希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

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亡き妻に会いたい*霊能力を身につけたフレデリック スカルソープが見た天国の風景

実はみんなが毎晩体験していること

 フレデリック スカルソープ氏は、妻を亡くしたことがきっかけで、霊能力の養成所に通って努力の末、霊能力を身に着け、霊能者として30年ほど活躍した人です。
 彼は霊能力養成の過程で、意識的に幽体(霊体)を肉体から離脱できるようになり、天国を訪れて先に旅立った最愛の妻だけでなく娘や両親に会ったり、天国の様々な界層(場所)を訪れ、そこで体験したことを二冊の著書にまとめました。
 幽体離脱という言葉は、にわかに信じがたい現象のように聞こえますが、実は全ての人が睡眠中に体験していることです。
  著名なアメリカ人霊能者のジェームズ ヴァン プラグさんも「なぜ死をそんなに恐れるのですか?あなたは毎晩天国を訪れているんですよ」とおっしゃっています。
 天国の記憶を覚えている場合、通常色彩が鮮やかで天国にいる人がとても元気な姿で現れます。しかし人間の小さな脳の機能では、高次元の壮大な霊界の記憶は断片的、もしくは全く覚えていないことがほとんどです。
 今回は、スカルソープ氏が見た天国の風景を彼の言葉(色枠内)を通じてお伝えします。

スカルソープが見た天国①②* 睡眠中の夢
 ①多くの人が睡眠中に霊界旅行を体験しているが、それを思い出せないだけである。朝目を覚ますと同時に精神を統一して思い出す訓練をすると効果的である。

 ◎夜眠る前に「私は朝起きた時、夢の内容をはっきり覚えています」と繰り返し言葉にしたり、起床後すぐに夢日記をつける習慣も効果的です。夢にはそれまで悩んでいた問題の解決策になるような答えが用意されていることもあります。その時は意味がわからなくても、後で意味を成すことがあります。

②睡眠中、霊体は肉体の少し上の辺りに位置している。両者はシルバーコードでつながれていて、朝目が覚めた時に、霊体が肉体と合体する。死に際しても霊体が上昇するが、肉体機能の停止によってシルバーコードが自然に切れ、霊体はその本性にふさわしい場所へ赴くことになる。

 ◎睡眠中に人が天国を訪れるのは、魂の教育目的がほとんどで、いつか訪れる死後の環境にスムーズに順応する意図があります。死後「ここは見覚えがある」といった感じで、生前睡眠中に訪れていた場所や学んだ内容が蘇ります。
 尚、夢の全てが霊的とは限りません。中には単に感情を整理している場合もあります。悪い夢を見て嫌な気分になっても、それは心の癒しのプロセスの一部ということもあります。コラ, スペース, 宇宙, 空, 惑星, 星, ムーン, 天文学, シュールな 

スカルソープが見た天国③④*亡き妻との再会 

③妻が私に見覚えのある足取りで笑顔を浮かべながら近づいてくる。「ああ、やっと再会できた」という気持ちでいっぱいだった。妻は自宅に置いてある写真と同じコートを着ていた。妻も嬉しそうだった。妻の容貌が生前そのままであることを確認した。やがて二人のオーラが融合すると妻の容貌がずっと進歩した霊のそれに変わっていった。

 ◎天国では、思念により自分の容姿を変えることができます。例えば、高齢で亡くなった人は、天国では20代から30代の姿に通常変わります。しかし、地上の親族や友人の死の際、天国から迎えに行く時に自分とわかってもらうために他界した時点の姿に一時的に戻る場合もあります。

④地上の全人生と個性がオーラの中に記録されており、お互いのオーラが融合し合うと、共に過ごした生活が蘇ってくるほどであった。私は地上にいた時よりもその時のほうがより一層、本当の妻を理解していたし、妻のほうも深く私を理解してくれていることもわかった。

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スカルソープが見た天国⑤⑥*暗く陰鬱な天国の下層界 

 天国では一人一人の霊的成長度(霊格)によって死後たどり着く界層が異なります。生前、暴力や偏見、差別的な言動をしてきた人は、死後、低い界層にたどりつきます。 

⑤一つの界層へ到着すると、すぐにその界の住民の思念を直接的に感じ取る。下層界の場合は、それが吐き気を催すほどの不快感を覚える。地上で味わういかなる不愉快さもそれとは比較にならない。下層界の住民は霊的真理について無知である。自分が死んだことに気づかない者すらいるほどである。霊界旅行をしていると、私は死後の世界について地上にいるうちに知っておく必要をしばしば痛感させられる。基本的な霊的真理は、霊界へ来てから学ぶよりも、地上において学んでおくほうがはるかに効果的である。

 

⑥下層界の住民の思念は邪悪・残忍そのもので、その土地は延々と続く陰気な湿地帯で、下水処理場のような悪臭がする。どの人間もうなだれ、あたりのことは何も関心をみせず、ただのそりのそりと歩きまわるだけである。これは、地上時代の無知が霊界におけるそれ相当の境涯に位置付けているにすぎない。天国の下層界にはそうした劣悪な波長の境涯がいくつもある。

  ◎ここは、光がほとんど届かない漆黒の世界で「ダークゾーン」と呼ばれます。自ら成長したいと望まない限り、上の界層には行けません。この時1937年で、スカルソープ氏はあとで指導霊から、ここは後にある国の独裁者がたどり着く場所であると教えてもらいます。第二次世界大戦のことを指していると思われます。
 著名な政治家であろうが、組織の絶対的な権力者であろうが、自らの利益・立場を優先させ、人を傷つけたりだますような行為を続けると、問答無用で死後下層界へ引き寄せられます。生前の言動は全て霊体に記録されていて、同質の人が世界中から集まります。スカルソープ氏は「神の法則は絶対に公平である。何事も動機が優先される」と言っています。 
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スカルソープが見た天国⑦~⑩*思いやりあふれる天国の上層界(動物・子供の魂) 

⑦動物にも平和と幸せの境涯があり、人間からの情愛にすぐに反応してくれる。人間が与えた愛は、何倍にもなって自分に戻ってくるものである。反対に動物を虐待した者は、つらい思いをすることになる。

 ◎多くの霊界通信が動物実験は絶対にやめるよう警鐘を鳴らしています。動物への残虐性は、その人の霊性の低さを表します。従って死後、動物界に連れていかれ教育を受け、命の尊さを学び、大変深く後悔することになります。
 また人間に愛をもらった動物(ペット)は、死後、生前の個性を保ったまま動物界にたどり着き、愛情豊かな人々にお世話をしてもらい、飼い主が地上人生を終えると再会し、共に暮らします。
 先に飼い主が他界している場合は、ペットは動物界へは行かず、飼い主が暮らす界層へ直接行きます。人間に愛をもらう機会がなかった動物の魂は、それぞれの種の類魂に吸収され個性が完全に消えます。 

⑧天国でも上層界に行くと地上とそっくりで自由な活動と霊的可能性を楽しんでいる境涯がある。霊体が低い界層にいた時より遥かに良い影響を受ける。雰囲気にのどかさが増し、考えることが常に明るく、新たな驚異と興味の対象に胸躍らせて霊としての真の喜びを味わい始めている。

 ◎ほとんどの人がこうした界層にたどりつきます。地上の自然を遥かに上回る大変美しい環境の中、周囲は心優しい人ばかりです。体は軽やかで心は常に喜びにあふれる幸福な境涯です。やりたいことは何でも挑戦でき、あらゆる才能が開花する場所でもあります。

⑨他界した幼い子の世話をするのは、子供好きの人達である。世話をしながら折をみて、地上の両親や家族のところにつれていって、地上的情緒を味わせてあげることもする。地上的な喜びも悲しみも魂の成長にとって必要だからである。

 ◎幼くして地上を去った子供は、子供だけの特別な場所へたどり着きます。完全に安全な場所で、霊的に高い進化を遂げた愛情あふれる人に世話をしてもらいます。子供は大人のような固定観念がないため、天国の暮らしにも大変スムーズに順応します。
 地上での体験が少ない分、地上の両親の元を頻繁に訪れ、地上のことを学び続けます。天国では霊的な成長とともに、成人のように成長していき、両親が人生を全うし天国へ旅立つ時、真っ先に迎えに行きます。
 尚、中には子供の容姿のままとどまることを選び、地上の人々のために活動する霊もいます。高い霊的進化を遂げた霊でトプシーと呼ばれます。

⑩心が愛に満ち、他人への思いやりの情を失わない限り、霊界へ来ると、自動的に同じ波長の境涯への引き寄せられていく。そこでさらに霊力と知識とを身に着けて、進歩も楽しく容易となる。高い界層では高い指導を受けやすくなるからである。かといって、あとに残していく地上にいる愛する人と縁が切れる心配は一切無用である。

◎人にも動物にも地球にも優しい生き方を常日頃から心掛けたいですね。「人」の中には自分自身も含まれます。自分の中に怒りや恐怖心があると、それが他者への批判や悪態となってしまうことがあります。
 適度に運動したり、瞑想したり、日記をつけたり、アファメーションをするなど、感情をためこまず日常的に意識して自分の心を癒すことで、優しい気持ちを持ち続けることができます。 
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani  

参考文献:私の霊界紀行、ベールの彼方の生活、シルバーバーチの霊訓(全て潮文社)

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