希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

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【シルバーバーチの霊訓3】から名言集15撰*老若男女、全ての人に役立つ霊的知識を

 シルバーバーチの霊訓3(Wisdom of Silver Birch )には、「悲しい時、苦しい時こそ」「人間的思想と霊的思想」「イエス キリストとキリスト教」などの章があり、第二次世界大戦下で行われた交霊会の様子(イギリス・ロンドン)がまとめられています。
 多くの若い命が死の扉をくぐった時代に、彼らの家族や恋人、友人は深い悲しみの中、死の本当の意味を知るため、シルバーバーチの言葉に耳を傾けました。
 前回同様、シルバーバーチの言葉色付きの枠(①~⑮)で囲ってあります。それでは、【シルバーバーチの霊訓3】から15の名言と、死後の世界や直感についての知識をつけ足してお伝えします。

シルバーバーチの霊訓3から名言①~⑤*死の瞬間とその後の世界

①すでに地上時代から死後の世界を当然のことと考えていた人は死後、あたかも手袋に手を入れるように、すんなりと新しい環境に馴染んでいきます。大勢の案内者を差し向けなければならないのは、死後に何が待ち受けるかを知らずに来た人、あるいは間違った固定観念に固執していた人達です。各自の必要性に応じて適当な指導霊が付けられます。全く知らない人であることもありますが、実は永い間地上生活の面倒を見てきた守護霊の一人であることがよくあります。

 

②死後、自ら望まない限り、何の看護もないまま放っておかれる人は一人もいません。迎えに来てくれる人が一人もいないのではという心配は無用です。縁故のある人がいますし、それとは別に愛の衝動から援助の手を差しのべようと待機している人も大勢います。誰一人見捨てられることはありません。

 

③(死の瞬間)愛の絆によって結ばれる間柄ですと、いよいよ肉体と霊体との分離が始まると天国にいる霊は必ず察知します。そしてその分離がスムーズに行われるのを手助けするために、その場に赴きます。必ず、例外なくまわりに幾人かの縁のある霊がいて、素晴らしい第二の人生を始めるための指導にあたります。

 

 ◎霊界にいる人は地上にいる愛する人が亡くなる日時が予めわかっています。それは霊的に予め定められた時期であり、たとえ突発的な死に見えても、随分前から分かっている場合もあります。ただし、自分で自分の命を断つことは、‟予め定められた時期”に当てはまりません。シルバーバーチもそれだけは絶対にやめるよう言っています。いかなる理由、動機、事情があっても、必ず深く後悔することになるからです。 

④あなた方は今そのままの状態で立派な霊的な存在です。死んでから霊になるのではありません。あなた方には霊の財産であるところの各種の才能とエネルギーが宿されているのです。人間は一人の例外もなく今この時点において霊の世界に住んでいること、決して死んでから霊になるのではないことをしっかり認識してください。

 

⑤私どもは、死を生の挫折、愛の終局、情愛で結ばれていた者同士との別れと見なすような無知を取り除きたいのです。死とは第二の誕生であること、生の自然な過程の一つであることを理解していただきたいのです。死ぬということは、命を失うことではなく、別の生命を得ることなのです。それまでの肉体に宿っているがゆえに耐え忍ばねばならなかった不平等も不正も苦しみも面倒もない、より大きな生へ向けて旅立ったのです。霊本来のかぎりない自由と崇高な喜びを味わうことになるのです。

 

◎死によって愛する人同士が完全に離れ離れになることは決してありません。この世を旅立った人は、経済問題や健康問題の一切ない世界で、幸福感に満ちた新たな人生を送っています。そして、ペットも含めて、この世で愛と愛の絆で結ばれていた者同士は、必ずいつか再会できます。100パーセント、必ずです。
 

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シルバーバーチの霊訓3から名言⑥~⑩*霊的知識と直感があなたを守る

◎シルバーバーチは霊的知識を一人でも多くの人に広める重要性について、その理由を次のように述べています。

⑥霊界へ送り込まれてくる人間の中に、もしも地上で霊的知識を身に付けていれば、こうまでひどくはならなかったろうにと思われる人や霊的生活への備えがまるでできていない人が多すぎるのです。無知と恐怖と迷信と偏見に満ちた人ばかりです。人間は霊的に成長しなければなりません。

  

自分がしたことはよくも悪くも必ず自分に返ってくる。シルバーバーチはこの霊的ルールを自然法則とか囚果律神の摂理と呼びます。私達は誰一人逃れられない自然法則にのっとって、死後の世界でも生きていきます。この自然法則を念頭に置いておけば、どう生きればいいのかわかります。たとえば、イジメや様々なハラスメント、差別、誹謗中傷、暴力、これらを意図的に行うと、結局は自分自身を傷つけることになります。

◎次に、ある質問者が地上の人生で動物に虐待行為を働いた場合、死後どうなるのかを尋ねるとシルバーバーチは以下のように答えました。

⑦人類の永い歴史を通じて、動物がいかに人間にとって役立ってきたかを教えることによって、地上時代の誤った考え方を改めさせないといけません。動物界を案内して、本来動物というものが、本当に動物を愛し理解する人間と接触するといかに愛らしいものであるかを実際にみせます。知識が増すにつれて誤った考え方が少しずつ改められていきます。結局は残酷を働いたその影響は、動物だけでなくそれを働いた人間にもあらわれるものであることを悟ることになります。 

 

⑧死後の世界でもずっと低い界層へ行けば、霊性があまりにも貧弱で環境の美を増すようなものを何も持ち合わせていない者の住む世界がありますが、そうしたわびしい世界を例外として、こちらの世界には邪悪なものは存在しません。邪悪なものを生み出す原因となるものが取り除かれているからです。各自が霊的発達と成長と進化にとって、適切かつ必要なことに心ゆくまで従事しています。

  

◎死後の世界に暮らす場所は、一人一人の霊的成長に合わせ多数の界層がありますが、最も低い界層は、ダークゾーンとかグレーゾーンと呼ばれます。地上での一生を暴力的、詐欺的、利己的な思想や行為に満ちた生涯を送った人が、死後、自動的に導かれます。
 本当に薄暗く、悪臭漂う場所ですが、本人にとってはそれが当たり前の世界です。しかし永遠にそこにいるわけではなく、本人が‟このままでは駄目、もっと成長したい”と真摯に願うと、すぐに上の界層から助けてくれる人が現れます。上の界層の人は下に行くことができますが、下から上へは絶対に行くことができません。霊的な観点から言えば、‟改心”するなら、この世に生きているうちがいいですね。

⑨人間は不滅なのです。死はないのです。あなた方が涙を流して嘆き悲しんでいる時、その人はあなた方のすぐそばに立っています。本当は自分の存在を知らせようとして何度も何度も叫び続けているのです。愛しい人達はそこに生き続けているのです。そしてその背後には、幾重にも高く界層が広がり、はかり知れない遠い過去に地上で生活した人々が無数に存在し、その体験から得た叡智を役立てたいと望んでいるのです。

 

⑩人は死を経てしばらくすると、地上の人間のために何か役立つことをしたいと思うようになり、自分と同質の人間を見いだします。地上で詩人だった人は詩人を探し、音楽家だった人は音楽家を探すでしょう。インスピレーションは霊界の人がある種の共通の性質、関心、あるいは衝動を覚えて、自分がすでに成就したものを地上の人間に伝えようとする、はっきりとした目的意識を持った行為です。地上の音楽、詩、小説、絵画の多くは実質的に霊界で創作されたものです。 


 ◎この言葉はアーティストの方ほど、納得できるでのはないでしょうか。突然のひらめきを得て創作に打ち込み、後で自分の作品を眺めてみると、何だか自分が創ったようには思えないような感覚になったことはないでしょうか。
 瞑想自然に触れる時間を増やすと、人生を明るくする良質な直感(インスピレーション)を得やすくなります。今まで思いつかなかった解決策を授かることもあります。直感は、あくまでも霊会側の都合のよい時に送られてきます。シャワーを浴びている時かもしれないし、花に水やりをしている時かもしれません。少しでもワクワクするようなアイディアをキャッチしたら、すぐにメモしましょう。

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シルバーバーチの霊訓3から名言⑪~⑮*お互いに助け合ってこそ

⑪大半の人間は地上だけが人間の住む世界だと考えています。人間は肉体のみの存在ではないという生命の神秘を知らない人が多すぎます。人間は肉体を通して自我を表現している霊魂(スピリット)なのです。それが地上という物質の世界での生活を通して魂を成長させて、死後に始まる本来の霊の世界における生活に備えているのです。

 

 ◎この世の人生は次の世界の生活に向けて、魂の鍛錬期間です。私達は多くの出会いや体験を通して多角的に本当の自分について学び、寛容、寛大な心を育みます。私達は皆、学びの徒であることを思えば、人の失敗には寛大でありたいですね。 

⑫過ぎ去ったことは、そこから教訓を学ぶためでなければ、つまり失敗をどう正すか、二度と過ちを犯さないためにはどうすべきかを反省するためでなければ、むやみに振り返るべきものではありません。未来に目をやり、今日行うことを、これから訪れるより立派な日のための土台としなければなりません。

 

◎⑬以降は、シルバーバーチが地上の宗教組織に向けた言葉で、厳しい目を向けています。個人にではなくあくまでも組織です。なぜなら長年の人類の営みの中で、宗教組織に関わる多くの人間が霊的真理に勝手に自分達の都合のよいように知識をたくさん捏造し、もはや何が真実かわからなくしてしまったからです。信仰心の深い方がいらっしゃったら、受け入れられる範囲でお読み下さい。

⑬聖書やコーラン、ギータなど、いかなる聖なる書と呼ばれるものを目が疲れるほど読んでも、それだけで霊性が成長するわけではありません。大切なのは行いです。囚果律という絶対的な神の摂理があります。すなわち自分の過ちには自分が罰を受け、善行に対する報酬も自分が受けます。また神の摂理は自動的に作用します。すなわち親切、寛容、奉仕の行為が自動的にそれ相応の結果をもたらして霊性を高め、反対に利己主義や不寛容の精神は自動的に霊性を下げます。この法則は変えようにも変えられないのです。

 

⑭豪華な建造物もそこを訪れる人に本当の宗教としての機能を果たせなくなっています。中をのぞけば慣習という時代遅れも甚だしい教説に満ちています。無意味な教条主義が今なお支配し、それが永い間、人類を押さえつけております。

 

⑮彼らが説く信仰は自らが心の奥では信じられなくなっているものです。自分が自信を持てないでいて、どうして他人に確信が与えられましょう。いわゆる‟あの世”について自ら疑問符をつけている者が、どうして肉親に先立たれた人を慰めてあげられましょう。先のことを何も知らない者が、どうして魂の飢えた、心満たされない、さまよえる人々を導くことができましょう。クリスチャンを名乗ろうと無神論者を名乗ろうと、何の違いもありません。大切なのは実生活において何をするかです。人生は霊的摂理が支配し、お互いが助け合うことが魂を成長させ、人格を形成し、死後に待ち受ける新しい生活に霊的な備えを与えることになります。

 

◎死後の世界は精神世界とも言えます。宗教的な世界観を深く信じている方は、死後の世界でも教会やモスクを建て、同じ場所に集まります。強烈な信仰心が、かえって多くの人々の魂を束縛し、霊的成長を遅らせてしまう現実を目の当たりにしているからこそ、シルバーバーチは地上の宗教組織にもどかしさを感じ、厳しい態度をとらざるを得ないのです。各宗教には素晴らしい教えも多々ありますが、死後の世界は、宗教を超えた世界だということも知っておきたいですね。

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とても大切なあなたという存在

 シルバーバーチはよく「何を信じるかではなく、日常生活でどう生きるかが大切です」と言います。 イエス キリストとも親交があるシルバーバーチは、「イエスの遺した偉大な徳、偉大な教訓は、人間としての模範的な生きざまです」と言い、霊的知識を熟知し、誰にでも深い思いやりに生きた人間イエスの生き方を、全人類の偉大な手本と賞賛しますが、イエスを崇拝することはしません。
 シルバーバーチ自身も崇拝されたり、感謝されることさえ望みません。霊的に成長している人ほど、「私を崇めなさい、尊敬しなさい」とは言わないものです。イエス自身も神として崇められることを望んではいない、と言います。
 誰かを崇め、自分をか弱い存在だと思うと無力感がつきまとい、本来もつ力を発揮できません。私達は皆魂を持つ霊的な存在であり、神や仏と呼ばれるような神聖な力は、私達一人一人の中にもあるのです。あなたという人は、唯一無二のかけがえのない神聖な存在です。
 自分を大切にしましょう。人に優しくなれます。ありのままの自分を受け入れましょう。他人が自分をどう思うか気になりません。人生に限界を設けるのをやめ、「やればできる!」と自分を信じた時、可能性の扉が次々と開きます。

今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend, Lani 

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