瞑想の驚くべき効能
瞑想と聞くと、どんなイメージを持つでしょう?
僧侶が座禅を組んで、目を少し開け、独特な呼吸法でしているところを思い浮かべる方もいるでしょう。しかし、瞑想はそんなに堅苦しいものではありません。
絶対こうしなければならない、というルールはなく、誰でも簡単にでき、得るものは健康的にも精神的にも、さらに霊的にも計り知れないものがあります。
それに、私達は普段から瞑想に似た行為をたくさんしています。
お風呂でバスタブにつかってゆっくりしている時、ガーデニングをしている時、読書をしている時、料理を楽しんでいる時などは、一種の“瞑想状態”と言えます。つまり、瞑想とは、一つのことに深く集中し、心がとてもリラックスしている時のことをいいます。
人間は一日に約6万回も思考していると言われています。普段あなたが忙しくしている時は脳がフル回転しベータ波の状態ですが、今回ご紹介する瞑想を日常的に行うと、全身がリラックスでき、脳がアルファ波、さらにシータ派へ変わり、本当の“瞑想状態”になります。
瞑想は、心の断捨離をする行為とも言えます。瞑想を日常的に行うと、下記のような効能があります。
②高い意識レベルに到達し、自分の心や体、人生に必要なものとそうでないものの区別が容易にできるようになる。
③幸福感が増し、自己肯定感が高まる。
④“今”という瞬間に深く集中することを習慣づけることで、常日頃からポジティブな思考態度を身に着けることができる。
⑤直感力に磨きがかかり、自分の決断を信頼できるようになる。
⑥エネルギーレベルがあがるため、あなたに必要な人や状況、物などがあなたの元に引き寄せられ、人生がコントールしやすくなる。
瞑想は時間がかからず、静かな場所ならどこでもでき、タダでできます。私自身瞑想歴10年以上になりますが、効果を日々実感していて、皆様にも是非日常的に瞑想することをおすすめします。
次に瞑想の準備方法と簡単な瞑想方法をお伝えします。
瞑想の準備の仕方
①音楽をかけると、リラックスしやすくなるので自然音をご用意いたしました。ゆったりした曲なら何でもいいのでお好みの曲を選んでみて下さい。
尚、外部からの音を遮断し集中しやすくするため、ヘッドホンまたはイヤホンを使用することをおすすめします。
Relax 8 Hours-Relaxing Nature Sounds-Study-Sleep-Meditation-Water Sounds-Bird Song
② 誰にも邪魔されない場所を選びます。家族と同居している方は、瞑想中にドアをノックされないよう予め声をかけて下さい。
③ 携帯電話・スマートフォンは途中で鳴って邪魔されないよう、電源を切るか、マナーモードにして離れた場所に置いておくなどしてください。
④ベルトなど、体を締め付けるようなものは外し、 ソファや椅子に腰かけるか、ベッドなどに横になってください。疲れている時や眠ってしまいそうな時は、眠らないよう腰かけましょう。(途中で眠ってしまっても、気にしないでください。次、眠らないようにしましょう)
簡単に覚えられる瞑想のやり方*たった3ステップ
①目を完全に閉じます。(視覚からの情報を遮断するため)
②全身の力を抜きましょう。あごや肩は、力を抜いたつもりでも入っている時があります。意識して全身の力が完全に抜けていることを確認しましょう。
あせらずに、確実にだらっと全身の力を抜いて、リラックスしてください。
③ 深呼吸を開始します。複式呼吸です(息を吸った時にお腹を膨らませます)。肺の奥まで息を吸うイメージで、1,2,3,4、5と心の中でゆっくり数えながら鼻から息を大きく吸って、今度は口からゆっくり全部吐き出します。
全部吐いたら、もう一度同じように1から5まで数えながら、大きく息を吸い込みます。呼吸に完全に意識を集中しましょう。
これをひたすら繰り返し、最初は5分間してみて下さい。もし、心地良ければ、10分、15分と時間を伸ばしてみて下さい。
以上、瞑想のやり方でした。お疲れ様でした。
瞑想する際の大切なポイント
前述したように、瞑想に絶対にこうでなければならない、という方法はありません。ただ、抑えておいたほうが良いポイントが二つあります。
それは、深く呼吸することと、全身をできるだけリラックスさせるということです。簡単なように思えますが、日常的に様々なストレスにさらされている私達は、普段呼吸が浅くなっていたり、体のあちこちに緊張が走り、全身を意識的にリラックスすることなどあまりありません。
やり始めは少し違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れますので、毎日少しずつ続けましょう。
また、『無』になろうとすると、無にはなれません。疲れてしまいます。瞑想中、様々な思考が浮かび上がってきます。それでいいんです。その思考に気づいたら、そっとやり過ごしてまた呼吸に集中してみて下さい。
過去を手放し、未来を心配しない。呼吸に意識を向けることを習慣づけることは、『今』という瞬間を最大限に生きる訓練になります。
瞑想を味方にして、心も体も健康に
私自身経験がありますが、ひょっとしたら、瞑想中に過去のつらい思いが急に湧き上がり、涙がどっとあふれることがあるかもしれません。そんな時は無理に泣き止もうとせず、瞑想を一旦やめて涙が自然に止まるまで泣いてください。それは本当に意味で癒しの始まりを表しています。
神聖な癒しの力があなたの心に入り、あなたを長い間苦しめてきた、悲しみ、後悔、罪悪感、羞恥心、嫉妬、怒りなどのネガティブな感情を洗い流してくれたのです。
毎日決まった時間に15分から20分できたら、効果抜群です。そんな時間あるわけない!という方は、例え1分でもしてみて下さい。その1分が、あなたが今日一日で行ったどんなことよりも、体、心、魂へ最高のご褒美になり、価値のある時間になります。
今日も希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend, ラニ
【この記事は、2020年1月11日に加筆・修正致しました】