希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
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愛の霊的体験談特集⑨【完結編・睡眠中の夢】*天国からのメッセージ

 地上にいる私達が他界した方と最もコミュニケーションを取りやすい方法が、睡眠中の夢の中です。それは前回の体外離脱編⑧の記事でお伝えした通り、毎晩睡眠中に霊体の中のアストラル体(幽体)が肉体から脱け出て天国で過ごすためです。今回の記事では最初に霊体と肉体の密接な関係をお伝えし、次に睡眠中の霊的体験談をお伝えします。

とてもよく似ている死と睡眠のメカニズム

 睡眠中に私達がアストラル体で天国を訪れても、起床時に肉体に戻ることができるのは、両者がシルバーコードと呼ばれるひものようなものでつながっているためです。シルバーコードは霊視するとその名の通りシルバー色をしています。
 シルバーコードは精神がリラックスしていると緩やかによく伸びてアストラル体が肉体から離脱して熟睡につながり、反対にストレス・不安などで緊張していると収縮し、アストラル体が肉体から出づらくなり、深い眠りを妨げます。
 睡眠時に霊体が肉体から脱け出る霊的メカニズムは、死の瞬間に起こることに大変よく似ています。シルバーコードが切れるか切れないかが死と睡眠の大きな違いの一つです。たとえば病気で全身の力が弱まってくると、霊体と肉体の緊密性が徐々に弱まり、その結果霊体が肉体から離脱しシルバーコードがプツンと切れます。これがを意味します。シルバーコードが切れる瞬間はいかなる痛みも不快感も感じません。シルバーコードは一旦切れると、二度とつながることはありません。
 いつの日かこの世を去ることは、睡眠のプロセスとごく似たようなものということを知っていれば、死を恐れる必要は全く無いことがわかります。
 尚、動物にも霊体がありますが、人間と違い睡眠中に天国を訪れることはありません。人間は無意識のうちに睡眠中に何度も天国を訪れ死後の環境に備えていますが、動物はそれができません
 飼い主がペットより先に他界した場合は、ペットの死の際天国から迎えに行き、人間が暮らすところに導くことができます。一方でペットが飼い主より先に他界した場合は、ペットは動物だけが集まる動物界に一時的に身を置き、動物に深い愛情を持つ人達に世話をしてもらいます。そして飼い主の死後人間が暮らす境涯に行き共に暮らします。人間がペットへの愛情を保つ限り一緒にいられます。地上にいる間、人間に愛情を与えられる機会がなかった動物は、死後それぞれの種の類魂に魂が吸収され個性も失います。
 では、次に睡眠中の夢の霊的体験談をお伝えします。
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夢の霊的体験談①~② 

①フロリダ州に暮らす57歳のモリーンは、生涯慢性の気管支喘息に苦しんだ33歳の娘ジルを亡くした数か月後、夢で再会しました。モリーンはとても穏やかで幸せそうな表情をしているジルに声をかけました。「あなたは私の大事な娘なのに、なぜ取り上げられてしまったのかわからない」するとジルはこう言いました。「お母さん、もう私のことで泣かないで。私は今自由で幸せなんだから。いつかまた一緒になれるから。」目が覚めた時、モリーンは娘がずっと求めていた安らぎを手に入れ、素晴らしいところで人生を送り満足していることに気づきました。

 

②オハイオ州に暮らす21歳のサンドラは、心臓発作で亡くなったの死後8か月が経っても父の死が受け入れられず、毎日ふさぎこんでいました。そんな時父が夢に現れこう言いました。「もうふさぎ込むのはいい加減にして欲しい。お父さんは君とお母さんをとても愛している。私はこっちで幸せにしているから君も自分の人生を大事にして欲しい。戻って来てなんて言わないで欲しい。もう行かせて欲しい」目を覚ますとサンドラの視界に父の姿がありました。父はとても満足そうな表情をしていてその後ふっと消えていきました。サンドラはその出来事がきっかけで、とても安らいだ気持ちになり、父の死を受け入れ自分の生活を取り戻しました。

◎他界した人は天国で新たに始まる素晴らしい生活をいち早く享受したいのにもかかわらず、地上の愛する人が自分の死によって長期間深い悲しみに暮れていると、心引かれる思いでなかなか思いきってスタートできません。「もう天国へ行かせて」「いい加減にして」と言われるのは辛辣に聞こえるかもしれませんが、他界した方にとって切実な本音です。
 深い悲しみは、視点を変えれば人生で本当の愛を与えてくれた人に出会えたことを意味します。崇高な魂の持ち主と共に時を過ごす機会を持てたことに、ただひたすら感謝の気持ちを持つことが、この世を旅だった人そして遺された人双方の心の癒しにつながります。  

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夢の霊的体験談③~⑤ 

③アメリカ南東部に暮らす31歳のディーは、先天的な心臓疾患のため1歳で亡くなった息子ジョーイと夢で出会いました。ジョーイは人生の半分以上を病院で過ごしましたが、夢の中でジョーイは遊園地で遊んでいて、母にこう言いました。「僕は今最高に素敵なところにいるんだよ。地上にいた時の苦しみはすっかり消えたよ。もう心臓の病気もないし、つらい手術も薬も必要ないよ」ディーはジョーイと再会できたことに、心から嬉しく感じました。

◎夢で子供が遊園地にいたこと、実際に会って会話したこと、とても元気そうだったこと、これらは夢の中の体験ですが決して幻ではなく本当に体験していることです。ジョーイ君から見れば、肉体とそっくりのアストラル体のお母さんと再会し会話をしています。
 なお、実際に会っていても起床時夢を覚えていられないことのほうが多くあります。しかし子供が亡くなってから何十年たとうと愛で結ばれた親子の絆は途切れることなくいつか必ず再会できます。ただし再会したいからといって意図的にあとを追うような行為は返って死後の再会を著しく遅延させます。自分の人生を最後まで生ききることが大切で、天国にいる方も皆そう望んでいます。

④ユタ州に暮らすヴィッキーは39歳の時、心臓切開手術を受けたが病院内でブドウ球菌に感染して69歳で亡くなりました。その後、ヴィッキーは自分の誕生日の夜に夢で父からメッセージを受け取りました。「お父さんが院内感染で死ぬなんて絶対におかしい」と訴えるヴィッキーに、父は「怒るんじゃない。私は天国へ行くことになってたんだ。その時が来たんだよ」と言って、抱きしめてくれました。ヴィッキーは目を覚めた後も、心に強い喜びがありました。たとえ病院に過失があったとしても、父は人生を生ききったのだと理解しました。

 

⑤フロリダ州に暮らす32歳のジーンは、子宮摘出手術を受けるまであと1週間が迫った頃、初めての全身麻酔・外科手術ということで強い不安にかられていました。その夜5年前に亡くなった名付け親のミリアムが夢に出てきて「何もかもうまくいくから心配しなくていいよ。手術の間はそばについていてあげる。あなたを一人ぼっちにしないからね。」と言って抱きしめてくれました。夢から目覚めた時、それまでの不安が嘘のように消えていました。手術も全く不安なく成功しました。

◎睡眠中に最愛の人に会うと大変元気そうな様子で現れ、とても現実的ではっきりと面と向かって話した実感があります。抱きしめている感覚も、地上の現実と全くかわりません。
 このような体験談からも他界された方は、死を超えて常に地上の最愛の人のことを気にかけ、応援し、つらい時はそばで片時も離れず見守っていることがわかります。1日数分でも世の中の喧騒から離れ、瞑想(全身の力を完全に抜いて目を閉じ、繰り返しゆっくり深呼吸)すると、天国にいる方が地上の私達を援助しやすくなります。天国にいる方は私達より高い波長の世界にいるので、私達が心を静めることで高い波長に合わせることができるのです。

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夢の中で最愛の人と出会うためにできること 

 夢の中で何とか最愛の人に会いたいと望む場合、睡眠前後にできることがあります。一つは、夢に出てきて欲しい人をはっきりイメージしてその旨を伝える(祈る)ことです。そして次に自分自身に「私は翌朝目を覚ました時、夢をはっきり思い出せます」と繰り返し言葉にして潜在意識に言い聞かせます。
 起床後すぐに夢の内容を日記につけてみて下さい。朝食後に、と思っていると忘れてしまいます。どんな内容でもそのまま思い出せる限り書き出してみて下さい。徐々に思い出せるようになります。
 この方法をしたからといって、夢で会えることを確約できるわけではありません。一人一人霊的な感覚、能力は異なります。しかし花は種から一夜にして咲かないように、霊的なことも一夜にしてすぐに才能が開花するわけではありません。朝目覚めた時に全く夢を覚えていなくてもがっかりせず、根気よく続けてみて下さい。
 ここまで計9回に分け、様々な形の霊的体験談をお伝えしてきました。世の中には霊的なことを非現実的にとらえる風潮があります。全く自分には関係ないという態度の人がいたり、霊的なことに興味を持ったり関わることを、気味悪がったりする人もいます。
 しかし死は誰の人生にも訪れる確かな現実です。それは未来に起こることで唯一はっきりわかっていることです。この現実に対し、恐怖心から気味悪がったり目を背けるのではなく、霊的体験談を含めてあらゆる角度から真摯に見つめていくと、死後の世界について一つの真実にたどり着きます。そこは多くの人にとって愛と深い安らぎ、そして笑顔にみちあふれた世界だということです。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、本当にありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani

参考文献:生きがいのメッセージ(徳間書店)、シルバーバーチの霊訓(潮文社)、ベールの彼方の生活(潮文社)、インペレーターの霊訓(潮文社)、天国との会話(光文社)、これが心霊の世界だ(潮文社)

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