希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。◎当ブログの記事内容の一部及び全てについて、無断で勝手に引用、転載、複製し二次利用することは、固くお断りいたします。

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天国についての疑問をQ&Aで丁寧に解説*【第一回】天国の構造編

死は終わりではなく新たな生の始まり

 いったい死後の世界はどうなっているのか?天国とはどんな世界なのか?
  もし「死んだら全部おしまい。消えてなくなるだけ」とか「天国は存在する。ただしそこに行けるのは、私が信じている宗教の教義を守れば」と考えているのなら、率直な言い方をすれば、かなり認識不足です。
 では「人はみんな死ぬ。死んだ後のことは、死んでから考えればいいではないか」という考えは?一理ありそうな意見ですが、例えば初めて訪れる外国に、パスポートのみを持って何の予備知識もなしに行くでしょうか?コミュニケーション方法や風習が違うのは死後の世界も同じで、しかも片道切符でその旅にキャンセルはきかず、必ず全員が行くことになります。
 そして、死の瞬間はいつ訪れるか誰にもわかりません。その先の世界で過ごす場所は、この世の生き方とも密接な関係があり、知識を得た上での心の準備がとても大切なのです。
 今回から死後の世界の詳しい実像やこの世との関係などを、複数回にわけ【Q&A形式】でお伝えします。過去の記事で触れた内容もありますが、Q&A形式にすることで、より詳しくお伝えできると考えています。第一回は、基本的な天国の構図と地球との関係についてお伝えします。
  尚、当ブログの記事は、いかなる宗教とも関係がありません。また、私は皆様一人一人の人生観・死生観を尊重しています。皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

天国の生活についてQ&A①*天国の界層

Q1:死後、暮らす場所はどういう構造になっている?

A1:天国には、無数の界層が存在します。一人一人の霊的成長度によって、死後自分にふさわしい界層(環境)に導かれます。霊的成長度とは、愛や思いやりの深さとも言えます。
 ではいくつ界層があるのか気になるところですが、もし今天国にいる知り合いに「天国にはたくさんの界層があるそうだけど、実際にはいくつある?」と尋ねることができたとしても、はっきりした数を答えられる人はいません。自分がいる界層より上の界のことは、誰一人感知できないのが理由の一つです。そのことを知らない人もいます。
 自分より上の界層に暮らす霊的に進化をした人に尋ねても、はっきりとはわかりません。それほど途方もなく続いています。
 天国では暮らす界層を場所というよりも状態として考えます。一つの界層に様々な境涯があり、一人一人の思考レベルや意識状態がたどり着く先に大きく反映されます。
  そこにはもはや地上時代の国籍は関係ありません。界層同士に国境や橋や階段があるわけではなく、各界層はエネルギー的に融合していて、上の界層へ行くほどエネルギーレベルが高く、物質性が薄れ環境の美しさが増していきます。
 また、死の直後にたどり着く場所は、地上から比較的近く、地球の環境ととてもよく似ています。山河があり、森があり、花々が咲くなど、パニックにならないよう配慮されているのです。すぐに気づくのは圧倒的な美しさで、地上で私達の肉眼では感知することができなかった色があったり、花々の濃厚な香りからは心底安らぎを感じます。また、夢まぼろしのようなぼんやりした世界ではなく、全てにはっきりとした実体があることにも気づきます。

天国の生活についてQ&A②*天国の中の地球

Q2:地球と天国の位置関係は?

 A2:私達が暮らす地球も広大な霊的世界の界層に含まれています。地球は物質的という意味で下層にありますが、様々な霊的レベルの人達が一緒に生活をし、多様な体験を積むことで霊的成長を促進する短期留学先のようなところです。
 地球は私達の本当の故郷ではなく、あくまでも一時的に住処とする特殊な場所です。霊的な存在である私達が地球で人間として人生を送ることで、多くの学びを得る貴重な場所なのです。

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天国の生活についてQ&A③*天国の最下層、ダークゾーンの存在

Q3:最も霊的成長が遅い人が暮らす場所とは?

 A3:地球に最も近い層にダークゾーンと呼ばれる場所があります。ここは殺人や性暴力、詐欺など意図的に人を傷つけたような人や残虐な思想を持つ人が死後、その霊性の低さから自動的に導かれます。十分に反省し、自ら成長を望まない限り、ここにい続けます。真摯な反省は成長の始まりを意味し、助けてくれる人が現れ、一つ上の界層へ引き上げられます。
 ここは天国の一部でありながら、光がほとんど届かない薄暗い場所です。恐怖の雰囲気に満ち、漆黒の霧が辺り一帯を覆っています。ここの住人は霊的にまだまだ未熟で、誰かを恐怖のどん底に落とした分、自分自身が極度の恐怖と不安の中にいるのです。困ったことに時折地上に押し寄せ、同じような思想を持つ人に近寄り、思念を送って悪いことをするようそそのかし満足感を得ようとします。
  だからこそ、何とかここの住人を更生しようとする霊的なグループが存在し、並々ならぬ犠牲と努力を重ねています。人生で大きな過ちを犯した人が、地上にいるうちに少しでも更生することは、その人にとっても地球を含めた霊界全体にとっても、大変意義のあることです。

天国の生活についてQ&A④*この世の生き方と死後の世界

Q4:地球での人生と霊的成長の関係

A4:霊的成長度とは、地上生活での財産や知名度、社会的地位、人生の長短は、全く関係ありません。特定の宗教の教義を守ったかどうかでもありません。
 日常生活の中で、どれだけ自分を大切にし、他人に優しく生きることができたのか?家族や友人だけでなく、見知らぬ人にも親切な言動を心掛けて生きてきたなら、それらの言動は何一つ見過ごされず、死後、光輝あふれる大変美しい場所に導かれます。実際私達の言動は全てオーラの中に記録されるので、ごまかしようがありません。 
 死後の世界には、この世で社会的に成功したと思われている人が、実は霊的には貧困の場合が少なくありません。家族や周囲の人へ横柄な態度を取り続けたり、傲慢な言動を長年繰り返しているような人です。
 反対に困難の連続で苦しい生活が続き、自分自身は人生失敗したと思っている人が、その経験により広い視野を養い、生涯謙虚さ、心優しさを失わなかったため、死後、実は大きな霊的成長を遂げていたことを知る人もいます。
 前者は死後、傷つけた人達への深い悔恨の情にさいなまれます。後者は死後、あふれんばかりの幸福感に満ち、最高の環境で暮らすことになります。

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天国の生活についてQ&A⑤*異なる界層へ

Q5:自分とは違う界層に行くことはできる?

 A5: 自分より下の界層に行くことはできますが、誰かを助ける目的以外には自ら進んでいこうとは通常思いません。死後の世界で使う体(霊体)はエネルギー体であるため、自分の波長と合わず、決して快適ではないからです。
 自分より上の界層には行こうにも行けません。エネルギーレベルが高いため、無理に進んでもそのエネルギーに圧倒されてしまうのです。
 尚、この世で一生を終え天国へ行った人達が、愛する人のことを思い、地上に降りてくることができます。実際によく降りてきます。天国から降りてくる場合、自らのエネルギーレベルを地上のレベルに落とします。上の界層で暮らす人ほど、地球という物質的な場所は、どんよりとした重苦しいエネルギーを感じます。
 地上にいる人が深い悲しみや強い不安・心配の中にいると、両者のエネルギーレベルの差が広がり、天国にいる人が愛する人に近づきにくくなります。でも地上の人が楽しんだり、笑ったり、瞑想している時、エネルギーレベルが高くなるため、天国にいる人が愛する人に近づき、人生のあらゆる面で手を差し伸べやすくなります。

天国の生活についてQ&A⑥*霊的成長と界層の関係

Q6:どうしたら上の界層へあがれる?

 A6:天国では何の束縛もなくやりたいことを自由にできます。地軸の影響を受けず、時間の概念さえありません。あるのは霊的な成長という尺度のみで各界層で私達は情熱に生き、同時に霊的な学びを続けます。
 学校のような学びの場所や興味あることへの研究場所はたくさんあり、常に深い愛情を持った指導霊も一人一人につきます。物質的な欲求を手放し、霊的知識や経験をつみながら、一つ、また一つと上の界層へ上がっていきます。上にあがることで、環境の美しさはそれまでの環境とは比較にならないほど増していきます。
   私達の魂には霊的成長を求める願望が元々備わっていて、死後はその思いがより顕著になります。一つの界層で長く過ごす人がいる一方、とても早く習熟し、次へと進む人もいます。 しかし、この世的な競争の意識は全くなく、あくまでも自分なりのペースで進みます。
 霊的成長は簡単に得られるものではなく、忍耐力が必要です。「焦らないこと」はその過程においてとても大事なこととされています。中には固い絆で結ばれた仲間同士が助け合い、学びの遅い人のために早い人が手助けし、一緒に上の界層に進むこともあります。
 最後になりますが、この世の人生には、霊的に自分を大きく飛躍させるチャンスがたくさんあります。反対にチャンスを自らつぶしてしまう場合もあります。
 現在でもコロナ渦の混乱期に乗じて、他者から搾取することで大儲けすることをもくろむ人もいれば、マスクを手作りして寄付するなど、困っている人に無償の愛の行為を実践する方もいます。
 いついかなる時も、 他者に思いやりのある言動を心掛ければ、それらはあなたの真の豊かさとなり、死を超えて携えていくことができます。
 次回以降、より詳しい天国の生活環境についてや、愛する人・ペットとの関係、死の瞬間、生まれ変わることについてなど、多角的な視点で霊的なことをお伝えしてきます。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani

参考文献等:Hayhouseraido,シルバーバーチの霊訓1-12(潮文社)、ベールの彼方の生活1-4(潮文社)、インぺレーターの霊訓(潮文社)、天国との会話(光文社)
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