希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
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もし明日、天国へ旅立つとしても【2】アメリカインディアンの生と死*人生に感謝と思いやりを

あなたの影響力の及ぶ範囲の人に対しては、いつも慈悲深い気持ちを忘れてはいけません。弱き人、病める人、老いた人、孤独な人にいたわりの気持ちを持つことこそ、あなたのつとめです。アメリカインディアン・ワバシャ

死とは、生活の場が変わること*救いはあなたの中に

  今回の記事では、「死の恐怖が、決して心に入り込まぬような生き方を心掛けなさい」という教えを、古代より継承してきたアメリカインディアンの歴史と教訓に触れつつ、死の前後に関する霊的知識をお伝えしていきます。
 私は学生時代に、ナバホ族の方とルームシェアしたり、アメリカインディアンの史跡(古代岩絵、居住、お墓等)や博物館を巡ったり、授業で講演を聴く機会に恵まれ、以来その崇高な文明に深い敬意を抱いている一人です。
  アメリカインディアンの歴史は一万年以上と古く、百以上の部族が存在し多様な生活文化がある一方、死生観においては霊能力を日常的に厳しく鍛錬した上で発達させ、霊界側から純粋な霊的知識を受け取り代々継承してきたという点で、ほぼ共通しています。
 霊能力は、決して摩訶不思議な能力ではなく、全ての人が携えている霊体の持つ機能にすぎません。実際に多くの人が、霊能力に似た直感力を無意識のうちに日常的に使用しています。受け取り方は視覚的、聴覚的、感覚的、瞬間的と人によって得手不得手があり、霊能力よりは精度が劣るものの霊的メカニズムとしては全く同じです。
 アメリカインディアンは日本人にあまり馴染みがありませんが、MLBで大活躍したイチローさんが、今もインストラクターとして所属するシアトル マリナーズのシアトルという市名は、19世紀にこの地に生きたスクアミシュ族の誉高き酋長・シアトルの名から取られたものです。
 彼は先祖代々大切に守ってきた土地を合衆国政府に横取りされ、居留地に強制移住させられる際、ワシントン総督のアイザック スティーブンソンにあてた抗議文の中で、死についてこう述べています。
「この地球上のどこにも孤独な場所などない。誰もいない場所は一つもない。人間として優しく正しい心さえ忘れなければ、全ての場所において先に他界した先祖霊が支えてくれているからだ。死は存在しない。死とは、ただ生活の場が変わるだけなのだ」
   他界後の生活の場は、地上世界のように一つではなく、個々の霊的成長度に完全に適合した暮らしの場(界層)が無数にあり、お互いに融合しながら高く重なり合っています。
 上の界層ほど美と安らぎに満ちていて、他界後にどの界層に導かれ暮らすことになるかは、信仰心の有無ではなく、その人の生き方に全てがかかっています。過去に過ちを犯したとしても、何を信じるかではなく今日からどう生きるか、それが何よりも大切です。
 アメリカインディアンは、地上人生の行いと天国の住処の関係について熟知し、死後の世界の上界層へのパスポートはのみにあるという概念を持っていました。救いは自分の言動にあるため、思いやりこそ最重要の教えであり、生活の中で子供への暴力を固く禁じ、女性や高齢者、孤児には特に優しくし、部族内に困窮者を出さないように常に心掛けていました。
 世界的な人類学者で古代文明の研究者でもあるルイス モーガンは、アメリカインディアンについて、「彼らの社会制度の元では犯罪とか違反というものが極端に少ないので、刑法を持つ必要がなかった」と述べています。アメリカインディアンは、霊的知識を全人生の基盤としていたのです。だからこそ、死を目前としても泰然自若として全く恐れることがありませんでした。
 平和な日常を霊的知識と共に何十世紀も受け継いできたアメリカインディアンは、西洋人の大陸横断により、あまりにも理不尽な歴史をたどってきました。しかし悲劇は悲劇のままで終わらず、死を超えた先で憎しみを愛に変え、地上世界のために一致団結して真価を発揮していきます。

心を取り乱してはならない*滅びゆく聖人の国家

 日本では、楽しむことを最高の善とする神道文化の寛大さもあって、多彩な商業主義を取り入れることに旺盛で、クリスマスやバレンタインデー、ハロウィン、さらに近年ではブラックフライデーまで身近な存在となりました。
 アメリカではブラックフライデー開始日の前日にあたる11月の第四木曜日に、感謝際(Thanksgiving Day)があり、現代では家族や友人が集まって食卓を囲む国民の一大行事となっています。
 1620年、イギリス国教会の迫害から逃れたキリスト教・プロテスタントの一派(ピューリタン)が、信仰の自由と理想の暮らしを求めてアメリカ大陸の北東部・現在のニューイングランド地方に渡りました。
 イギリスからの移民団(ピルグリム・ファーザーズ)は上陸後、先住民のアメリカインディアンから、家屋の建設から農作物の栽培に至るまで手厚い保護と援助を受け、翌年秋には収穫に恵まれたため、その恵みに感謝すべくアメリカインディアンを食事に招待して、共に祝福したことが感謝祭の起源とされています。
 コロンブスによる大陸発見以降、アメリカ大陸に生活の場を求めてきた人たちに対し、アメリカインディアンは実に親切に救いの手を差し伸べ続けました。その親切に触れたジョージ グリンネルという人は「彼らは食糧がどれだけ不足していても、少しでも残っているかぎりは、訪れた客にも家族同様にわけてあげていた」と語っています。
 またアメリカインディアンと共に生活をした人の中には、貧富の差がなく物を盗む人もいない日常を目の当たりにし、聖人の国家と呼んだ人がいました。”聖人の国家”では勇気こそ最大の美徳とされ、勇気とはただ恐怖心を克服することでなく、怒りや欲望、苦悩にも負けず自制心を保ち、心配や取り越し苦労をしない生き方を指しました。
 アメリカインディアンは子供の頃からこう教えられていました。「寒さや空腹、痛みはおろか、目前に迫った危機、あるいは死地に赴く時でさえ、決して心を取り乱してはならない」
 霊的知識に則した生き方をしていたアメリカインディアンにとって、人類は皆仲間であり、親切にすることは当然のことでした。しかし移民団はその後、自分たちのような移民の数が膨れ上がり食糧が不足してきたところで、アメリカインディアンの土地と物資に目を付け武器を手にしました。
 1641年のある夜、移民団はコス・コブ酋長の元およそ四百名が暮らす村を取り囲んで火を放ち、子供や女性にも容赦なく一斉射撃を行い、一夜のうちにその村は全滅しました。
 その後、アメリカが独立した後も政府によるアメリカインディアンへの略奪と非道は続き、数百年間に渡り、少なくとも一千件を超える大虐殺が記録されています。アメリカインディアンが最も大切にしてきた子供、女性、高齢者が真っ先にその犠牲となりました。歴史はアメリカインディアンを悪者として書き換えられ、虐殺を指揮した軍の隊長は、政府から英雄として表彰されました。
 両者の力に圧倒的な差がついたところで、アメリカ政府は考えました。「野蛮なアメリカインディアンと闘うより、教育したほうがコストがかからない」と。そこで1819年、全米各地に五百以上もの寄宿舎をつくり、各部族の全ての子供たちを強制的に連行してそこに住まわせ、教会によってキリスト教的な教育をさせることにしました。それまでプロテスタント系の移民が多くいましたが、19世紀になりカトリック系の移民が急増していた時期でもありました。
 子供たちには、まず親からもらった名前を禁止にして白人に多くある名前に全員改名させ、各部族の言葉、習慣、食事、信仰の全てを固く禁じ、言語は英語の使用のみを義務づけました。違反すれば食事を与えず、凄まじい暴力・性的虐待を与えました。そのため、寄宿舎で亡くなる子供もいました。また、カナダでも同様の同化政策がとられることになりました。こうしてアメリカインディアンの高度な霊的文明は、絶滅の一途をたどりました。
 寄宿学校生活は、1970年代まで150年以上続きました。アメリカインディアンに対する過去の非道な扱いについて正式な謝罪が行われたのは、カナダのスティーブン ハーパー首相が2008年、カトリックのトップであるローマ教皇は2022年のことです。そして、アメリカの大統領として初めて寄宿学校政策を「我々の魂の罪」「我が国の歴史における汚点」として当時のバイデン大統領が正式に謝罪したのは、2024年のことでした。

いよいよ死期が訪れたら・・*大切な心構え

「最高のアメリカインディアンの最高の教え」をモットーに、アメリカインディアンの人生観や教訓の研究に後半生を捧げた人がいました。アメリカにおける自然保護活動の先駆者として知られる動物学者のアーネスト シートンです。
 彼は研究で、アメリカインディアンは神のことを大霊(The Great Spirit)と呼び、大霊とは本質的に形態のない非人格的存在で、永遠にして完全なる愛、全知全能の存在で、その力は宇宙のあらゆる場所に行き渡っていると記しました。
 そして全ての人間は大霊の分霊であり、大霊の全ての資質(神性)を魂に内在する霊的存在であるとの認識を持ち、司祭や偶像、教典、古代信仰にありがちな生贄を必要とせず、沈黙の時の中で祈りと瞑想を行うことで、大霊との絆を深める習慣を大切にしていました。 
 シートンが多くの部族からまとめたアメリカインディアンの教訓の一つに、この世の人生と死後の世界に関わるものがあります。「いよいよ死期が訪れたら、これから次の生活の場へ進んでいくのだということを知っておくべきである。恐怖心を抱いたり、やり残したことやなすべきではなかったことを後悔したり泣いてはならない。与えられた限りの才能と制約の中で最善を尽くしたという自覚、そして死後の世界で暮らす境涯は、地上での行いによって決まるという認識を持って覚悟を決めることである」
 またアメリカインディアンには、死を覚悟した時に歌う『死の歌』がありました。1860年に眠っていたところを急襲され、一族もろとも惨殺されたコマンチ族の酋長ノコーナも、1862年にミネソタ州で処刑された37人のスー族も死の歌を歌って旅立ちました。そこには「私は歌う。我が亡骸がいずこに横たわろうとかまわぬ。我が魂は死後も行進を続ける」という詩があります。いかなる形で地上人生を終えようと、すぐに新たな人生が始まることを意識させる歌です。
 死後の世界は、一人一人の精神性が最大限に尊重される世界なので、死によって意識が肉体から霊体に移る際、新たな人生がすぐに始まることに確信をもっておくと、他界後の目覚めと霊的覚醒が早く、難なく順応できるのです。
 また社会的成功の基準が西洋諸国では収入や財産、社会的地位に重きが置かれているのに対し、アメリカインディアンは、「どれだけ思いやりを持って仲間の役に立てたか」という愛を基軸とした霊性を最重要視していました。
 物質的な成功は全てこの世限りで跡形もなく消えますが、霊的なことには永続性があり、他界後にも貴重な財産として持っていけます。また霊的な基準は、死後の世界の成功の基準でもあります。そこは、助け合うことを最大の徳とする現実的な人間社会であり、自ら進んで誰かに手を差し伸べよう、困っている人ために自分を役立てようとする積極的な意識が望まれます。
 数百年もの間、多くのアメリカインディアンが悲劇的な死を迎えましたが、他界後、その霊性の高さもあって霊の世界の高い界層へ導かれました。霊性の高い人ほど、大きな影響力を持つことになり、アメリカインディアンは霊の世界でとても重要な役割を果たしていくことなります。

あなたは私たちの仲間*憎しみを愛へ

 19世紀後半から、霊界の最高界層に暮らす高級霊立案の元、地上世界への霊的知識普及の活動(スピリチュアリズム)が活発化しました。地上に存在する幾多の宗教がもはや霊的な役割を果たせていないばかりか、誤った知識により死後の世界において、信仰心のあつい人々を大混乱に陥れている最大の要因になっているためです。
 くしくも”聖人の国家”の抹殺を実行したアメリカに、まずスピリチュアリズムの種子がまかれ、それがヨーロッパや日本だけでなく世界中へ広がっていきました。
 それに伴い、類まれな霊能力を持つ人が何人も誕生したのですが、霊的な活動をする人を霊界側から支える霊的ガイド(spirit guide)の役目を、最も多く担った民族が豊富な霊的知識を携えているアメリカインディアンでした。
 ほんの一例をあげると、エステル ロバーツ(レッドクラウド)、キャサリン バーケル(ホワイトホーク)、グレイス クック(ホワイトイーグル)、ヘレン ヒューズ(ホワイトフェザー&子供の霊のマジータ)となっています。
 ミスター スピリチュアリズムと呼ばれ、史上有名な「シルバーバーチの霊訓」の霊能者と主筆を務めたモーリス バーバネルは、「私はアメリカインディアンという民族に対して、深い敬意を抱かずにはいられない。霊的ガイドをつとめるアメリカインディアンは深い愛情と奉仕の精神に満ちあふれている」と語っています。
 彼の盟友に、エステル ロバーツという驚異的な正確性を誇るイギリス人霊能者がいました。普段はガーデニングを愛し、最愛の夫に先立たれたため三人の子供を育てるシングルマザーだったエステルは、霊能力の訓練をしていた初期の頃、なかなか上達を感じられずもう霊能者になるのはあきらめようとしたある日、突如としてアメリカインディアンのスー族の霊が現れ言いました。「私、レッドクラウドは人類を救うためにやってきた」
 以降、エステル ロバーツはレッドクラウドの助力を得て、40年間に渡り週二回交霊会を開き、時には何百人もの前でも交霊を行い、最愛の人を亡くした何万人もの人の心を慰め希望を与え続けました。また二週間に一回、レッドクラウドから霊的知識を学ぶ勉強会も開きました。
 アメリカインディアンは、イギリスからの移民やアメリカ政府から大きな迫害を受けましたが、他界後、イギリス人やアメリカ人を恨むようなことは決してありませんでした。霊的法則により、人の人生は完全にバランスがとられるようになっていて、悪質な加害行為をした人は、永い時の中で100パーセントその責任を負うことになること、悲劇的な出来事や理不尽な目にあった人は、その穴埋めとなる出来事が起こることを理解しているため、憎しみを完全に手放し愛に生きることを選んだのです。
 地上に暮らす人類という仲間に、自分たちが経験したような悲劇が二度と起こらぬよう、また少しでも地上に生きる人々の霊性の向上を願い、レッドクラウドは彼にとって忌まわしき英語やキリスト教、イギリス人の風習、文化、歴史、そして当時最先端の科学から医療まで、あらゆる知識を霊界側にて研鑽した上で、現れました。そこまでしないと、地上の人々の悩みや疑問に答えられないからです。
 モーリス バーバネルは、レッドクラウドについて、「彼の最大の魅力はその深い人間味である。広い寛容心、人間ならではの悩みや困難への温かい理解、深い慈悲心、おだやかな性格。彼は人間を責めたことは一度もない。」と激賞しています。
 貧しさを経験した人にとって毎日食事をできることがとても尊くなり、大病を患った人は健康こそ最もありがたいものになり、最愛の人を亡くした人は大切な人と過ごす何気ない日々に人生の奇跡を見出すように、多くの苦難を乗り越えてきたアメリカインディアンだからこそ、地上世界の影の部分に深い理解があり、地上に生きる人々へ希望を届けるべく大きな愛を抱くことができます。そして、どう生きればいいのか、優しい言葉で教えてくれます。
「いただいた恩恵に日々感謝すること。お互いが慈しみ合い、みんなで手を取り合って生きるように」

今年も一年間、希望発見ブログをお読みいただき、本当にありがとうございました。
Your soulmate friend,Lani

参考文献:シルバーバーチの霊訓(潮文社)、ベールの彼方の生活(潮文社)、インぺレーターの霊訓(潮文社)、これが心霊の世界だ(潮文社)、こころが安らぐ本(大和書房)、こころが満たされる本(大和書房)、私はできる!(サンマーク出版)、すべてうまくいく(角川書店)、人生をもっと幸せに生きるために(河出書房新書)、パワーオブ・ザ・ソウル(JMAアソシエイツ)、コナン ドイルの心霊学(潮文社)、これが死後の世界だ(潮文社)、霊力を呼ぶ本(潮文社)、生きがいのメッセージ(徳間書店)、レッドマンのこころ(北沢図書出版)、アメリカインディアンの歴史(雄山閣出版)

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