希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

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【シルバーバーチの霊訓12】から名言集15撰(前編)*力強く生きるための叡智

 シルバーバーチの霊訓はもともと、英国でサイキックニューズ紙ツーワールズ紙に掲載されていました。シルバーバーチの霊訓12はシルバーバーチシリーズを完訳した近藤千雄さんが、霊訓11までに載っていない霊言(一部重複)を上記の2紙から厳選し、まとめたものです。
 近藤さんの霊的な知識は量・質ともにとても豊かで、訳文からシルバーバーチへの深い敬意と、スピリチュアリズムに対する真摯な志がひしひしと伝わってきます。
 彼は直接英国・ロンドンにあるサイキックニューズ社にも幾度か足を運びました。下の写真左が近藤千雄氏(1935-2012)、右がシルバーバーチの言葉を60年余りにわたって伝え続けたモーリス バーバーネル氏(1902-1981)です。バーバネル氏はこの写真が撮られた半年後にこの世を旅立ちました。

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(1981年1月/霊訓12裏表紙より)

 当ブログでは一つのトピックで記事を複数にわけるのは通常控えていますが、霊訓12そのものが名言集のようになっていて、400以上の至言が散りばめられているため、今回は前後半に分けさせていただきます。それではシルバーバーチの言葉(色枠内①~⑮)を今日も皆様と分かち合いたいと思います。

シルバーバーチの霊訓12から名言集①~⑤*霊性とは、誰かを思う優しさ

◎最初は、私達が死後の世界で暮らす場所(界層)とこの世の生き方との深い関係についてです。

①死後あなたが赴く界層は、地上で培われた霊性にふさわしいところです。使命を帯びて一時的に低い界層に降りることはあっても、降りてみたいという気にはなりません。といってそれより高い界層へは行こうにも行けません。感応する波長が地上で培われた霊性によって一定しており、それ以上のものは感知できないからです。結局あなたが接触するのは同じレベルの霊性、同じ精神構造の人に限られているわけです。

 

②霊界へ来て何年になるとか、地上で何歳の時に死んだといったことは何の関係もありません。すべては霊性の発達程度によって決まることです。そこが地上世界と霊界との大きな違いです。地上では精神的にも全く異なる人々と交わりますが、こちらへ来ると、あなたが交わる相手は霊的に同質、同等の人ばかりです。そこには親和力の法則という絶対に狂うことのない法則が働いています。

 

③あなたの霊性の高さは人生をいかに生きてきたかによって決まります。この摂理は全ての人間に例外なくあてはまることであり、どう繕ってもごまかしはききません。他人を思いやる生活を送れば、それはあなた自身のことをも思いやることになります。霊性が高まるからです。

 

◎シルバーバーチは「地上で"偉い人が”霊界で偉いとは限らない」「こちらの世界へ来ると、地上でどういう肩書をしていたかは問題にされない」という言葉をのこしています。
 世の中には、感動するほど心優しい人がたくさんいます。反対に意図的に迷惑行為をして何食わぬ顔をしている人も少なからずいます。一旦この世を離れると"同等”の人間性の人が集まって暮らすという霊的知識が社会に浸透すれば、犯罪や誹謗中傷、いじめがもっと減ることでしょう。

④人生の嵐を一つ一つ切り抜けていくうちに霊性が強化され、性格が高尚さを増していきます。困難こそ霊的な力と成長を身につけさせてくれるのです。ですから、困難にしり込みしてはいけません。克服していくべき挑戦課題として、堂々と受け入れていくことです。

 

あなたは今その地上にいる時から立派に霊的存在です。死んでから霊的存在になるのではありません。霊的身体は死んでから与えられるのではありません。人間は成就すべき霊的宿命を持った霊的存在であり、死後に待ち受けるより大きな生命活動に備えるためにこの地上に来ていて、死ぬ時には、地上で自らの力で身に着けた愛、自ら築いた性格、自ら開発した霊的才覚を携えていきます。

 

◎私達の本当の故郷は地球ではなく霊界にあり、地球はつかの間の留学先です。一人一人に異なる目的と使命があり、誰かと自分を比較したり、他人が自分をどう思うかを気にすることは全く意味がありません。それよりも自尊心を持ち、自分の考えや決断を信頼することのほうがずっと大切です。どんな人間関係も遠くなったり途切れることがありますが、自分自身との密接な関係は永遠に続くからです。

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シルバーバーチの霊訓12から名言集⑥~⑩*人は低く沈んだ分だけ、高く上がれる

⑥まじめに、あなたなりに最善を尽くすことです。そして他人に対して寛容と慈悲の心を向けてあげることです。それができるということが、進化しつつある霊の証です。人間は誰一人として完全な人はいません。煩悩を備えた存在であり未熟であるがゆえに、時には的外れのことを考えて間違いを犯すものです。だからこそお互いに寛容と慈悲と愛が大切なのです。

 

⑦魂が完全に打ちのめされるほどの出来事は決して生じません。一つ一つの出来事は、いかに困難を極めるものであっても、魂をいっそう成長させるための手段と心得て下さい。現実の数多くの問題と困難に取り囲まれているあなたにとっては、そういう受け止め方は決して容易なことではないでしょう。しかし、その場限りのとらえ方ではなく、永遠の価値を持つ尺度があることを忘れないでください。それが霊的真理です。

 

 ⑧後退するということは、そのあとの一段と大きい前進の喜びを教えてくれることでもあります。時には俗世の喧騒から身を引くことも大切です。そして内的自我をもたらすことができるようでないといけません。魂は平穏、静粛、受容性、調和の中で最も活発になります。

 

◎個人的な経験からも瞑想がおすすめです。瞑想を続けると意識レベルに変化が訪れ、人生を眺める視点が高くなります。それまで悩んでいたことが小さく感じ、心が楽になる瞬間が訪れます。

⑨笑顔のあるところに大霊(神)の働きがあるのです。悩みの中にあっても笑いを失ってはいけません。それができるようになれば、何事も解決します。

 

◎自然と調和した生活を送っていた古代の人々は「笑い」の中に神聖さを見出し、笑いには神の力が宿るのだと理解していました。実際、笑うことはエネルギーレベルが上がるため、"幸運”を呼び込む種をまくような行為です。それに笑いはストレスや不安を解き放ち、心身の健康状態を整えてくれます。口角をあげて微笑むことを意識したり、笑う時間を大切にしたいですね。

⑩毎朝の到来はより高い霊性の開発の可能性を秘めた一日の到来を意味します。その一日が終わった時に少しでも霊性が高まり、人間的に大きくなり、明日がもたらすものを受け入れるのによりふさわしくなっている、そういう一日とするよう毎朝を迎えましょう。いつも明るく楽天的で愉快な気分を忘れないようにしてください。

 

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シルバーバーチの霊訓12から名言集⑪~⑮*学ぶことに終わりなし

⑪霊性というのは、磨けば磨くほどまだまだ磨くべきものが残っていることに気づくものです。それは意識の領域がますます広がっていくことを意味します。知識にも叡智にも成長にも限界というものがないと悟った時、あなたは真に自由の身になります。

 

⑫自分で正しいと思うこと、良心が指図することを忠実に実行しないといけません。最後は自分が自分の裁判官となります。振り返ってみると正しかったこともあれば、間違ったことをしていることもあります。動機が人のためにということであれば、たとえ間違っていても、とがめられることはありません。動機が何よりも大切です。

 

⑬地上生活の究極の目的は、死後に待ち構えている次の生活舞台に備えて、内部の霊性を開発することにあります。霊性が開発され進歩するにつれて、自動的に他人に対して寛大になります。これは悪を放任し黙認してしまうことではありません。他人には常に善意で接し、いつでも援助の手が差し伸べられるようでないといけません。

 

⑭地上体験の全てがそれぞれに大きな生命機構の一部としての意義を持っています。およそ歓迎したくない体験、悲しいこと、つらいこと、落胆、苦悩等も魂にとってかけがえのない価値を持っています。そのありがたさは、地上にいる間は実感できません。地上人生の価値の明確な全体像が理解できるようになるのは、肉体を離れて煩悩から解放され、全体を眺めることができるようになった時です。

 

◎一生を終えると、人生を振り返る機会を持ちます。そして人生の様々な場面で出会った人、起こった出来事の本当の意味を知ります。地上での人生は先の見えない霧の中を手探りで進むようなもので、時に生きることが非常に難しく感じます。でもそれは霧にすぎないので、いつか必ず晴れる時が来ます。
 だからどれだけ深い霧の中にいても、絶対に人生を放りだしてはいけません。悪い出来事と思っていることが実は大きな視点から見れば、霊的成長の糧になっていることが多いからです。霧があるからこそ、何事も当たり前でないと気づくことができます。感謝することの大切さを心で学びます。

⑮高級霊による一大組織があります。その中には一度も物質界に降りたことのない霊もいます。すべてが大霊(神)の計画の直接の実行者です。総合的な基本計画というものがきちんと出来上がっており、その中にすべてのもの、すべての人間に対する配慮がなされています。私がすべてのことは良きに計らわれているから安心して下さいと申し上げる根拠はそこにあるのです。

 

 ◎物質界(地球)に降りたことのない高級霊とは、いわゆる天使のことです。進化を遂げた霊ほどオーラが眩い純白の輝きを放つため、そこから翼の生えた天使像が生まれました。もちろん実際には翼はありません。
 シルバーバーチは神庁という高級霊で構成される組織からの依頼で、地球に霊的真理を伝えにきました。シルバーバーチ自身も高い界層で暮らすため、下層にある地球に直接降りてこられません。そこで自身のいる界層と地球との中間地点の界層にいる、かつてアメリカで"インディアン”として暮らした霊にメッセージの伝達を協力してもらいました。
 余談ですが、私は学生時代をアメリカで過ごした時、最初のルームメイトがナバホ族の方だったこともあり、アメリカ先住民の歴史に興味を持ちました。古代先住民の住居跡や壁画を見学する授業をとったり、私自身も中西部の国立公園や古代先住民の居住跡を巡りました。
 シルバーバーチの霊訓の名言集を執筆するにあたり、当時の景色を思い出しつつ、霊界のシルバーバーチと冒頭にご紹介した地上のモーリス バーバーネル氏をつなげたアメリカ先住民の霊に私なりに敬意を表し、霊訓1~11までの記事内で、アメリカの国立公園など雄大な自然の画像を中心に載せました。次回はシルバーバーチの霊訓12から名言集後編をお伝えします。 
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani 

 

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