希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
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生命の神秘*『死の瞬間』私達は何を見て、何を感じるのか

『死』の瞬間。誰もそんなことは考えたくないかもしれません。でも、その瞬間は確実に私達全員にやってきます。死んだ後、全てがなくなると信じている人もいれば、そのことを考えただけで恐怖を感じる人もいるでしょう。
 しかし、生命の誕生を誰もが神秘的に感じるように、死の実像に近づけば、生命の誕生と同じぐらい尊いもので、それはまた新たなる『生』の始まりだと気づき、死は人生の自然なサイクルの一部だと気づきます。
  私達全員が向かっている場所が、恐怖であっていいはずがありません。その恐怖を乗り越えるには、死の実像にせまるしかない、と思うのです。やみくもに何かを恐がったり信じるより、『知ること』を大切にしたいと思っています。
 人間は、未知なものを恐れます。人生の真の希望は、死の恐怖を乗り越えることにあると信じています。この記事がいつの日かどなたかのお役に立てれば、このブログを始めた本当の意味があり、これに勝る幸いはありません。

『死』は『生』の始まり

 死の瞬間、いったい私達の体には何が起きるのでしょう。私達の肉体は、主に3層からなるオーラと呼ばれるエネルギー体(エーテル体・アストラル体・メンタル体)によって包まれています。ここからはそのエネルギー体のことを、短く『霊体』と呼びます。
  霊体のうち、エーテル体は死の瞬間に脱ぎ捨てることになります。この状態になってこそ、新たな場所へ向かうことができます。
 もう少し詳しく見ていきます。病気などで死を迎える場合は、死の直前に苦痛が激減するか、全く感じなくなります。最後まで意識を持っている場合、軽い『しびれ』を感じたり、『冷たさ』を感じることもあります。
 それは一生の間、チャクラを通して肉体にエネルギーを送り続けてきたエーテル体が肉体から離れることを意味しています。
 次に、『死』の瞬間がやってきます。霊体と肉体をつないでいた銀色のヒモのようなものが、プチンッと切れます。それはまるで母親と赤ん坊を結ぶへその緒のようです。   この銀色のひものようなものは、『シルバーコード』とも呼ばれます。
 『死』の定義は医学界でも様々ですが、シルバーコードが切れた瞬間こそ、本当の死を意味します。なぜなら、一度このコードが切れれば、二度と霊体は肉体に戻ることができないからです。
 このコードが切れた瞬間、霊体のみとなったら、もはやいかなる苦痛も感じません。なぜなら肉体は病気などに侵されたり、機能が衰えたりしますが、霊体は決して傷ついたり、衰えたりしないからです。
 視力や聴力も完璧な状態になり、例えば手や足を事故などで切断した方も、元通りになっています。車イスで生活されていた方も、2本の足で立っています。

 肉体から霊体だけになるプロセスはとてもスムーズなので、すぐには死んだことさえ気づかない人もいます。例えば、交通事故などで一瞬にして霊体が肉体から投げ出されるような死を迎える方もいます。
 そういう場合、本人は自分の体が非常に身軽になったことを感じます。とても痛そうに見える交通事故も、肉体が霊体から一瞬にして投げ出されているので、苦痛は感じていません。

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死の直後に見えるもの、感じること、出会う人

 シルバーコードが切れると『意識』が拡大します。自分という存在が肉体を越える霊的な存在で、全ての人とつながっていることを理解します。とても美しい金白色の光に包まれ、とてつもない幸福感』が胸を覆います。
 その状態が、霊的存在である私達の通常の状態です。(自分で命を絶った場合は異なります。深い後悔と強烈な罪悪感に悩まされます。家族や友人の祈りが、彼らを救います)
 
 交通事故や自然災害で突発的にこの世を旅立っても、必ず迎えに来てくれる人がいます。先に旅立った親族や友人です。彼らは霊的な絆があるがゆえに、いつ亡くなるか未然に知っているのです。  死んだはずの人が目の前に現れることで、自分の死を徐々に受け入れていきます。
 もしくは、『ガイド』と呼ばれる一生を見守り導き続けてくれた人達がいる場合もあります。日本語でよく守護霊とか背後霊とも呼ばれ、何だか不気味に聞こえますが、本当に誰にでもいます。彼らは自分よりも魂の成長度が上で、非常に愛情深い人達です。
  この『お迎え』はあらゆる『死』に言えることです。死の直前に見える場合もあります。その時、霊的な視力と聴力が拡大しているからです。
 
  中には、知っている人が迎えに来たり、自分の一生を見続けてきたガイドが迎えに来たりするなんて絶対に嫌だ、と思う方もいるでしょう。「何を言われるかわかったものじゃない」と。でも全くその心配には及びません。
 彼らはもはや『この世』的な批判や非難、評価といった感情は持ち合わせていないのです。みんな誰にも言えない失敗をしてきた人達ばかりです。地球での一生は、全て魂の成長のために、あらゆる失敗を繰り返し、学びを繰り返してきたのだと、誰よりもよくわかっているからです。

Don't Worry

全ての人が死後すること『人生の回顧』

 霊体となった時、全ての人が必ずすることがあります。それは一生を振り返ることです。『人生の回顧』と呼ばれます。まるで映画を見ているかように、目の前に映像が展開するでしょう。
 ただ見るのではなく、自分の人生で関わった人達との出来事を、相手の立場になって振り返ります。相手の感情を感じながら振り返るのです。全て学びのためです。
 このことを知っていれば、コンビニの店員さんを土下座させたり、詐欺行為、セクハラなどは間違ってもしないでしょう。どうせ感じるなら、感謝の気持ちを感じたいものです。
 この人生の回顧も、誰かから評価されるわけではありません。あくまでも自分の魂の成長と気づきのためです。あえて評価する人をあげるなら、自分だけです。
  私はこれまで、死後の世界から送られてきたメッセージを多くの書物で読み、また、毎週アメリカのラジオ番組(Hay House Radio)で、ジョン ホランド氏などの現役の霊能者を通して、何年間も数えきれないほどのメッセージを聞いていますが、『死』の瞬間が恐かったとか、死んだ後恐い人が待っていた、と言った人は1人もいません。

 反対に『本当に何も心配する必要はなかった』とか『夢のような世界だ!』と言う人がなんと多いことか。中には疑い深い家族に『本当に生きているということを知っていて欲しい。必ずまた会える』とか『何であんなに死ぬことを怯えて生きてきたのだろう。無駄なことに多くの時間を費やしてしまった』と言う方もいます。 

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心にとめておきたいこと

 長年いろんな方のメッセージを聞いてきて、本当にやりたいことは、年齢は関係なく勇気を出してやったほうがいい、と思いました。後悔している方が多いのです。また、誰かに謝りたい人がいるなら、手紙でもいいからちゃんと謝り、大切に思っている人がいるなら、ちゃんとこちらの世界で生きている間に大切に思っていることをしっかり伝えたほうが、後悔なく次の人生を歩めます。
 また、一生でつちかった霊的成長度により、死後の行き先は変わってきます。皆が同じ場所に行くわけではなく、行き先は無数の階層に分かれています。
 その人の『意識』『信念』が反映されるのです。霊的成長とは、簡単に言えば、優しさや思いやりです。普通に普段から親切に生きた人は、驚くほど美しい場所に自然に引き寄せられます。幸福感に満ちた状態が続き、周りは皆、自分と同じような親切な人ばかりです。
 例外的にたどり着きたくない場所があります。暴力や詐欺など、人を傷つけるような行為を続ければ、死後、美しさとは全くかけ離れた場所にたどり着きます。ここは、『ダークゾーン』とか『グレーゾーン』と呼ばれます。
 周りは皆、自分と同じような行為を繰り返した人ばかりで、美しさのかけらもありません。一旦『死』の境界線をまたぐと、時間の感覚が全くなくなります。本人が成長を望めば、すぐに助けてくれる人は現れますが、そうでなければ、ずっとそこにいることになります。人間の行為はオーラの中のアストラル体に全部記録されているので、隠しようがないのです。
 例えば私が今回このような記事を書いて、誰かの注目を浴びようとして、自分が知っている真実を少しでも意図的に曲げて書けば、それは私のオーラに記憶されます。このような霊的な内容を書く人がもし嘘をつけば、誰かの霊的成長を遅らせてしまうので、とても『罪』が重いのです。例えば偽霊能者や宗教関係者で人からお金を巻き上げるような人達は、ロクな場所に行きません。
 私はそういったことは一切望まないので、誠心誠意書いています。何を信じるかより、どう生きるかがとても大切だ、ということですね。

 私達は皆、人生でつらいことがあるとわかっていながら、何とか自分を成長させたいと願い、自ら志願して生まれてきた、勇気ある魂の持ち主です。まだ信じられないかもしれないけれど、いつか必ず終わりが来るこの人生。出会いを大切にし、自分のことも大切にして、何か一つでも多く学んで、最後の瞬間まで毎日を大切にしたいですね。
  
  今日も希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。感謝しています。
  Your spritual friend, ラニ

 【この記事は、2019年7月1日に加筆・修正致しました】

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