希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。◎当ブログの記事内容の一部及び全てについて、無断で勝手に引用、転載、複製し二次利用することは、固くお断りいたします。

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交霊会に学ぶ霊的知識【4】*息子の生命維持装置を外した両親、火災で亡くなった家族との再会

 シアトルで行われたジェームズ ヴァン プラグ氏の交霊会に、ある夫婦が座っていました。ジェームズの目には、その夫婦の背後に若い男性の霊が立っている姿が見えました。
 ジェームズが「ここに金髪で青い目の青年の霊がいて、とてもおとなしい感じがします」と話すと、女性のほうが「私たちの息子です」と言って立ち上がりました。ジェームズは青年の霊から、病院にいた時のイメージを受け取りました。
 霊能者は霊と会話することもありますが、霊の世界では基本的に思念でコミュニケーションをとるので、霊からイメージシンボル、大量の想念を一気に受け取ることがあります。霊能者は、それらを個人的な解釈を挟まず即言語化する必要があり、早口になりがちです。
 今回もこの交霊会を含め、二つの交霊の様子をお伝えし、皆様と霊的観点から命について見つめていきます。

事故で亡くなった息子の両親への想い

ジェームズ:彼は病院で昏睡状態でした。息子さんには、蘇生器のようなものがついています。動いている様子もありません。
母親:ええ、息子は事故にあったんです。
*母親はそう言うと、胸につまった思いが涙となってあふれだしました。
ジェームズ:息子さんは今、私にその事故現場のイメージを送ってきています。足場から落ちました。これは建設工事の現場で起こった事故ですか?
*ジェームズの言葉に父親がうなずきました。
ジェームズ:息子さんの名はジミーまたはジェイミーですか?
母親:ジェイミーです。
ジェームズ:ジェイミーがここに来たのは、彼は大丈夫であること。そしてあなた方が正しいことをしたと伝えるためです。彼はとても幸せにしていて、二人に感謝の気持ちを伝えたがっています。
*その言葉を聞き、母親は大声で嗚咽し始めました。夫婦はお互いを抱き寄せ合っていました。
ジェームズ:ジェイミーはお二人を心から愛しているし、二人からの愛をいつも感じていることを知って欲しいと言っています。あなた方がつらい経験をしなければならなかったことを、申し訳なく思っています。

◎人生に起こる様々な出来事は、地上社会の常識では計り知れない深淵な霊的理由があります。深刻な病気やケガも、カルマ的な学びが意図されていたり、家族に命について考えるきっかけや時間を与えていたり、魂が医学の発展への貢献を望んでいる場合があります。
  私たちは人生の実像について、ほんのわずかしか知らずに生きています。深い霧に包まれながら、手探りで前に進んでいるようなものです。しかし霊的知識が、その霧をとり除いてくれることがあります。

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お父さん、お母さん、ありがとう

ジェームズ:チップとは誰ですか?
母親:私たちのもう一人の息子です。彼は生きています。
ジェームズ:ジェイミーは、チップはあなた方二人を許す必要があると言っています。チップは口を出す権利がないからと。お二人は、ジェイミーの生命維持装置を外したんですね?
父親:はい。
ジェームズ:チップは装置のプラグを抜くのに反対で、あなたと口論しましたね。あなたのことを人殺しと呼びました。あなた方はジェイミーに思いやりのある行為をしたのです。彼は、あれ以上この世に留まりたくなかったと言っています。解放されて自由になりたかったからと。お二人は彼を救ったのです。ジェイミーは、魂を天国に解放してくれてありがとうと言っています。
母親:チップのことはどうしたらいいんでしょう?
ジェームズ:あなたがなさったことは愛ゆえの行為です。チップがこの教訓を学ぶには時間がかかります。それまで待ってあげて下さい。彼はまだ状況の全体を把握できないのです。何があっても彼への愛を持ち続けて下さい。
*両親は何度もジェームズに感謝の気持ちを伝え、交霊会は終わりました。

◎霊的に、私たち人間の行動で問われることは、第一に「動機」です。両親の決断は、100パーセント愛に基づいたもので、それを息子のジェイミーも十分理解しています。
 人は死期が近づき肉体の力が弱まるにつれて、霊的な力が強くなっていきます。蝶がさなぎの状態から抜け出し天へ飛び立つように、人間もまた肉体という殻を脱いで、霊体で天国へ旅立つ準備が整います。
 いかなるケガや病気も、霊体には全く影響しません。愛する人は今どうしてるんだろう?元気にしているだろうか?と誰しも天国へ先に旅った愛する人のことを思います。事故に遭い、生命維持装置につながれていたジェイミーが死後、「とても幸せにしている」と言っている通り、その答えは、本当に今この瞬間も元気にしています。生きています。

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火災で妻と息子、愛犬を亡くした男性

 ある交霊会の冒頭でジェームズは、突然、煙の臭いを感じました。実際にどこかが燃えているのではなく、天国から地上に戻ってきた霊が死の瞬間のことを思い出し、その感覚をジェームズが受け取っているのです。これでジェームズは「火災で亡くなった霊が現れた」と推測できます。
 次にジェームズは、ゴールデンレトリバーの霊が、ジェームズの右手をなめていることに気づきました。交霊会では犬や猫など、かつて人間に愛されたペットが現れることもよくあります。
 犬の隣には、野球のユニホームを着た9歳くらいの少年の霊が立っていて、「パパと話がしたい」と言って、前から三列目に座っている男性を指しました。男の子は年上の男の子の霊と母親と見られる女性の霊と共にいました。
 また男性の横には姉妹と思われる高校生くらいの女の子が二人座っていました。ジェームズは男性に「ここに、あなたの息子だと名乗る9歳くらいのポーリーと名乗る男の子がいて、ケニーという年上の男の子と一緒にいます。ゴールデンレトリバーも一緒です」と伝えました。
 すると、姉妹と男性は抱き合い、女の子の一人が「二人共私たちの弟です!」と叫ぶように言いました。犬の名前はラッキーということもわかりました。

ジェームズ:今、あなた方の後ろにローズという女性の霊も立っています。あなたを決して一人にしないと言ったでしょ、と言っています。
女の子:それは母です。
男性:妻は私を決して一人にしないと約束していたんです。
ジェームズ:奥様はあなたの後ろにいらっしゃいますよ。天国ではおじいちゃんが三人を迎えてくれたそうです。ポーリーは天国でも野球をやっていて、ケニーは今でも犬の散歩をしているそうです。
*ここでジェームズは再度、煙の臭いを感じました。
ジェームズ:あなたのご家族は、火事で亡くなったんですね?
男性:そうです。

◎母親と息子二人、そして愛犬がある日当然火災で亡くなり、父親と娘二人が生き残るというとてもつらい出来事ですが、家族は交霊会で再会し、母と兄弟、愛犬のラッキーは元気にしていることがわかりました。弟のポーリーは天国で野球をしています。やりたいことは何でもできるのです。
 なお、子供だけが先に他界した場合は、天国のとても安全な界層で、愛情深い人たちに手厚く世話をしてもらいます。地上人生が短かった分、地上の両親や兄弟姉妹の生き方から、人生を学んでいきます。また、以前ペットの記事でお伝えしましたが、人間に愛された動物は、天国でも一緒に飼い主と暮らします。

これからも、ずっと一緒に 

ジェームズ:お兄ちゃんのケニーが叫ぶように言っています。「僕たちは生きているよ!本当に死んでいないんだ!」と。
*その言葉に父親の目からとめどなく涙が流れました。
父親:ありがとうございます。家族が天国で生きながらえているということこそ、私の希望でした。プラグさんのおかげで、私たちがどれだけ救われたか、あなたには想像もつかないでしょう。
*その時、犬のラッキーが姉妹を手をなめていたので、ジェームズはそのことも伝えました。
:ラッキーは私たちを助けてくれたんです。ラッキーは真夜中に私たちを起こして外に出るように促しました。母は弟たちを助け出そうと家の中に戻ったのですが、外に出てきませんでした。
ジェームズ:お母様はあなた方姉妹が、意味もなくこの世に取り残されたわけではない、と言ってます。お二人は今後、人助けをしながら多くのことを成し遂げます。お母様と弟さんが、いつもそばで応援していることを忘れないで下さい。三人がいつも助けてくれます。
*ジェームズはそう言うと、最後に男性に話しかけました。
ジェームズ:奥様は、あなたたちは誤解している、私たちは土の中にはいないのよ。あなた達よりもずっと元気なんですから!と言っています。
男性:それはローズらしい。私は家族を取り戻せました。私たち家族は今でも一緒だとわかりました。これからもずっと一緒です。希望を与えて下さり、ありがとうございました。

◎天国へ旅立った人は、死後も地上の愛する人を援助し続けます。その影響は決して小さなものではなく、地上で共にいた時以上に、人生全般に好影響を与えます。
 地上にいるお父さんと娘たちは、霊的世界に心を開いているので、天国にいる人からすれば、とても援助しやすい状態です。最も良いのは、地上にいる人が1日に数分でもいいので、瞑想などで心身を完全に休ませる時間を持つことです。できれば毎日同じ時間、同じ場所でするのが理想です。地上の人間の心がリラックスしている時、霊の世界にいる人が活動しやすくなります。
 また、天国から愛する人を助けるのは、ただ単に自分の家族だけが幸せでいればいいというわけではありません。それは、霊的には利己的な考えです。愛する人を通して、一人でも多く他の人を助けたいという大きな愛にあふれているのです。
 なぜなら人は死後、霊的意識が覚醒して、一つの真実を知ります。それは全ての人は神聖な存在であり、霊的にお互いがつながっていて、血縁関係をこえて皆兄弟・姉妹であるということです。
 だからこそ、この地上人生で愛を実践することに大きな価値があります。まず何よりも自分という人間を愛し、日々自分の心身を大切にすれば、心は愛で満たされます。一人でも多くの人がその愛を周囲の人にわかちあうことを日常的に実践すれば、この困難の多い地上人生も、皆がもっと生きやすい場所になるはずです。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your soulmate friend,Lani

参考文献:人生をもっと幸せに生きるために(河出書房出版)=本文交霊会の様子を引用、シルバーバーチの霊訓(潮文社)、これが心霊の世界だ(潮文社)、愛する人の霊はいつもあなたのそばにいる(徳間書店)、あの世から届く愛のメッセージ(徳間書店)、パワー・オブ・ザ・ソウル(JMAアソシエイツ)

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