希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

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【シルバーバーチの霊訓11】から名言集15撰*何も恐れず、誰も恐れない生き方の実践

 シルバーバーチの霊訓11(More Philosophy of Silver Birch)は、トニー オーツセン氏によって編纂されました。彼はシルバーバーチの言葉を伝え続けたジャーナリスト兼霊媒のモーリス バーバネル氏の部下だった人物です。オーツセン氏は20歳の頃バーバネル氏に出会って以来、「ボス」と呼び敬愛していました。
 本書の「まえがき」には1981年7月17日に、バーバネル氏が亡くなるという衝撃的な知らせを受けた時のことに触れています。そして「ボス」に敬意を込めてこう書き記しています。
 「彼は何ものも恐れず、何ものにも媚びることなく、神の計画の推進のためにシルバーバーチと共に大きな役割を果たした。このコンビは地球の隅々まで無数の人々に声をかけ、人生に疲れ病める人々に希望を、暗く沈んだ心に一筋の光明を、そして混乱と疑念の湧くところに平穏と確信をもたらした。」
 バーバネル氏のように、何ものも恐れず何ものにも媚びることなく生涯を全うするには、どう生きればいいのでしょう。今日も皆様と一緒にシルバーバーチの言葉(色枠内①~⑮)に耳を傾けたいと思います。

シルバーバーチの霊訓11から名言①~⑤*自分が変われば世界が変わる

①地上世界を一気に変革することはできません。人々を変えるのも容易ではありません。でも自分を変えることは今すぐからでもできます。いつどこにいても人のためを心掛けましょう。力になってあげましょう。

 

②過ぎ去ったことは忘れることです。前にあるものが大切です。言うまでもなく、今あなたが味わっている結果を生み出した原因は過去にあります。しかし同時にあなたは、これから結果を生み出す原因を今つくりつつあるのです。良い種をまくよう努力なさることです。

 
◎恨み、恐れ、後悔などの感情を持ち続けていると、今日という一日が与えてくれる喜びと可能性を台無しにしてしまいます。ネガティブな感情に気付いたらその都度、深呼吸して吐き出しましょう。その効能は決して小さくありません。

③地上というところは、あなたがこれまで大勢の人にいろいろとお世話になったように、他人のために自分を役立てるためのチャンスを与えてくれるようになっています。道は必ず開かれます。

 

④大半の人間が物質を優先させ、霊に関わることにはほとんど関心を向けておりません。視点をいつも永続性のある価値を持つものに置くことが大切です。

 

⑤物的財産はいくらためても、それを永久に所持することはできません。地上に生きている間だけの管理人であり、預かり人であるにすぎません。失うことがあります。盗まれることがあります。価値が下がることがあります。いずれにしても、いつまでも自分のものではありえないのです。それに引き換え、霊的財産はいったん手にしたら永遠に失うことはありません。


 ◎霊的知識という財産は、人生に対する視野を広げ、心を強く豊かにしてくれます。恐怖や不安を根こそぎとり除き、悲しみを慰め、癒してくれます。
 霊的知識を得ることは、魂の成長にも直結し、死後の世界でもスムーズに順応できるようになり、自分だけでなく、家族など大切な人のためもすぐに役立てることができます。お金や地位、名声と違い、この世限りのものではありません。だからこそ、霊的な知識はこの世のいかなる富にも勝る、永遠の財産なのです。

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シルバーバーチの霊訓11から名言⑥~⑩*通じる祈り、通じない祈り

⑥黙って念じるだけでも、精神統一でも、あるいは声に出して祈ることによってでも、あなたの意志が大霊(神)に届けられます。声に出すということは良いことです。念じるだけでは乱れやすい思念を明確にまとめ、具象化することになるからです。祈ることによって強力な援助を要請することができます。

 

祈りは人間から霊界側への架け橋をつくりますが、心配の念や取り越し苦労が霊的雰囲気を乱し、架け橋を崩してしまいます。祈りの源は「超ポジティブ」な存在ですから、私たちもできるだけ「ポジティブ」な思考を維持して、祈りの実現のために調和する必要があります。

⑦自分を取り囲む事情が険しくなってきた時は、心を静かにして、これまで自分を導いてくれた力はきっとこれからも導き続けて、次に進むべき道を示してくれるはずだという確信を持つことです。力強く前進して下さい。最善を尽くすことです。それ以上のものは人間に求められていません。しくじった時は立ち止まればいいのです。しくじるということは、立ち直れることを意味します。

 

⑧背後霊(ガイド・守護霊)の存在を信じることです。機が熟した時に必要な援助があります。条件が整い、正当な必要性がある時は、背後霊は地上に物的な結果を生じさせる力があります。背後霊があなたのことを忘れてしまうようなことは絶対にありません。

 

 ◎霊的な世界の話に不慣れな方は突然信じるよう言われても、戸惑うことでしょう。でも過去を思い出せば、欲しかった情報が突然手に入ったり、窮地で奇跡的に助けられた経験はないでしょうか。私達一人一人に、生涯にわたって見守り、導いてくれる霊的な存在がいます。あなたの人生の目的も悩みもすべてを理解しています。あなたを深く愛し、決して批判的な態度をとることはありません。
 瞑想で心を落ち着かせると、双方のオーラが一体化し、守護的な役目をする霊があなたに手を差し伸べやすくなります。

⑨人間はいつか自己革新の過程を経なければならないのです。自分を救うのは自分でしかないのです。

 

◎シルバーバーチは「人間は精神的にも身体的にも霊的にも自由であらねばならない」とし、全ての宗教に対して、教義が霊的成長の足かせとなると強い警鐘を鳴らしています。

⑩神とは自分を信じるものはかわいがり、信じないものには意地悪するようなそんな恨み深い存在ではありません。地上の宗教界の指導的立場にある者が、基本的な霊的真理について救いようのないほど無知である様子を見ることほど、嘆かわしいことはありません。今日では宗教とは教義のことであると思われており、それが後生大事にされているために、肝心の霊力の働く余地がないのです。教義というのは人間の考えによって作り上げられたものです。

 

◎この話に関連し、子供時代に親から何らかの宗教を教え込まれてる場合は、全く無抵抗の精神に植え付けられてるので、その人が後生大事にしているものをいきなりぶち壊してはならないと言っています。
 シルバーバーチが宗教について繰り返し言及するのは、宗教的な教義に熱心な方は、死後も自分達が天国だと信じる場所に集まり、そこから一切離れようとしないため、霊界側で改めて教育せねばならないという事情もあります。霊界では一人一人の意識や信念が何よりも優先されるので、基本的な霊的教育をすることは、地上に比べとても難しくなります。

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シルバーバーチの霊訓11から名言⑪~⑮*暴力から身を守ろう

⑪いついかなる事態に直面しても、穏やかで平静で受容的態度を維持すべきですし、またそう努力すべきです。何度でも繰り返し申し上げられる私からのメッセージがあるとすれば、心配の念を捨ててください。そうすれば、内部に静穏が得られます。内部(心)が静穏になれば、外部(身の回りのこと)も静穏になります。

  

 ◎古今東西の賢者は皆、【先に心を平穏に保つ人生も平和になる】という人生の法則を見つけています。 エイブラハム ヒックスなどで有名な引き寄せの法則もすべてここにたどり着きます。「あなたが気分良くをすごすこと以上に、人生に大切なことはない」のだと。シルバーバーチはそれをとてもシンプルな言葉で表し、次のように念を押しています。

⑫大切なのは取り越し苦労をしないということです。心配の念は私たち霊界から援助する者にとって非常に厄介な障害です。拒否的性質があります。恐れ、心配、不安、こうしたものはその人を包む物的、精神的、霊的雰囲気を乱し、私たちが近づくのを困難にします。

 

◎次はシルバーバーチが暴力や差別について語っています。

⑬魂は白色でも黄色でも黒色でも赤色でもありません。魂には特殊な色も人種上の差別もありません。この事実をよく理解し実践しなくてはなりません。人類の優越性はその内部の神性を開発し、それを愛と思いやりの形で人類のみならず、動物に対しても発揮するようになって初めて得られるのです。地上の至るところで行われている残虐行為はやめないといけません。 

 

◎差別的な言動をすると、来世で自分が差別した側の人種や国に生まれ変わることがあるという話もあります。魂の学びや成長のためには、そういうことがあっても全く不思議ではありません。
 また、動物を虐待しても動物に生まれ変わることはありませんが、その行為に対するカルマ的な責任を必ずとることになります。反対に動物に愛情を与える行為は、人間、動物の双方が著しい霊的成長を得ることができます。

⑭悪を大目に見たり、暴力を助長することになってもよいということは絶対にありません。あなたの身体は霊が地上で自我を表現する唯一の手段ですから、それを守るのはあなたの義務です。ですからご自分の理性で正当だと思う手段によって(暴力から)身を守ってよいことは言うまでもありません。が同時にそうした愚かな者のことをかわいそうに思う心も忘れてはなりません。暴力は調和を乱します。挙句の果てに、その反動が自分(加害者)に戻ってきます。何一つ本人にとっていいことはありません。

 

⑮皆さんは暴力やテロ行為が生み出す陰惨さに巻き込まれないようにしないといけません。超然とした態度、俗世にあって俗世に染まらない生き方を心掛け、自分の霊的本性、神から授かった潜在的可能性を自覚して、せめて皆さんだけでも、小さいながらも霊の灯台となって、導きの光を放ってあげてください。

 

「霊力は暴力という形では表現されず、常に冷静、平穏、安らぎの中で表現される」とシルバーバーチは明言しています。
 地球はとても特殊な場所で、様々な魂のレベルの人達が混在して暮らしています。霊的進化の初期段階にいる、暴力的な人もいます。もしDV(家庭内暴力)などの暴力的な被害を受けている場合、すぐにでも何とかして加害者から離れる必要があります。被害者の方には、悪いカルマがあるわけでも暴力に耐えるべき運命があるわけでもありません。暴力は加害者の勝手な自由意志によるものです。
 暴力、暴言の被害による恐怖は自尊心を奪い、心配と取り越し苦労の絶えないネガティブ思考を植え付けます。しかし人生はとても貴重で、いつまでも被害者でいるわけにはいきません。自らの意志で脱却する必要があります。
 日常的に瞑想したり、ポジティブな言葉を使うようにすることで、少しずつですが、心は確実に癒されます。「私は幸せになっていい。私は優しい人に囲まれて暮らすことを選ぶ。私はあらゆる幸運を受け入れる」と繰り返し心の中で宣言しましょう。その宣言が、やがて愛ある人と素晴らしい出来事を確実に引き寄せることになります。
 霊的知識を発信する当ブログが、ささやかながらも地上から暴力を一層する力となることを祈ってこの辺りでおしまいにします。今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani

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