希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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希望発見ブログでは、霊的知識(スピリチュアリズム)を元に、瞑想、心の癒し、死後の世界(天国)の実像についてお伝えしています。
(いかなる宗教とも一切関係ありません)◎皆様の受け入れられる範囲でお読み下さい。◎当ブログの記事内容の一部及び全てについて、無断で勝手に引用、転載、複製し二次利用することは、固くお断りいたします。

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死後の世界に備えて知っておくこと【1】死の瞬間と身体の変化

 生まれた次の瞬間から、私たちはいくつもの扉を開いてきた。生まれることがまず大きな扉であり、大きな変化だった。
 今日という日は新しい一日。変化を経験する時、あなたは何も心配することはない。最後の扉さえ、それは別の新しい世界の始まりなのだから。 ルイーズ ヘイ

皆が必ず通過する地上人生の終着点

 多くの人はという言葉に、悲劇的でダークなイメージをもっています。そのため、まるで自分には無関係のように、死について目を背けがちです。
 しかし、どれほど立派に実った果実もやがて熟せば木から落ちるように、私たちの身体は不老不死には設計されておらず、人は誕生の時から、全員が死に向かって一歩一歩着実に進んでいる、それが現実であり自然の摂理です。
 自然の摂理である以上、死という人生の終着点を恐れることは全くないのですが、の扉を開けた後の世界は、あなたの身体、見るもの、触れるもの、コミュニケーション方法、移動方法、衣食住の全てが地上世界とは異なる霊的な世界で、各自の自覚が濃厚に反映される高い精神世界でもあります。
 日本と海外では言語や文化が異なるように、地上世界と死後の世界では全く異なる生活習慣と環境が待ち受けています。だからこそ、備え=霊的知識を学ぶことがとても大切です。
 全体からみれば少数派ですが、死後も地上世界に頑なに執着してしまい、路頭に迷ってしまう人が多いことも事実です。死の扉の先に、素晴らしい生命の世界が広がっているにも関わらず、無知や極端な思い込みが原因で、この世をあてもなく徘徊し続けてしまうのです。
 また、とても悲しいことに、 毎年日本だけでも自分で自分の命を絶ってしまう人がたくさんいます。命は、何よりも大切にしないといけません。つらい時ほど、自分が自分の味方になって、自分の心を励まし続ける生き方を選ぶ必要があります。
 私たちの地上人生の終焉は、霊的に定められた時にやっていきます。自然の摂理に反し、絶対に触れてはいけない死の扉を自分で勝手にこじ開けると、霊的にまだ未熟のため無理が生じて余計つらい思いをすることになります。
 天寿を全うしたあと、視界に入るのは地上世界よりも遥かに安全で美しく、驚異的な生命力あふれる世界です。決して薄ぼんやりとしたところではなく、全てが現実的です。
 この地上人生は、その世界で生きていくための貴重な準備期間です。あらゆる経験、喜び、感動、悲しみ、苦しみがあなたを霊的に成長させ、人生への理解力を深め、愛する力を引き出し、より深い幸福を感じる光輝あふれる自由な世界へと導きます。
 今回の記事から、死に関することで不安になった方が全記事の中でも【死後の世界に備えて知っておくこと】のカテゴリーを選んでいただければ、死に関するあらゆる不安から解放されるよう、死の瞬間から始まる死後の世界に関する霊的知識を総結集してお伝えしていきます。
 これまでご紹介した内容と重複することもありますが、できるだけ細かく、詳しく、わかりやすく執筆してまいります。
 なお、当ブログはあらゆる宗教から一線を画して霊的知識をお伝えしています。皆様の理性に反発する内容、受け入れられない内容があれば、皆様自身の信仰心・ご意見を優先させて下さい。

あなたが持つ、二つの身体

 について知るには、あなたの身体について知る必要があります。あなたは目に見える身体(肉体)と目に見えない身体(霊体)の二つを今現在持っています。肉体は地上人生のみで使用するのに対して、霊体はこの世に生まれる前から、そしてこの世を去った後も使用し続ける永遠の身体です。
 人間は皆、物質的な存在ではなく、霊的存在です。人間に限らず生命の本質は物質的なものではなく、永続性のある非物質的なものであると知っておくことは、とても重要です。あなたの正体は霊という神性を帯びた意識体であり、無窮の過去から存在し、未来永劫存在し続けます。
 そんな霊的存在のあなたにとって、霊の世界(天国)は、死後初めて暮らす場所ではなく、この世に誕生する前に生活をしていた、故郷とも呼べるところです。
 地球は魂の成長のため、義務教育を施す学校のような位置づけであり、ほんのわずかな期間すごす短期留学先のような場所です。私たち一人一人が達成すべき使命を担い、この物質世界で様々な人間的体験を積み、自我の中の弱い部分を克服し、愛に生きることを学ぶためにこの世に誕生します。
 実際に、この世に生まれてくると決まったら、霊的ガイドと呼ばれる教師的な存在と話し合い、どの両親のもとで生まれ、地上人生で何を体験し、そこから何を学び克服するのかを決め、さらにおよそ何年地上で過ごすのか、どのような形で地上を去るのか計画を立てます。そして、それらを霊体に全て記憶させた上で、それまで一緒に暮らしていた人と涙ながらにお別れをし、記憶を忘却するプロセスを経ます。
 霊体のみで生きていたあなたが、地上で生きていくためには、物質的な身体=肉体とつながる必要があります。
 母親が受胎すると、霊体が「生命のひも」と呼ばれるシルバーコードによって肉体と結ばれます。霊体は本来、五感を遥かに超える感覚器官を持っていますが、肉体と結ばれることによって霊体が持つ感覚器官は大幅にその能力が制限され、主に五感のみに頼ることになります。
 霊体は、アストラル体とメンタル体の二層からなっています。アストラル体は感情体とも呼ばれ、あなたの思考や感情、願望の全てが記録されていて、肉体からおよそ15センチほど外側に広がっています。
 もう一つのメンタル体は、主に直感、インスピレーション、思念など、霊的洞察やエネルギーを受け取る役割を果たしていて、主に上半身に広がっています。この二層は、はっきりとわかれているわけではなく、複雑に融合しています。この二層に加えて、受胎と共にエーテル体と呼ばれる一層が形成され、地上を生きている間は計三層からなる霊体で生きていくことになります。
 エーテル体の特徴は、サンスクリット語(古代インド語)で車輪を意味するチャクラが下図のように脊椎にそって七つあり、各チャクラは霊体から肉体の内分泌腺(副腎、生殖腺、胸腺など)に霊的エネルギーを供給する役割を果たしています。

chakra 3

 チャクラは個々の思考と深いつながりがあり、心配ごとや取り越し苦労をするとチャクラの動きが鈍くなり、霊的エネルギーが肉体へ供給されにくく、病気になることもあります。
 心身をリラックスさせて思考をポジティブな状態に保つと、チャクラが美しい光輝を発しながら回転し肉体にふんだんに霊的エネルギーが供給されます。エネルギーに敏感な人は、手のひらを体から数センチ離して各チャクラの上にかざすと、他の部分とは明らかな違いを感じられます。また瞑想を継続して肉体を脱力することに慣れてくると、チャクラの振動や回転を感じられます。
 こうして私たちは地上人生を送る間、霊体と肉体という二つの身体で生きていきます。人が死後も生き続けられるのは、肉体が機能を完全に停止しても、霊体には寿命がないためです。霊体は老いや病気、けが、いかなる痛みとも無縁です。
 その理解を深めるために、死の瞬間に身体に起こること、また睡眠時のとても大切な霊体の役割を次にお伝えします。

死の瞬間のプロセス

   死は様々な形で訪れますが、いずれの場合も、死の瞬間に霊体と肉体を結ぶシルバーコードが切れます。シルバーコードは、霊視するとシルバー色に輝いているひも状の霊的な物質です。一生の間、両者を結び付けてきたシルバーコードは、一旦切れるとどんな名医でも心臓を再び鼓動させることはできません。肉体はそれ自体で生命活動を行うことはできず、霊体からの霊的エネルギーの供給があってこそ、生命力が吹き込まれるのです。
 死が訪れると、霊的エネルギーを供給する必要がなくなったため、まるで春の到来と共に冬のコートを脱ぎ捨てるかのように、人はチャクラのあるエーテル体を脱ぎ捨てます。その結果、受胎前のアストラル体とメンタル体の二層で構成された霊体が残ります。
 死の瞬間にこのプロセスをはっきり認識できるほとんどおらず、多くの場合、普段の睡眠の時のように、意識が休眠状態となります。シルバーコードが切れる時も痛みは一切なく、エーテル体を脱ぎ捨てるプロセスも無意識の中で進んでいきます。
 死の瞬間には、必ず霊の世界から先に他界した家族や友人、霊的ガイド、または必要に応じて霊界側の医師が立ち会います。交通事故のように突発的な死にみえても、必ず事前に霊の世界の住人が察知してお迎えにきます。このことに例外はなく、霊界側には「孤独死」はありません。
 中には死の直前に、霊の世界からお迎えに来てくれた人の姿や天国の驚嘆すべき美しい風景を見る人もいます。それは肉体の衰弱に伴い、霊体の感覚が鋭くなってきて、霊視力が強くなるためです。
 死によって肉体と決別すると、人は抜け殻となった自分の身体には一切興味を示しません。ただし、火葬は他界した人が死を自覚して次の世界へ旅立つためのとても大切なプロセスです。 海外では宗教上の理由などから土葬のところも多くありますが、霊的には火葬のほうが遥かに好ましい方法です。愛する人が他界し火葬に立ち会うことは大変つらい時間ではありますが、旅立つ方にとって、霊的にとても大切な意味を持つことを知っておいて下さい。
 霊体になると、人は痛みなどとは一切無縁の完全健康体になります。 いかなる病気やケガも、霊体に影響を与えることはありません。死は、肉体的な病気やケガ、障害、老化とも完全な決別と解放を意味します。しかし、たとえば生前身体のある個所に慢性的な痛みがあった方が、死後も「自分には痛みがある」と思い込んでしまうと、痛みを感じることになります。
 単なる思い込みなのですが、 記事の冒頭にお伝えしたように、死後の世界は各自の精神が濃厚に現実に反映される世界なのです。霊体=完全健康体と知っておけば、思い込みで自分を苦しめることはなくなります。もっとも、迎えに来てくれた人が「もう完全に治ったと思い込むことが大切だよ」と教えてくれます。それほど、個々の自覚が身体や環境に大きな影響をもたらします。
 寝たきりだった方も、すぐに歩けるようになります。視力も、聴力も、完全な状態になります。太りすぎている人も痩せすぎている人も、霊の世界にはいません。認知症のような脳に関わることも、完全に治ります。
 病気や障害を患うことも、私たちの重要な地上人生の経験となります。不自由や苦痛からしか学べないこともあるのです。地上人生ではわかりえなかったその意味を、人は死後、一点の曇りもない霊的視点から自分の人生を振り返り、知ることになります。

死後の世界に備える睡眠の大切な役割

 死は普段の睡眠のようだと知れば、死そのものを恐れることは全くありません。目覚めの時、普段の睡眠と大きく異なる点は、先に他界した家族など愛ある関係の人が目の前にいて、歓喜に湧くことです。
 地上世界では他界した人に対し涙を流している時、霊の世界では血縁関係や友人関係にある人、あるいは前世などから霊的に深いつながりのある人との再会を喜び、嬉し涙を流しているのです。
 人は死後の世界で、最初にまず気づくことは、そこが初めて訪れた場所ではないということです。実は毎晩の睡眠時に、シルバーコードが伸びて意識が霊体にうつり、私たちは死後たどりつく世界を何度も事前に訪れています。
 そこで先に旅立った愛する人と再会していることもありますが、いつか必ず訪れる死後の世界の環境に慣れるべく少しずつ準備をしているのです。
 ですから死後、辺りを見渡すとそこが初めて来たところではないことに気づきます。睡眠中に何度も繰り返し訪れているので、やがて精神が霊的に覚醒していき、霊体に刻まれた記憶がよみがえり、自分が慣れ親しんだ環境にいることを知って深く安堵します。
 睡眠中に、夢で霊の世界を訪れていることを覚えていられる人は稀です。霊の世界は高次元の世界であり、人間の脳では完全な容量オーバーとなってしまうからです。小さな容器に大きなものをぎゅっとつめこんでしまうようなもので、夢を覚えていても断片的だったり、記憶が歪んでしまうことが多々あります。
 ちなみに、夢が全て霊的なものかというと決してそうではありません。怖い夢を見たり、悲劇的な夢を見たとしても、単に感情を整理していることもあるので、むやみやたらと恐れることはありません。
 天国にいる愛する人と再会した夢を覚えている場合は、起床時に心がいつもより穏やかで満ち足りた気持ちになっていたり、夢がいつも以上に鮮明だったりします。それは、実際に会っているのです。
 夢にさえ出てきてくれない、と嘆く人もいますが、実際には会っていても、脳の構造上、覚えていないだけです。
 死は睡眠のようだとお伝えましたが、交通事故などで即死した場合は少し異なり、当人にとっても到底すぐには受け入れられることではありません。この場合、霊体と肉体をつなぐシルバーコードが緩む間もなく瞬時に切断され、霊体が肉体から放りだされるような形になります。
 霊体は一切傷つかないので自分自身は元気なのですが、事故現場に立ち尽くして、現実に何が起こったかすぐには理解できません。すると、先に他界した祖父母や両親、あるいは霊的ガイドがそばにいることに気づきます。そして、何が起こったのか丁寧に説明を受けて、ゆっくりと現実を受け入れていくことになります。
 霊体は本来、事故のような強い衝撃によって肉体から切り離されるべきではないため、このあと、病院に相当する施設に導かれしばらく休むこともあります。霊体には問題ありませんが、精神に強いショックを受けているので、心を整える調整期間が必要がなのです。霊の世界には他界した人のための休養施設がたくさん用意されています。
 霊的知識があれば、何ら問題なく調整期間はずっと早くすみますが、ない場合は調整期間が長くなります。特に一生の間、死を物的な感覚をこえて考えることのできなかった人ほど、調整期間は長くなります。
 この調整期間は人間性も影響し、霊性の高い心優しい人は、高級霊が放つ高い波長のエネルギーに感応しやすく、霊格覚醒と霊の世界への順応が早くなります。また他界した後、家族などから心から祈ってもらいの念を送ってもらえる人も、死後の目覚めと霊性の発達が大いに促進されます。
 他界して間もない方ほど、地上にいる私たちと近いエネルギーレベルにあります。ですから、祈りが届きやすく、祈りを通じて愛の念を受け取ると、全身に凄まじい幸福感を感じます。
 どのような形で他界したとしても、地上世界からの祈りは霊的覚醒を促し、心を隅々まで癒して、死後の世界の人生を歩むための大変大きな励みとサポートになります。祈りの念は、色彩を帯びたロウソクの光のような形で実体を伴って届きます。それは他界した方にとって、地上の愛する人との絆をより強く感じ、感謝の気持ちに満たされる瞬間でもあります。
 今回は、死の瞬間に焦点をあてました。次回はその後に始まる死後の世界の歩みを詳しくお伝えしていきます。 

今日も最後まで希望発見ブログお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,Lani 

参考文献等:シルバーバーチの霊訓(潮文社)、ベールの彼方の生活(潮文社)、インぺレーターの霊訓(潮文社)、これが心霊の世界だ(潮文社・本文交霊の様子を引用)、こころが安らぐ本(大和書房)、こころが満たされる本(大和書房)、私はできる!(サンマーク出版)、すべてうまくいく(角川書店)、人生をもっと幸せに生きるために(河出書房新社)、パワーオブ・ザ・ソウル(JMAアソシエイツ)、コナン ドイルの心霊学(潮文社)、これが死後の世界だ(潮文社)、霊力を呼ぶ本(潮文社)

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