希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

希望発見ブログLooking for HOPE

希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

スポンサーリンク

交霊会の余話として【3】交霊会から学ぶ自分を救う生き方

  今回の記事では、交霊会に関する余話を交えながら、天国の住人の視点から霊的知識をお伝えします。

鉄壁の守りを*霊的ガイドの役割

 交霊会は、霊界側から霊能者の複数の霊的ガイドが、霊能者を取り巻いて万全のサポートをしています。中には地上の霊能者にメッセージを上手に伝えられない霊や、最愛の人にメッセージを伝えられることに興奮を抑えきれない霊もいて、そんな時は霊的ガイドが手を差し伸べます。
  霊的ガイドの中でも様々な役割があり、最も霊格の高い指導的な役割を果たす霊的ガイドが、天国から現れた霊に会話の許可を出した上で交霊が始まります。そして、天国から訪れた霊の身元証明のため、霊にまず地上の愛する人との個人的なエピソードを霊能者に伝えるよう指示します。この証明の部分が交霊では最も重要で、霊能者が霊の身元を交霊会に参加した人に証明できれば、霊能力を信じられます。
 なお、地上世界にも迷惑行為をして自分の存在を認めてもらおうとする人がいるように、霊の世界にも、交霊の最中に邪魔をしようとする霊が現れることがあります。
 そのため、天国から訪れた霊の霊的ガイドも交霊会を見守っていて、霊能者の霊的ガイドと共に周囲を囲み、目を光らせています。
 私たち一人一人にも霊的ガイドはいて、一生を終えた後も天国での新たな生活に順応できるよう、とても親切に面倒を見てくれます。霊の世界は、国家や人種を超えた世界であり、日本人の私たちに生前日本人だった霊的ガイドがつくとは限りません。また、宗教も超えた世界で、たとえば敬虔なキリスト教徒の方の霊的ガイドを、生前スラム教徒だった方が務めていることがあります。
 霊的ガイドは自分が担当する人間にとても深い愛を持っていて、絶対に見放すことはありません。できれば毎日同じ場所、同じ時間に一日に数分でも、地上にいる私たちが瞑想して心を休める時間を持つと、霊的ガイドが人生全般を援助しやくなります。
 同時に、必要なものは必ず授けられる、必ず道は開ける、自分はどこにいても完全に守られていると信じ、霊的ガイドに絶対的な信頼を置くことが、強力な霊的援助を呼び寄せます。
 自分の霊的ガイドが誰か気になる方は、就寝直前に深呼吸を繰り返して気持ちを落ち着かせ、夢に出てきて下さいとお願いしてみて下さい。起床時覚えていない時は、毎晩根気よく続けると結果が出やすくなります。
11 時間, 大惨事, 目覚まし時計, 時計, ベルを鳴らす, ダイヤル

地上の人々のために*フィーダの想い

 霊的ガイドの中でもそれぞれの霊的成長度において、持っている知識や役割が異なります。中には地上人生で大きな過ちを犯し、死後低い界層に導かれたものの、真摯に反省し、高い霊的レベルの霊の援助の元、門番のような形で交霊会に尽力している霊もいます。
 そうした霊は、高尚な霊的知識はまだ身に着けていなくても、自分にできる範囲で献身的に地上の人々のために活動することで、過去の行為の過ちを償い、徐々に高い界層へとのぼっていきます。
 グラディス レナードという世界的な霊能者の霊的ガイドに、フィーダ(Feda)という霊がいました。フィーダはグラディスの先祖霊の一人です。
  フィーダは地上人生を回顧し「私はロクでもない女だった」と言うほど、霊的にさほどの成果を得られませんでしたが、死後、霊的向上心が芽生えました。
 ある時、霊能力のあるグラディスに「これからあなたと共に、死別の悲しみに苦しむ人たちのために霊的真実を伝えていきたい」と申し出ました。
 グラディスはフィーダの想いを受け取り、50年余りもの間、霊界側にいるフィーダと二人三脚で多くの交霊会を開催し、二つの異なる世界の住人の声をつなぎ、悲しみのどん底にいる多くの人たちの心に寄り添い続けました。
 フィーダのように霊的知識を地上の人々に伝える役割を担う霊は、大変高い霊的進化を遂げた高級霊の厳しい管理下に置かれます。霊的知識は、霊的ガイドや霊能者の私見であってはならず、誤ったことを伝えてはならないからです。
 また、子供の姿をした霊的ガイドもいます。前回の記事で子供時代のお話をお伝えした霊能者・ヘレン ヒューズにはマジータという霊的ガイドがいて、エセル ポストパリッシュという霊能者には、ホワイトベルという霊的ガイドがいました。両者とも、アメリカインディアンの子供の霊です。
 子供といっても元々高い界層に暮らす叡智に富んだ霊であり、あえて自己犠牲によって子供の形態にとどまり、その純真無垢な精神性から高い波長を出すことで交霊会の雰囲気を和らげ、霊的コミュニケーションを援助しているのです。
 こうした霊をトプシーと呼びます。トプシーは役目を終えると元々暮らしていた天国の高い界層に帰っていきます。

動物の魂*飼い主を愛し続ける動物

 交霊会にはペットの霊が現れることもあります。動物は霊能者を通じて、思念によって飼い主をとても愛していることを伝えてきます。動物からしてみれば、愛情を注いでくれた人間は大きな霊的成長を与えてくれた大恩人ですから、その愛を決して忘れず、飼い主がいつか他界するまで天国の動物界で待ち続けます。
 動物界では死後も動物を愛してやまない人たちが、愛情いっぱいに面倒を見ています。その人たちが交霊会にペットを連れてきて飼い主と再会させてあげたり、かつて暮らした自宅まで連れて行くことがあります。
 なお、飼い主がペットより先に他界した場合は、ペットの他界時に飼い主が天国から迎えに来て、自分が暮らす界層に直接連れていきます。
 しかし、人間に愛情を注いでもらう機会のなかった動物の魂は死後、各種ごとの類魂に吸収され、完全に個性を失います。人間に愛を与えられた動物のみが、天国でも個性を保ちます。
 動物の魂についてお伝えする時、繰り返し触れねばならないことがあります。犬や猫など身近な動物の殺処分に反対される方は多くいます。その深い愛を、食用にされるような牛や豚、鳥などの動物にも向けられるでしょうか。以下、受け入れられる範囲でお読み下さい。
 死後の魂の行く末を人間の例であげると、残酷な殺され方をした人は死の直後、その精神的ショックから必ず天国にある病院に導かれます。霊体そのものは一切傷つきませんが、霊体は精神が支配しているため、死後新たな人生を歩む前に、心のケアと休息期間が必要なのです。人間は本来安らかに死を迎えるべきで、恐怖の極限状態で死を迎えるべきではないからです。
 動物だって同じ霊的存在です。感情があり、魂があります。しかし現実は、世界中で多くの動物たちが食用のため、恐怖の極限状態で死んでいきます。
 人間も動物も死後、電源を落としたテレビやパソコンのように、真っ暗な世界になるのではありません。霊体があり意識も感情もあります。殺害された動物の魂はいずれ各種の類魂に吸収されますが、その前に、動物も心のケアが必要で、天国でもそのために活動している霊がたくさんいます。
 天国は精神を基調とした世界であり、多くの界層がお互いに融合しているため、そうしないと動物たちの極度の恐怖の念が、動物の類魂そのものや地上社会を含めた他の界層に多大な悪影響を与えてしまいます。
 人間の「いただきます」という言葉や食用にされた動物への感謝の気持ちでは、動物たちの心は癒えることなど全くありません。
 動物同士だって命を奪い合っている、それが自然の摂理だと思われるかもしれませんが、人間は地上で最も霊的進化を遂げた存在だからこそ、動物を利用するのではなく、保護する役割と義務があります。
 霊の世界でもこうした事態を放置しているわけではなく、スピリチュアリズムと呼ばれる、天国の高界層から地上世界への霊的な働きかけは、絶えず行われています。今後、人間の健康や幸福だけを優先させる考えに疑問を持つ人が一人、また一人と少しずつ増えていきます。肉食を減らしたりやめたりするなど食生活に変化が出始め、世界は必ず動物の命をより大事にする方向に動いていきます。
 食に関することだけでなく、ペットの生体販売や動物実験、動物園のあり方まで、世界は徐々にですが動物にとって良い環境になっていきます。
 そうした霊的な流れにのっていく個人や国家が現れます。反対に、自由意思により徹底的に抵抗する人も出てきます。しかし、霊的な流れを止める力がある人は、この世に一人もいません。www.spiritualfriends.work

自分で自分を救う道*チャンスは目の前に

 霊的な世界に心を開くことは素晴らしいことですが、中には誤解されていることもあり、交霊会でも霊的ガイドが「それだけはやめて下さい」と警告をだすのが特定の人物の「崇拝」です。
 霊的ガイドのフィーダが死後、献身的活動により大きな霊的成長を得たように、人は地上にいようと天国にいようと、皆、霊的進化の途中です。高級霊、霊的ガイド、そして霊能者を含め、究極を極めたわけではありません。
 他界された方のために愛の念を送る祈りはとても大事ですが、特定の人物を神格化して拝んだり、祈りの対象として現世利益を得ようとすることは霊的に全く意味のないことです。
 そうした行為によって一ミリも霊的に成長できず、救われることもありません。この点、特に宗教には大きな誤解があります。何を信じるかではなく、どう生きるかが何よりも大事です。
 人生の最大の目的は、一人一人が利己性や強欲、暴力性、排他性などの霊性の低い部分を克服し、愛、思いやり、謙虚、協調など、霊性の高い部分を日常生活の中で実践することで霊的成長を得ることです。愛を実践することによってのみ、人はいつでも人生を再出発でき、霊的法則により自分で自分を救うことができます
 霊的成長の階段を高く上った人ほど自己顕示欲のかけらもなく、「私のことを拝みなさい」などとは露にも思いません。そんな時間があるのなら、自分より困っている人に手を差し伸べなさいと言います。
 地上世界は、様々な霊的成長レベルの人が混在して暮らす特殊な場所であり、生きづらさがあって当然です。霊的視点からみれば、霊的成長レベルのとても低い幼稚な魂の持ち主が、政治的、社会的実権を握ることもあります。
 科学技術の悪用や一部の人間の富・権力の独占、戦争、暴力、不正、差別、貧困にいたるまで、世界はすでに混乱を極めており、お互いを思いやり、助け合うこと以上に大切なことはありません。
 人生で、自分以外のたった一人の人間でも、たった一匹の動物でも、心から本気で愛を与えることができたなら、その人は霊的成長の階段を着実に登り、永遠の霊的資産を手にしていることになります。霊的資産は物的資産と異なり、死後の世界にも携えて行くことができ、一旦手にしたら二度と失うことも奪われることもありません。チャンスは、毎日やってきます。

今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your soulmate friend,Lani

参考文献:人生をもっと幸せに生きるために(河出書房出版)、もう一度会えたら(光文社)、天国との対話(光文社)、シルバーバーチの霊訓(潮文社)、これが心霊の世界だ(潮文社)、私の霊界紀行(潮文社)、パワー・オブ・ザ・ソウル(JMAアソシエイツ)、インペレーターの霊訓(潮文社)、ベールの彼方の生活(潮文社)、霊性進化の道(潮文社)、こころが満たされる本(大和書房)、こころが安らぐ本(大和書房)

www.spiritualfriends.work

www.spiritualfriends.work

www.spiritualfriends.work

www.spiritualfriends.work