希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

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アラン カルデック*フランスから始まった霊的知識【4・完結編】祈りと自然法則

 希望発見ブログにお立ち寄り頂き、本当にありがとうございます。お時間をとって記事を読んで下さる方一人一人に、心から感謝しています。
 前回に引き続き、今回もアラン カルデックの問いに、ルイ9世率いる霊団が答えます。祈り霊的自然法則など、とても重要な霊的知識を中心にQ&A形式でお伝えします。

Q&A1~3:祈りの意味、祈りの力

Q1:自分の過ちを許して下さいと祈ることには、何か意義があるのでしょうか?
A1:祈ったからといって、神の目をごまかせるものではありません。過ちの許しを求める方法は、行いを改めるしかありません。善行が最高の祈りです。行為は言葉にまさります。

 

Q2:他人のためを思って祈ることに、効用があるのでしょうか?
A2:誰かのためを思って祈る人の霊力が、力になってあげたいという欲求を通して良い影響を及ぼします。祈る人の波動によって善霊が引き寄せられ、善行に加担します。

 

Q3:他界した人、および自殺などで他界後も苦しんでいる霊のために祈ることは、意義のあることでしょうか?
A3:地上の人間から送られてくる祈りの念によって、霊の心が慰められます。孤独な霊にとっては自分に関心を向けてくれる人がいることの証であり、その思いが何よりの慰めとなるのです。そこから高級霊(霊的に高く進化した霊)が善性志向を増幅させ、結果的に他界後の苦悶の期間を短縮することにつながります

◎他界された方にとって、地上世界からの祈りほどありがたいものはありません。祈りの力によって心は深く癒され、霊的覚醒が促されます。祈る際、大事なのは場所や形式ではなく、心を込めて祈ることです。

Q&A4~7:死後の世界と悔い改め

Q4:死の直後の心情はどんなものでしょうか?
A4:懐疑的な人間は疑念を抱き、多くの罪を犯した者は恐怖心を抱き、善性の強い人間ほど希望を抱きます。

 

Q5:私たち人間一人一人の言動に、善悪の報いの裁可が下されるのでしょうか?
A5:神の摂理(霊的自然法則)は人間の言動の全てに行き渡っています。しかし勘違いして頂きたくないのは、神が人間の姿をしていて、一つ一つの失敗に罰を与えるようなところを想像してはいけません。人間の失敗には一定の許容範囲があり、その許容範囲を超えると、自然法則によって自動的に償うべき出来事が発生します

◎自然法則については【Q&A8】でお伝えします。

Q6:悔い改めは地上生活中に行われるのでしょうか?
A6:本当の悔い改めは死後行われます。善悪の判断が明確にできるレベルに達した人は、地上生活中でもあり得ます。良心の呵責を覚え、自分の欠点を十分に認識した時は、その分だけ霊性が向上しているものです。

◎私たちは皆、霊的には発展途上の存在であり、時に大きなミスをします。でもずっと後悔し自分を責め続けても、誰一人幸せにはなりません。
 失敗から学び、早く新たな一歩を踏み出したいですね。同時に人の些細な失敗には寛容でいたいものです。

Q7:地上時代に絶対に自分の非を認めなかった偏屈な心の持ち主でも、死後霊界へ行けば認めるようになりますか?
A7:必ず認めるようになります。次第にその罪の大きさに気づきます。地上時代の自分の過ちの全てがわかってきますし、自分が原因で広がった悪弊も理解できるようになるからです。

 

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Q&A8~12:人間の幸せを保証する霊的自然法則

Q8:自然法則とは何でしょうか?
A8:神の摂理です。人間の幸せを保証する絶対的な摂理です。それが人間のなすべきこととなすべきでないことを示しており、それに逆らう人は苦しむのです。自然法則は永遠に不変です。

◎地上社会に法律があるように、霊の世界でも全ての人に適応される絶対的な法があります。それが自分の言動が生み出したことが、良くも悪くも必ず自分に還元されるという霊的自然法則です。この法則は死後の世界だけでなく、地上に生きる私たちも適応され、完璧な正確さもって働きます。
 天国では一部の低界層に暮らす人を除き、全ての人が自然法則を理解しているため、他者に対し意図的に悪意ある行為をしません。そんなことをすれば自分に厄介な課題を与えることになるためです。
 しかし地上の人間は自然法則への理解がないため、不正や暴力、犯罪行為をすることがあります。自然法則の結果は地上人生を送る間に現れることがありますが、多くの場合、死後の世界で、そして次に生まれ変わった時に清算することになります。
 人間がこの世で生まれる国や日時まで、全て自然法則によるものであり、前世までの自分の負の行為を清算する目的で、地上に生を受ける人も多くいます。自然法則は私たちに、人生をやり直すチャンスを与えてくれているのです。
 一生を終え自然法則を知った上で霊的な観点から人生を眺めた人は皆、人生は完璧に平等であることを理解します。そのことに不平不満を言う人は誰一人いません。
 たとえ人生で不都合・理不尽なことがあっても、自然法則によって必ずその埋め合わせとなる出来事があります。絶対に裏切られることのない神の摂理・自然法則が、この地上人生においても、死後の世界においても、全ての人の人生を支配しています。

Q9:殺人はいかなるケースでも極悪な罪でしょうか?正当防衛なら許されますか?
A9:神は常に公正です。何事につけ、行為そのものよりもその行為に出る動機が大切です。正当防衛については、絶対的に必要性があれば、やむを得ないことであり許されます。

 

Q10:自然法則の理解は人のどこに刻まれているのでしょうか?
A10:良心です。善とは神の摂理にかなったものであり、悪とは神の摂理から逸脱したものです。

◎ある一定程度の霊的成長度に達している人は、たとえば人の物を盗んだり、いじめをしたり、ハラスメントや暴力行為をすることはありません。その人の良心が許さないからです。自分の良心に正直であれば霊的に成長し、不誠実であれば他者だけでなく未来の自分をも苦しめる原因になります。

Q11:人間界の法律から死刑制度が消える日が来るでしょうか?
A11:いずれ消えることは間違いありません。それが成就されれば、人類にとって大きな進歩をとげたことになります。人々が霊的に成長するにつれて、死刑制度はなくなります。

◎霊の世界では高く進化した霊ほど、地上の死刑制度は最悪の法律と考えています。しかし、日本では多くの人が死刑制度に賛成しています。人生で大変大きな過ちを犯した人の命を国が奪った後、その人の魂が死後どうなるのか考えてみましょう。
 死ぬということは、魂が肉体から解放され自由になることを意味します。社会に深い恨みや憎しみを持ったまま命を奪われた魂には、霊的親和力によって、死後もこの世に悪意を持ち続けている霊の集団が待ち受けています。
 彼らは仲間が増えたことを喜び霊団に組み入れ、この世を破滅すべく、自分たちと同じような思考を持つ地上の人間に近づいて思念を吹き込み、凶悪犯罪やテロ行為などをするようそそのかします。その結果、地上社会で新たな被害者が生まれるという悪循環につながります。
 それだけでなく、前回の記事で霊的ガイドについてお伝えしましたが、彼らが地上の人々を助けようとする際も、低い波長を放ち続ける悪意ある霊団の存在が、援助を困難にすることがあります。
 そのため悪意ある霊団以外に、死後の世界で地上の死刑制度に賛成する人は誰一人いません。いかなる国も政治家も法律家も、人の命を奪う権利は一切ないというのが霊的な見解です。
 もちろん、賛成・反対は個人の自由ですので、霊的知識は受け入れられる範囲でお読み下さい。心が反発を覚えたら、ご自身の意見を優先して下さい。

Q12:神は自然法則などの摂理を外部から啓示する使者を派遣しておられますか?
A12:もちろんです。あらゆる時代にその使命を授かった者がいます。霊性の高い霊で、人類の発達を促進する目的で地上へ降臨しています。人類史上、完成に近い人物はナザレのイエスです。

◎イエスは霊的知識を熟知し、霊能力や心霊治療能力まで携えていました。キリスト教はイエスが死後復活できたのは彼が神の子だからだと主張しますが、彼はエクトプラズムなど霊的メカニズムを駆使して物質化し、死後の生命の存続を示したまでのことです。
 そのため、イエスを神として崇拝するのは大きな過ちであり、彼に最も不忠を働くことを意味します。
 霊的知識が希薄だった当時の人々は、自分たちの指導者こそ超越的な力を持つ存在であると望み、バビロニアやインド、アッシリアなどから様々な地域の神話や民話を集め、イエスを神の座に祭り上げました。そして時の権力者たちは、イエスを利用し教会や国家の都合の良いように、教義を改ざん・捏造しました。
 イエスは当時の民衆に、物質主義を戒め自然法則の存在を丁寧に教えました。自らその最高の模範となり、助け合いの精神や思いやりの大切さを説きました。人間誰しもできる簡単で正しい生き方を教えたのです。
 自然法則と共にある私たちの人生は、宗教的な教義を守ったり誰かを崇拝することによって、救われたり立派になる(霊的に成長する)のではありません。それは歴史的に人類がおかしてきた大きな過ちと誤解です。
 愛、思いやり、優しさ、謙虚、助け合い、こうした生き方を日常生活で実践することで、私たちは自分で自分を救うことができます。信仰によってではなく、あくまでも自己改善善行によって救われるのです。毎日が、そのチャンスの到来です。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani

参考文献:霊の書・思想偏(心の道場)、心霊主義(白水社)、聖王ルイの世紀(白水社)、スピティズムによる福音(幻冬舎ルネッサンス)、近代スピリチュアリズムの歴史(講談社)、人生は霊的巡礼の旅(ハート出版)、シルバーバーチの霊訓(潮文社)、コナン ドイルの心霊学(潮文社)、フランスものしり紀行(新潮文庫)

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