希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
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シルバーバーチの霊訓からQ&A【第3回】霊訓を支えた人と、祈りについての霊的知識

 今回の記事では、前半にシルバーバーチの霊訓に関する逸話をお伝えします。後半にはシルバーバーチの霊訓の中から、「祈り」に関する霊的知識をQ&Aの形でお伝えします。

高尚な思念を地上の言語に*霊界通信のメカニズム

  地上世界に暮らす私たちとは異なり、天国の住人にとって言語によるコミュニケーション方法は、とても煩わしく不便です。死後まもない頃はそれまでの習慣で言語も使用されますが、次第に皆、思念でコミュニケーションをとります。心で思ったことが相手に瞬時に伝わり、相手が思ったことをごく自然に受け取るのです。
 天国の高い界層で暮らす高級霊ともなれば、完全に思念のみで生活をします。そのため、高級霊シルバーバーチは霊的知識を地上の人間に伝えるにあたり、思念を地上の言語(英語)に変換する"通訳”が必要になりました。
 シルバーバーチ自身も英語を学びましたが、シルバーバーチ霊団の中には、かつて地上で文豪と呼ばれた人が言語のエキスパートとして参加していて、霊言が以下のように平易な言葉で表現されています。なお、思念を言語に変換するプロセスは、電光石火の如く一瞬にして行われます。

Lift up your heart.Do not worry and have no fear.Fear is a bad counsellor. Fear always impedes the channel through which help can come from our world. Be confident, know that the way will be shown.You will look back and say, "I am not sorry because I have added to my mental and spiritual equipment in what I have learned.”

  こうして交霊会で語られた霊言は毎回速記者によって記録され、霊能者でもあるモーリス バーバネル氏が主筆を務める、サイキックニューズ紙に掲載されるようになりました。交霊会は通常金曜日の夜に行われたので、サイキックニューズ社の社員は、翌月曜日の刊行に間に合わせるべく週末を返上して編集にあたりました。
 やがて交霊会で伝えられた霊的知識は、1938年に初めてシルバーバーチの霊訓として書籍化され、日本語にも訳されました。翻訳者は近藤千雄氏で、先ほどの英文は以下のように訳されています。

元気を出してください。くよくよしてはいけません。取り越し苦労はやめて下さい。心配しても何にもなりません。心配の念は霊界から届けられる援助の通路をふさぎます。自信を持つのです。道はきっと開けると確信を持つのです。いつの日か、それが苦い体験だったおかげで、精神的にも霊的にも成長したのだから悔いはないと言える日が来ることでしょう。

 

◎左:近藤千雄氏、右:モーリス バーバネル氏。1981年1月4日、ロンドン・サイキックニューズ社にて。この時から約半年後、バーバネル氏は79年の地上人生を終え、天国へ旅立った。(出典:シルバーバーチの霊訓12)

知識は邪魔にならない*息子の死を乗り越えた母の言葉

 翻訳者の近藤千雄氏には、子供の頃、霊的世界に心を開くきっかけとなる出来事がありました。兄、豪男(ひでお)さんの死です。それは、終戦翌日(1945年8月16日)のことでした。
 当時近藤家は、日本統治下の台湾に暮らしていて、台北や台中、台南と大都市を転々としていましたが、次第にアメリカ軍の空襲の激しさが増したことで、田舎に疎開していました。
 中学校三年生だった豪男さんは、その日の朝、母親が作ってくれたお弁当を持って、コンクリートの要塞の建築現場に向かうため、自宅近くの停留所に迎えに来たトラックに乗り込もうとしていました。
 その時、自宅にいた母親は何を勘違いしたのか、豪男さんに弁当を持たせるのを忘れたと思い込み、慌てておにぎりを作って後を追いかけ、トラックに追いつきました。
 そして「ヒデちゃん、ほらお弁当!」と言っておにぎりを差し出すと、豪男さんは「あるよ」とさりげなく言って家から持参した母の弁当を見せました。
 母は「ニつぐらい食べられるでしょう」と伺うようにおにぎりを差し出しだしましたが、豪男さんは「いいよ」と言って断りました。やがてトラックが出発し、母はおにぎりを持ったまま豪男さんを見送りました。
 母が自宅に着いて間もなく、豪男さんを乗せたトラックが事故にあったという知らせが届きました。日本の敗戦の知らせを聞いた運転手が、やけ酒を飲んでいたのです。
 当時小学校5年生だった弟の千雄氏は、家を飛び出した母を追って、事故現場、病院へと走りました。しかし、豪男さんはまもなく息を引き取りました。
 近藤家はそれから広島に戻りましたが、母親は何年もの間、豪男さんの死に打ちひしがれ、悲嘆にくれていました。同時に「あんな素晴らしい子が、この宇宙から消えるはずがない」という強い信念を持ち、確かな霊能力を持つ人を何年も捜しました。その信念が、間部詮敦という霊能者に導きました。豪男さんの死から8年後のことです。
 間部氏は、近藤千雄氏の母親が部屋に入るなり言いました。「今そこに若い男の方が立っていますよ。両手に何か持っていますね。ほう、弁当だとおっしゃっています。お母さんには申し訳ないことをしたとおっしゃっていますが、何か心当たりがございますか?」
 その時、母親はその場にどっと泣き崩れました。脳裏に台湾での豪男さんとの最期の瞬間が蘇ったのです。それは、15歳で亡くなった最愛の息子は、間違いなく今も生きていると確信した瞬間でもありました。
 千雄氏はそれから英語の学習に力を入れ、間部氏の元で霊的知識を探求する道に進みました。母親は「物はいつかは朽ちるし持ち運びが大変だけど、知識は絶対に邪魔にならないから」と言って千雄氏に霊的書物の購入を勧め、霊的知識専門の翻訳家となる彼の夢を誰よりも応援しました。
  一人の女性の強い信念と大変優れた霊的先見性が、シルバーバーチの霊訓の素晴らしい日本語訳を生み出したのです。
 それでは次に、祈りに関する質問にシルバーバーチが答える様子をお伝えします。

Q&A:1~4

Q1:私たちが祈りによって心に念じたことは、必ず霊界にいる人に通じるのでしょうか?

A1:そうとも限りません。波長が一致しているか否かによります。もっとも、霊的な親和性のある魂同士であれば、地上と霊界の隔たりに関係なく、思念や要望は瞬時に通じます。他の人のために祈ることも、真摯な祈りは決して無駄になりません。思念は生き物だからです。


Q2:祈れば、聞き届けてもらえるのでしょうか?

A2:それは祈りの中身と動機によります。人間はよく、聞いてあげるわけにはいかないものを要求します。要求通りにしてあげたら、霊性の進化を妨げ、人生観を狂わせてしまうからです。
 祈りというものを、人間の側からの要求を聞いて霊界で審議会を開き、「よかろう」とか「それはならぬ」といった返事をするような図を想像してはいけません。祈ることによって波動を高め、より次元の高い界層と通じることによって、然るべき回答が届けられる条件を整えるのです。


Q3:祈りの機能を教えて下さい。

A3:まず、ご利益信仰は利己的な欲求ですから、祈りではありません。一方、魂のやむにやまれぬ祈り、霊的活動としての祈り、万物の背後に控える霊力との融合を求める祈りといった、真実の祈りがあります。魂の奥底からの欲求、より多くの知識、より深い悟り、より強い力を求める要望は自動的に成就されます。危険にあっての祈りであれば、保護のためのエネルギーが引き寄せられ、救助のための霊団が派遣されます。霊団の中には血縁関係の霊もいれば、愛の絆によって結ばれている類魂もいます。


Q4:祈りが叶った時は、霊界の誰かが叶えてくれているのですね?

A4:そもそも祈りとは魂の発現です。それは思念の波動であり、霊性の一部です。祈りは、光明すなわち導きを求めて叫ぶ魂の葛藤です。それが思念のパワーを増幅させ、祈りの回答を引き寄せる力になります。
 人間の祈りの性質によって、それが届く範囲というものが自動的に決まり、その人間の霊性の進化の度合いに応じて、引き寄せられるべき霊が自然に決まります。その霊たちは、地上人類のため活動する決意ができています。
 祈りが叶えられた場合は、その時点までに到達した精神的並びに霊的進化の段階で、当人にとってふさわしいものが叶えられたのです。
  切実な祈りは、しかるべき目標に届くものです。必死に祈れば、祈りが架け橋となって必ず回答が得られます。


Q&A:5~8

Q5:祈りは集団で行った方が効果がありますか?

A5:ほんのわずかでも波動が一つにまとまれば効果がでますが、組織的な体制で機械的に行う祈りや慣習的になって何の感慨もわいてこないような祈りは、何の価値もありません。人数を多くして嘆願する必要はありません。


Q6:神とは誰なのでしょうか?あるいは何なのでしょうか?

A6:神は人物ではありません。個人を超えたもので、宇宙の自然法則のことです。霊界、地上界にまたがる全宇宙の創造力であり、完全なる愛、無限の叡智です。神は全ての生命に内在しています。
 人間的存在としての神は、人間が勝手に創造しただけです。悪魔にしてもそうです。そうしたものは限られた視野しか持たない人間の想像的産物にすぎません。神は自然法則なのです。それさえ理解すれば、人間の最大の秘密を学んだことになります。なぜなら全てが不変にして不滅、完璧にして全能の法則によって人生が支えられていると悟れば、人生には完全無欠の公正が存在し、宇宙の創造活動にあって誰一人として忘れ去られることがないことを知るからです。


Q7:あなたはなぜ神に祈るのですか?

A7:それは、可能な限り最高の神の概念に波長を合わせたいという願いの表れなのです。祈りとは私たちの周りに存在する、より高い霊的エネルギーに波長を合わせる手段です。その行為によって、ほんの少しの間でも精神的な活動を休止して、心をより受容性に富んだ状態に置くことになります。わずかな時間でも心を静かにしていると、その間により高い波長を受け入れることができ、あなたに本当に必要なものが授けられる霊的通路を用意したことになります。
 自分をより一層誰かのために役立てたいという真摯な願いから、改める自己の欠点、克服すべき弱点、超えるべき限界を見つめるための祈りであれば、その高められた波長を通して励ましと決意を授かり、祈りが本来の効用を発揮したことになります。


Q8:あなたは神は宇宙の全生命に宿るとおっしゃっています。だとすると、神に祈ることは不要ではありませんか?

A8:その方が祈りたくないと思われるなら、別に祈る必要はないのです。無理して祈ってもそれは言葉の羅列にすぎませんから、意味がありません。
 祈りは魂の憧憬を高め、決意をより強固にするための刺戟、これから人生に訪れる様々な闘いに打ち克つために、守りを固める手段です。言い換えれば、祈りとは神性のひとかけらである自分が、その始源である神と一層緊密なつながりを求めるための手段です。その全生命の背後の力との関係に目覚めた時、その時こそ本当の自分を見出したことになります。


今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani
参考文献:シルバーバーチの霊訓(1ー12)、これが心霊の世界だ、霊力を呼ぶ本、人生は霊的巡礼の旅、インぺレーターの霊訓、ベールの彼方の生活(以上全て潮文社)、シルバーバーチに最敬礼(コスモス・ライブラリー)、(以下全てハート出版)シルバーバーチの新たなる啓示、シルバーバーチの最後の啓示、シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A、シルバーバーチ今日のことば

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