2019年1月に開始した希望発見ブログは、読者の皆様に支えられ三年目を終えることができました。今年も毎日多く方にお立ち寄りいただき、本当にありがとうございました。今年最後の記事となる今回は、普段と異なりエッセイ風に霊的知識をお伝えする際の想いなどをお伝えします。
霊的知識の真髄
ブログを始める前、私はヘイハウスラジオというアメリカのラジオ番組をよく拝聴していました。パーソナリティは皆霊的なことに関心の高い方ばかりで、現役の霊能者、ライフコーチ、瞑想コーチ、臨死体験者、産婦人科医、心理学者など多様な顔ぶれで、一人55分間の持ち時間があります。
番組中、世界中から相談の電話がひっきりなしに鳴り内容がリアルタイムで公開されるのですが、海の向こうに暮らす人達の切実な悩みの数々が伝わってきます。家族関係、人間関係、孤独、病気、将来への不安、最愛の人を亡くした深い悲しみ・・・、人間どこに暮らしても悩みは一緒なんだと思うと同時に、世界中で自分だけが取り残されてしまったような強烈な不安を抱えて涙ながらに電話をかけてくる人も少なくなく、こちらまで涙してしまうことも度々ありました。
またそうした相談に各パーソナリティがどうこたえるかにも注目していました。 皆さん霊的知識を基盤にとても丁寧に愛情深く対応されていて、電話を切る際さっきまで涙声だった相談者が明るい口調に変わった時は深い感動を覚えました。また、霊的世界に対して積極的に理解を深めている方々がたくさんいることにも感動的な共感を覚えました。
私自身の経験も併せ、霊的知識は絶望的な状況にいる人の心を癒し、元気づける力があると強く感じました。
悟りの真意*学びに終わりなし
中でも最も興味を引いたのは、番組中に相談者と天国の人を結ぶ交霊の様子を公開していた霊能者の二人(ジェームズ ヴァン プラグ氏とジョン ホランド氏)で、その正確性に驚愕する思いでした。
彼らは相談者に対して霊的知識を伝える先生のような役割を果たしますが、それ以外は他のパーソナリティとも積極的に交流し、読書家でもあり、いろんな角度から人生を学ぶ生徒の立場に徹していたことにも深い感銘を受けました。「自分が一番すごい」「最も知識が豊富」という傲慢さや自己顕示欲は微塵もありませんでした。
どれほど凄腕の霊能者でも、この地上にいながら得られる霊的知識は、全体のほんのわずかです。それほど高次元の霊界は途方もなく広く無数の界層があります。霊的知識は無限にあり、一つのことを悟りより高い界層に上がっていくと、新たな知識を授かります。悟りとは一定の霊的理解を得たということに過ぎず、終わりがありません。
彼らの姿勢は私のお手本であり「全てをわかったつもりになってはいけない」という戒めにも似た気持ちを抱くようになり、その想いはブログを始めてこの三年の間、ますます強くなっています。
記事を読む際、読者の皆様へお願い
記事をお読み下さる方の中にはすでに霊的な知識をお持ちの方、宗教的な信仰心をお持ちの方、初めて霊的世界に触れる方、その中でもすんなり受け入れて下さる方、反対に理性が反発し全く受け入れられない方等、様々な方がいらっしゃり、霊的なことを知りたいと思ったきっかけも様々です。
ある部分は納得しても、他の部分は納得できないことがあるかもしれません。人生観、死生観は人それぞれでそうあって当然です。私としては一記事毎に全身全霊を注ぎ込んでいますが、読者の皆様には受け入れられる範囲でお読みいただければありがたく思います。納得できない部分は常にご自身の意見を優先して下さい。
記事の中には私が考え出した霊的知識は一つもなく、自信を持って断定できないことはお伝えしないというのが私の方針です。例えば歴史小説を書く方の中には、資料を丁寧に読んでできる限り史実を尊重して書く方がいれば、歴史と称しつつ話を面白くするために史実をかなり歪曲して創作する方がいます。どちらかを選ぶとしたら私はできる限り史実が知りたいので、前者の小説を読みます。
同様に私は自分が霊的な内容を読む側なら、真実のみを知りたいと切に望みます。そのためあらゆる資料等を検証し、事実と確信していることのみをお伝えするようにしています。
尚、当ブログの記事は平均して4300字ほどあります。4300字というと原稿用紙10枚以上の長い記事となり、読者の方が最後まで全部しっかり読もうとなると、結構なお時間を頂戴することになります。それだけに当ブログにお立ち寄り頂き、記事に目を通して下さる方に深く感謝しています。
人生は霊的大冒険*内から外へ
希望発見ブログは私にとって霊的大冒険です。当ブログのサブタイトルにあるようにこの冒険は心を癒す旅でもあります。記事に書いてあることは、まず私自身がこの人生で完全に学ばないといけないことであり、霊的知識を学ぶことで心に癒しの力が流れ、自分の中の強い部分が引き出され弱い部分を鍛えてくれます。
この旅に常に持参している霊的知識に、私は無限の価値と可能性を感じています。人は一生を終えこの世を旅立ち、天国の環境に慣れていくと、魂の奥に内在する霊的成長を望む欲求が芽生え加速します。それは全ての人が携えている霊的本能です。つまり霊的知識は一生を終えた後も真価を発揮する永続性のある財産です。
この財産は私だけのものでなく心に受け入れる準備のある人なら、誰でも受け取れる永遠の財産です。関心を持って下さる方は、是非お受け取り頂ければと思います。三年間に及ぶこの旅路で、霊的知識を受け入れて下さる多くの読者の皆様とつながることができ、とてもありがたく思っています。
私だけでなく、地上人生は全ての人にとって霊的な大冒険です。この冒険を楽しく歩む秘訣があります。それはできる限り心穏やかに気分よく過ごすことを大切にすること。自分の「内側」の世界が穏やかになれば「外側」の世界も穏やかになります。先に内側の平穏に努めることがポイントです。
瞑想したり、趣味の時間、笑う時間、自然に触れる時間、大切な人やペットとの時間を何よりも大切にしましょう。その一瞬一瞬が、心を豊かに育み人生の本当の美しさに気づかせてくれます。
次回の記事のお知らせとファイトソング
来年に予定している次回の記事では霊的な体験談(実話)をお伝えする予定です。天国へ旅立った方の姿を見た、声を聞いた、香りがした、気配を確かに感じた、明晰な夢を見た、物が動いた等々、天国へ旅立った方は様々な方法で「私は消えたわけではない。今も本当に元気で生きている」ということを地上にいる最愛の人に何とか知らせようとします。霊的な体験談は誰かと共有しづらい側面がありますが、詳しく調査した方の書籍を元にお伝えする予定です。
尚、年末年始はお問い合わせやコメントなどへの返信までにかなり日数を頂く可能性がありますので、予めご了承下さい。この一年も皆様から記事の感想や私への励まし、応援、感謝の言葉までたくさん頂き、本当にありがとうございました。
皆様と皆様の愛する人が健康で笑顔でいられるよう、心からお祈り申し上げます。来年もよろしくお願い致します。
最後は音楽の力をかりて力強く終わりたいと思います。レイチェル プラッテンの「ファイト ソング」、日本語字幕もあるのでよかったら聴いてみて下さい。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your soulmate friend,Lani