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自動書記による霊界通信【第三回】人間イエスの謎に迫るジェラルディン カミンズとフロリゼル フォン ロイター

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人間イエスに感じる親近感

「パッション」(2004)、「サン オブ ゴッド(2014)」、イエスを描いた映画はいくつかありますが、いずれも聖書に基づいていて、イエスの人としての側面がなかなか見えてきません。
 意外にも最もその姿を正しく描写しているのは、古代の叡智が作品の随所に散りばめられている「スター ウォーズ」シリーズかもしれません。
 イエスの 「剣をとる者はみな、剣で滅びる」の言葉の如く、恐れや憎しみを持つことによって思いやりの心を忘れ、武器を手にした者が暗黒面(ダークサイド)に陥る様子は、いつの時代にも通じる貴重なメッセージを投げかけています。
 師が弟子に裏切られるところ、ルークにかつて12人の弟子がいたこと、ジェダイが他界した師と会話をすることができる霊能力を持っていること、ジェダイが亡くなると肉体まで完全に消えてしまうところなど、イエスと重なるところがたくさんあります。
 ジェダイが使うフォース(the Force)はまさに霊力を表していて、ジェダイは修行の過程で意識を自分の内側に向け、自分を通して流れるフォースを感じるよう教えられます。そのフォースを使ってケガ人の傷口に手をあて治療する姿は、あたかもイエスが行った心霊治療の様子を再現しています。
 このままスターウォーズについて語りつくしたいところですが、今回は自動書記による霊界通信によって人間イエスの実像を綴った二つの書籍をご紹介します。
  最初にご紹介する通信には、子供の頃から"普通”ではなかった少年イエスが、なかなか周囲に馴染めずつらい日々を送っていたこと、それでも自分を信じて突き進み、成長していく姿が描かれています。
 イエスも自分の考えを家族や周囲の人に理解してもらえず疎外感を味わったり、嘲笑されたり、不得意なことがあったり・・・、多くの人が感じるような悩みを持っていたという彼の人物像を垣間見ることができ、親近感さえ感じます。
 この通信は、20世紀最高の自動書記能力を持つと言われたジェラルディン カミンズ(1890-1969)という女性によって綴られ、新約聖書には載っていない部分を穴埋めするような聖書学者や神学者も驚く内容でした。

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写真:ジェラルディン カミンズ(出典:Geraldine Cummins - Wikipedia) 

聖書学者も認めたジェラルディン カミンズの自動書記 

  アイルランド生まれの作家ジェラルディン カミンズ(Geraldine Cummins)は、幼い頃、両親が信仰について激しい口論をしていたことがきっかけで、自らは無宗教の道を選びました。教会へは一度も通ったことがなく、聖書に目を通したこともありません。若い頃から近代文学に熱中する傍ら、ホッケーやテニスを愛し、女性解放運動にも参加するなど活動的な方でした。
 作家を志したカミンズさんは、アイルランドの首都ダブリンに出て、ヘスター ダウデン(Hester Dowden/1868-1949)という名の女性の家に下宿しました。ところが偶然にもその人こそ、自動書記能力を持つことで有名な方でした。ダウデンさんはカミンズさんにも自動書記能力があることを見いだし、育成します。またカミンズさんは霊の声を聴く霊聴力(クレアオーディエンス)も開花します。
 自動書記は誰しも最初からスムーズにいくわけではありません。回数を重ねるごとによって正確性が増し、書く分量が増えていきます。通信を送る霊界側の霊団との霊的回路が強化されていくからです。
 カミンズさんも最初は15分ぐらいで疲れ果てていました。しかし回数を重ねるごとに継続時間・文字数が増え、2年後には2時間20分間続けてできるようになりました。カミンズさんが自小説を書く時は2日で600字程度のスローペースでスペルミスもあるのですが、自動書記の時は、一時間に平均1600字を綴り、一字もスペルミスがありません。
 カミンズさんが自動書記を行う時は、必ずそばに親友のE.B.ギブスという名の日本を旅したこともある女性が立ち会いました。
  カミンズさんはまず机の上にページ数の書かれた紙を用意します。着席すると左手で両目を覆い、右手に万年筆を持ちます。 軽い瞑想状態に入ると、瞬時に手が高速で動きだします。霊聴力も駆使し霊界側の声に耳を傾け時々"Yes”"No”とだけ口ずさみます。
 用紙はギブスさんが両手で押さえ続け、各ページの終わりになるとギブスさんが用紙をめくります。二人は自動書記中、一言も言葉を交わしません。
 ではこの通信、霊界側の誰が何の目的で伝えてきているのでしょう?
フラクタル, 緑, 聖パトリックの日, ファンタジー, アイルランド

紀元1世紀に生きた霊が伝えるイエスの一生と弟子達

  自動書記は実に複雑なメカニズムが霊界側にあってこそ実現するのですが、この通信は、クレオファス(Cleophas)という名の紀元一世紀にキリスト教に改宗した霊が送ってきています。
 彼は古代の数種類の歴史書を元に、新約聖書の内容をさらに詳しく述べたり、欠落部分を補ったりするなどして、読みやすい小説風の物語にすることを最大の使命としてカミンズさんに通信を送ってきました。
 クレオファスは霊界の中でも地上の人とは直接交信できないほど霊的進化を遂げた霊のため、地上との中間地点の界層にいるスクライプ(書記係)と呼ばれる霊にまず物語を送ります。スクライプはさらに下の界層にいるメッセンジャー(使者)と名乗る霊に送り、メッセンジャーがカミンズさんの潜在意識を使用し、文字を綴らせます。こうして自動書記が成立します。
 1920年代後半になってカミンズさんがこの通信を書籍化するにあたり、計20名の聖書学者や神学博士が徹底的に内容を考証したところ、通信の中に出てくる歴史、地理、古代の地名の一言一句まで正確だったため、全員から正真正銘のお墨付きを直筆の著名入りでもらっています。実際に自動書記の現場に立ち会った専門家もいます。
 私の感想としては学びも多い一方で全体的に神話的な要素が強いと感じましたが、学者の皆さんにとっては、聖書に反する内容があっても、初期教会時代の様々な状況や改宗してからのパウロの体験など、長年どうしても知りたかったことを教えてくれるような、聖書に光を当てる通信となったことでしょう。
 一度も聖書を読んだことのないカミンズさんが、このような内容を綴ったことは、自動書記の大きな特徴を表しています。それはどう冷静に考えてもその人がそれまで持ち合わせていた知識を超越している点です。
 クレオファスからの通信は、元牧師の山本貞彰氏が約2年かけて邦訳し、「イエスの少年時代」「イエスの成年時代」「イエスの弟子達」(潮文社)として紹介されました。山本氏はスピリチュアリズムに出会い、牧師を引退した方です。翻訳を終え、次のような言葉をのこされています。
「聖書はあまりにも人物を神格化しすぎたり、大事な部分をはしょったりしている。しかも肝心な霊的知識は稚気に過ぎている。長年教会に携わってきた自分が何故もっと早くこれに気づかなかったのか」

もう一つの自動書記「イエス・キリスト 失われた物語」

 もう一つ、イエス関連で自動書記によって綴られた書籍「イエス キリスト失われた物語 聖書が書かなかった生と死の真実」(ハート出版)をご紹介します。大きな特徴はイエスの誕生と死に関する事実がこれまで知られていたことと全く異なります。イエスを徹底的に人として描いています。
 この本を綴ったのは、フロリゼル・フォン・ロイター氏(Frorizel von Reuter:1890-1985)で、長年ウィーン国立音楽院のバイオリン科の教授をつとめるなどヨーロッパを中心に活躍された方です。「シャーロックホームズ」で知られる作家コナン ドイルとも親交があり、ドイル氏のようにスピリチュアリズムの普及に尽力されました。
 また、ミスター スピリチュアリズムと知られ「シルバーバーチの霊訓」を半世紀以上に渡って霊媒兼サイキック ニューズ紙主筆として伝えてきたモーリス バーバネル氏とも長年の友人関係にありました。
 元々、ロイター氏のお母さん(Grace)が自動書記能力を持っていて、ロイター氏がその内容を解析し出版していたところ、自身も自動書記能力を賜りました。
 そばにいる人の霊能力を受けることはよくあります。前回の記事でご紹介した「ベールの彼方の生活」を自動書記にて綴ったオーエン氏は、最初に奥さんが自動書記能力を発揮し、次にオーエン氏にもその能力が次第に出始めました。
  この本は霊界側の通信者がはっきりわかりません。というのも進化を遂げた霊ほど、あまり自分のことや地上人生を送った際のことは言わないものです。
「私は偉大な霊です」とは言わず「私のことはどうでもいい。通信内容に意識を向けて下さい。」と進化した霊ほど言います。ましてや地上時代の身分や肩書など、霊界では何の意味を持たないので、ひけらかしたりしません。
 同じ自動書記という手法で、同じ人物について語られたにもかかわらず、イエスがどのように生まれ、どのようにこの世を旅立ったのか、二つの書が異なる見解を持っているのは興味深いところです。
 一見これらのことは最も重要なことに思えますが、人生の大事な教訓は日常生活の中にあり、大切なのはイエスの生き方から学ぶことで、私達の霊的成長には全く関係のないイエスの生死については、あまりこだわらなくてもよいところです。
 この本には、確かな霊的知識を持ち、ローマ帝国の圧政と宗教組織の腐敗に立ち向かう社会革命リーダーとしてのイエスの姿が淡々と描かれていて、個人的にはとても読みやすかったです。
 著者によると、イエスの実際の活動期間の3年あまりのうち、聖書はその中の50日程度しか語られていないそうです。そういう点からも両著共、当時の時代背景や人間イエスを感じるには十分の情報量で、学ぶことの多い本です。イエスの生き方を通じて、どんな時も自分自身を信じぬくことの大切さが伝わってきます。

今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
May the Force be with you.
Your spiritual friend,Lani

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