希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。◎当ブログの記事内容の一部及び全てについて、無断で勝手に引用、転載、複製し二次利用することは、固くお断りいたします。

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今のうちに知っておきたい*死後の世界に備えるための基本的な霊的知識

この世を旅立った人達は、あなたの元から去ってしまうのではありません。死というドアを通り抜けて、新しい生活に入っていくだけです。その人達にとって死は大きな解放であり、決して苦しいものではありません。彼らにとって唯一のつらさは、地上に残した人々が自分のことで嘆き悲しんでいることです。
シルバーバーチ

死は人生の終着点ではなく、新たな出発点

 日本社会の高齢化に伴い、財産・相続の整理、お葬式の準備などを予めしておく終活という言葉が聞かれるようになりました。
 人は死後、何かやり残したという強い思いがあるとなかなか心が休まらないので、終活はそれなりに意義のあることです。しかし霊的には天国の実像をもっと理解した上で、日常生活を過ごすことのほうがより重要です。この世の生き方が、死後の生活環境に大きく影響するためです。
 霊的知識を心に留めておくことで、いつ何時、どんな形でその日が来ても、最期の瞬間まで怖がることなく自分らしく生きることを可能にし、向こうの世界でも新しい環境にスムーズに順応できます。
 反対に霊的なことに頑なに心を閉ざしていたり、宗教的な教義を強く信じ込んでいた場合、死後、長い調整・教育期間が必要になります。
 今回は霊的知識を元に、死後後悔しないための生き方や、今住む世界と天国の生活習慣の違いをお伝えします。

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やめておけばいいのに*地上の人々の霊的無知による愚行 

 天国には多くの界層(暮らす場所)が存在しますが、そのどこにも、警察のような法を取り締まる組織は存在せず、法律を作る政治家もいません。永遠不変の霊的な法則が存在するので、その必要がありません。
 この法則は至ってシンプルで、愛に基づく善良な行いは、すぐにその人の霊性に好影響を与え、反対に悪意ある行為は、その人の霊性に悪影響をもたらします。各界層で一定の霊的レベルに達すると、一つ上のより明るい界層に移り、逆に自らの行為により霊的レベルが下がると、一つ下の暗い界層に移ります。
 天国では誰しもこの霊的法則を理解し、自分の行為がすぐに結果となって返ってくるので、よほど霊性の低い人でない限り、自分勝手なことはしません。
 霊的法則は、死後の世界にのみ適用されるわけではなく、私達一人一人の人生にもすでに適用されています。地球も霊的な世界の一部だからです。でも、地上では自分の行為に対する結果がすぐに人生に反映されず、そのことが実感できません。悪いことをしながら、楽しく裕福に暮らしている人がいれば、善良でとても心優しい人が、日々の糧さえ苦労することもあります。
 人生はなんて不公平なんだ、と憤りを覚えることもあるでしょう。でも、それは地上人生しか見ていないからそう思うのです。霊的な法則は、神の法則でもあり、絶対にごまかしたり、隠し通すことができません。
 自分の行為が生み出した結果は、自動的に自分に返ってきます。それさえ頭の隅にあれば、生涯を通じて、意図的に誰かを傷つけるような言動はしません。ハラスメント、暴力、いじめ、DV、誹謗中傷、悪質なクレーム、詐欺、横領、汚職、こうした行為は、結局いつか自分自身を深く傷つけるだけでなく、死後にそうした行為の清算(償い)をしないといけなくなります。中にはもう一度生まれ変わって地上人生でしか清算できないものもあります。
 以前、イエスを信じれば全ての罪が帳消しになると聞いた死刑囚の方が、次々とキリスト教に入信するという話を聞いたことがありますが、いかなる宗教にもその力はありません。イエスの尊敬すべき生涯は、誰かの人生の逃避先ではありません。
 因果律とかカルマという名でも知られるこの霊的法則は、全ての人に完全に平等に適用されています。そのため、他人への敬意や思いやりを失わなかった人は、死後、想像を絶するほど美しい環境の中に身を置き、心の底から安らぎと幸福感を感じる場所に導かれます。それは自分で得た霊的報酬なのです。
 いつの日か、ずっと先かもしれませんが学校教育の場や、刑務所を含めた更生施設で、こうした霊的法則への理解がもっと深まれば、きっとより平和で安全な社会になると信じています。

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天国は本人の思想が尊重されるため、霊的な教育がしにくい 

  多くの人が他界して最初にたどり着く場所は、自然があふれ、地上の環境と良く似ています。そうでないと、皆が戸惑いパニックになってしまうため、十分に配慮されています。
 死後の世界で使う霊体は、病気や怪我、老化とは無縁のため、皆若々しく、生命力にあふれています。そのため、死んだことに気づかない人もいます。必ず親切に世話をしてくれる指導霊が一人一人につくのですが、「あなたは天国にいるんですよ」と教えてあげても、生前死んだら全てが終わりだと思いこんでいた人は「そんなわけはない」と、死して尚、霊的なことを受け入れず、なかなか新たな生活をスタートすることができません。これは、宗教的な教義を頑なに信じている方にもあてはまります。天国の実像が教義とあまりにもかけ離れているため、受け入れられないのです。
 天国は精神世界でもあり、個々の意識が何よりも尊重されるため、誰かの考えを変えることは容易ではなく、あまりにも頑固な人は、本人の意識に霊的な自覚が芽生えるまで、指導霊も気長に待ちます。
 この”気長”の概念が、時間のない天国では大変長く、人によっては地上の時間で、何十年、何百年もかかる場合があります。
 最も厄介なのは、権力欲や依存症など、地上特有の"強欲”を持つ人です。例えば、地上で権力に固執していた人は、死後も権力欲を満たすため、地上に戻り、生前の自分と同じような思想を持つ人を探し出し、その人に自分の欲望を満たすような思念を吹き込みます。
 同じことが、ギャンブル、薬物、アルコールなどの依存症の人や憎悪的な犯罪者にも言えます。その結果、依存症の人が増えたり、凶悪犯罪を誘発します。死刑制度も、社会的には罰しているつもりが、実際には魂を解放して自由を与え、ただ別の世界に強制的に放り込んだだけで、結局は新たな被害者を生むことにつながるだけなく、全ての界層が融合する天国の住人にも悪影響を及ぼします。
  こうした二つの世界をまたぐ問題は、地上からそうした人達を天国へ送り込むのをやめない限り、延々と負のサイクルが続きます。
 ある意味、この世にいても天国にいても、魂同士は互いの共鳴性、類似性にひかれあうという霊的メカニズムを知っておけば、霊的なことを訳もなく恐れる必要はありません。私達は、天国から自分と同じ波長の霊のみを呼び寄せます。崇高な動機で何かに挑戦する人には、同じ志に燃える霊が手助けします。心優しい人には心優しい霊が寄り添い、邪悪な霊は近寄ることができません。波長が全く異なるためです。
Heart, Window, Rain, Drip, Love

地上と天国の生活の大きな違い10撰

 おしまいに、前述したことも含めて、天国の生活の特徴を簡単にまとめると、以下のようになります。

①時間がない。(昼夜もなくずっと明るい)
②移動する際、その場所を思い浮かべるだけで瞬時にどこへでも移動できる。
③霊体は怪我や病気をすることがなく、老化がない。(霊的成長に伴い光輝を増す)
④睡眠や飲食の習慣がない。(他界直後はしばらく続ける人もいる。お酒、たばこなども)
⑤思念(はっきりイメージすること)で何でもつくりだせる。(そのため貧富の差がない)
⑥思念でコミュニケーションをとる。(他界直後は言語を使うことがある)
⑦自分がいる界層より、低い界層にはいつでもいけるが、高い界層には、霊的に成長しないといけない。
⑧地上で愛する人同士の関係だった場合、天国でも再会し共に暮らすことができる。(ペットも)
⑨好きなこと、やりたいことは、時間のない世界で、誰にも束縛されずどれだけもできる。次第に地上で助けを必要としている人や他界直後で新しい環境に慣れない人のために、自分を役立てようとする。
⑩天国には生前五感で感知できなかった色があり、音が存在する。

 
 もし、死後の世界を恐れているのなら、人生最大の取り越し苦労に終わります。その世界は、暗闇でも絶望でもありません。地上のどんな美しい場所にも勝る、光輝あふれる安らぎの場所です。(自殺の場合は死後の過程が全く異なります)
 もし、人生で大きな過ちを犯したとしても、死後あなたを裁いたり批判する人は誰一人いません。私達は皆、霊的法則によって自分で自分を裁くのです。
 私達は皆、未熟なところがあるからこそ、こうして地上人生を送っています。もし完璧だったら、この世にいません。時に突拍子もないことを考え行動したり、発言したりしてしまうこともあります。失敗したら真摯に反省し、そこから積極的に学ぶことが大事ですね。同様に、誰かが過ちを犯し真摯に反省しているのなら、寛容な精神を忘れないようにしたいものです。
 この世に生きているうちに何かを学ぶことは、霊的には大きな成長です。ありがたいことに、私達は年齢に関係なく、いつでも人生を再出発できます。人生は、死を超えて確実に続くからです。
今日も最後まで希望発見ブログをお読み頂き、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani 

参考文献等:天国との会話(光文社)、もう一度会えたら(光文社)、インペレーターの霊訓(潮文社)、ベールの彼方の生活(潮文社)、シルバーバーチの霊訓(潮文社)、これが心霊の世界だ(潮文社)、Hayhouse Radio

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