希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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ヘンリー シーグレーブ、33歳でこの世を旅立った世界的レーサーが死後、妻へ送った言葉

  愛する人がこの世から旅立つことは、人生で直面する最も過酷な試練の一つです。喪失の悲しみは心身に多大なエネルギーを消耗させ、耐え難い空虚感、挫折感、孤独感等をもたらします。だからこそ皆様と共に、死後の世界について霊的な理解を深めていきたいと思います。
 今回はこの世とあの世、二つの世界に分かれても固い絆で結ばれたあるイギリス人夫婦の物語をご紹介します。

世界的レーサーの突然の死

 生前、霊的なことに深い関心を持った世界的スピードレーサーがいました。ヘンリー シーグレーブ(Henry Segrave)です。1896年にアメリカで生まれたヘンリーは、父の故郷アイルランドで育ち、イギリスの大学で学びました。
 その後パイロットとして従軍した第一次世界大戦では2度の負傷を乗り越え、退役後、自動車・水上ボートの両方のレースで新記録を樹立します。
   1917年10月には、10歳年上で舞台女優として活躍していたドリス ストッカー(Doris Stocker)と結婚しました。
 1927年3月、ヘンリーはアメリカ・フロリダ州デイトナビーチで開催されたレースに参加します。その直前、イギリスで催された交霊会で、生前レーサーだったと名乗る霊から、ヘンリーの車はある一定のスピードを出すと、部品の一部が故障するので大変危険だという警告が届けられました。
 その情報を耳にしたヘンリーは疑心暗鬼ながらも、命に関わることでもあり、実際に車をテストしてみると、警告通り部品が壊れてしまいました。
(もしあのままレースに参加していたら、命を落としていたかもしれない)
 ヘンリーはそう思い、このことがきっかけで霊的世界に関心を寄せます。
 その大会で世界記録を打ち立てたヘンリーは帰国後、英国の著名ジャーナリストで霊的真理の普及に大きな役割を果たしたハンネン スワッファーと交流を深めるなど、本格的に霊的世界の探求を始めます。
 しかし1930年6月13日、イギリス・ウィンダーミア湖において水上ボートのレース中に、ヘンリーが操縦するボートが3周目でトップスピードに入った時、転覆しました。
 ヘンリーは意識不明の状態で水中より救出されます。しばらくして病院で意識を取り戻しますが肺に致命傷を負っていた為、妻ドリスの腕の中で息を引き取りました。33歳でした。
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妻ドリスに差し伸べられた援助の手

 ヘンリーの死の知らせは瞬く間に世界中を駆け巡り、多くのファンが若き死を嘆き悲しみました。中でもヘンリーの妻ドリスの悲しみは大変深く、彼女を絶望の淵へ突き落としました。
 ヘンリーの死から数日後、生前彼に霊的世界について様々な知識を伝えていたスワッファーの自宅で、驚くべき現象が起きました。一枚の新聞が勝手に部屋から部屋へと移動したのです。その新聞はヘンリーの死を報じていました。
(これは、ヘンリーが何か私に知らせたがっているのかもしれない)
 そう思ったスワッファーは、このことをドリスに知らせると同時に、「ヘンリーはあなたのそばで見守っているはずです」という言葉を送りました。
 ドリスはスワッファーの好意に感謝し、とてもつらいが少しずつ悲しみに対処できるようになっていると伝えました。
 それから一年が過ぎた頃、今度はドリスのほうからスワッファーに「夫から何かメッセージは受け取っていませんか?」と手紙が届きました。手紙には、ドリスがこの一年の間に死後の世界について学んでいることも書き添えられていました。
 ドリスの気持ちを受け取ったスワッファーは何とかヘンリーの霊と会わせてあげたいと思い、親友で著名な霊界通信「シルバーバーチの霊訓」の霊媒であるモーリス バーバネルに相談します。バーバネルは信頼のおける霊能者エステル ロバーツの交霊会に、ドリスを招待することにしました。

( ◎エステル ロバーツについてはこちらの記事でご紹介しました。)

www.spiritualfriends.work

天国の夫からの言葉"D"に衝撃を受けて

 エステル ロバーツの交霊会は直接談話形式といって、天国に旅立った方の声が直接聞こえる大変高度な手法です。
 バーバネルはドリスのために、何とかエステルの交霊会の予約を取り連絡しましたが、ドリスから返ってきた答えは「先約があってどうしても行くことができない」というものでした。
 仕方なく一人で交霊会に参加したバーバネルでしたが、始まるとすぐに「バーバネルさん」と声がしました。バーバネルは誰の声がわからず「どなたですか?」と尋ねると、「シーグレーブです。妻を連れて来ようとして下さってありがとうございました」という返事が返ってきました。
(霊の世界では説明しなくてもこちらの事情が全てわかっているんだ)
 そう理解したバーバネルは「あなたの奥様が来られなくて残念です」と声をかけると、「お気持ちだけでもありがたいです」と、生前多くのファンに愛された人柄そのままに、ヘンリーから礼儀正しい言葉が返ってきました。
 二週間後、ドリスが直々にエステル ロバーツの交霊会に参加し、バーバネルの隣に座りました。交霊会が始まって間もなく、Dと呼びかける男性の声がしました。その瞬間、ドリスはあまりの衝撃で身体が固まり、声がでなくなってしまいました。
 Dとはドリス(Doris)の頭文字で、生前ヘンリーだけが自分を呼んだ呼び方だったからです。その男性の声も確かにヘンリーのものでした。
 この日は、それ以上交霊会を続けることができませんでした。ドリスが喜びのあまり声が出なくなったからだけでなく、ヘンリーも妻に自分の声を伝えられたことがとても嬉しく興奮気味で、霊的波長の調整が難しくなったためです。
 ヘンリーは再度妻との会話を試みるため、次の交霊会にも戻ってきました。もちろんドリスもです。前回とは違い、今度は二人共落ち着いた様子で言葉を交わしました。
ヘンリー:「14日は君とずっと一緒にいたよ」
ドリス :「14日を覚えていてくれたの?」
ヘンリー:「もちろん、君の誕生日じゃないか」
 この後二人は家のこと、友人のことなど会話が弾みます。最後にヘンリーは「車の運転にはくれぐれも気をつけて」と冗談交じりに言いました。彼は生前、ドリスの運転が下手なことをよくからかっていたのです。
 二人はこの後、何度も交霊会で再会し、会話をしました。ヘンリーは天国の住人ですが、ドリスのことなら生前以上に何でもわかっていました。
(ヘンリーは死後も私を理解し、いつもそばで見守ってくれている)
ドリスはそう確信を持ち、それが何よりも心の慰め生きる希望になりました。
  彼女がこの世を旅立ったのは、ヘンリーの死後38年が経った1968年、82歳の時です。ヘンリーの視点からみれば、天国には時間の概念がなく、38年経ったからといって、ドリスのことを忘れたり愛を失うことは決してありません。
 ドリスがこの世を旅立った時、真っ先に迎えに来てくれたのは、笑顔のヘンリーだったことは明白です。歓喜に満ちた再会を果たし、ヘンリーの温かいぬくもりを感じた時、ドリスの心はどれほど喜びにあふれたことでしょう。
 ドリスはふと自分の体を見ると、元気はつらつとしていた若い頃に戻っていることに気づきます。そしてヘンリーと手を携え、新しい人生の一歩を力強く踏み出したのです。愛こそ、時空を超え、魂と魂を必ず結びつける役割を果たします。人間とペットでも同様です。それが、永遠不変の絶対的な霊的真理です。
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悲しみの先にある希望

 ドリスは夫ヘンリーが死後完全に消えてしまったわけではなく、とても元気に生きていて、自分のことを死後も全て理解し、これからもずっと見守ってくれていることを知りました。
 このことに例外はありません。だからこそ、天国へ旅立った方は、地上にいる愛する人が自分のことで嘆き悲しむことを最もつらく感じます。自分を思い出す時は、元気だった頃の姿や共に過ごした楽しかった日々を思い出して欲しいと強く望み、死を超えてとても元気で生きていることを何とか知らせようとします。
  霊はエネルギー体の為、自然や電子機器などを通して様々な手法でサインを送ることができます。夢に現れたり、生前つけていた香水や嗜んでいたタバコの匂い、好きだった花の香りを漂わせることがあります。部屋の電灯がチカチカ点滅したり、写真に光の水玉模様(オーブ)が映ることもあります。
 また直感的に、今そばにいる気がする、と感じることもあります。ふと楽しかった記憶が蘇ったり、そばにいる気がすると感じた時、本当に天国へ旅立った方がすぐそばに来て愛する人の心に思念を吹き込んでいます。切実な思いで知って欲しいのです。
「私は生きている。いつも一緒だよ。また必ず会えるよ。だから、元気をだして」と。

今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani 

参考文献:これが心霊の世界だ(潮文社)、もう一度会えたら(光文社)

(◎ヘンリーが生前、交流があったハンネン スワッファーの記事はこちらです。)

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