希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。◎当ブログの記事内容の一部及び全てについて、無断で勝手に引用、転載、複製し二次利用することは、固くお断りいたします。

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【祈りと成仏の関係②霊的教訓編】‟元”地縛霊とその家族の証言「皆さん、どうか知ってほしい!」

 20世紀初頭、地縛霊の救出を30年以上献身的に行っていた夫婦がアメリカにいました。ウィックランド(Wickland)夫妻です。夫・カールは精神科医で、妻・アンナは霊能力を持つ人です。
 今回の記事では、夫婦の集大成とも言える書籍「迷える魂との対話(ハート出版)」を元に、ウィックランド夫妻が救済した地縛霊とその家族の言葉(色枠内①〜④)をお伝えします。前回の記事・基礎知識編をまだお読みになっていない方は、この記事の前に是非お読みいただければと思います。

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自殺後、地縛霊となった女性*「何があってもどうか生き抜いて」

①死にたい気持ちを抱いておられる方に申し上げます。どんなことがあっても、それを実行に移してはなりません。自ら死を選んだ時、どれほど地獄の苦しみが待ち受けているか人間はご存じないし、また理解することもできないでしょう。霊的な法則をお知りになれば、その結果の恐ろしさがわかって自殺などしないはずです。自分で死のうなどという考えは捨て去って下さい。寿命が来るまでは何としてでも、この地上で頑張るのです。(死後)私が苦しんだ10年間は、地上に存在しているべき期間でした。10年間にわたって私の目の前から、首を吊った自分の姿が消えなかったのです。そしてその間ずっと夫と子供が私を必要としていたことを思い知らされたのです。 

◎この女性は教師として夫と二人の子供と共に暮らしていた方でした。女性は自殺後地縛霊となり、死後10年たってウィックランド夫妻によって助けられ、現在は天国でとても幸せに過ごし、家族と再会する日を心待ちにしていると言ってます。
  この女性の言葉は、自殺した場合どうなるのか典型的な状況を物語っています。自殺すると通常深い後悔にさいなまれます。死後、霊的意識の芽生えと共にとんでもないことをしたことに気づきます。家族の想いを全て受け取り、自らの深い後悔と罪悪感の想念で暗闇に覆われ、身動きできなくなります。(動機や状況、ご本人の霊的レベルにより異なる場合があります)
 女性は「寿命が来るまでは何としてでも地上で頑張るのです」と言ったり、霊的法則にも触れています。その真意は、私達は皆生まれる前から寿命が決まっているため、自殺しても地上との霊的な絆が残りすぐに天国へ行けません。例えば残り50年の寿命が残っているのに自殺した場合、霊的法則では50年間ずっと地上圏に残り続けることになります。しかもこの女性の言葉にあるように、自分の死の瞬間の映像を繰り返し見ることになります。
 そこで多大な援助となるのが、家族や友人からの祈りの念です。愛のこもった祈りが届くと、後悔と罪悪感だらけの暗黒の想念が解かれて霊的視野が開け、天国で自殺者を助ける活動をしている霊団の援助で天国へ向かうことができます。
 しかし自ら命を絶った霊的責任は残りますので、すぐにではありませんが次回生まれ変わった際、もう一度同じような状況をやり直します(全員ではなく動機・状況にもよります)。本人は十分自覚した上で、今度こそという想いで挑戦します。
 もしご家族や友人、知人に、また直接面識がなくとも知っていた人の中に自殺した方がいらっしゃる場合は、その方に心から祈りを捧げて下さい。もう自分を一切責めないでいいこと、愛していること、先に他界した家族にお願いすれば助け出してもらえることを伝え、天国のもっと高い場所に行ってゆっくり休んで下さいと愛を込めて祈って下さい。その祈りが自殺した方の心を癒し、確実に天国への扉を開きます。
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天国から自殺した息子を救おうとしたけれど・・*「母の愛は消えない」

②今ようやく息子と一緒になれました。私は永い間息子と接触しようと随分努力したのですが、息子は私の姿が見えていたのに怖がって逃げてしまいました。それは、人間は死ねばもうおしまいという間違った信仰を教え込まれていたからです。息子は死後、自殺が成功しなかったと思い込み、ある女性に憑依してしまいました。本人はそれを牢に入れられたように思っていたようです。
 人間に「死」はないのです。霊的な生活の場へと移るだけです。その事実を理解している人は美しい境涯へとまいります。地上にいる間に死後の世界について大いに学んでおくべきです。死はいつ訪れるかわからないのですから、いつしか行くことになっている世界についてどうか今から知っておいてください。信仰としてではなく、現実の事実として知っておいて下さい。そうすれば、この世に別れを告げた時しっかり目を見開いて霊界に入り、赴くべきところに赴くことができます。

◎この女性の息子は死んだら全部終わりと思い込んでいたため、自ら命を絶った後、死の一線を越えたことに全く気付かず死後17年間地上をさまよい続け、無意識のまま同じように自殺を考えている人に近づき、自殺するようそそのかしていました。
 彼はウィックランド博士の懸命の説得にも反発し続け、中々自分の死の事実を受け入れませんでしたが、徐々に態度を軟化させ救出されました。
 本来、天国では誰かを探し出すことは容易で、その人のことを思うだけで会えます。しかしこの男性は先に他界した母の姿を見て怖がり逃げ出したり、地上にいる人のオーラの中に入り込んでしまったため、救出が困難を極めました。
 視点を変えれば、母親はその間息子の救出を決してあきらめませんでした。最後、霊的真実を受け入れた息子が母親に「自分はもう息子と呼ばれる値打ちのない人間になってしまった。こんな僕を許して下さい」と言うと母親はすぐさまこう言いました。「何を言ってるの。母親の愛情はこんなことで消えるものじゃないよ」

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依存症によって死後も苦しんだ男性*「何とか警告したい」

③私は地上にいる仲間に麻薬だけはやめなさいと何とか警告したい気持ちです。最後はどんなひどい目にあうことでしょう。地上においてだけでなく死後も尚恐ろしい後遺症に苦しめられるのです。本当に多くの人が麻薬を求めて死後も地上に戻り、いけないと思いつつ、麻薬常用者を深みに追いやってしまいます。死後の世界がどんなところであるかを知れば、麻薬のようなものには手を出さなくなるはずです。

 生前重度の麻薬中毒だったこの男性(ウォーレス・R)はウィックランド夫妻の援助を得て、何とか地縛状態から抜け出すことができました。その後も天国にある病院のようなところで治療を受け続けています。それが終わらないと、先に他界した最愛の妻にはまだ会えないということです。
 麻薬に限らず、タバコ、アルコールなどの依存症は、肉体的な問題ではなく精神の根幹に関わる問題のため、死後の世界でも引き継がれます。霊体はありますが肉体的な満足感が得られないため、依存症の人はそれこそ魂が焼かれるような大変つらい思いをし、地上にいる同じ類の依存症の人に近づき、思念を送りもっとするようにそそのかすことで満足感を得ようとします。
 その結果、さらなる依存症の人が生まれるという悪循環になります。現在何らかの依存症がある方は、死後の世界に依存症を持ち込まないよう、地上で人生を送るうちに必ず治療を受ける必要があります。
 心のバランスを崩すことは誰でもあります。だからこそ、日常生活の中でどんな時も自分を大切にするよう意識することが大事です。
 自分の体だから何をしてもいいわけではありません。あなたの体はあなたの所有物ではなく、その体は一生の間、地上で様々な体験ができるように与えられた神様からの授かりものです。地上のいかなる場所よりも神聖な場所です。ですから最大限の感謝と敬意をもってケアしましょう。
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他界したら夫が迎えに来なかった*「死後の世界の理解を」

④死の実相を理解している人にとって、死はないのと同じです。肉体の中で眠りに入って霊体の中で目を覚まします。そしてまわりには顔見知りの人が大勢迎えに来ています。とても楽しいものです。私の場合意外だったのは夫が迎えの中にいなかったことです。わけを尋ねると、地上生活への束縛が強くて地縛霊の状態にあるとのことでした。そこで夫を探しに向かい、夫を見つけて覚醒させることに成功し、夫も大変喜んでくれました。ウィックランド夫妻は多くの霊を救っておられますが、救われた霊はたいてい地縛霊救出の霊団「マーシーバンド」の協力者として、地上と霊界の両方で活躍しています。

◎天国にいる人は地上の愛する人が他界する時期を予め察知できるので、必ず迎えにきます。この女性のケースは特殊ですがあり得ることです。
 女性の言葉にあるように、地縛霊だった人が救出された後、地縛霊を救済する霊団に加わることはよくあります。地縛霊の救済は地上の人々への悪影響を減らすためにも、霊界では大規模かつ組織的に行われています。また霊的知識が皆無の人も多く、その場合一から教育が行われます。
 当ブログでは以前、高い霊的進化を遂げた高級霊「シルバーバーチ」の名言集を全13回にわけてお伝えしました。シルバーバーチは20世紀のイギリスで半世紀以上に渡り週1回開かれた交霊会にて、毎回10~15名ほどの人々に霊的知識を伝えてきたのですが、その際霊界側からはおよそ5000名の霊が学びのために参加していました。
 それほど天国という霊的世界に順応するために、霊的な教育を必要とする人達がたくさんいるということです。しかも毎日のように次々と世界中からやってきます。その人達のお世話と教育をする人が一人一人につきますが、天国では個人の意識が地上以上に尊重されるため、その苦労は並大抵ではありません。
 死後の世界の存続は誰にとっても重要な事実です。その世界には地上社会とは異なるルールや価値観、生活様式があります。しかもこの世の人生でどれだけ愛に生きるかが、死後にたどり着く環境にも密接に関係します。そのため霊的知識を今のうちに学ぶことは、死後も続くあなたの人生を確実に明るく彩ります。
 次回の記事でも地縛霊となってしまった人達の言葉に耳を傾け、皆様と一緒に霊的理解を深めていきたいと思います。
今日も最後まで希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani

参考文献等:迷える霊との対話(ハート出版)、シルバーバーチの霊訓(潮文社)、ベールの彼方の生活(潮文社)、インペレーターの霊訓(潮文社)、天国との会話(光文社)、もういちど会えたら(光文社)、Hayhouse Radio、超能力を開発する本(潮文社)、これが心霊の世界だ(潮文社)

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