希望発見ブログLooking for HOPE

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希望発見ブログでは、霊的真理(スピリチュアリズム)、瞑想、心の癒し、歴史 、名言、エンタメなど様々な分野から楽しく楽観的に生きるための希望を見つけ、ご紹介しています。

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他界した最愛の人は生きている!*死別の悲しみを乗り越えた女性達の物語(エステル ロバーツ)

  前回キリスト教の霊的真相の記事【前編】をお伝えし、今回【後編】をお届けする予定でしたが、こちらの記事を優先致します。
 今回は最愛の人を亡くし、絶望の中から希望を見いだしたイギリス人女性のお話をご紹介します。登場人物も含め全て実話です。
 時代背景を簡単にご説明します。19世紀後半から20世紀にかけて、イギリスの各地で交霊会と呼ばれる催しが各地で開催されました。霊能者(medium)や霊媒(trance medium)と呼ばれる霊能力のある人が主宰し、通常10~15名ほど参加します。霊能力の科学的実験もよく行われ、長年続けている人は、真の実力がある人のみです。交霊会の目的は大きく分けて三つあります。

①天国にいる他界した人からのメッセージを遺族に伝える。
②霊的に高い進化を遂げた霊から霊的知識を授かる。
③様々な霊現象を実演し、霊力の実在を証明する。

   今回該当するのは①の天国にいる人からのメッセージを伝えるお話です。主人公の一人は、のちに20世紀最高の女性霊能者と称されたイギリス人女性・エステル ロバーツ(Estelle Roberts/1889-1970)です。

最愛の夫からのメッセージ「絶望してはいけないよ」

 エステルが最初に亡くなった人を見たのは8歳の時でした。十代に入ってからも日常生活の中で霊の声がよく聴こえましたが、エステル自身は自分の霊能力に確信が持てず、頭がおかしくなったかと心配していました。
 エステルは17歳の時にヒュー マイルズという大変愛情深い男性と結婚しました。ヒューとの間に3人の子(アイヴィー、エヴァリン、アイリス)をもうけましたが、結婚してから13年後、夫のヒューが大病を患いました。
 霊能力のあるエステルはこの時霊界側から夫の寿命が間もなく尽きることを知らされていて、最後までつきっきりで看病しました。ある日、ヒューの周りに霊界から医師二人と彼の両親が迎えに来ているのが見えました。
 ヒューの死の瞬間、彼の霊体が肉体から離れ、シルバーコードと呼ばれる二つの体をつなぐひもが切れるところが見えました。これが霊的にも本当に死を意味します。
 エステルの目にはベッドの上で全く動かなくなった夫と、もう一方には闘病生活から解放され、霊体となった夫が穏やかな表情を浮かべているのが見えます。間もなくして、ヒューは霊界側の医師と両親とともに視界から消え、天国へ旅立ちました。
  葬儀の時、エステルはヒューのお墓の前で牧師の言葉を聞きながら、わき上がる悲しみを必死の想いで耐えていました。いつも優しくしてくれた夫がいない寂しさと残された三人の子の将来を憂い、胸に詰まった思いが涙となってあふれでます。
 次の瞬間、ふとエステルが顔を上げると、お墓のところにヒューの姿がありました。彼は優しく微笑し、若くして未亡人となった妻に言いました。
「絶望してはいけないよ」
 その言葉には深い思いやりがこもっていて、エステルは全身に染み入るように受け取りました。その後もエステルは天国にいるヒューから「死は存在しない。みんな生きている。ここは素晴らしい世界だ」というメッセージを何度も受け取ります。
 エステルはその後スピリチュアリストチャーチという場所である人から「あなたは生まれながらの霊能者です」と言われたことがきっかけで、霊能力を人のために生かすことを決心し、週二回交霊会を開くようになりました。
 それが半世紀に及ぶ霊能者人生の始まりでした。エステルは最愛の人を亡くし深い悲しみの中にいる人達と天国にいる人とをつなげる架け橋となり、81歳でこの世を旅立つまで何万人もの人の心を癒し続けました。

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「お母さんを助けて」他界した子供の想い

 ある日、エステルは自らが主宰した交霊会の最中に、霊界側にいる女性からメッセージを受け取りました。女性は名前をベッシー マニング(Bessy Manning)とはっきり名乗った後、自身は22歳で結核で亡くなり、交通事故で亡くなった弟と一緒にいることを伝えてきました。
 ベッシーはまた、天国でも生前よく使用していた2枚の肩がけを使っていることを母に伝えて欲しいと言い、二人の子供を亡くし、悲しみのどん底にいる母を救って欲しいと切実な思いを伝えてきました。
  交霊会にはエステルの25年来の友人であるモーリスという名の男性がいました。モーリスはその話を聞き、「お母さんの住所を教えて下さい」と尋ねるとベッシーは「ブラックバーン、カンタベリ通り14番」とはっきり答えました。
 モーリスは、さっそくベッシーのお母さんあてに、「天国から娘さんがエステル ロバーツの交霊会に来ましたよ」と電報を打ちました。しばらくして、お母さんから返答がありました。お母さんはエステルとモーリスの親切に心から感謝した上で、娘が昨年結核で亡くなったこと、息子も交通事故で亡くなったことを伝えてきました。
 実はお母さんはモーリスから電報が届く前から、自分でも霊能者を探していたのですが、実力ある人を見つけられませんでした。でもあきらめきれず「娘がまだ生きている証拠を下さい」と毎日ひたすら神に祈りを捧げていました。
 すると、お母さんが暮らすブラックバーンから250キロも離れたロンドンから、娘が死後も生きているという知らせが突如として届けられ、お母さんの喜びは大変大きなものでした。
 心優しいモーリスは、お母さんをエステルの交霊会に招待しました。お母さんが交霊会に現れると、さっそくエステルは子供達に取り次ぎました。ベッシーは興奮気味に弟のトミーも一緒にいることを伝えると、お母さんは大喜びで、天国に行った後も自宅に来ることがあるのか尋ねました。
 するとベッシーは、お母さんが自分の写真に向かって話しかけキスしているところをいつもそばで見ているのだと伝えました。ベッシーはさらに、生前同様お母さんのことを"Ma”と呼び、今朝お母さんがお父さんにブーツを修繕するように言ったことも知っていると話しました。お母さんは本当に二人が今ここにいることを確信しました。
 交霊会の後、お母さんは「私は世界一幸せな女です」と言い、嬉し涙が幾筋も頬を伝いました。翌朝、ロンドンを離れるお母さんのために、エステルはもう一度子供達からのメッセージを伝えました。ベッシーはお母さんとプライベートな話をいくつかした後、生前婚約していたビリーへの伝言をお願いしました。「ビリーからもらった指輪を天国でもつけています」
 故郷に帰ったお母さんは、エステルとモーリスに手紙をしたためました。
「愛する息子は自動車事故で亡くなりました。とても愛らしい子で、母親の私にもとても優しくしてくれました。それだけに私は半狂乱状態となりました。完全に打ちのめされ、全ての希望を失いました。それから8年後、今度は最愛の娘ベッシーが他界しました。娘は息が切れる瞬間、"もしも可能なら戻ってくるわ”と言ったのです。私はきっと約束を守ってくれると信じていました。そしてそれが思いがけない形で実現しました。私は神に感謝します。私はもう死を恐れません。愛する子供達と会える日を楽しみに待っています。」

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愛は必ず死を超える*愛する人同士の再会

 この後世界は戦争に突入し、エステル ロバーツは何年もの間交霊会を中止せざるを得ませんでした。大戦終了後、エステルが再会した交霊会に、モーリスも参加しました。すると、「ハロー」と聞き覚えのある声が聞こえてきました。
 それは何年か前、交霊会に参加したあのお母さんからでした。お母さんは、あの後しばらくして突如病に倒れ、他界していたのです。
「今ここに娘のベッシーと息子のトミーがいます。私の家族によろしくお伝え願えますでしょうか。私が霊界から援助していると知らせて下さい。家族はそのことを知りたがっているはずですから」
 お母さんは他界後、最愛の娘と息子と再会していました。しかし他にも二人娘がいて、メッセージは二人にあてたものでした。
 モーリスはすぐに二人の姉妹にお母さんの言葉を届けました。お母さんの死はあまりにも突然で、姉妹が駆け付けた時はもう亡くなっていて、お別れの言葉も伝えられず、「人生の太陽が消えてしまったも同然(妹)」と言うほど、悲しみに暮れていました。そんな時、モーリスからお母さんの言葉を受け取り、心に確かな希望を取り戻しました。

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モーリスの正体と使命

 今回のお話で女性達をつなげる重要な役割を担ったモーリスという男性が出てきました。彼は実はジャーナリストで、この話を自らが主筆を務めるサイキックニュース紙に綴りました。一人の悲しみが多くの人々の心の癒しと霊的知識の普及につながるためです。先ほどのお母さんも、自分の話が「人様の慰めになれば」とそれを望んでいました。この話をあざ笑う人がいるかもしれないが、救われる人のほうが多いはずだからと。
 彼には長年世間に秘密にしてきたもう一つの顔があります。それはエステル ロバーツが20世紀最高の女性霊能者なら、彼こそ20世紀最高の男性霊媒と知られたモーリス バーバネル(Maurice Barbanell 1902-1981)なのです。
 彼は半世紀以上に渡り、高級霊シルバーバーチの貴重な霊言を伝えてきました。それは日本語にも訳され、当ブログの基本理念となっています。 彼は霊的知識をイギリスやアメリカにて多くの人々に講演で伝えたり、霊的な活動に対するイギリス国教会の激しい弾圧に対し、先頭に立って立ち向かった人でもありました。豊富な知識と経験、誠実な人柄から"ミスター スピリチュアリズム”と呼ばれ、霊的世界に目覚めた人達から今もその大きな功績を称えられています。

今回の話からわかる5つの霊的知識

①エステルの夫ヒューが亡くなった時、霊界側の医師が二人いました。これは死のプロセスがスムーズにいくために付き添っています。全てに人に付き添うわけではなく、霊界側であらかじめ必要と判断した時に現れます。

 

②夫ヒューの死の際、彼の両親が迎えに来ていましたが、両親は息子の死を天国であらかじめ察知し、死の瞬間に間に合うように迎えに来ていました。このように天国にいる人は地上にいる愛する人の死期をあらかじめ察知することができます。

 

③22歳で結核で亡くなったベッシーは、天国でも地上で使用していた肩がけや指輪を身に着けていました。天国では思念(イメージすること)によって何でも物質化することができ、自分にとって思い入れのあるものを身に着けることができます。

 

④ベッシーは、お母さんが自分の写真に向かって話しかけたりキスしているところを見ているなど、自宅に頻繁に戻っていました。こうしたことも大変よくあることです。天国にいる人は、地上にいる家族や友人に一日でも早く元気を取り戻してほしくて、何度もそばから話しかけます。思念を使って楽しかった思い出を脳裏に吹き込んだり、思い出の曲を送ったりします。ふと思い出した時、そばにいる証拠です。

 

⑤ベッシーは自宅だけでなく、ロンドンの交霊会にも現れました。天国にいる人は、移動する際の距離が全く問題になりません。瞬時にどこへでも移動できます。天国でも行きたいところ、逢いたい人のことを思うだけで移動できます。そのため、天国にいる人は、地上にいる人と遠く離れてしまうような感覚はありません。お母さんが最後、「家族に霊界から援助していると伝えて下さい」と言ったのは、生前一緒にいた時以上に、もっと近い存在として娘達の人生のあらゆる面で援助することができると知っているからです。

 
  エステル ロバーツとはやり方が異なりますが、現代でもジョン ホランドやジェームズ ヴァン プラグのような有能な霊能者が霊視リーディングを公開していて、私は過去10年以上にわたって数え切れないくらいの死を超えた愛の物語に触れてきました。一つとして同じ悲しみはありませんが、悲しみの先には今回の話のように必ず愛があります。愛は死を超え魂と魂を確実に引き寄せます。
  エステル ロバーツの夫ヒューが「絶望しないで」と言ったように、この世を旅立った人は地上にいる最愛の人に同じような思いを抱きます。
「今も元気で生きている」「ずっとそばにいるよ」「必ず再会できるから」

今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani

主な参考文献:霊力を呼ぶ本、これが心霊の世界だ(共に潮文社)

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