希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

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【シルバーバーチの霊訓2】から名言集15撰*死後の世界の知識と見えざるあなたの守護者

 シルバーバーチの霊訓2(Silver Birch Speaks)には「人のために役立つことを」「宿命と自由意志」「霊訓を必要とする時代」等の章があり、シルバーバーチへの質疑応答が主体となっていて、質問者は教師、政治家、女優のメアリー ピックフォード(1892-1979)など、顔ぶれも様々です。 今回はシルバーバーチの15の名言(色枠内①~⑮)に加え、霊訓には載っていない死後の世界の知識もプラスしました。
 尚、死後の世界はよく「天国」「あの世」「霊界」という言葉で表現されますが、霊訓2にも「霊界」という言葉がよく使われています。シルバーバーチが「私達の世界」とか「私どもの世界」と言う時、それは「霊界」を指します。 今回初めてシルバーバーチという名を聞く方がいらっしゃったら、是非前回の記事【シルバーバーチの霊訓1】を最初にご覧ください。

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シルバーバーチの霊訓2から名言①~⑤*霊的知識と瞑想の重要性

◎シルバーバーチは高度な霊的成長を遂げた霊です。高級霊の集団、シルバーバーチ霊団を指揮し、1920年頃、イギリス・ロンドンで行われた交霊会に現れて以来、およそ60年間に渡り、モーリス バーバネル氏を通じ霊訓を伝え続けました。

①私達の仕事は何世紀にもわたって無視されてきた霊的真理を、人類に理解させることです。一人でも多くの人間に行き渡ることを望んでいます。無数の人間が普段の生活において真理と知識の叡智に浴せるように、というのが私どもの願いなのです。

 

②お金は盗まれることがあっても知識は絶対に盗まれません。叡智も盗まれません。そうした貴重な霊的真理は一旦身についたら永遠にあなたのものとなります。


◎シルバーバーチは金品等物的なものばかりに目がくらみがちな地上の人間に、心を強く豊かにする霊的知識を身に付ける大切さを、霊訓で繰り返し伝えています。

③人のために尽くそうとされるその願望は、自動的に私どもの世界で同じ願望を抱く霊を惹き寄せます。永遠に変わらぬものは人のために尽くしたいという願望から発する真実の愛です。霊界から地上を見ると悲劇と悪行が目に余ります。強欲と利己主義と略奪が横行し、改めねばならないことが無数にあることがわかります。そこでそんな地上を少しでも良くし、少しでも美しくするために自分を役立てるための媒体として、同じ願望を抱く人間を求めるのです。これが人の役立てるということの仕組みです。


◎私達が自分を誰かのために役立てようとすると、同じ志を持つ霊界に住む霊の協力を得ることができるということです。目的や動機が崇高であればあるほど、高い霊的進化を遂げた霊を呼び寄せます。
 霊の力は及ばない人や場所はなく、絶大です。ではどうしたら、その力を現実にいかすことができるのでしょう。この世に生きる私達ができる大切なこととして、シルバーバーチは次のように述べています。

④精神統一をなさることです。時には煩雑なこの世の喧騒を離れて、魂の静粛の中へお入りになることです。静かで受容性のある心の状態こそ、霊にとって最も近づきやすい時です。静粛の時こそ、背後霊が働きかける絶好機なのです。少しの間でいいのです。精神を静かに統一するよう工夫することです。すると次第に役立つ良い考えが浮かんでくるようになります。背後霊のオーラとあなたのオーラとが融合する機会が多いほど、それだけ高度なインスピレーションが入ってきます。

 

⑤霊の地上への働きかけは、それに必要な条件を人間のほうが用意するかしないかにかかっています。霊の世界と連絡のとれる条件を用意してくれれば、身近な関係にある霊が働きかけることができます。よく聞く不思議な体験、奇跡的救出の話は皆、それなりの条件が整った時のことです。条件を提供するのは人間のほうです。人間のほうから手を差し伸べてくれなければ、私達は人間界に働きかけることはできないです。

  

◎精神統一とは、瞑想を指します。前世療法で著名なブライアン ワイス博士は、瞑想するだけで人生が好転するとおっしゃっていますが、まさに至言です。困った時こそ、瞑想をしましょう。④の霊訓に背後霊という言葉が出てきました。背後霊と聞くと、ずっと自分の後ろで見張られているような感じを受けますが、全くそういうことはありません。彼らは彼らで、自身の成長のため、霊界でやるべきことがあるからです。
  でも、あなたの人生の目的を完璧に熟知し、生涯にわたって定期的に見守り、あなたが少しでも霊的な成長を遂げられるよう、また幸せな人生を歩めるよう、様々な形で手を差し伸べます。
 背後霊という言葉は人によって気味悪さがあると思いますが、他にはガイドとか守護霊という呼び方があります。ここからは守護霊と呼びましょう。守護霊には2タイプあり、生涯にわたりずっとあなたを見守る霊と、特定期間の間、あなたの目的を達成するために、手助けする霊がいます。いずれもあなたに非常に深い愛情をもっていて、あなたがどんな失敗をしても、決して見放すことはありません。守護霊がいない人は誰一人いません。

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シルバーバーチの霊訓2から名言⑥~⑩*あなたを愛し、守護する存在

◎シルバーバーチは守護霊の特性とどんな人が守護霊になるのかについて、以下のように述べています。

⑥身の周りの目に見えないところに同じ志を抱く霊が待機し、堕落せる者を立ち上がらせ、心弱きものを元気づけ、困窮せる者を救い、病人を癒し、肉親に先立たれた者を慰め、道に迷える者、疲れ果て煩悶する者達に知識と叡智を悟り授けんとして、その好機を待ち構えています。

 

⑦血縁関係にある者もいれば、地上的な縁故関係は全くなくて、果たそうとする目的において志を同じくする者、言ってみれば霊的親近感によって結ばれる場合もあります。そこには民族や国家の違いはありません。地上を去り、地上的習性が消えていくと、民族性や国民性も消えていきます。魂には民族も国家もありません。

 

◎あなたを霊界から見守っている人は、日本人とは限りません。霊界ではコミュニケーション手段が思念なので、言語の違いは全く問題にならないのです。でも、あなたを助けたいと強く願う人達がいるにも関わらず、それを私達が知らず知らずのうちに拒んでしまうことが多々あります。その理由をシルバーバーチは次のように述べています。

⑧取り越し苦労ばかりしている人間が多すぎます。その心配の念が霧のようにその人を包み込み、障害物となって霊の接近を妨げます。心配すればするほど、あなたに愛着を感じている霊の接近を困難にします。この世に心配することは何一つありません。

 

◎楽観的な思考態度がとても大切だということですね。そういう意味でも瞑想はお勧めです。たとえ毎日1分でも、大変大きな意味があります。毎日同じ時間にすると、霊界からも助けやすくなります。

⑨背後から指揮している力は、人間を悩ませている程度の試練や困難を乗り越えさせるくらいのことは何でもないことです。ただし、そうした際に最も大切なことは(人間側の)‟確信”です。背後の力に対する不動の確信、日常生活にとって必要なものは必ず授けて下さるという静かな確信です。

 

⑩私ども霊界の者は地上の備えなき者や未熟者が次から次へと送り込まれてくるのを、いつまでも許しておくわけにはいかないのです。地上は霊が修行のために送り込まれるところです。霊界の生活への適応性を身に付けないまま霊界入りする人が多すぎます。こちらへ来てからでは教育がしにくくなります。地上のほうがやりやすいのです。

 

 ◎命は死の境界線を越えても確実に続きます。この世の生き方は死後の世界で暮らす場所にも深い関わりがあります。少しでも霊的知識を蓄えておけば、やみくもに死後の世界を恐れることはなく、また死後の世界でもすぐに順応できます。

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シルバーバーチの霊訓2から名言⑪~⑮*死後の世界と愛する人への祈り

◎次に、ある女性が亡くなった娘さんのことを尋ねる場面があります。するとシルバーバーチは次のように述べます。

⑪お嬢さんはもうあなたと同じくらいの背丈になられました。今ではお父さんと一緒に暮らしておられます。

 

◎この短い言葉は、愛する人同士は死後も必ず再会できることを表しています。また子供の霊は、たとえ両親と離れ離れになっても、とても愛情深い霊に見守られつつ、霊界で成長します。死後何年たっても、愛する両親のことを忘れることは決してありません。また、子供の霊は地上で様々な体験をつめなかったこともあり、この世の両親の生き方を見守りつつ、多くを学びます。子供だけでなく、霊界にいる大人も、この世で生きる人から学ぶ場合があります。
◎さて、同じ質問者の女性が霊界にいる夫に何かできることはないか、との質問にシルバーバーチはこう答えています。

⑫愛の念を送ってください。ご主人は何よりも愛を必要としておられます。愛と援助の念を送ってあげれば、それがご主人を安心の衣で包んであげることなり、何よりの援助となります。

 

◎霊界にいる方に、感謝していることや愛している気持ちを伝えると、すぐに彼らの力になります。亡くなった方が最も元気だった時をイメージをし、目を閉じて深呼吸を数回繰り返し、思いを伝えましょう。言葉は声に出しても出さなくても伝わります。霊界にいる方は、愛する人からの思念を受け取ることができるからです。 

⑬魂の成長は個人的な問題です。いかなる人間にも必ず試練と困難、即ち人生の悩みが訪れます。いつも日向ばかりを歩いて影を知らないという人は一人もいません。あなたに一個の荷物が背負わされる。それをどう扱うかはあなた次第です。‟よし、担ぎ通してみせるぞ。これは自分の荷物だから”という気持ちになれば、軽く感じられるものです。それだけ魂が成長するからであり、その成長の過程において内部にある力が魂を癒してくれます。何一つ怖がることはないのです。

 

⑭皆さんは人間が他界して私達の世界に来ると、その人の評価の焦点が全く異なったところに置かれていることをご存じないのです。皆さんはすぐに地上時代の地位、社会的立場、影響力、身分、肩書きといったものを考えますが、そうしたものはこちらでは何の意味もありません。地上的財産はもはや自分のものではなくなり、愛、情愛、無私の行為だけが永遠の資質となるのです。魂が携えていくのはそれだけであり、それによって魂の存在価値が知れるのです。

 

⑮こちらの世界ではその人の人間性が全てを決します。絶対的実在は霊なのです。何一つ隠せないのです。全てが知れてしまうのです。なぜかと言えば、その人のオーラ、色彩、光輝がその人の本性を示しているからです。

 

◎最後に、オーラという言葉が出てきましたが、この世で暮らす私達の身体は主に3層からなるエネルギー体に囲まれていて、これをオーラと呼びます。死によって肉体が役目を終えた瞬間、3層うちの1層のオーラを脱ぎ捨て、残りの2層のオーラを、次の世界で霊の体として使用し続けます。見た目には現在の体を完全に健康体にした形になり、例えばご高齢で亡くなった方は、自分の思念一つで、20代や30代の頃の姿になることができます。二度と病気になったり怪我をすることはありません。
 オーラには一生分の言動や思想が全て記録されています。霊界では、全ての人が霊の眼で相手を見るので、オーラの内容が筒抜けになります。シルバーバーチはこのことを言っています。秘密が作れない世界なのです。
 ただし、地上の社会通念と違い、自分と誰かを比べて評価をしたり、批判合戦するような場所ではありませんので、全ての人がありのままの自分で大丈夫な世界でもあります。死後の世界は、恐怖の世界ではなく、愛に満ちた世界なのです。
 次回はシルバーバーチの霊訓3から名言集をお伝えします。今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani

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