希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

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【シルバーバーチの霊訓8】から名言集15撰*死の瞬間とお迎え、死後の世界の生活

  シルバーバーチの霊訓8(More Philosophy of Silver Birch)には、「質問に答える」という章が3つもあり、死の瞬間や死後の世界の生活についてシルバーバーチが詳しく説明しています。
 人生の旅路では全ての人に必ず訪れる最大の出来事です。とても大切なことなのに、多くの人が未知ゆえに死を恐れ目を背けます。
 でも霊的な知識を得ることで、死には悲観的な側面ばかりでなく、その背後には心に留めておくべき希望的な側面がいくつもあり、人生で本当に大切なことは何かを知ることにつながります。色枠内①~⑮のシルバーバーチの言葉と共に、生命の神秘を探求する旅へ出かけましょう。

 シルバーバーチの霊訓⑧から名言①~⑤*死とは解放と再会

①地上では死を悲劇と考えますが、私達の霊の立場からすれば、悲劇ではありません。解放です。なぜなら、魂の霊的誕生を意味するからです。地上のあらゆる悩み事からの解放です。死は何を犠牲にしても避けるべきものという考えは改めなければなりません。生命現象に不可欠の要素であり、魂が自我を見いだすための手段と見なすべきです。

 

②赤ん坊が生まれると地上ではめでたいこととして喜びますが、私達のほう(霊界)では泣いて別れを惜しむこともしばしばなのです。地上を去ってこちらの世界へ来る人を私達は喜んで迎えます。が、あなた方は泣いて悲しみます。死は大部分の人にとって悲劇ではありません。死は解放をもたらし、地上生活が霊に課していた束縛の終わりを意味します。

 

◎人生は死を超えて続き、その後の世界のほうが圧倒的に地上より住みやすく幸福感に満ちた生活を送れます。もう健康的、経済的な問題とは一切無縁でやりたいことを満足いくまでできます。身体に不自由があった方も、怪我や病気を患っていた方も完全健康体になります。だからこそ死は解放なのです。
 ただ、自分で自分の命を断つと、愛する人と永い間会えなかったり、深い後悔の想念に包まれ、スムーズに霊界に行くことができない場合が多いです。自殺するよう運命づけられている人は一人もいません。そこだけは誤解のないようお願いいたします。
◎次の質問者が、愛し合う二人のうち片方が先に他界し、残されたほうが後に他界した時に、間違いなく死後一緒に暮らせるか尋ねると、シルバーバーチは次のように答えました。

③その通りです。ただし、互いに愛し合っていた場合のことであって、一方的な愛ではそうはなりません。地上というのはほんの一時的な生活の場にすぎません。いずれは地上を去る時が来るのであれば、死期が近づいていた人を祝ってあげるのが本当なのです。いずれは自分も行って、地上では想像もできない、より大きな美と驚異の世界で一緒に生活することになることを知ってください。

 

◎次は死の瞬間のメカニズムについてです。 

④死とは物的身体から脱出して霊的身体をまとう過程のことです。少しも苦痛を伴いません。それがもし簡単にいかない場合は霊界の医師が付き添います。そして先に他界している縁者達がその人のコードが自然に切れて肉体との分離がスムーズに行われるように世話をします。

 

◎コードとは、私達の肉体と肉体を取り巻く霊の体(オーラ)をつなぐ紐のようなシルバーコードをさします。死(肉体の機能停止)を迎えると、シルバーコードが完全に切れ、肉体と霊の体が分離し、いよいよ私達は死後の世界に向かいます。この過程はとてもスムーズに自然なプロセスで進みます。次にシルバーバーチが、死の過程についてとても大切なことを述べています。

⑤次に考慮しなければならないのは意識の回復の問題ですが、これは各自の霊的真理の理解度にかかっています。死後にも生活があるという事実を全く知らない場合、あるいは間違った知識がしみ込んでいて理解力の芽生えに時間を要する場合は、睡眠に似た休息の過程を経ることになります。正しい知識を携えた人には問題はありません。物質の世界から霊の世界へすんなり入り、環境への順応もスピーディーです。意識が回復した瞬間は歓喜となります。なぜなら、先に他界している縁のある人達が迎えに来てくれているからです

  

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シルバーバーチの霊訓⑧から名言⑥~⑩*死の瞬間とお迎え、驚異的な思念の力

◎次にある質問者が、自分が他界した時に、先に他界した親族を認識できるかシルバーバーチに問いました。

⑥想像されているほど困難なものではありません。他界してきた人はその人と何らかの縁故のある人達によって看護されます。その人達は死期が近づいたことを察知することができ、迎えにいきます。霊というものは自分の識別を容易にしてあげるために、一時的に(思念で)どんな形体でもとることができます。子供の時に他界して地上の時間にして何十年もたっている場合、その母親が他界してきた時に、子供の姿になってみせることができます。ですから、それはご心配なさる必要はありません。

 

⑦あなたがご自身が(死を)覚悟するずっと以前からあなたを愛する人はあなたの死期を察知しております。そしていよいよその時期が到来すると、そばに来て待機します。宇宙で愛ほど強力な引力はありません。愛でつながった人は、決して離れ離れになりません。

 

◎天国にいる人が、愛する人の死を察知するのは、一年以上前の場合もあり、とても楽しみにしています。死期を楽しみにするなんて、この世的な感覚ではとても不謹慎ですが、霊の世界では愛する人同士の再会を意味し、寿命を全うした上で再会することは、最高の喜びとなります。また、血縁関係にあった人だけでなく、霊的に深い絆を持つ人が全ての人にいますので、一人ぼっちで旅立つ人はいません。
◎死後の世界のコミュニケーション方法についての質問に、シルバーバーチは言語は一切使わず思念を使うとして、次のほうに補足しました。

⑧あなたの交信レベルは霊的に同じレベルの人との間でしかできません。自分より上の人とはできません。そのレベルまで霊的に成長するまでは、そのレベルのものが受け入れられないからです。自分より下のレベルまでおりることはできます。自分のほうが霊的に優れているからです。

 

思念とはいわゆるテレパシーですね。心で思ったことが相手に伝わり、相手が思ったことを感じ取ることができます。しかし、他界直後は慣れ親しんだ言語によるコミュニケーション方法をとることもあります。

⑨思念によって、実在物をつくり出す力も各自にそなわっています。自分に必要なものをつくり出すことができます。

 

◎死後の世界では自分で何でも思念(イメージ)でつくりだすことができます。だからこそ、死後の世界には経済問題が存在しません。どこかへ行きたければ、そこをイメージするだけで一瞬にして移動できます。
 こうした霊的知識は私達一人一人が本来、絶大な思念の力を持っていることを意味します。心配したり、物事を悪い方に考えることがいかによくないかということですね。
◎思念に関連して、シルバーバーチは家も思念の力で自分で創り出すことができるとしつつ、次のような注意点を述べています。

⑩ごく自然な形で霊界でも家に住みます。ですがその家は地上生活(の善行)によってこしらえたものです。庭園も自然な形で存在します。手入れがいると思えば手入れをします。

 

◎地上生活でたとえ裕福な生涯を送っても、暴力的・利己的な人は霊的レベルが低いため、死後、とても貧しい家に暮らす場合もあるということです。
 ほとんどの人は、自分が望む家に暮らすことができ、生前暮らしていた家にそっくりの家に住む人もいます。

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シルバーバーチの霊訓⑧から名言⑪~⑮*偶然という名の奇跡、そして動物愛

◎次に、ある質問者が霊界でも自分を役立てる機会があるかと問い、シルバーバーチは次のように答えました。

⑪地上より遥かに多くの機会があります。こちらには、あなた方の理解を超えた問題がいろいろあります。病める霊、幼い霊、無知な霊、こうした不幸な霊の面倒を看なければならないのです。なぜこんな厄介なことになるのか、それはあなた方の世界がそういう霊を送り込んでくるからです。

 

◎幼い霊、無知な霊とは霊的にまだ未熟な霊をさします。子供の霊という意味ではありません。たとえば、暴力的な言動を繰り返すような人です。彼らは霊的な進化の初歩段階にいる人で、死後もすぐには暴力性は変わりません。進化の先をゆく霊的に成熟した人達が、深い人間愛から、自ら進んでそうした病める霊に手を差し伸べるケースが多々あります。

⑫こちらの世界はそちらの世界からやってくる人達によって構成されています。あなた方地上の人間は最低から最高に至る、ありとあらゆる霊的影響力にさらされることになります。が、実際に引き寄せるのは自分と同じ霊格を持った霊だけです。邪悪な人間は邪悪な霊を引き寄せ、心清き人は心清き霊のみを引き寄せます。それが自然の摂理なのです。

 

 ◎暴力、詐欺、麻薬、中毒的な飲酒、ギャンブル、利己的な権力欲、こうした思考をもったり日常的に行うと、生前同じような思考回路を持った霊が近づき、欲望を満たすために近づくことがあります。そうでもない限り、多くの人は霊的なことを何一つ怖がる必要はありません。現実的に気づかなくても霊界からの援助を受けている人がほとんどです。

⑬人生に偶然はありません。全てが不変の自然法則によって支配されています。存在のどの側面を分析しても、そこには必ず自然法則が働いています。人間もその法則の働きの外にはでられません。全体を構成する不可欠の一部だからです。

 

人生に偶然はない。そう意識すると、毎日がシンクロニシティの連続で、奇跡にあふれています。偶然出会った人、偶然思いついたアイディア、偶然見つけた本、写真、ウェブサイト、言葉。偶然という名の人智を超えた神秘的なメッセージを見落とさないように日々アンテナを張っておきたいですね。

⑭過ぎ去ったことをくどくど思い起こすことは、よくありません。それよりも一日一日を一度きりのものとして大切に生き、毎朝を霊的に成長する好機の到来を告げるものとして、希望に胸を膨らませて迎えることです。それが叡智の道です。

 

◎今回は、死の瞬間の過程やその後の生活様式についてお伝えしてきました。実は霊訓8には「愛すべき仲間達、動物」という章もあるのですが、先日お伝えした霊訓5の内容と重なる部分もあり省きました。最後に一つだけ飼い主をお迎えするペットについて、シルバーバーチの言葉をお伝えします。

⑮人間にかわいがられた動物は、霊界でずっと待っていて、その人が他界してきた時に出迎えます。永遠に消滅することのない個的存在を与えてくれた人ですから、必要な限りずっと待っています。

 

◎動物の魂は人間と違って、もう一度この世に生まれ変わるということがありません。たった一度の地上での生涯のうち、人間に愛情をもらえるかもらえないかは、魂の成長・進化という観点から非常に大きな違いがあります。日常的にペットに愛情を注いでいる方や動物の保護活動をしている方は、人として大変尊いことをされています。
 人間は霊的に動物よりも進化していますが、命の価値そのものは人間も動物も全く同じです。動物実験、生体展示販売、ペットの流通構造、殺処分など日本には課題がたくさんあります。人間は動物を利用するのではなく保護し愛情を注ぐ役割があるという理解と動物愛が、もっと社会に浸透するよう願い、今回の生命の神秘探求の旅をおしまいにします。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、本当にありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani

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