希望発見ブログLooking for HOPE

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霊的観点から考えるアルツハイマー病を患う意味とアルツハイマー病関連映画3本

 私は普段、私生活でもブログでも極力病気について語らないようにしています。病気に意識を向けるのではなく、健康で生き生きしている自分を常日頃イメージしています。
 でも家族や友人の誰かが深刻な病気になった時、どうしても深く考えざるをえません。その人のために、いったい何ができるのか誰でも自分なりに色々調べたりすると思います。
 私にはアルツハイマー病を発症して5年ほどになる祖母がいます。アルツハイマー病は脳が委縮して・・・と、医学的なことを述べるのは私の専門外です。でも誰にでも起こりうるこの病気の意味を霊的観点からお伝えすることならできそうです。また、アルツハイマー病の理解を深められる日韓米の映画を3つご紹介します。最後までお付き合いいただけたらと思います。

「私のことを覚えていて」マスクの奥の微笑み

 先日の家族でスーパーに行った時のことです。4年生の我が息子は納豆売り場で今まで食べたことのない品を探していました。彼は納豆がとにかく大好きで、商品ラベルの隅々まで見る凝りようです。食べながら細かく味をチェックしていて、まさに小さな納豆博士です。それだけ好きならばと、スーパーでは博士が食べたい納豆を自由に選ばせています。
 しばらくして、納豆博士が今まで食べたことのない国産と書かれた納豆を見つけ嬉しそうに手に取ると、手作りマスクをかけた80歳ぐらいの女性が「ボク、いいのを選んだね。納豆は国産が一番おいしいのよ」と少し距離を置いてやさしく声をかけてきました。マスク越しに微笑んでいることがわかります。
 納豆博士が「そうですね」と返すと女性は「テレビでやっていたけれど、粒は大きめがいいんだって。私も納豆が大好きなの」と二人は意気投合。数分間話していました。
 女性は健康のため、自宅からスーパーまで30分かけ歩いてよく来ているそうです。最後に女性は「受け答えがしっかりできて、本当に賢い子ね」とゆったりとした口調で息子を褒めた後、「お願いだから、おばあさんのこと覚えておいてね。今度見かけたら話しかけてね」と言い、お別れしました。

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愛は心の奥深くに宿る

 私はその日、女性の「覚えておいてね。話しかけてね」という言葉が頭から離れませんでした。どんな毎日を送っていらっしゃる方なのだろうと想像しました。ひょっとしたらコロナ禍によるソーシャルディスタンスで、普段会っていた友人・知人とさえ突然会えなくなり、寂しい思いをされていたのかもしれません。また、健康のため歩いて30分もかけてスーパーに行くところが、私の祖母と重なりました。
 祖母は、90歳を超えてアルツハイマー病にかかりました。以前はとても明るくて、しゃべりだしたら止まらないという感じの人で、庭で野菜を作ることを趣味にしていました。でも病気が進行するにつれ、表情から明るさが徐々に消え、口数も別人のように少なくなりました。
 納豆博士は、彼なりにひいおばあちゃんのアルツハイマー病のことを理解しています。現在遠方に住んでいるので、週に1回程度電話してお互いの顔を見ながら話します。
 その晩、納豆博士は、今日スーパーで納豆好きのおばあさんと話したことを、そのまま伝えました。するとひいおばあちゃんから「これからもおじいさんやおばあさんと話す機会があったら、どんどん話してあげてね。年をとると若い人と話す機会がなくなるから、みんな本当に嬉しいんだよ。お願いね」という言葉が返ってきました。
 何気ない会話のように聞こえるかもしれませんが、電話の数十分前に食べた夜ご飯のことさえ忘れてしまう祖母が、スーパーのおばあさんの心情を思いやり、はきはきとした口調でそう話してくれたことに、私は驚きと感動を覚えました。
 私の祖母は納豆博士が生まれた時は大喜びして、「亡くなった兄さんの生まれ変わりに違いない」と確信に満ちた口調で言うほど、何か特別な絆を感じていました。そのせいか、本当に不思議なのですが、納豆博士と話す時は、病気の前の姿に戻ったかのように元気に話します。きっと二人だけに通じる愛の力があり、それが病状を和らげているのかも、と思うのです。
 以前「小さな村の物語イタリア」という番組を見ていたら、アルツハイマー病を何年も患い、食べたものをすぐに忘れてしまうおばあさんが、お孫さんが村長であることをとても誇りに思っていて、そのことだけは決して忘れないということを紹介していました。心の奥深くに感じた愛は、病を超えることがあるのだと思います。

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霊的観点から考えるアルツハイマー病の意味

 以前もっと詳しく祖母のことを書いたことがあるですが、ずっと前に下書きに戻してしまいました。私は高校まで祖父母と同居していたので、よく戦時中や戦後の苦労話を聞いていました。幼い頃母親を亡くし、満足に学校にも通えず、最愛の弟と生き別れになるなど、苦労を重ねてきた祖母。極貧状態も経験しながら人生の荒波をたくさん乗り越えてきた祖母が、90を超えてアルツハイマー病になるなんて、人生は何て残酷なんだろう、と思うこともあります。
 私は、人生のあらゆる出来事を霊的な観点から見つめてみることを、大切にしています。アルツハイマー病について言えることの一つは、祖母は生まれる前に、この病気になることを魂の計画の一部として合意しているということです。なぜなのか?考えられる理由は、アルツハイマー病にかかることで、本人とお世話をする家族が霊的に大きく成長できます。人生に新たな洞察が生まれ、たくさんの思いやりを必要とするからです。
 また病気になることでカルマ的なバランスをとり、親族から同種の病気を完全になくす役割を持つ場合があります。これはアルツハイマー病に限らず、深刻な病気や障害、また死そのものに私達の理解や想像を遥かに超えた深淵な意味が隠されていることが多いのです。きっと祖母は90を超えて自分自身と家族のために最後の使命を懸命に果たしているのだと思います。
 病気を何らかの罰ととらえる方もいますが、決してそのようなことはありません。全ては学びです。多くの場合、体は不調や痛みというという形で、もっと自分を大切にするように訴えたり、ネガティブな思考からの脱却を促したりします。
 祖母はお医者さんが驚くほど、内臓もどこも悪いところがなく、医学的な数値が良好なのでまだまだ長生きしてくれると思いますが、いつかこの世を旅立った時、祖母はなぜ自分がアルツハイマー病になったのか、その真の理由をしっかり理解する時がきます。また病気の間、人から受けた愛情も全て魂に刻まれているので、それらの全てを思い出します。
 尚、アルツハイマー病だからといって、魂そのものに異常があるわけではありません。いたって正常です。あくまでも肉体的な病気であり、これまで何度かお伝えしてきた通り、人はこの世を去る時、天国まで病気を持ち越すことはありません。
 もしこの文章を読んでいる方の中にご家族にアルツハイマー病の方がいらっしゃったら、毎日言語に絶するつらい体験をされていることと思いますが、その人のためにしている全てのことが、何一つ無駄にならないということを心に留めていただければと思います。

アルツハイマー病について理解が深まる日米韓の映画3本

 最後に、アルツハイマー病患者と家族の姿を描いた映画を3本ご紹介します。いずれも高齢になってからではなく、若年性アルツハイマー病を描いています。あまり言うとネタバレになってしまいますので、情報を最小限にとどめます。私がアルツハイマー病関連映画で観たことのある映画は以下の3つです。

明日の記憶(2006/日本)
私の頭の中の消しゴム(2004/韓国)
アリスのままで(2014/アメリカ)


は作家・萩原浩さんの小説を映画化し、渡辺謙さんが主演をしました。若年性アルツハイマー病を受け入れ、病気と向き合うまでの葛藤が克明に描かれています。妻役を演じた樋口可南子さんの夫を支える姿、言葉がとても印象に残っています。
は韓国の映画で、この三本の中では患者の年齢がとても若くなります。主演のソン・イェジンさんが、27歳でアルツハイマー病を告げられ、徐々に記憶が消えていく中、家族だけでなく自分のことさえも分からなくなってしまう恐怖を見事に演じています。公開当時映画館で観たのですが、今回記事を執筆するにあたり、もう一度観てみました。切なすぎて、最後まで泣かずに見ることができる人がいるのかな、と思うほど胸を打ちました。
アメリカ映画の「アリスのままで」は名女優ジュリアン ムーアが主人公を演じ、この作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。幸せに暮らしていた言語学者のアリスがある日突然言葉が出てこなくなり、症状どんどん悪化し、ひどく混乱しつつも恐怖と戦う様子が、とても現実的で見応えがあります。


映画『アリスのままで』予告編

 日本でも韓国でもアメリカでも同じテーマの映画が作られていることを考えると、アルツハイマー病が患者と家族に与える影響はとてつもなく大きいのだと思います。一日も早くこの病気がなくなればと願わずにはいられません。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend, ラニ

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