希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
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生命の誕生と死後の世界のメカニズム*あなたは決して一人じゃない

 今回は、霊的真理(スピリチュアリズム)の知識の中から、生命誕生のメカニズムに迫ります。人生は何が起こるか予測できず、先の見えない深い霧の中を手探り状態で進むかのようです。でも、魂の観点から神秘的な命のサイクルを探求することで、今まで見えなかった大切な何かを見つけることができるかもしれません。皆様の人生観、死生観に照らし合わせ、受け入れられる範囲でお読み下さい。

あなたはこの世に生まれる前から存在していた

 この世に新しい命が誕生することは、とても神秘的で感動的です。仮にここに一人の男の子が生まれたとしましょう。両親は愛らしい赤ちゃんに(さとる)と名付けました。悟君は両親に歓喜をもって迎え入れられました。しかし悟君の誕生を、驚くべきことに、目に涙を浮かべ寂しがっている人達がいます。悟君の魂が母体に宿る前に、霊的な世界で一緒に過ごしていた仲間達です。
 人の命は、受精した瞬間に始まるのではありません。悟君はこの世に生まれる遥か前から存在し、別の世界で生活していました。霊の世界、あの世、天国、呼び方は人それぞれですが、人はこの世に誕生する前から別の世界に存在し、この世を旅立った後も生き続けます。死ぬということは、元々過ごしていた故郷に戻ることを意味します。
 いつの日か悟君が地球上での寿命を全うすると、悟君が誕生した際悲しんでいた仲間達が迎えに行き再会を喜びます。もちろん、悟君の祖父母や両親など愛の絆を持った人達が先にいれば、喜びと共に再会します。
 この世での命の誕生の際、喜ぶ人がいれば、別の世界では別れを悲しんでいる人達がいて、またこの世での別れの際、嘆き悲しむ人達がいる一方、違う世界では再会の喜びに湧き上がっているという不思議。これこそ、霊的な出会いと別れの仕組みです。 

誕生のプロセス*魂が母体に宿るまで

 一人の命、一つの魂がこの世に生まれてくる前、必ず綿密な準備をしてから来ます。私達の魂には、この世で必ず学ばねばならないいくつもの計画が練り込まれています。そして、自分の霊的成長に最も適した国、家族、日時を選び、占星術的なことも含め、完璧なシンクロニティとなって命は誕生します。全ての人にとって、誕生日は神秘性を帯びた奇跡の日ですね。
 誕生前の計画は一人で行うわけではなく、自分より遥かに霊的な成長を遂げ、指導的な役割をする‟ガイド”と呼ばれる霊と共に行います。彼らは非常に聡明で愛情深く、私達の地球での一生の間、決して見放すことなく見守り、導き、時に直感を通じてアドバイスを送ったり、私達が‟偶然”と思い込んでしまうほど完璧なタイミングで、様々な出会いを演出してくれます。
 ガイドと計画を練った魂は、最終的に生まれてくるかどうか自分で決断します。嫌々無理やり地上生活に‟行かされる”わけではありません。多くの困難があると十分な理解の上で、霊的な成長を得るため、勇気を持って生まれてくるのです。
 決断の後、魂は霊的世界の最下層にあたるアストラル界と呼ばれる階層まで下がります。ここは地上圏に近く、私達が死後最初に行きつく場所でもあります。
 次に、地上での生活準備をするため、魂の体に三層のオーラ(アストラル体、メンタル体、エーテル体)ができます。アストラル体は思考や感情を司り、メンタル体は直感やインスピレーション、そしてエーテル体は霊的エネルギーを体の各器官や神経系統が行き渡ることを可能にし、チャクラと呼ばれるオーラと肉体を結ぶ場所もここに作られます。
 そして、オーラができあがると、それまでの記憶はほぼ完全に消し去られます。それまで過ごした場所のことも仲間のことも、全て忘れます。しかし、一生のうちでやるべきこと、学ぶべきことは、潜在意識に残っていますから、私達は一人静粛な時間を持つことで、思い出すことができます。
 いや、そんなの思い出せるわけない、という声が聞こえてきそうです。ご心配なく。あなたの心から湧き上がる情熱、それこそあなたの進むべき道です。そして直感がたえずあなたの心をつき動かします。あなたの人生の計画を知るガイドが、道案内をしてくれているのです。あなたは決して一人ではありません。死の最期の瞬間まで、挑戦あるのみです。

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母親と子供の絆*子供の魂に最大限の敬意を

 受精の瞬間、準備が整った魂が宿ります。妊娠期間に子供の魂は徐々に母親と絆を深めていき、感情を感じ取ります。出産数ヶ月前には、子供の魂は地上の雰囲気にだいぶなれてきます。
 だからこそ、夫婦共に母親の健康にできるだけ気を配らねばなりません。生まれてくる魂には最大限の敬意を払うべきであり、例えば妊娠中のタバコはもっての他です。子は親の所有物ではなく、お互いに学びあう、尊い霊的な絆と目的を持った仲間なのです。
 それは夫婦に限ったことではなりません。人間社会は、古来よりどの文化圏でも親だけでなく、地域社会全体で助け合い、子供を育ててきました。現代は核家族化が進み、夫婦二人、または片親だけで育てている方もたくさんいますが、どうしても無理が生じます。
 社会全体で、これから霊的成長を遂げるためにまさに本格的に人生をスタートさせようとしている子供達にとって住みやすく、安全な環境を作っていくことはとても大切なことです。親が自分の子供を大切にすることは、難しいことではありません。でも一見自分とは全く関係のない人達を思いやったり、手を差し伸べてこそ、私達は成長できます。

子供の記憶と霊能力

 子育てのご経験がある方は、子供がまだ保育園や幼稚園に通っていた頃、一人で積み木などで遊びながら、まるで目の前に誰かがいるかのように話しかけている様子を目の当たりにしたことがあるのではないでしょうか。
 私の息子もよく大人の肉眼では見えない‟お兄ちゃん”と‟お姉ちゃん”に話しかけていました。子育てブログを書かれている方の中には、子供が胎内記憶を話し出したというお話を、勇気を持って共有して下さる方もいます。中には潜在意識に残る前世の記憶を話し出したり、全く行ったこともない国の言葉を流暢に話し出す子もいるほどです。
 多くの場合、親はそんな我が子を奇妙に感じ「やめなさい!」と叱ってしまいます。すると子供は親に叱られまいと、折角霊的世界に開かれた心を閉ざしてしまったり、「自分っておかしいんだろうか。人と違うことは駄目なんだろうか」と思い悩みます。
 子供はつい最近まで霊的世界に身を置いていたので、霊能力が敏感な子が多いのです。大人が見えないものが見え、大人が聴こえないものが聴こえることもあります。だいたい4、5才までは通常残っています。そんな時は是非話を聞いてあげて下さい。驚く発見もあるはずです。

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死、それは新たな誕生

 さて、ここまで誕生のメカニズムについて皆様と一緒に魂の観点から見てまいりました。最後に、この世を離れる時について少し触れます。もう一度悟君に登場してもらい一例をご紹介します。もう少しお付き合い下さい。
 悟君は元気に育ち、小学校からサッカーを始め、高校に入っても熱心に続けました。でもある夏の日、部活から帰宅した後、入浴中に突然心臓発作で亡くなりました。17年間の生涯でした。
 悟君は何が起こったかわからず、湯船につかったままの自分の体を上に浮かぶ状態で眺めています。次に空中に浮かぶ自分の体とお湯につかる自分の体が、一本の紐のようなものでつながっていることに気づきました。これはシルバーコードと呼ばれ、肉体とオーラを繋ぐ‟命のひも”です。
 やがてそれが切れると、悟君は眩いばかりの光に包まれます。体は今まで感じたこともないとてつもない開放感を感じています。苦しさや不快感は微塵もありません。死の瞬間も痛みは全くありませんでした。
 体がぐんぐん浮かび上がるような感覚を覚え流れに身を任せていると、目の前に笑顔で立っている人がいることに気づきます。幼い頃かわいがってくれた祖母です。祖母は悟君を見るなり、温かく抱きしめます。この間に、悟君は誕生前に作られた三層からなるオーラのうち、エーテル体を脱ぎ捨てています。
 悟君は祖母と抱きしめ合った後、身覚えのある顔がいくつも目の前にいることに気づき、記憶が次々と蘇ります。生まれる前までずっと行動を共にし、悟君が地上で人生を送ることを決意すると、涙を流して別れを惜しんだ仲間達です。そして、悟君が生まれる前、共に一生分の計画を練り、生涯を見守ってくれたガイドもいます。この後悟君は一生分の言動を、ガイドと共に振り返ることになります。怒られたり咎められることは決してありません。計画がどう実行できたか、そこから何を学んだのか気づきを得るため相手の立場にたって人生を回顧するのです。
 悟君は足元に何かが何度も突っついてくる感覚を覚えます。目をやると、なんと小学生の頃飼っていた柴犬のジョンで、ジョンは悟君が6年生の頃旅立ちました。悟君はしっぽを大きく振り喜びを表すジョンを思わず抱きしめました。同時に頬を熱い涙がつたい、彼ははっきりと自覚します。「僕は死んだんだ」と。
 ‟死”を経験した悟君は、あまりにもそのプロセスがスムーズだったことに驚きを覚えると同時に、全く恐れることはないと知ります。彼がいる場所は、あらゆる国籍、人種、宗教を越えた美しい光が溢れる場所であり、心は深い幸福感に包まれています。
 でもその時、強烈な悲しみを全身に感じました。それは、地上にいる両親から発せられたものだと誰かに問うことなくわかりました。悟君は、両親が深い悲しみの中、愛する息子ともう二度と会えないと思い込んでいて、自分のことを若くして旅だったとても可哀想な子だと思っていることをはっきりと感じ取ります。
 しかし悟君は霊的にはっきりと認識しています。17年間の生涯は、生まれる前に予め計画した期間だったのだと。急な病に倒れたのも計画の一部で、強い魂の持ち主である両親に、さらに深い人生の洞察をもたらすために取らざるをえなかった方法だったのです。
 悟君は死後の世界に来た今、たくさんの愛情を注いでくれた両親に感謝の気持ちで心が満たされています。両親のおかげで、愛の本当の意味を知ったからです。だから余計に、深い悲しみにくれる両親にどうしても伝えたい想いが湧き上がります。
「お父さん、お母さん、どうかそんなに嘆き悲しまないで。僕は本当に元気で生きているから。僕は可哀想な子じゃない。お父さんとお母さんに愛されたすごく幸せな子だよ。必要とされたらすぐに助けにいくからね。もちろん、お父さんとお母さんがこっちに来るときは、一番最初に迎えにいくよ」

 今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your soulmate friend, ラニ

参考文献等:シルバーバーチの霊訓(潮文社)、私は霊力の証を見た(潮文社)Hayhouse Radio(Hay House Radio - Radio For Your Soul)、天国との会話(光文社)

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