動物と仲良くしましょう。そうすればあなたは再び元気を取り戻し、何事もあなたを悩ませることはできないでしょう。
アルバート アインシュタイン(1879-1955)
- 人間社会に順応する動物達
- 動物の天国についてのQ&A①②*動物界と個性の存続
- 動物の天国についてのQ&A③④*死を超える動物の感謝の気持ち
- 動物の天国についてのQ&A⑤⑥*人間と動物の霊的進化の道
- 動物の天国についてのQ&A⑦⑧*たった一度だけの動物の貴重な一生
- 動物の天国についてのQ&A⑨*動物に苦痛を与えるのはやめよう
- ワンネス~みんなつながっている愛しき仲間達
人間社会に順応する動物達
動物に魂はあるのだろうか?もしあるのなら、死後人間と同じ天国に行くのだろうか?最愛のペットとのお別れの後、いつかまた再会できるのだろうか?
動物を愛する方なら誰しもこのような疑問が頭をよぎったことがあると思います。結論からお伝えすると、動物にも人間同様に魂があります。そして動物が死後たどり着く先は、人間から愛されたかどうかによって変わり、愛の絆で結ばれた飼い主とペットは必ず再会することができます。
多くの人が親近感を感じる犬や猫は、長い進化の過程で人間から愛情をもらうことによって人間に次ぐ霊的進化を遂げてきました。
人間もペットなどの動物と触れ合うことでたくさんの愛を受け取り心身共に癒されます。人間と動物は愛情を交換し合うことで、お互いの霊的成長に大きく寄与してきたかけがえのない仲間です。
今回のQ&Aの記事を、動物を愛する全ての方に、心を込めて捧げます。
動物の天国についてのQ&A①②*動物界と個性の存続
Q1:人間の愛は動物の死後にどう影響する?
A1: 人間に愛される機会に恵まれなかった動物は死後、天国で人間とは別の場所へ導かれます。個々の地上での体験を持ち帰り、それぞれの魂は各種ごとの「類魂」に吸収されます。同時に生前の個性は完全に失われます。
反対に人間から愛情を受けた動物(ペット)達は、すぐに類魂に吸収されることなく、生前の個性をそのまま携えて死後も天国で生き続けます。動物だけが暮らす「動物界」があり、生前愛情を与えてくれた飼い主といつの日か再会を果たすため、地上の時間で何十年たとうが、その愛情を忘れることなくずっと待ち続けます。動物にとって愛を与えてくれた人は霊的進化という観点からも最大の恩人なのです。
Q2:ペットが飼い主より先に他界した場合、天国から誰かがペットを迎えにくる?
A2:人間の場合、この世を旅立つ際には先に他界した親族や霊的な指導者(ガイド)が必ず迎えに来てくれますが、動物の場合は「お迎え」がありません。しかしそれぞれの種ごとに分かれている動物界に導かれます。
動物界では、かつて地上で獣医だった人や、特別な訓練を受けた愛情深い人達が飼い主に代わって世話をします。動物が寂しがったり退屈しないよう、十分な配慮がされている場所です。
また、人間の場合と一緒で生前どんな病気や怪我をしていたとしても、全ての苦しみから解放され今この瞬間も元気いっぱいにしています。
動物の天国についてのQ&A③④*死を超える動物の感謝の気持ち
Q3:他界したペットは、飼い主に会うために地上に戻ってくることはある?
A3:人間が天国に行った後も愛する人のために何度も地上に戻ってくるように、ペットも飼い主の元に戻ってきます。自分だけで戻ってくるのではなく、天国で世話をしてもらっている人に連れてきてもらいます。
家の中でかつてよくたたずんでいた場所で過ごしたり、飼い主が外に行くと散歩の時のようについていきます。飼い主をあらゆる危険から守るために、ぴったりとくっついて離れないこともあります。
また、飼い主が新たなペットを飼っている場合、そのペットに嫉妬することもあります。個性はそのまま残っていて可愛らしいところもそのままです。
そして人間と同じで、この世に戻ってくると、自分が亡くなった時の記憶を思い出します。最も強く思い出すこと、それは最期まで本当の家族として愛情を注いでもらったことです。
Q4:ペットが愛情を注いでくれた飼い主より後に他界した場合はどうなる?
A4:この場合、天国にいる飼い主がペットの死期を事前に察知し迎えに行きます。久しぶりの再会を果たすと、ペットは天国の中でも動物界ではなく、直接人間が暮らす場所へ行き、かつての飼い主と共に生活をすることになります。
天国にいる飼い主がペットの死期を察知できるのは、愛あればこそです。愛は霊的世界において最も力を持つエネルギーで、それが人間同士であっても、人間とペットであっても、必ずお互いを引き寄せ合います。
動物の天国についてのQ&A⑤⑥*人間と動物の霊的進化の道
Q5:飼い主が霊的に成長して上の界層に進んだ場合、ペットも一緒に進化してついていく?
A5:天国には無数の界層・境涯があり、個々の霊的成長度に応じて暮らす場が異なるということを以前お伝えしました。そして霊的成長に伴い、一つずつ上のレベルの界層へ生活の場を変えていきます。
では人間が上の界層へ行くと、ペットもついていけるのかというと、人間と動物は独自の進化の道を進んでいて、人間の進化のスピードに動物ほうがどこかでついていけなくなります。
地上の時間で何百年か何千年、あるいは何万年後になるかわかりませんが、いつか分かれることになります。人間側が自分の霊的成長を優先せざるをえなくなるからです。すると家族同然に愛されてきた動物の魂は、それぞれの類魂に最も進化した魂として戻り吸収されます。
どんな形であれ、動物を大切にしている人は、霊的世界から見れば、行き過ぎた動物愛護の為の迷惑行為を除いて、大変崇高な行いとして受け止められます。ご自身が思っておられる以上に、生命の進化に多大な貢献をされています。
Q6:動物が霊的に進化するとどうなる?
A6:人間の愛によって大きな霊的進化を遂げた動物が類魂に吸収されると、類魂そのものが大きく進化・向上します。するとそこから新たに人間としての魂が生まれます。
つまり地上にいる人間は、大きくわけて二つの種類の魂が存在します。人間として最初の第一歩を歩み始めたばかりの魂と、生まれ変わりを何度も繰り返しながら、霊的学びを繰り返している魂です。
動物の天国についてのQ&A⑦⑧*たった一度だけの動物の貴重な一生
Q7:動物も人間と同じように、転生(生まれ変わり)を繰り返して霊的に成長していく?
A7:人間は何度も地上に生まれ変わってくることがありますが、動物は生まれ変わることなく、この世での一生を一度しか体験しません。そんな一生を、愛ある飼い主のもとに導かれることは、動物にとってとても貴重な経験です。だからこそ、動物は人間に比べて地上での寿命が短いですが、感謝の気持ちを死後もずっと持ち続けます。
Q8:人間は睡眠中の魂(意識)の一部が天国を訪れることがあるように、動物も睡眠中に天国を訪れることがある?
A8:私達の夢には、先に他界した最愛の人が出てくることがあります。そうした夢は本当に再会しています。夢の全てが霊的なものではありませんが、多くの場合、いつか訪れる天国での生活に順応しやすいように、夢の中で事前に訪れることがあります。朝起きた時全く覚えていないことがほとんどですが、いつか天国へ行った時、全ての記憶が戻ってきます。
さて、動物(ペット)が睡眠中に天国を訪れることがあるのかというと、それはありません。ですので、死後訪れる天国には一切馴染みがありません。
動物についてもう一つ確かなことは、動物は私達人間より霊視能力や予知能力に長けていたり、直感力が優れているということです。
これは私達人間のように、文明社会の影響をあまり受けていないためです。実際、初めて会う人のオーラの情報を読み取って、どんな人か直感的に判断することもあります。
動物の天国についてのQ&A⑨*動物に苦痛を与えるのはやめよう
Q9:人間の暮らしのために教育や研究目的、商品開発目的で、動物苦痛を与える動物実験は霊的に許されること?
A9:これは決してやってはいけないことです。地上で霊的進化の頂点に立つ人間は、あとを追っている動物を手助けする、つまり愛情を与える重大な役割を担っています。
動物の感情を無視して人間の命を優先するのは、保護する役割を放棄していることになります。いかなる動物も霊的には誰かの所有物ではありません。ペットさえ、飼い主の所有物ではなく、一時的に神聖な命を預かり、共に生きることで学び合い、支え合っているのです。
視点を変えてみましょう。人間は確かに地上で最も霊的に進化している生命体ですが、霊的世界には人間より進化した霊的存在がいます。例えばもし彼らに「私達の健康を守るため、あなた達人間を使って人体実験します。もだえ苦しむことになりますが、あらゆる苦痛を我慢しなさい。これがあなた達の運命です」と言われたら、人間は納得できるでしょうか?
「私達にも感情があり、魂がある!そんなひどいことを受け入れられるわけがない!」と懸命に反論し抵抗することでしょう。その気持ちは動物も一緒です。でも動物にはなす術がありません。
動物に苦痛を与えてまで、人間だけが幸せへの道を歩むことが正しいかどうかは、真摯に動物の身になってみればわかります。
ワンネス~みんなつながっている愛しき仲間達
古代に野生の狼から家畜化された犬は人間の役に立つことで多様な役割を担いながら生き残ってきました。でも役に立てなかった場合、見捨てられたり殺されたりと、ひどい扱いを受けてきました。
人間の怖いところは、そんな古代社会から一万年以上たっても、自分達の利益のために繁殖や実験をしたり、無用だと分かると命を奪ったり見捨てることが世界中の至るところで平気で行われていることです。
欧米諸国はペットの生体販売や動物実験・解剖を法で規制しているところが多く、これは社会がその面で霊的に成熟していることを表しています。どれほど「人類のため」「教育のため」という崇高な動機があったとしても、愛すべき動物に苦痛を与えることだけはやめましょう。これからは、そうしたことに完全に終止符を打つ時代です。
私達は死の直後、肉体が役目を終えると同時に、意識がぐんぐん広がっていきます。すると世界中の全ての人だけでなく、植物や動物に至るまで、全ての生命体が霊的につながっている「ワンネス」の状態を意識の全てではっきりと感じます。私達は皆一つです。植物も動物も人間と共に調和しながら進化していく尊い仲間です。
最も大切なことは自然が教えてくれます。作物を育てる時、人は大地に種をまくために頭を低くしないといけません。高慢な態度では自然は実りを与えてくれず常に謙虚さが求められます。
同様に、動物は大切な自然のサイクルの一部で、私達は頭を低くし、動物目線に合わせてあげないといけません。それができた時、私達は動物から純粋な愛を受け取り、より多くの幸せが人間関係や自然界にまで広がっていくはずです。
今日も希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。皆様に心から感謝しています。
Your spiritual friend,Lani