希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

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愛の霊的体験談特集①【他界した人の気配を感じた編】*天国からのメッセージ

あけましておめでとうございます。今年も読者の皆様と共に霊的知識を深めながら、心を癒す旅を続けていきたいと思います。2022年も希望発見ブログをよろしくお願い致します。Lani

  今回から複数回にわけ、愛の霊的体験談とそれに付随する霊的知識をお伝えします。主な参考文献は「生きがいのメッセージ」(徳間書店)で、著書のグッゲンハイム夫妻(ビル/ジュディ)は他界した最愛の人からの霊的体験談を調査し(七年間で二千人以上)、調査対象は8歳から92歳までいて社会的立場や性別、人種も様々です。
 今回は冒頭に著者をご紹介し、その後霊的な現象が起きるメカニズムと実際の体験談【気配編】をお伝えします。

グッゲンハイム夫妻の挑戦

 ビル グッゲンハイム氏は元々ウォール街で金融業にどっぷりと浸かっていた人で、人生の目的は投資で儲けることでしかなく「人間死んだら全部おしまい」という考えの典型的な物質主義者でした。
 霊的な事には全く無関心でしたが、ある日妻のジュディと共に見たテレビ番組に出演していた精神科医に目がとまります。その女性は終末期医療やグリーフケアを含む「死」の研究の第一人者として知られるエリザベス キューブラー ロス博士(1926-2004)で、グッゲンハイム氏はロス博士の言葉に心から感銘を受け、初めて霊的なことに関心を寄せました。
 彼はロス博士のワークショップに参加した際、交通事故で15歳の娘ジョイを亡くした母親の話を聞きました。母親は娘の死後1年後、睡眠中に明晰な夢を見て夢の中で娘と抱擁や会話を交わし、起床時とても心が安らいでいたというものでした。
 霊的なことに目覚めたグッゲンハイム氏はその後臨死体験研究の第一人者であるレイモンド ムーディ博士の講演を聞いたり多くの霊的な著書を精読するなどして徐々に霊的世界の理解を深めていきました。そして妻と共に多くの人達から霊的な体験談を聞き取りました。
 夫妻は霊的な体験を、亡くなった人の声を聞く、姿を見る、気配がする、匂いがするなど12種類に分類しました。今回の記事では【気配がした】体験に特化し、次にそのメカニズムをお伝えします。

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亡くなった人の気配を感じる霊的メカニズム

 私達は皆、直感レベルでエネルギーを感じる能力を持っています。これをクレアセンティエンスといいます。初対面の人に会った時「この人とは気が合いそう/合わなさそう」と感じ、後でその直感が正しかったという経験が誰にもあると思います。これはあなたが相手のオーラの情報を瞬時に読み取っているのです。
この世を旅立った方は肉体を持っていませんが、霊体を持っています。霊体はエネルギー体のため、他界した人がそばにいると気配を感じることは十分あります。実際、人は天国へ旅立っても頻繁に愛する人の元へ戻ってきます。
 また他界した方の気配を感じる時、同時に「愛しているよ」「私は元気だよ、心配しないで」「いつも見守っているから」と直感的に「こんなことを言っている気がする」とメッセージを受け取ることもあります。
 当ブログでよくお伝えしている通り、霊体となった人は「思念」つまりテレパシーのように以心伝心でコミュニケーションを取ります。そのため他界した方が投げかけた思念を私達がオーラを通じて受け取っているのです。同様に、地上の私達の想いも伝わっています。
 ですから亡くなった人の気配を感じるのは立派な霊的体験で、決して思い込みなどではありません。そのことを念頭に実際に気配を感じた方の体験談をいくつかご紹介します。

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愛の霊的体験談5撰*気配偏

①ヴァージニア州に暮らすアイリーンは、22歳の娘トレイシーを自動車事故で亡くしてから半年後、娘の気配を感じました。夕方四時頃、夫と畑にいる時でした。アイリーンの言葉です。
「ふいに何と娘のトレイシーが私と並んで一緒に歩いているのに気づいたんです。ぴったりと歩調を合わせて、勢いよく大股で歩いているんです。それが分かった途端、愛おしさと嬉しさがこみ上げてきました。信じられませんでした。まるで幸せを胸いっぱいに吸い込んでいるみたいでした。誰かと並んで前を向いて歩いている時と同じなんです。」

 

②アラバマ州で看護師をしているナンシーは、9歳の息子ブランドンを白血病で亡くしてから二年後、8歳の甥ジェイソンが亡くなるという一報を受けました。葬儀の時、ナンシーが一篇の詩を読もうとした際、ジェイソンとブランドンがすぐそばにいるのをふいに感じました。ナンシーの言葉です。
「ジェイソンは私の左側、ブランドンは右側にいて、二人がそこにいるのが手に取るようにわかるんです。言いようのない愛おしさと愛と安堵に満たされ、気持ちが静まっていくのを感じました。直感的にわかったんです。私が何とか詩を読み通せるように、二人が助けてくれたって。」

 

③アラスカ州に暮らすエマと夫のジェラルドは19歳の息子スタンを自動車事故で亡くしました。スタンの葬儀の三日後、ジェラルドが「なんだか呼び寄せられている気がする。墓地にいかないと」と言いだしました。驚くべきことにエマも同じことを考えていたため、二人はすぐにお墓に向かいました。お墓が近くなると、エマは息子スタンの強烈な愛を全身で感じ、あたかも抱きしめられているかのように感じました。その時ジェラルドが口を開きました。「スタンがいるよ、わかるんだ。スタンの愛を感じるよ」スタンが死を越えて生きていることを二人とも確信した瞬間でもありました。

 

④ジョージア州で歯科衛生士をしているジニーは二人の息子を亡くした経験がありました。17歳で水死した息子マイクと十三年前に死産したフィリップです。マイクの死後三週間後、ジニーが教会にいると「ママ僕はここにいるよ」とはっきりマイクの声がしました。さらに「二人ともここにいますよ」と聞いたことのない声も聞こえました。驚き隣にいる14歳の娘マンディを見ると、彼女は涙を流しながらこう言いました。「マイクがいる。ママにもわかる?」マンディは声を聞いたわけではありませんでしたが、はっきりマイクの気配を感じていたのです。母ジニーは最初幻聴かと思いましたが、娘の言葉が二人の息子の存在を確信させてくれました。

 

⑤ワシントンDCに暮らすエリナは高校生の頃、心臓発作で他界した父親が何度も訪ねてくるという霊的な体験をしています。エリナの言葉です。「父はとても優しくて頭のいい人でした。父が大好きでした。亡くなってからの何年かの間、時々父が来ていることに気づいていました。父が元気だった頃と少しも変わりませんでした。父が丸ごとそこにいる感じがするんです。他の誰でもない、温かくて優しい父でした。」

 

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霊的コミュニケーション力の強化に瞑想を

 他界した人とのコミュニケーションを多くの人々が体験している事実は、天国へ旅立った方が現在も元気で生きていることを、何とか地上の愛する家族や友人に知らせたがっていることを意味します。「そんなに悲しまないで。私は本当に元気でいるから。消えたわけでも遠くへ行ったわけでもない。また必ず会えるから」と知って欲しいのです。
 最も悲しむのは、自分の死に対して地上の最愛の人がずっと悲嘆に暮れていることです。人間である以上仕方のないことだとわかっていても、愛する人には涙をぬぐい、人生を恐れずに謳歌して欲しいと切に願っています。それが同時に天国へ旅立った方の真の心の安らぎにつながります。
 大切な人がいなくなると、その温かい存在だけでなくその人が生前担っていた役割まで目の前から消えてしまいます。でも実際は死後も霊的な側面から愛する人の人生を援助し、一生の間支え続けています。
 ここがとても重要なところで、私達には皆、天国に血縁関係のある人達だけでなく、霊的親和力で結ばれた霊的家族、そして一人一人の魂の計画を熟知し生涯に渡り見守り続けてくれている霊的存在(ガイド)もいます。
 祈りを届けたり願望を実現するには一方的にお願いするのではなく、地上にいる私達が霊的な援助を受け入れる環境を作る必要があります。その方法が自分の心を静めることです。心を静かにしている時、天国の住人が地上の人を最も援助しやすくなり、その力は絶大です。これは常に心にとどめておきたい霊的メカニズムの一つで、心を静めるには瞑想がお勧めです。グッゲンハイム氏も他界した人とのコミュニケーション力の強化方法に瞑想を勧めています。
 気をつけておきたいことは、日常的に不安、悲しみ、取り越し苦労、怒りなどのネガティブな感情を発していると、あなたを取り巻くオーラの波長が乱れ、せっかくの霊的援助を吹き飛ばしてしまいます。ですから1日に数分でも座っても横になってもいいので、瞑想(全身の力を抜き目を閉じてゆっくり深呼吸を繰り返す)しましょう。
 様々な考えがよぎっても気にせず、その都度自分の呼吸に集中します。心が次第に安らいでいきます。その数分が、あなたを愛してやまない人達と強力な霊的絆を築くだけでなく、オーラを強化し霊的に安全な環境を作り出します。内なる安らぎを生み出すことで、人生全体に安らぎを引き寄せることにつながります。
 また瞑想は不安や緊張、ストレスとうまく付き合い、心身の健康を保つ最高の手段として一生気軽に使えます。忙しいなどと言わず、世の中の喧騒から数分間離れる時間を持つと、試練を乗り越える強さも心の傷を癒す力も、自分の内部から湧き出てくることに気づきます。
 私達は皆、霊的大冒険の真っただ中にいます。霊的知識を学び瞑想を上手に活用して、この冒険を出来るだけ楽しくリラックスして歩んでいきたいですね。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。次回は、他界した人の「声が聞こえた」体験談等をお伝えする予定です。
Your spiritual friend,Lani

参考文献:生きがいのメッセージ(徳間書店)、シルバーバーチの霊訓(光文社)、サイキック能力に目覚める瞑想CDブック(ダイヤモンド社)、ワイス博士のストレス・ヒーリング(PHP研究所)、シルバーバーチの霊訓(潮文社)

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