希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。

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愛の霊的体験談特集④【他界した人の香りがした編】*天国からのメッセージ

 ある日突然、他界した最愛の人の香りが自分を包み込む。信じがたい奇跡のような出来事を体験すると、誰しも言葉にならないほどの深い感動に心が満たされます。香りといっても例えば生前大好きだった花の香り、日常的に使用していた香水、タバコを吸っていた方はタバコの匂いがすることもあります。今回は、愛の霊的体験談特集・第四弾「他界した人の香りがした編」をお伝えします。

他界した人の香りがした①②

①ヴァージニア州で暮らすキャサリンは、癌のため75歳で亡くなったの死の二週間後に霊的な体験をしました。午後母を想いベッドで泣いていたら、部屋中が突然青りんごの香りでいっぱいになりました。キャサリンは驚いて起き上がり、それが他でもない母からのサインだと確信しました。なぜなら母はとても香りのいい青りんごの芳香剤をいつも自宅で使っていたからです。キャサリンの言葉です。
「それは私にとってただ一つの母の香りでした。母が私に早く立ち直りなさいと言っているんだと思いました。本当にありがたかったです。とても元気がでました。」

 

②ヴァージニア州に暮らすブレンダは、42歳の夫ラッセルを心臓発作で亡くしました。ラッセルの生前、二人はどちらかが先に亡くなっても、遺されたほうに自分の死後の存続を示すサインを天国から送ろうと話し合っていました。ラッセルの死から一か月後、ブレンダは職場で机に向かっていたら、不意にバラの甘い香りが漂ってきました。まるでバラの花束が机の上に乗っているような強い香りでした。ブレンダの言葉です。
「辺りを見回してもバラはどこにもなく、他に香りを嗅いだ人もいませんでした。ラッセルは私の誕生日とか記念日に何かにつけ職場にバラの花を届けてくれました。だからすぐにわかったんです。愛しているよって伝えてくれたんだって」

◎霊的体験談というと何か特別で摩訶不思議な現象のように感じますが、気づいていなくても多くの人の日常生活のごく身近なところで起きています。例えば他界した母親が地上に戻り、愛する娘が母の思い出の料理を作っていると母は嬉しさと同時に「ちょっと醤油が多いな」と思い、その思いを思念で娘のオーラに送り伝えます。娘は直感・インスピレーションとして母の想いを受け取ります。
 ②の体験談にもあるように、永遠に失われたと思われていた日常が実は愛と共にまだそこにあります。人は死をこえて生前の個性と愛を抱き続けたまま生き続ける、それが揺るぎない霊的真実です。

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他界した人の香りがした③④

③カナダのブリティッシュコロンビア州に暮らすパットの息子ブリスは、飲酒運転の車にはねられ21歳で他界しました。それから半年後、パットがキッチンで新聞を読んでいたら、突然強いスズランの香りに包まれました。誰かが花を持ち込んだのかと思い周囲を見渡しましたが、どこにも花はありません。香りは五分ほど続き、家じゅうどこに行ってもスズランの香りがしました。母・パットはそれがブリスからのサインと贈り物だと気づきました。その日は「母の日」だったからです。

 

④アメリカ・ジョージア州に暮らすシェリルも21歳の息子デレクを自動車事故で亡くしました。デレクの死から8か月後、シェリルが買い物から帰ってきてドアを開けた瞬間、彼のアフターシェーブ・ローションの香りがしました。その独特の香りに、シェリルはそこにデレクがいるのがわかりました。まるで彼が自分の帰宅を待っているかのようでした。シェリルはデレクの姿を見たり声を聞いたりしたわけではありませんが、香りと共に彼からの愛情をはっきり感じました。

◎②や③の体験談から、他界された方は愛する人の誕生日や記念日を忘れるわけではないことがわかります。霊的な体験は誕生日などの特別な日に起こったり、②の体験談のように、生前どちらかが先に他界した際はサインを送ろうと約束している場合も、霊的体験が起こりやすいのだと多くの体験談を調査したグッゲンハイム氏(生きがいのメッセージ・徳間書店)は述べています。

Happy Birthday, Date Of Birth

他界した人の香りがした⑤

⑤フロリダ州で暮らす40歳のナタリーは、日本のホテルの寝ていた時、午前三時頃突然甘いライラックの香りがしてびっくりして目が覚めました。深い愛と温かさに包まれたような気がして、ナタリーはそのまま眠りました。それから三時間後兄から電話があり、アルツハイマー病を患っていた母が亡くなったことを知りました。泣いていると、またライラックの香りが漂ってきました。ライラックは母が愛した花でした。ナタリーは「お母さんでしょ?一緒にいてあげられなくて本当にごめんなさい」と泣きながら伝えると、母の声が返ってきました。「大丈夫、何も心配ないわ。泣かなくていいのよ。こっちはとてもいいところなんだから」

◎アルツハイマー病も他の病気同様肉体的な病気なので、死後完全な健康体になります。同時に病気を経験せねばならなかった霊的な意味も理解します。尚、霊的メッセージの中にはこの世を旅立つ直前まで献身的な看護や介護をしてくれた人に対し深く感謝するものが大変多くあります。
 ⑤の体験談は、アメリカで亡くなった女性が日本にいる娘の元を訪れました。死後、人は霊体を使用し地上の物理法則には一切影響を受けません。どこかへ移動する際は会いたい人のことや行き先をはっきり思い浮かべるだけで、そこに瞬時に移動できます。これは地上世界と死後の世界の大きな違いの一つで「距離」の感覚・概念が無くなります。もう一つ無くなるのは「時間」の感覚・概念で、天国には昼夜がなく時計もカレンダーもありません。あるのは霊的成長という概念のみです。
 また霊の世界では人の思念に実体(形)があり、死の際、他界した方の強い思念が家族など愛する人の元に電光石火の速さで飛び、受け取った人は胸騒ぎがしたり直感的に何が起こったか理解したり、「声が聞こえた」などの霊的な体験することがあります。
 私達は皆霊的な存在であるため、誰かの思念を直感的に受け取る能力が備わっています。

Towel, Rose, Clean, Care, Salon, Spa

愛あればこそ*犠牲と自由意思

 どんな形であれ「元気でいる」「愛している」など愛のこもったメッセージほど、最愛の人を亡くした方にとって心に癒しにつながるものはありません。一つ心に留めておきたいことは、メッセージを送ってくれる人は一種の犠牲を払ってまで自分の存在や想いを伝えようとしているということです。
 一旦天国へ旅立った方にとって、地上という物質的な世界は戻りたいと思うような快適な場所ではありません。多くの人が死後たどり着く世界は、地上のどんな場所よりも大変美しくとても快適な境涯だからです。地上へ戻ってくる時は、死の瞬間の出来事も思い出します。それはちょうど、故郷を離れて暮らしていた人が久しぶりに帰郷した際、子供時代や学生時代の記憶が自然に蘇ってくることに似ています。
 それでも自身の霊的エネルギーレベルをわざわざ下げて戻ってくるのは、があるためです。中には生前の血縁関係や面識が一切なくても、困っている人、絶望の淵にいる人を何とか援助しようとする人も多くいます。
 死後霊的に意識が開花すると深い人類愛が芽生え、見返りなど一切求めず自分を誰かのために役立てようとします。いずれにしても地上に戻るのは誰かに強制されるわけではなく、本人の自由意思によるものです。
 また「愛している」という霊的メッセージ以外に多いのが、「本当に申し訳ないことをした」という謝罪の言葉です。家族や恋人、友人だからこそ言ってしまったこと、言えなかったこと、してしまったこと、してあげられなかったこと、また人間的未熟さゆえに誰かを傷つけてしまったことに、一生を終えてからようやく心の深い部分で反省することがあります。
 反対に自分を責め続けている地上の人には「もう自分を許して」と罪悪感を解き放つよう促すメッセージもあります。
 人は地上にいても天国にいても全ての人が霊的な成長過程です。だからこそ、失敗や後悔から学ぶ機会が天国でもあります。次回は霊的体験の中でも「後悔と許し」に着目しお伝えします。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani
参考文献:生きがいのメッセージ(徳間書店)、シルバーバーチの霊訓(潮文社)、ベールの彼方の生活(潮文社)、天国との会話(光文社) 

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