希望発見ブログLooking for HOPE

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
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シルバーバーチの霊訓からQ&A【第5回】犬や猫だけでなく、全ての動物に愛を

 今回の記事では、冒頭にシルバーバーチの霊訓に関する逸話をご紹介し、次に動物に関する霊的知識をお伝えします。

ブラザー ジョン

 実は、シルバーバーチという高級霊の名前は仮名で、本当の名前は最後までわかりませんでした。名前だけでなく、交霊会の参加者がシルバーバーチに個人的な情報をどれだけ尋ねても、シルバーバーチは「それを知ってどうするのですか」と言って詳しく明かしませんでした。
 これは高級霊ならではのふるまいで、高い霊性を持つ霊ほど、自身のことを語ったり地上時代の功績等をひけらかすことはしません。注目してほしいのは霊的知識であり、人々の意識が自分に向けられるのは本意ではないのです。
 シルバーバーチの霊訓を活字化して世に広めたサイキックニューズ社にも、"仮名”で活躍した社員がいました。ブラザー ジョンです。
 シルバーバーチの霊訓は、週刊紙のサイキックニューズ紙と月刊紙のツーワールド紙で公開され、その後書籍化もされると、次第に世の中に広く認知されるようになり、霊的知識に関する質問がサイキックニューズ社にたくさん寄せられるようになりました。
 ある年に寄せられた手紙は1400にのぼったのですが、ブラザー ジョンはその全てに目を通し、一つ一つ丁寧に回答しました。それだけでなく、彼はツーワールド紙の校正を担当しつつ、20年以上1週も欠かすことなく、毎週霊的知識に関する記事を執筆し続けました。
 そんなブラザー ジョンは、シルバーバーチの交霊会に参加した際、シルバーバーチから「ご自身の活動を決して過小評価してはなりません。あなたの背後には素晴らしい霊団が援助していて、あなたは地上でなしうる最高の仕事をしています」と伝えられました。
 交霊会後、彼は万感の思いで言いました。「永い年月の中で、シルバーバーチの交霊会での体験ほど素晴らしいものはなかった。シルバーバーチが語って下さった言葉に、私は思わず涙を流した。シルバーバーチという霊に何か強烈な親近感を覚え、それでついほろっとしてしまった。私にとって忘れがたい夜となった。」
 ブラザー ジョンだけでなく、サイキックニューズ社には、霊能者兼主筆のモーリス バーバネルを筆頭に、速記者のビリー オースティンやフランシス ムーア、編集者のパム リーバやステラ ストーム、アン ドゥーリーなど、霊的知識を世界に広げることで、悲しみの淵にいる人の心を慰め、この地上世界から霊的無知による戦争や暴力、利己主義や不正、犯罪をなくして、もっと平和で住みやすい世の中にしようと大きな志を貫徹した人々がいました。
 死後にも人生は続くという真実の背後にある最も重要な霊的知識は、霊的法則によってこの地上人生で培った人間性が、天国での生活環境の基盤となるということです。愛、思いやり、善意に生きた人ほど、大気や環境そのものが愛と美に満ちた境涯で暮らします。周囲も善意に満ちた人ばかりです。その反対の境涯も存在します。
 人生の本当の勝負は、日常生活の中でどれだけ愛を行動に移せるかにあります。愛は、動物にも与えることが大切です。
 次に、シルバーバーチの霊訓から、愛すべき動物たちに心を寄せた交霊の様子を次にお伝えします。

Q&A:1~4

Q1:動物は、死後も天国で飼い主と一緒に暮らすのでしょうか?

A1:動物が死後も生前のままの形体を維持するか否かは、その動物に対する飼い主の愛にかかっています。地上で人間から愛された動物が、飼い主より後に他界した場合、動物は天国の中の飼い主が暮らす界層で一緒に暮らします。愛が両者を強く結びつけ、愛ある場所が住処となるわけです。
 飼い主より先に動物が他界した場合は、動物は一旦動物界に導かれ、動物の専門家に世話をしてもらいます。その後飼い主が他界した際に、一緒に人間が暮らす界層へ行きます。


Q2:霊界で飼い主が動物と再会したとして、その一緒の生活は、いつまでも続くのでしょうか?

A2:いえ、人間と動物はどこかの時点でどうしても別れなければならなくなります。地上の年数にして何百年かかるかわかりませんが、動物と人間の霊的進化のスピードが異なり、人間の進化に動物がついていけなくなるからです。人間は霊の世界の生活に慣れてくると、内部の神性を発揮し、進化向上を求める欲求が次第に加速されていきます。人間が霊的に向上すればするほど、動物はそのスピードについていけなくなり、やがて死後も燃え続けた愛の炎も次第に小さくなり、ついに動物の魂は、所属する種の類魂の中に融合していきます。

 

Q3:せっかくの人間との関係で得たものが消えてしまうのでは、愛が無駄になるということですか?

A3:そんなことはありません。融合した動物の魂は、各種の類魂全体の霊的進化に貢献したことになります。今までその類魂になかったものが加えられたわけです。そうしたことが多ければ多いほど、動物の類魂の進化が促進され、やがて動物の段階を終えて、人間の形体で個体としての存在が可能な段階へ進化していきます。


Q4:その時点で、地上世界へ一人の人間として誕生するわけですか?

A4:人間が地上世界へ誕生するには二通りあります。すでに地上人生を終えた霊が再び生まれ変わる場合、そして動物界での進化を終え、人間として初めて生まれてくる場合です。アメーバの状態から始まって、爬虫類、魚類、そして動物と、ありとあらゆる霊的進化の段階を経て、ようやく人間界への仲間入りをしたことになります。人間が犬や猫、時に猿をペットとして可愛がるのは、一種の親近感を意識するためです。もうすぐ人間として生まれ変わってくる段階に近づいているために、動物のほうでも人間の愛を受け入れようとします。

 

Q&A:5~9

Q5:動物は生まれ変わりますか?また、生まれ変わるとしたら、同じ種類の動物に何回も生まれ変わるのですか?

A5:動物は人間と違い、生まれ変わることはありません。動物が地上で生きるのは、それぞれの類魂で一度きりです。

 

Q6:動物が死ぬと、動物の魂は直接各種の類魂の中に吸収されていくと多くの霊が交霊会で述べています。一体どういうことなのでしょう?

A6:人間と親密な関係にあり、愛情を与えられた動物に限って死後も個体を備えたままの存続が可能なのです。それは、人間と動物の間で霊的進化を促進し合うという、素晴らしい関係の一例と言えます。動物が皆さんと一緒に過ごすことは、そうでない場合よりも遥かに素晴らしい意識を発達させることになります。人間と接触のなかった動物や愛されなかった動物の魂は死後、直接類魂の中に吸収され、個性もなくなります。


Q7:動物が霊的進化の過程を経て、ようやく人間として地上に誕生しても、みじめな人生を送ったり失敗したら、再び動物界に戻って動物に生まれ変わるのでしょうか?

A7:そういうことはありません。一旦人間として自我意識を備えたら、二度と消えることはありません。それが絶対に切れない神との絆であり、動物として生まれ変わることもありません。

 

Q8:天国の動物界には、どんな動物がいるのですか?

A8:地上で人間に飼われている動物、大切にされている動物の全てがいます。そうした動物は死後、飼い主の手から離れて寂しがったりするといけないので、動物界で他の動物たちと過ごしながら、動物の専門家の特別な看護をうけます。その専門家は長い間、動物の研究をしてきているので、動物の対処を心得ており、自然な情愛を動物へ向けることができます。また、世話をする人の中には、地上人生で動物を愛しながら、動物の世話をする機会に恵まれなかった人もいます。
 動物界には動物たちが喜ぶものが何でもそろっており、やりたいことが何でもできるので、動物はとても幸せです。そして時に地上にいる飼い主のところまで連れてきてもらい、しばしその懐かしい雰囲気を味わいます。


Q9:人間よりも動物のほうが霊能力が優れている場合があるのはどうしてですか?

A9:それは、人間が今送っているような文化的な生活を送っていないからです。動物が災害を予知したり、知らないところからでも帰ってきたりするのも、霊能力の一部です。人間は文明と引き換えに霊能力を犠牲にしたのです。いわゆる霊能者と呼ばれる人は、霊的に人類の先駆けです。いずれは全ての人間が発揮するはずの能力を、今発揮しているのです。

 

Q&A:10~13

Q10:何も悪いことはしていないのに、人間に大量に殺戮されているとしか思えない動物がいます。霊的に間違っていない動物がなぜ、そのような目にあうのですか?

A10:人間の世界には、動物の悪用、誤用が多すぎます。その最たるものが、動物への残酷な医学的実験と、食糧として身勝手な乱用です。しかし人間には自由意志の行使が許されています。それによって人間は、宇宙の進化を促進することもあれば、妨害することもあります。この地球上に共存している動物についても、どう扱うかについて、ある一定範囲で選択する自由が与えられています。


Q11:そういう事態が生じることが、なぜ許されるかが理解できません。

A11:もし許されなかったら、人間から自由意志を奪うことになります。人間から自由意志を奪えば、ただの操り人形になってしまいます。魂の内部の神性を発現するチャンスがなくなってしまい、霊的資質が発達せず、地上生活の基本的な目的が失われます。地上世界は魂にとっての学校です。様々な困難に遭遇し、それを克服しようと努力する中で、自由意志を行使してこそ霊性が進化するのです。


Q12:人間が動物に対して間違いを犯せば、その天罰は動物ではなく、人間に降りかかるべきだと思うのです。

A12:霊的法則(埋め合わせと懲罰の法則)があります。あなたが行う善いこと悪いことの全てが自動的に霊的な影響を及ぼします。うまく罪を逃れられる人は一人もいません。たとえその結果が地上人生の間に出なくても死後、霊界で清算することになります。霊的法則は永遠に不変であり、不可避であり、数学的正確さをもって働きます。
 動物に対して残酷な扱いをしている人間は、その行為の全てに対して、霊的な代償を支払わねばなりません。


Q13:動物実験は霊的に許されないことなのでふね?

A13:神の創造物である動物に対して苦痛を与えることは、いかなる動機からにせよ、許されません。たとえそれが人類の幸福のためという動機であっても、そういう痛い目にあわされるいわれのない動物に、残酷なことや苦しい思いをさせることは、霊性に反することだから正しくないのです。そこのところが、医学界が理解できずにいるところです。
 人間は、動物よりも大切な存在であるとの先入観で動物実験を正当化し、何の罪もない動物に無用で残酷な行為や恐怖を与え、それによって人類の幸せを促進する権利があると思い込んでいます。しかしこれは間違いです。霊的に間違っていることは絶対に許されません。この地球上において仲良く協力しあって、生きるべきもの全ての幸せを促進する方向で努力しなくてはいけません。
 動物は人間による保護と管理の元に生きるべく、地球上に送られてくるのです。むごい目にあわせてはいけません。

 今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani
参考文献:シルバーバーチの霊訓(1ー12)、これが心霊の世界だ、霊力を呼ぶ本、人生は霊的巡礼の旅、インぺレーターの霊訓、ベールの彼方の生活、私の霊界紀行(以上全て潮文社)、シルバーバーチに最敬礼(コスモス・ライブラリー)、(以下全てハート出版)シルバーバーチの新たなる啓示、シルバーバーチの最後の啓示、シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A、シルバーバーチ今日のことば

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