希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
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交霊会の余話として【5】愛する人に夢で逢えたら~睡眠と天国の深い関係

 前回の記事では、霊体について詳しくお伝えしました。今回は、霊体と密接な関係のある睡眠中の夢に関連する霊的知識をお伝えします。睡眠は霊的にもとても大切な時間であり、夢は貴重な霊的コミュニケーションの場です。

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睡眠中に旅する魂

 人が地上人生で使用する肉体は、一生の間、霊体とシルバーコードと呼ばれる霊的なひもでつながれてるということを前回の記事でお伝えしました。
 シルバーコードには伸縮性があり、一日の間で伸びる時があります。それが睡眠中です。人間は睡眠中に霊体(アストラル体)で天国を訪れているのです。(動物は睡眠中に天国を訪れることはありません)
 「交霊会に学ぶ霊的知識」の記事内に登場した霊能者のジェームズ ヴァン プラグ氏は、「なぜ死を恐れるのですか?皆さんは毎晩死を体験しているようなものですよ」と言っています。
 睡眠と死の大きな違いは、睡眠中の場合はシルバーコードが切れずに、起床時までに縮んで再度霊体と肉体が近づきます。
 地上人生を送る私たちが睡眠中に霊体で天国を訪れるのは、単に娯楽や精神上の癒し目的の場合もありますが、先に他界した愛する人やペットと再会したり、いつか訪れる天国の環境に予め慣れる目的があります。死後、霊的環境にスムーズに順応できるよう配慮されているのです。
 実際に死後、人は天国の環境に身を置いて周囲を見渡すと、そこが初めて訪れたところではなく、見覚えがある景色であることに気づきます。
 次第に精神が霊的に覚醒していき、全意識をもって睡眠中に何度も訪れたことを思い出し、深い安堵を覚えます。
 ほとんどの人にとって、睡眠中の準備期間が死後役立ちますが、例外もあります。それは死後の世界は絶対に存在しないとか、宗教的な教義を熱狂的に信仰するなど、極端な精神構造の持ち主の場合です。
 また利己的・暴力的な言動をしてきた人、悪質な迷惑行為の常習者、物欲や権力欲、ギャンブル欲などの強欲の持ち主など、霊体から極度の低波長を発する人は、死後、天国の中の低界層に導かれるため、睡眠中の体験が役に立ちません。なぜなら低い界層ほど物質性の強い薄暗い境涯のため、霊的に順応する必要性がほとんどないためです。

愛する人に夢で逢いたい

 睡眠中に天国で体験したことを、起床時に全て覚えていられれば天国の様子がありありと理解できますが、物質的な人間の脳の機能では、高次元の霊の世界の記憶を全てとどめておくことはできません。
 それどころか、大きなもの(高次元の天国の記憶)を小さなもの(脳)に詰め込むような容量オーバーの形になり、断片的にしか記憶していなかったり、記憶が歪んでしまうこともあります。
 夢が全て霊的なものとは限らず、単に欲望や不安、潜在的願望などが顕現している場合もありますが、実際に覚えていることもあります。先に他界した愛する人やペットと再会した記憶が、朝目覚めた時に残っている場合です。その際は、心に温かみや充足感が明確にあります。
 中には「夢に一度も出てきてくれない」と残念な思いをされている方も多いはずです。しかし、仮にこれまであまり霊的なことに意識を向けていなかった方が、霊的次元に意識が移る睡眠中の記憶力を向上させるには、少し忍耐力が必要です。
 夢の記憶力向上のためにできることは、入眠直前に「私は起床時に夢の内容をはっきり覚えている」と繰り返し言葉にして潜在意識に言い聞かせたり、起床時すぐに夢日記をつけることです。
 また、日常的な瞑想もお勧めです。瞑想は意識を高次元の波長に合わせ、霊的記憶力を強化する素晴らしい訓練になります。
 瞑想をして精神を休めると、天国にいる霊的ガイドや家族などが、あなたの人生全般を援助しやすくなります。この状態を維持し強化していくには、ネガティブな波長を発しないよう、日頃から何事もできるだけ心配しないよう心掛け、悲観的にならないことが大切です。
 また、次のような夢の活用術もあります。就寝の際、目を閉じたら数回深呼吸をして気持ちを落ち着かせ、今悩んでいることについて霊的ガイドに相談してみます。
 霊的な答えは夢の中で、「それはやったほうがいい」とか「やめておいたほうがいい」というような形で、直接的な言葉で返ってくるわけではなく、比喩的な方法で返ってきます。
 たとえば、あることで進むべきかやめるべきが悩んでいた人が、導きを求め祈ったとします。その晩、夢の中では凄まじい豪雨で、その人は慌てて雨戸や窓を閉めていました。この場合、夢の意味は進むべきではないというメッセージです。
 興味がある方は、夢では比喩的な答えが返ってくることを理解した上で、試してみて下さい。なお、前述した夢日記は、夢の理解力を向上させてくれます。

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助けたくても助けられないことがある

 もし誰でも気軽に交霊会に参加し、天国にいる愛する人の声が信頼できる霊能者を通じて聞ければいいのですが、なかなかそうはいきません。その点、夢は天国にいる人と地上の人が最も確実にコミュニケーションをとれる場です。
 人は霊の世界に身を置くと、霊体を使用するため霊視力があります。霊視力を用いて地上の人の身体を取り巻くオーラをみることで、その人の健康状態や様々な悩みや願望まで全てわかります。さらに、霊性の高い霊ほど、未来のことまでわかります。
 交霊会でも、参加者が天国にいる霊に人生相談をする場面があります。その相談に対して霊が明確に答えを出すことがありますが、たとえばビジネスの相談を持ち掛けると、霊と相談者の間に一種のシールドが現れ、霊が完全に口をつぐむことがあります。
 これは霊にとって手を差し伸べていいことがある反面、絶対に出しゃばっていけないことがあるということを意味します。ビジネスの場合、動機に不純な点があると絶対に手を差し伸べることはしません。波長が合わず助けるどころか、守りきれないこともあります。
 しかし、真心から誰かのため、社会のために役立ちたいという思いがある場合は、未然に危機から守ったり、最善の出会いを叶えるなど全力で援助します。霊の世界にいる人は、地上の人の行為に対する動機も全てお見通しで、何をするにしても動機は最も重要視されます。
 また、霊は地上の人間のカルマ的なこと(自分自身で乗り越えねばならないこと)は、決して手を差し伸べてはならないという霊の世界の掟を徹底遵守します。それを破ってしまうと、地上の愛する人の霊的成長を阻害してしまうためです。
  たとえば、両親が子どもの宿題をいつも代わりにやってあげていたら、子どもは自分で考えようとせず、全く成長できません。それと同じことで、人は必ず人生においていくつかの逆境を経験するようになっていて、逆境の中で自分で考え、悩み、決断し、行動することで、人生の叡智を心の深い部分で学んでいきます。
 天国にいる人は霊的視点から、試練こそ人生に対する視点を高め、思いやりを深め、霊的成長に直結することを知っているからこそ、涙ながらに愛する人の試練をただ見守らねばならないこともあります
 また、それができるのは、地上人生で魂そのものを傷つけたり壊してしまう出来事など何一つなく、人生における試練は一時的に太陽の光を遮る雲のようなものだと達観しているからです。
 人は死後、改めて霊的視点から地上世界を振り返ると、そこがいかに極小の世界だったか認識します。それはちょうど大人になって子供時代を振り返ると、小中学校の時のコミュニティがとても狭い世界だったことを知ったり、海外で生活してみると日本社会そのものが小さなコミュニティに見えることに似ています。同時にそのコミュニティの良いところにも気づきます。
 死後の世界で感じるこの感覚は強烈なもので、天国には地上とは比べようもないほど雄大な生命の世界が広がっています。
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どんな自分も愛して生きる

 交霊会では、天国はどんな世界かと地上にいる人が先に一生を終えた天国の住人に尋ねると、「夢のようだ」と答えます。そこは、病気やケガが存在せず、時間のない世界で愛する人と共に、やりたいことに何でも挑戦できる世界だからです。
 さらに、思念で何でも創造できるためお金の心配もなく、一切の競争とは無縁で、争いやいじめ、ハラスメント、差別もありません。宗教が存在しないので宗教的な争いもありません。他人から搾取するような利己的な支配者もいません。
 霊の世界の強者とは、誰かのために一切の見返りを期待せず手を差し伸べる心優しい人です。心優しい人ほど尊敬を受ける世界です。
 周囲には、地上にはない色彩や植物が存在し、樹木や花々の一本一本が全て心の安らぎのために存在し、大気と環境そのものが完璧な調和をなし、人々に多大な幸福感を与えています。
  こうした現実に囲まれているからこそ、夢のようだ、と答えるのも不思議はありません。ただ、その世界は霊体を含め全てに実体感があり、現実的であり、決してぼんやりとした世界ではありません。
 天国から地上人生を振り返ると、「本当に何十年も過ごしてきたのだろうか」と、あっという間の夢のような出来事に感じます。この世の人生は、永遠の人生のほんの一瞬なのです。
 霊的視点から人生を振り返った時、本当につらかったことや逃げ出したくなるような試練が、心を大きく成長させてくれたことを知ります。人生最大の目的は霊的成長=心の成長のため、試練にあったことに深い感謝の気持ちさえ抱きます。
 日々の人生体験からつちかった精神性は、何一つ失われることなく、死後の世界に持っていきます。霊体とはいわば精神体であり、毎日の心の在り方が、自分という人間をつくりだし、天国ではその精神性にふさわしい環境で暮らすことになります。
 しかしながら、子どもの頃から厳しい競争社会に生きざるを得ない私たちが、健全な精神を持ち続けるのは簡単ではありません。自分を見失い、人生の意味もわからなくなり自暴自棄になることは、生きていれば多くの人が経験することです。
 私たちは、一人一人が唯一無二のとても神聖な霊的存在です。地上のどこで生をうけようと、どういう境遇で人生を送ろうと、いくつになろうとその神聖さは変わりません。
 あなたという人は、ひょっとしたら人一倍気が小さかったり、体調を崩しやすかったり、人とのコミュニケーションをとても苦手に感じているかもしれません。誰でも不得意なことがあり、日常生活には大きな失敗や後悔、望む結果が得られないことはつきもので、人生には自分を嫌いになる理由がたくさん潜んでいます。
 でもこうした性格や特徴、出来事は、あなたという尊い存在の大切な一部です。それを否定したり恥ずかしく思う必要はなく、全部受け入れて自分の心身を日々こよなく大切にすることができたなら、心は確実に癒され、自分という人間を心地よく感じることができます。神聖な存在であるあなたという人が、今日という一日を元気でいること、笑顔でいることは、とても価値あることです。
 だからこそ、何があっても希望をすてず、悩みの中にあっても笑うことやリラックスすることを忘れずにいたいですね。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani
参考文献:人生をもっと幸せに生きるために(河出書房出版)、もう一度会えたら(光文社)、天国との対話(光文社)、シルバーバーチの霊訓(潮文社)、これが心霊の世界だ(潮文社)、私の霊界紀行(潮文社)、パワー・オブ・ザ・ソウル(JMAアソシエイツ)、インペレーターの霊訓(潮文社)、ベールの彼方の生活(潮文社)、霊性進化の道(潮文社)、こころが満たされる本(大和書房)、こころが安らぐ本(大和書房)

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