうと思えばどこでもできます。ああ、緊張してるな、ストレスが溜まっているな、と思ったら、その場で肩や首を回して、できるだけダラッと身体の力を抜き、深呼吸を繰り返してみて下さい。
  本当にちょっとしたことですが、このちょっとしたことで、自分の心をコントロールしやすくなり、深く落ち込んだり、イライラして仕方がない、ということを未然に防ぐことができます。
 リラクゼーションはやればやるほど、心に平和が訪れます。たとえ人生に絶望している時でも、ネガティブな感情が少しずつ薄れていき、ひどい絶望感が嘘のように和らいでいきます。普段から、心の掃除をマメにしておけば、私のように危険レベルに陥らずにすみます。

 心が本当に弱っている時は、誰かから励ましの言葉をもらったり、自己啓発の本を読んでみて、何か大切なことがわかったような気がしても、数日たつとまた元のネガティブな自分に戻っていることに気づき、自分で自分を見放したくなるような残酷な心境に陥ることがあります。
 でも、体の緊張を解き放つ→心の不安や緊張も解き放たれる、という仕組みを心の片隅に置いておくだけで、いつでも自分の心と完全に調和でき、安心感が得られます。この『安心感』という心の健康が、体にも健康をもたらしてくれます。
  私達の心には、驚くべき自己治癒力が備わっていて、私達は自分で自分を癒すことができます。
 かつて人一倍心配性でひどいネガティブ思考の持ち主だった私ですが、今は楽観的で、人生に解決できない問題や克服できない困難はないのだと信じています。人生は人に勝つのではなく、自分に打ち勝つための旅なのだと思います。
 
  ストレスが溜まっていると感じた時や明日が不安な時は『全身の筋肉をダラーっと緩めて、深呼吸だ!』とリラクゼーションを思い出し、あなたのかけがえのない心と体にエネルギーを送り込んでみて下さい。
  また、リラクゼーションは、自分の好きなクラッシック音楽をかけたり、アロマキャンドルやアロマディフューザーを使いながらしても、効果的です。
 つらい時、不安な時は、自分に厳しくするのではなく、とことん優しくしましょう。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 Your spiritual friend, ラニ

おもしろ川柳第二弾*『壁ドンを 妻にやったら 平手打ち』

 日曜日の夜。明日のことを考え、緊張や不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そう思い、急きょ川柳特集第ニ弾をしてみました。笑いは最高の癒しですね。今回は、女子会→サラリーマン→シルバーの流れで一つにまとめています。
参考文献は下記の通りです。
サラリーマン川柳 にんまり傑作選 
シルバー川柳 誕生日ローソク吹いて立ちくらみ
シルバー川柳3 来世も一緒になろうと犬に言い
シルバー川柳4 あの世より近い気がする宇宙行き (一般書)
サラリーマン川柳 むちゃうけ傑作選
サラリーマン川柳 ごくじょう傑作選
サラリーマン川柳 やみつき傑作選
女子会川柳

Joy Set

何度でも 運命感じる 接客中

ツンツンと 身体さわるな 名前呼べ

女子会の 話の内容 夫人会

居るのなら とってください その電話

SNS 上司とつながり SOS

EXCELを エグザイルと読む 部長

我が夫 動かざること 子のごとし

ひどい妻 寝ている俺に ファブリーズ

男より トイレを磨けと 妻が言う

婆さんよ 犬への愛を 少しくれ

目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ

自己紹介 趣味と病気を 一つずつ

女子会と 言って出かける デイケア

二世帯を 建てたが息子に 嫁が来ぬ

定年後 寄ってくるのは ルンバだけ

最近は 忘れるよりも 覚えない

「出来たわよ」 呼ばれて行ったら 犬だった

ヒマなので 怪しい電話の 相手する

フラダンス ぷんぷん匂う 湿布薬

免許証 散歩行くのに 持たされる

5、6歳 サバ読んだとて 大差なし

早起きは 徳と言いつつ 今朝も2時

孫からの 贈り物だが 着払い

期限切れ 犬にやらずに 俺に出す

耳遠く オレオレ詐欺も 困り果て

あの世では お友達よと 妻が言い

食事会 薬でしめて おひらきに

AKB わしらはこれよ AED

偉そうな 親父の遺言 誤字脱字

冷蔵庫 開けてびっくり リモコンが

何気ない 暮らしが何より 宝物

   

  今日も希望発見ブログをご覧下さり、ありがとうございました。
更新ペースを少し落として、過去の記事を一つ一つ見直し、リライトしていきたいと思います。時間をとって読んで下さるすべての方に、心から感謝しています。本当にありがとうございます。
 Your spiritual friend, ラニ

 

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言葉の力を心の力に*名言集【司馬遼太郎*竜馬がゆく】

Akagane-mon

『世の中の 人は何とも言わばいへ 我がなすことは 我のみぞ知る』

 言いたいことがあるなら、何とでも言えばいい。自分がこれから成し遂げることは自分だけが知っている。
 誰かにネガティブなことを言われたり評価をされても、自分を信じることだけは忘れてはいけないな、とこの歌に接する度に思います。
 この歌は坂本竜馬が19歳の頃書いたものと言われています。19歳と言えば、竜馬が初めて黒船を見た年です。彼は子供の頃、おねしょがなかなか治らず、泣き虫だったそうです。また、勉強ができないことをバカにされたこともあり、ひどい劣等感の持ち主でもありました。そんな青年の心の中にも、マグマのような熱い闘志があるのがわかります。人に何と言われようが、彼は自分自身に一番期待をしていたことが伺えます。

 のちに『維新史の奇跡』と呼ばれるまでになった坂本竜馬は、わずか三十数年の人生の中で、数多くの不可能を可能にしてきました。竜馬に出会った人は、皆彼の人間性に惚れこみ、この人のためなら、と命をも掛けて共に行動します。それは竜馬がいつも無私の人で、非常に思いやり深かったからだと『竜馬がゆく』読んで知りました。
 人が集まることで、自分の計画が何倍も深みを帯び、次々と実現していくのです。
 竜馬の師匠でもあった勝海舟にものちに「薩長連合、大政奉還、あれは全部竜馬が一人でやったことだ」と言わしめました。
  彼は日本で最初の貿易商社・亀山社中(後の海援隊)をつくり、貿易事業にも乗り出し、同時に海軍の役割を持たせ、株式会社の祖とか日本海軍の祖とも呼ばれました。徳川幕府を打倒するため、犬猿の仲だった薩摩藩西郷隆盛長州藩桂小五郎と会わせ、あらん限りの手を尽くし、両者の利害を一致させることで薩長同盟を結ぶことに成功します。

 彼は剣の達人であっただけでなく、非常に優れた交渉人であり、リーダーであり、経営者でした。
   坂本竜馬が亡くなったのは、大政奉還が行われた1ヶ月後です。私は2度行きましたが、京都の東山にある竜馬のお墓を、今も訪れ手を合わせる人が後を絶たないそうです。それは、型にはまらない彼の生きざまや、勇気と行動力を兼ね備えた人間性に、多くの人が魅了されずにはいられないからだと思います。
 司馬遼太郎さんの小説『竜馬がゆく』(文集文庫・全8巻)では、そんな一人の男の冒険心あふれた一生がいきいきと描かれ、読む人に勇気と希望を与えてくれます。今回はそんな素晴らしい本の中から、心に突き刺さった言葉の数々をご紹介します。

 『旅は人生を教えてくれる』

『強くなろう、と思った。自分を強くし、他人に負けない自分を作りあげてからでなければ、大事は成せまい』

『学問も大事だが、知ってかつ実行するのが男子の道である』

『事を成就するのはその人間の弁舌や才知ではない。人間の魅力なのだ』

『義理などとは夢にも思ふことなかれ。身をしばるるものなり』

『恥ということを打ち捨てて、世のことは成るべし』

『歴史こそ教養の基礎だ。歴史は人間の知恵と無知の集積である』

『人の命は事を成すにある。死を怖れていては大事は成せぬ』

『議論はしない。議論などはよほど重大な時でないかぎりしてはならぬ。もし議論に勝ったとせよ。相手の名誉を奪うだけのことである。通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方をかえぬ生き物だし、負けた後持つのは恨みだけである』

『人間に本来上下はない。浮世の位階というのは太平の世の飾りものである。事を成さんとすれば、智と勇と仁を蓄えねばならぬ』

『世に生を得るは事を成すにあり』

『人間、好きな道によって世界を切り開いていく』

『相手を説得する場合、激しい言葉は使ってはならぬ』

『慎重もいいが思いきったところがなきゃいかん。慎重は下僚の美徳。大胆は大将の美徳』

『人間、望むものだ。全く望まねばならんものだ』

『失望はしない。ネエルギーのある男というのは、行動目標に不自由しないものだ』

『事を起こさねば現状はぶち破れぬ。要は事を起こすことにあり。その成否までを考えるべきではない』

『生あるかぎり理想を持ち、理想に一歩でも近づくべく坂を登るべきである』

『人の世に道は一つということはない。道は百も千もある』

『「一生」男女の間でこれほど重い言葉はない』

『どんなことでも周到に考え抜いた末に行動し、困らぬようにしておく。それでもなお窮地におちた場合でも、“困った”とは言わない。困ったと言ったとたん、人間は知恵も分別もでないようになってしまい窮地が死地になり、活路が見出されなくなる』

『われ死する時も命を天にかえし、高き官にのぼると思いさだめし 死をおそるるなかれ』

『何事も天だ、と大きなものから受けている恩恵を想う』 

 新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend, ラニ

『実話』を元にした映画*クリント イーストウッド監督作品

 クリント イーストウッド監督は、1930年5月31日生まれで、現在88歳です。自分が80代とは思っていないから、80代がどんな感じがわからないと語る彼は、今も尚、現役の映画監督、俳優、プロデューサーとして第一線を走り続けています。イーストウッド監督は『超越瞑想』という瞑想法を40年以上実践していて、瞑想を10年以上実践している私は、勝手に親近感を抱き、イーストウッド氏の生き方、考え方を知れば知るほど、尊敬せずにはいられない存在になっています。
  
 イーストウッド監督作品は、実話を元にした映画がたくさんあります。日本人に最もよく知られているのは、『硫黄島からの手紙』(2006年)ですね。アカデミー賞作品賞にもノミネートされました。
 戦争映画は、誰もが自分の国を正当化し、主人公をヒーロー視したくなるものですが、アメリカ側の視点で描いた『父親達の星条旗』とセットで、日本側の視点からも戦争を描くという、いまだかつて誰も挑戦したことがなかったことをイーストウッド監督は成し遂げました。
 今回は、そんな勇敢なイーストウッド監督作品の中から、『硫黄島からの手紙』に勝るとも劣らない7つの実話を元にした映画をご紹介します。

Clint Eastwood

『運び屋』(2018)

 瞑想をし、緑茶も愛飲するというイーストウッド監督最新作は『運び屋』。八十代で麻薬の運び屋となったレオ シャープ(1924-2016)という方を題材にした作品です。イーストウッド氏は監督だけでなく、自ら主演を務めています。主演を務めるのは、2012年公開の『人生の特等席』以来。日本でも3月8日より公開が始まっています。ブラッドリー クーパー、ローレンシュ フィッシュ―バーン、アンディ ガルシアらが脇を固めています。詳しくはこちらを。
映画『運び屋』特報【HD】2019年3月8日(金)公開 

『15時17分、パリ行き』(2017)

 まだ記憶に新しい2015年8月21日に、乗客554名を乗せたアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリス車内で起きた銃乱射事件を元にした映画です。この映画の主人公は、その時犯人に立ち向かった3人のアメリカ人(内2人は軍人)。3人は幼馴染でヨーロッパ旅行中でした。
 この映画の全編が見どころの理由は、何と実際に犯人に立ち向かった3人が本人役で主演を演じたこと。イーストウッド監督のすごい発想ですね。自分の人生をイーストウッド監督が演出してくれるというのは、どんな気分でしょう。3人の演技は素人とは思えないほど、とても自然です。
 また、3人は子供の頃、『問題児』とされていて、親の苦労の大変さが伺えます。そんな3人が大人になり、多くの乗客の命を救うべく、勇敢に武装したイスラム過激派の犯人に立ち向い、事件を未然に防ぎました。シングルマザーのお母さんが、子育てに苦悩しながらも、いつも子供の味方でいる様子も描かれていますが、本当に誇りに思ったことでしょう。
 映画では描かれていませんが、この事件発生時、車掌さんは車掌室に鍵をかけて、閉じこもってしまったそうです。犯人は武器弾薬を持って武装していただけに、3人が立ち向かわねば、本当に危うい事件でした。「 自分がもしその場にいたら、どうするだろう」実話の映画を見ると、そんなことを考えさせられます。

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ハドソン川の奇跡』(2016)

  トム ハンクスが機長のサリーを演じ、副機長にアーロン エッカート、サリーの妻役にローラ リニーと名優中の名優が出演しています。
 この映画は2009年1月15日、午後3時30分ごろに起きた、ニューヨーク発シアトル行きのUSエアウェイズ1549便が、バードストライク(エンジンに鳥を吸い込む)に遭い、離陸からわずか5分でハドソン川に不時着した航空事故の様子を描いています。『奇跡』と呼ばれるのは、乗客乗員155名全員が無事に生還したからです。
 なぜ、機長のサリーはハドソン川への不時着を選んだのか。その判断は本当に正しかったかったのか。最後の最後まで、目が離せない映画です。
 ちなみに、サリーの妻役を演じたローラ リニーさん。イーストウッド監督の作品は、1997年の『目撃』、2003年の『ミスティック リバー』に続き3度目の出演です。『目撃』ではクリント イーストウッドの娘役を演じ、この時、監督でもある彼から『カメラの前ではとにかくリラックスすることが大事だよ』とアドバイスをもらったそうです。以来、そのことを演じる時に大切にしているそうで、現在は舞台、ドラマ、映画でひっぱりだこの名女優さんです。役者さんに怒気を発し、プレッシャーを与え続ける監督はたくさんいますが、イーストウッド監督が誰からも尊敬され、役者さんから何度でも出演したい、と口をそろえて言われる所以は、ここにありそうです。『リラックスしてこそ、人は本領を発揮できる』のでしょうね。


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アメリカンスナイパー』(2014)

 イラク戦争に4度従軍した米軍特殊部隊SEALS所属のスナイパー、クリス カイル氏の自伝を元にした映画です。彼は米軍史上最多の160名もの命を奪い、仲間からは英雄・伝説と呼ばれ、敵からは悪魔と呼ばれ多額の懸賞金がかけられます。
 主演を演じたブラッドリー クーパーはクリス カイル氏を演じるために、肉体改造を断行(18キロ増)し、細かな癖まで自分のものにし、屈強のスナイパーなりきり、熱演しています。
  クリント イーストウッド監督は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になった退役軍人に超越瞑想をすすめる活動を支援している方でもあり、この映画をつくる際も「戦争が人間に与える影響を描きたかった」と語っています。
 映画ではクリス カイル氏が、軍人としての責務と夫としての責務、この2つの重圧に立ち向かいながらも、戦争の影響により心の内部から崩壊していく様が克明に描かれています。また、夫が心を崩壊させていく中、一人育児に奔走し、戦地に行き来する夫を思い、何度も不安の極致に達する奥さんのタヤ カイルさんの動揺も描かれ、あまりにも過酷な現実に、何度も胸がふさがる思いがしました。
  戦争によって人生を翻弄され続けたクリス カイル氏の一生は最後まで劇的でした。2013年、2月2日、テキサス州郊外にある射撃場で撃たれ、38年の人生に幕を下ろしました。それは、この映画の脚本の完成から数日後のことでした。


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『 ジャージー ボーイズ』(2014)

 1960年代に活躍したロックバンド『フォーシーズンズ』の軌跡を描いた作品で、元々は2005年にミュージカルとしてブロードウェイで上演された後、世界中で大ヒットをし、翌年にはトニー賞を受賞した作品で、イーストウッド監督が映画化しました。
 不良だった若者たちが、音楽に出会ったことで生き甲斐を見つけ、スターダムにのし上がります。映画ではその背後にある、仲間や家族との絆、さらにマフィアとの関係などが描かれ、音楽以外の見どころも満載です。1950~60年代のアメリカの時代背景も理解でき、誰もが楽しめる映画だと思います。歌ったり踊ったりできる人って本当に羨ましいな、と感じます。
 クリント イーストウッド監督は、音楽への造詣がとても深く、自身の監督作品である『ミスティックリバー』などで、音楽も担当しています。だからこそ、ミュージカル映画まで撮ることができるんですね。


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『J・エドガー』(2011)

 レオナルド ディカプリオが伝説のFBI初代長官、ジョン・エドガー・フーヴァーを演じています。イーストウッド監督は当初、別の俳優を主役に考えていたそうですが、ディカプリオが自ら名乗りでたそうです。
 J・エドガーは、1924年に長官に就任して以来、1972年に亡くなるまで、約50年間、長官の椅子に座り続けた人です。歴代8名の大統領に仕え、FBIを近代的な捜査機関に育て上げました。ただそれだけに、権力が一人の人物に集中しすぎた、という声も当然あります。
 この映画のイーストウッド監督のインタビューで印象に残っている言葉があります。
「作品をつくる時、必ず全てうまくいくと信じています。信じ切らないとだめです」
 名声があるからいい作品を生み出し続けることができるわけではなく、『必ずうまくいくと信じ切る』そうやって確固たる信念の元、自分を信じてやり通しているからこそ、スタッフや役者に大いなる尊敬を受け、高評価を得る作品を作り続けることができるのかな、と納得する思いでした。
 自分が自分を信じずして、いったい誰が自分のことを信じてくれるというんだい?そんなメッセージが、イーストウッド監督のインビューにこめられている気がしました。

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インビクタス・負けざるものたち』(2009)

 実話を元にした映画の中でもこの映画は、特に高く評価されていると思います。実話だからこそ、他の映画とは全く違う深みがあり、感動があります。この映画の主人公はモーガン フリーマン演じるネルソン マンデラ氏。過酷な人種差別政策・アパルトヘイトに立ち向かったことで知られています。マンデラ氏は、1990年に27年にも及ぶ投獄生活の後、南アフリカ共和国初の黒人大統領になります。
 マンデラ氏は自分にひどい仕打ちをした白人に対して、報復するのではなく、許し、協力を求めました。また、当時ほとんど白人メンバーで構成されていた同国のラグビーチームは、人種差別の象徴として見なされていましたが、マット デーモン演じるキャプテンのフランソワ ピナールに協力を求め、人種融合の象徴として生まれ変わらせます。
 以下は映画内のマンデラ大統領の言葉です。胸に沁みました。

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マンデラ大統領の言葉

 私を覆う漆黒の夜
 鉄格子に潜む奈落の闇
 どんな神であれ感謝する
 我が負けざる魂に
 無惨な状況においてさえ
 私はひるみもしなかった
 運命に打ちのめされようと
 血を流そうと
 決して頭は垂れまい
 激しい怒りと涙の彼方には
 恐ろしい死だけが迫る
 だが長きにわたる脅しを受けてもなお
 私は何一つ恐れはしない
 門がいかにせまかろうと
 いなかる罰に苦しめられようと
 私は我が運命の支配者
 我が魂の指揮者なのだ

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
   Your spiritual friend, ラニ

おもしろ川柳30選!

 面白いな、と思った川柳を3つのカテゴリー別(女子会、サラリーマン、シルバー)に10ずつ集めてみました。楽しんでいただけたらと思います。

warau

女子会川柳

日曜日 布団干したい でも寝たい
ジジクサイ 思った相手が 同い年
気がつけば 癒し系から 威圧系
今はもう そっとしといて 誕生日
ちゃん付けで 呼ばれた時は やな仕事
たくさんの 勝負服あり 出番なし
逆らわず ただうなずいて 従わず
手を抜けない 昔は仕事 今メイク
新人の かわいい返事 真似てみる
「至急でね」 頼んだおまえが なぜ帰る

参考文献:女子会川柳

サラリーマン川柳

ブログ見て 部下の本音を 家で知る
辞めないで 言った上司が もう辞めた
ノーメーク 会社入れぬ 顔認証
「言っただろ!」聞いてないけど「すみません」
「汗だく」は イケメンだけが 許される
眠れない 会社じゃいつも 眠いのに
パパになり 思わず部下にも 「いいでちゅよー」
相談は 上司先輩 よりネット
本業は 会社に隠れて ユーチューバー
いつ見ても 部長のパソコン 初期画面

参考文献:サラリーマン川柳 やみつき傑作選

シルバー川柳

お迎えは どこから来るのと 孫が聞く
若作り 席をゆずられ ムダを知り
おいお前 はいてるパンツが 俺のだが
深刻は 情報漏れより 尿の漏れ
景色より トイレが気になる 観光地
探しもの やっと探して 置き忘れ
起きたけど 寝るまで特に 用もなし
無農薬 こだわりながら 薬漬け

改札を 通れずよく見りゃ 診察券
介護して ふたたび芽生える 夫婦愛

参考文献:シルバー川柳 誕生日ローソク吹いて立ちくらみ

 性別や世代、時代によって内容もガラリと変わる川柳。つらいこともユーモアに変え、楽しめる素晴らしさがあります。 自分で作ってみても面白そうですね。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend, ラニ

心を癒す旅*自分らしく生きよう

  ある人の人間性を知りたければ、その人の本棚を見ればいい、という言葉を聞いたことがあります。確かに、恋人や友人のことをもっと知りたければ、その人が普段読んでいる本、あるいは漫画の趣味を見れば、ああ、こういうことに興味があるのか、ということがわかります。そこで趣味が合えばいいけれど、『ちょっとヤバそうな人だ』と気づいたら、ショックですね。

 これは自分にも当てはまります。自分っていったいどういう人間なんだろう、と思ったら、ふと自分の本棚を見てみるとよくわかります。私の本棚は随分整理したにも関わらず、歴史小説がずらーと並んでいます。もっと言えば、テレビの側には映画や海外ドラマのDVDが結構あります。暴力的なものは苦手でありません。予約するテレビ番組はお笑い番組が中心です。皆さんの本棚にはどんな本がありますか?Life.

自分が望む人生に手を伸ばす 

 「書く」ことも、自分を見つける方法の1つですね。
 2ヶ月前からブログを通して 自分が好きなことを書いています。歴史や映画が大好き。読書も旅行もお笑いも好き。心の力になるような言葉も好き。五感を越えた世界を真剣に考えることが好き。私にとって、五感で感じる世界だけが全てだなんて、あまりにも味気なくつまらない。人間はもっと壮大な世界に生きていると思っています。
 いろんな方のブログを読む機会に日々恵まれ、気づいたことは、その人の日常が自分の人生の一部になっていることです。その人の喜びも悩みも、自分の一部。一緒に喜んで一緒に悩んでいます。私は感情移入しやすいタイプの人間かもしれません。人はみんなどこかでつながっているのだと、ブログを通して実感しています。つながっているからこそ、感じたこんなことも。
 先日、読者登録している方のブログを読んでいたら、記事に批判的なコメントが来た、とありました。そういうことを知ると、私はその人を守りたい衝動にかられます。
 別に批判されるような内容じゃないのに、悲しくなりました。でも、ブログを書いた方は、ケロッとしていて全く気にしていない様子。批判はやり過ごす。その姿勢、素晴らしいなと思います。 
 
 私はまだそういう経験はありませんが、何事も、批判を気にしていては一歩も前へ進めない、とつくづく感じます。
 私にとって書くことはアイディアをひねり出すことではなく、思いを書き写すことです。楽しんでいますが、心が揺れ動いて難しい時もあります。
  それは、誰かを喜ばせようとか、変に思われるかな、などと評価を気にしてしまうような気持ちが頭をよぎる時です。やっぱり時間をとって書くからには、誰かに気に入ってもらえたら嬉しい。でも、そこばかり意識してしまうと、途端に心のバランスが崩れて、書くことを楽しめなくなってしまいます。
 
 たとえ誰かに悪く言われたり評価されても、それはその人の頭の中で起こっていること。自分が本当は誰なのかは、その人達の定義とは全く異なります。
 『人にどう思われるか』は誰もが考えることですが、たとえ変だと思われても、やり過ごす覚悟がないと、自分らしいブログは書けません。これはブログに限らず、人間関係全般に言えることだと思います。
「批判?そんなのどうだっていい。それは本当の私じゃないから」
 時には図太くいかないと、いけませんね。
 結局、自分のことは自分が一番よく知っていて、人目や人の意見に屈してはならない、と以前何度も自分に言い聞かせたことを、今また思い出しています。
 人に望まれるように生きていては、本当の幸せは得られず、自分が本当に望むような人生に手を伸ばして行動してこそ、自分らしく生きられると思うのです。
 また、せっかく生まれてきたのだから、いつかこの世を去るまでに、少しでもポジティブなものをのこしていけたら、とも思います。Be positive!

やりたりことを始めよう*最初はみんな初心者  

 自分らしく生きるとは、やりたいことをやる時間を持つ、ということだと思います。人の気持ちを優先することが、思いやりとして称賛されがちですが、でも自分という人間もとても大切。どうせやってもやらなくても、同じように年を重ねていくのだから、今まで我慢してきたことを、思い切って始めてみる、ということが、自分らしく生きることの近道だと思います。
  人生に苦労はつきもので、そこから多くのことを学べますが、人生はやはり楽しむためのもの。喜びや感動を感じるためのものだと思います。
 もちろん、やりたいことをやったから、全てが順調にいくわけではないかもしれません。
 私は子供の頃、運動が大の苦手でした。でも大人になってから水泳を始め、趣味に卓球、バドミントン、ボーリングが加わりました。毎週末のようにしています。どれも最初は恥ずかしくなるほど下手でしたが、少しずつ上達し、やればやるほど楽しくなりました。何かを始める時、恥をかいても、かっこ悪くてもいいや!っと吹っ切れたほうが気楽です。
 現在の私にとってブログはやりたいことの1つですが、うまくいかなくて当たり前、つまづいて当たり前だと思います。それを失敗とするなら、失敗して当たり前です。私はまだまだ未熟なライターで初心者です。だから、ゆっくり焦らず進みつつ、無難にいくことよりも、思い切って伝えたいことを書いていかないとな、と気持ち新たにしています。Positive Thinking

本当の幸せ、本当の贅沢

 以前このブログでご紹介した『小さな村の物語 イタリア』という番組の最後に、こんな言葉が流れました。
「幸せかどうかは、他人が決めることじゃない。毎日の暮らしの中に、思わず笑顔がこぼれる瞬間があるかどうか。それが大切だ」

 物質的な贅沢を楽しんでいても、人生を楽しんでいない人はたくさんいます。時々伝記や回想録を読みますが、いくら名声やお金を得ても、考え方を誤ると決して幸福感は感じられません。
 「贅沢な時間」を自分に与え大切にすると、人は心のバランスが取れて、自分らしく生きやすくなるのだと思います。
 本当の贅沢とは、気の許せる家族や友人と笑い合うこと。1日の中に、ふと笑える瞬間があること。1人きりの時間も贅沢な時間です。
 1番上の画像の下のほうに英語で『Life moves way too fast.To stop, appriciate its beauty.』と書いてあります。「人生はあっと言う間に過ぎ去ってしまう。だからその美しさに感謝しよう」
 日常のささやかな瞬間の中に、美しさを見いだし、感謝する。何に美しさを感じるのかは人それぞれだと思います。それが何であれ、意識して感謝することを大切にしたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend, ラニ

 

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知恵の宝庫*『老子』の名言、この3つ。

 中国古典は、現在も世界中で多くの人々に広く読まれています。日本でも戦国時代、加賀百万石の大名、前田利家が『論語』を読んで感動し他の大名に勧めたり、江戸時代には水戸黄門で有名な水戸光圀が18歳の頃『史記』を読んだことをきっかけに、それまで遊びふけっていた人格が一変したそうです。
 中国古典は人間関係だけでなくビジネスや外交にまで広く重宝され、その影響力は絶大です。人間にとって本当に大切な生き方そのものは、今も昔も、そしてこれからも変わらないということでしょう。今回は、『老子』の中から3つだけことばを選び、お伝えします。Learn

老子ってどんな人?

 どれだけ調べても老子がいったい誰なのか、今もって誰もはっきりわかりません。孔子より少し前に生きた、『老たん』という説が有力です。紀元前100年頃書かれた大歴史書史記』にその名前が出てくることを考えると、それ以前の人物であることは確かなようです。老子には、謙虚に控えめに生きることを教える言葉があふれています。

上善は水の如し(じょうぜんはみずのごとし)

 上善とは最も理想的な生き方を意味します。老子は最も理想的な生き方は水のように生きること、と言っています。
  水は、常に高いところから低いところへ流れます。低く、ということは『常に謙虚であれ』ということですね。また、水は丸い入れ物に入れれば丸くなり、四角い入れ物に入れれば、四角い形を作ります。老子は水のように柔軟に『順応』することの大切さを説いています。さらに、水は岩をも砕く強力なパワーを備えています。人間の心にもこのパワーがあります。『情熱』です。
 
常に謙虚を心掛けること。慣れない環境にも柔軟に順応すること。情熱の炎を絶やさぬこと。 簡単そうで難しい。でも、忘れないようにしたいです。

足るを知れば辱められず、とどまるを知れば、あやうからず 

 『足るを知る』も、簡単そうで難しいこと。今持っている身の周りの豊かさに日々感謝しつつ、ないものねだりしない生き方を大切にしたいです。
 目先の利益に目がくらみ、周りが見えなくなってしまうのは、誰にでも起こりうることです。自分の利益だけ追及し、他人を顧みない行為を続ければ、結局反感を買い、長続きしません。自分の利益を追求するのなら、周りの人の利益も念頭に行動する必要がある老子は伝えています。また、この言葉は『止足の戒め』と呼ばれ、財産や名誉などを追い求めるあまり、大切なことを見失しないがちな、人間の尽きることのない欲望を戒めています。

敢えて天下の先足らず(あえててんかのせんたらず)

 老子が説く、この世で生きて行く上で、最も大切な三つの宝、『三宝(さんぽう)』は、
一に曰く慈、二に曰く検、三に曰く敢えて天下の先足らず』です。
』は人を思いやること、『』は控えめに、『敢えて天下の先足らず』は、人を押しのけてまで先頭に立たない、ということ。いつの時代も人間の世は、競争社会です。先頭に立ったはいいけど、その座を譲らないよう神経が張り詰め、ストレスを抱えては息切れして自滅してしまいます。敢えて先頭に立とうとせず、控えめに自分のペースを守っている人こそ、心に余裕があり、周りから見ても頼もしく見えます。自分の価値観を大切にしたいですね。そうすれば、居心地のいい場所にたどり着けるのだと思います。

参考文献はこちらです。

中国古典「一日一話」 (知的生きかた文庫) 

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