希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

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【シルバーバーチの霊訓4】から名言集15撰*大丈夫、あなたなら乗り越えられる。

 シルバーバーチの霊訓4(Silver Birch Anthology)は、1955年にウィリアム ネイラー氏によって編纂され、「絶対不変の摂理」「苦の哲学」「死んだらどうなるのか」などの章があり、魂を鼓舞する言葉や死後の世界の知識等が多く散りばめられています。また、死刑や安楽死、生まれ変わりという、生命の真実により一歩踏み込んだことにも触れています。今回も、シルバーバーチの言葉を色枠の①~⑮で囲っています。

シルバーバーチの霊訓4から名言①~⑤*謙虚に学び続けることが大事

①時として厳しい環境に閉じ込められ、それが容易に克服できないことがあります。しかし、正しい信念さえ失わなければ、そのうちきっと全障害を乗り越えることができます。「自分は神の一部だ。不滅なのだ。永遠の存在なのだ。無限の可能性を宿しているのだ。その自分が限りある物質界のことでくじけるものか」と。そう言えるようになれば、決してくじけることはありません。

 

②独立独歩の気構えでこう宣言できなければなりません。「自分は神なのだ。足元の事情などに惑わされない。いかなる困難も内部の無限の霊力できっと克服してみせる」と。その通り、人間はあらゆる環境を支配する力を所有しているのです。

 

◎自分は神、という言葉は、決して尊大な態度をとるよう示唆しているわけではなく、あなたは霊的な存在であり、神聖な力がいつもあなたの内部に宿っていることを意味します。あなたの思考には非常に強力なパワーが秘められていて、人生に乗り越えられない試練は決して与えられないから、取り越し苦労をやめポジティブな態度で毎朝を迎えましょうとシルバーバーチは言います。 

③地上で偉人とされている人が必ずしも私達の世界(霊界)で偉人であるとは限りません。私達にとっての偉人は魂の偉大さ、霊の偉大さ、人のためを思う気持ちの大きさです。

 

④人生の喜びは、辛酸をなめつくして初めてわかります。なぜなら深く沈んだだけ、それだけ高くあがれるからです。地上生活の影を体験するほど、それだけ日向の喜びを味わうことができます。地上世界のいかなる体験も、それに正しく対処し正しく理解すれば、人間の魂にとって必ずプラスになるものをもっています。

 

⑤霊的進化は一歩一歩の向上が鍛錬と努力によってようやく勝ち得られるものです。学べば学ぶほど、さらに学ぶべきことがあることを知ります。進歩は知識や真理や叡智と同じく、限界というものはありません。ここまでという区切りがないのです。 

 

◎この世の人生を終えてもさらに私達の学びは続きます。死後の世界は時間の概念がなく、あるのは霊的成長という基準があるのみです。その成長度によって、一つ、また一つと界層をあがっていきます。より高い精神・意識状態へ自分を高めていきたいですね。

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シルバーバーチの霊訓4から名言⑥~⑩*自殺、安楽死、死刑、生まれ変わりについて

◎シルバーバーチは夫を亡くした女性に次のように言葉をかけます。 

⑥ご主人はこの世にいた時よりも、はるかにあなたにとって身近な存在となっています。‟死んだ人達”はあなたの元から去ってしまうのではありません。死というドアを通り抜けて新しい生活へ入っていくのです。その人達にとって死は大きな解放です。決して苦しいものではありません。彼らにとって唯一のつらさは、地上に残した人々が自分のことで嘆き悲しんでいることです。

 

◎次に、夫を亡くし自殺まで考えた女性に対し、シルバーバーチは神の摂理に干渉する権利は誰にもないとした上で、明確に自殺は「やってはいけない」と言い、その理由としてこう付け加えています。

⑥長い期間にわたってつらい体験をすることになります。おまけに、せっかく一緒になりたいと思っていた愛する人にも会えないことになります。

 

◎自ら命を断つと、地上との霊的な絆がまだあるので、霊界に進めず行き場を失う場合があります。意識が拡大し、深い後悔の想念が自分を包み身動きできません。中には自殺した時の光景を繰り返し何度も見る人もいます。家族や友人の気持ちも全てはっきり感じます。
 だからこそ、祈りが彼らを癒し、霊界へ導きます。自殺した人に必要なのはです。身近にそういう方がいらっしゃったら、愛の念を送ってあげて下さい。

◎同様に、シルバーバーチは安楽死についても明確に否定しています。人には予め霊的に決められた地上で過ごす期間と目的があるためです。

⑦死後に備えのできていない霊に一種のショックを与えることにあり、そのショックが何かとよからぬ影響をもたらします。自然に死ねば必要なかったはずの手間をかけて埋め合わせをしなければならないからです。

 

◎病気や事故には、人間の社会常識からは思いもよらない霊的な意味が背後にあります。例えば耐え難い病気の苦痛も、人は亡くなると、なぜそんな体験をせねばならなかったのか、わかるようになります。それに不平不満を言う人は一人もいません。病気は決して罰ではなく、深淵な学びの意味があると知るからです。
 学びの内容は家族や友人から愛を受け取ることかもしれませんし、医学の進歩に貢献するという目的かもしれません。自分だけでなく家族のカルマ的な責任を果たしているかもしれません。私達人間は、こうした背後にある霊的な理由がわからないからこそ、死を早まってはならないというのが、霊的観点からの答えです。

◎次は、日本人のほとんどが賛成している死刑制度についてです。

⑧いつまでも死刑制度を続けているということは、その社会はまだまだ進歩した社会とは言えないということです。それはもう一つの殺人を犯していることに他ならず、社会全体の責任です。それは処罰になっていません。ただ単に、別の世界に突き落としただけです。


◎シルバーバーチが「別の世界に突き落としただけ」と言うように、死刑にして心臓の鼓動を止めても、その人の霊は生き続けています。社会に深い憎しみを抱いたままの霊は、霊界の高い波長と合わず度々地上に戻ってきます。そして、地上で自分と同じように社会に憎しみを持つ人に引き寄せられ、近づきます。その人に憎しみの思念を送り、人を傷つけるようなことをするようそそのかし、満足感を得ようとします。霊的観点から言えば、死刑は凶悪犯罪を助長し、新たな被害者を生み出します。
 「納得できない。悪いことをした人には罰を与えたい。」と思われることでしょう。人間一人一人には霊の法律ともいうべき「自然法則」という絶対に逃れられない法則が働いています。霊的に人生は完璧にバランスがとられていて、誰かを傷つけた代償は必ず負うようになっています。 

◎次に、シルバーバーチは人間は生まれ変わることがあると認めた上で、前世と同じ国、同じ性別で生まれてくるとは限らないとしています。尚、訳者の近藤千雄さんは、生まれ変わることを再生という言葉を使っています。

⑨再生すべき人は自分で決心するのです。つまり意識が拡大し、今度再生したらこれだけの成長が得られるということがわかるようになり、それで再生を決意するのです。全て魂自身が決意するのです。

 

◎引きずられるようにして嫌々生まれてくる人は一人もいない、ということですね。生まれる前には自分の霊的成長に最適な国、性別、両親を選びます。誰と出会い、どんな経験をするのか、何歳まで生きるのか、大まかな計画も立ててきます。でも私達には運命だけでなく自由意志があるので、全て計画通りに行くとは限りません。
 次に、もし愛する人が先に他界し、すぐに生まれ変わってしまったら再会できないのでは?という懸念に、シルバーバーチは次のように述べています。

⑩愛は必ず成就されます。なぜなら愛こそ宇宙最大のエネルギーだからです。愛は必ず愛する者を引き寄せ、また愛する者を探し当てます。愛する者同士を永久に引き裂くことはできません。

 

◎もっと生まれ変わりのプロセスや前世等、魂の旅路を学びたい方は、ブライアン ワイス博士の著書「魂の伴侶 ソウルメイト」「前世療法」等がお勧めです。

 

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シルバーバーチの霊訓4から名言⑪~⑮*死後の世界の体と生活環境

◎無抵抗の子供が宗教に染まることを危惧した上で、シルバーバーチは宗教に対し厳しい目を向けています。

⑪筋の通らぬ勝手な教えを説く宗教家は、動機がどうであろうと、人類とその文明の将来に大きな障害を築いていることになり、罪を犯していることになります。真理の全てを説いている宗教などありえないということです。どの宗教も、真理の光のほんの一条しか見ておりません。

 

◎宗教家に限らず、シルバーバーチは霊的知識を伝える人の責任の重さをよく説きます。もし不純な動機で意図的に霊的知識を偽って伝えたら、その人は死後、伝えた相手全員に直接謝罪する必要があるだけでなく、誰かの霊的成長を妨げた責任を負うことになります。
 私も含めて、霊的(スピリチュアル)なことを伝える側にいる人は、それがどのような形でも、不純な動機はないか、内容は確かか、しっかり自問と検証をした上で行動に移すことが大切です。

◎次に、死後の世界でも心臓などの器官は残っているのか、という問いにシルバーバーチはこう答えました。

⑫肉体器官が残っているかどうかは、その霊の自覚の問題です。もし地上生活のあとにも生活があることを知らず、霊の世界など思いもよらない人であれば、地上でそなえていた肉体器官がそっくりそのまま残っています。

 
◎例えば、死後の世界では食事する必要がありません。それを知ると胃などの臓器が消えていきます。知識が増すにつれて、霊の身体が次第に精妙化し、身軽になっていきます。シルバーバーチは死後の世界について、さらに詳しく次のように述べています。

⑬肉体の牢獄から解放され、痛みも苦しみもない、行きたいと思えばどこでも行ける、考えたことがすぐに形をもって目の前に現れる、追及したいことについてはいくらでも専念できる、お金の心配がない、その楽しさは、あなた方にはわかっていただけません。

 

⑭地上の誰一人と見たことのないような花があり色彩があります。その他小鳥もいれば植物もあり、小川もあり、山もありますが、どれ一つとっても、地上のそれとは比較にならないほど綺麗です。実は今でもあなた方は(睡眠中に)毎夜のように霊の世界を訪れているのです。ただ思い出せないだけです。それは、死んでこちらへ来た時の準備なのです。その準備なしにいきなり来るとショックを受けるからです。来てみると、一度来たことがあるのを思い出します。肉体の束縛から解放されると、睡眠中に垣間見ていたものを全意識をもって見ることができます。その時全ての記憶が蘇ります。

 

◎多くの人が死後最初にたどり着く場所は、地球ととても似た環境です。そうでないとみんなショックを受けるので、そのような配慮がされています。死後の世界はあなたの思念でイメージしたものを即物質化でき、行きたいところを思い浮かべるだけで移動できます。会話する必要もなく思念で思ったことを伝え合います。決して病気になったり怪我もしません。
 シルバーバーチは他界した身内の人や知人・友人は姿こそ見えなくても、地上にいた時より一層身近な存在となっていると述べ、こう付け加えました。

⑮その方たちは今なお実在であり、地上にいた時と同じようにあなた方のことを気遣ってくれていることを忘れてはなりません。彼らはもはや言葉では話しかけることはできませんし、あなた方もその声を聞くことはできませんが、あなた方のすぐ身の周りにいて、何かと援助してくれています。決してうすぼんやりとした存在ではありません。今尚、あなた方を愛し、以前よりさらに身近となっている、実体のある男性であり女性なのです。

 

◎瞑想したり、心がポジティブな状態であれば、霊界から援助を受けやすくなります。霊的な援助は及ばぬ人や場所がなく、その力は絶大です。驚くほど物事がスムーズに運んだり、貴重な出会いがあります。反対に心配や不安の念で心がいっぱいだと、霊界からの援助が難しくなります。できるだけ穏やかな心を保つよう、心掛けたいですね。 
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani

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