希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

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Welcome to "Kibou-Hakken"blog Looking for HOPE with your spiritual friend,Lani.
希望発見ブログでは、霊的真理(スピリチュアリズム)、瞑想、心の癒し、歴史 、名言、旅行、子育て、エンタメなど様々な分野から楽しく楽観的に生きるための希望を見つけ、ご紹介しています。

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アニータ ムアジャーニさんの臨死体験*死後の世界を垣間見て、奇跡の生還を果たした女性の物語

 一時的に“死”を経験しながら、奇跡的に生還することを臨死体験と呼びます。臨死体験者の数は決して少なくありませんが、その体験により自分を“死”に追いやった病気まで治ってしまうという人は、ごくわずかしかいません。
 シンガポール人とインド人の両親の元に生まれ、香港で暮らしていたアニータ ムアジャーニさん(Anita Moorjani)もその一人です。
 彼女は2006年に、4年間のがん闘病の後に、臨死状態を経験しました。それはアニータさんにとって、それまでの人生観を一変させる出来事でした。
 アニータさんの体験を綴った著書「喜びから人生を生きる!(Dying to be me)」(ナチュラルスピリット)は日本語にも翻訳されました。
アニータさんの言葉です。

はっきり伝えておきたいことがあります。それは私が宇宙や科学の真実を知っているとか、スピリチュアルな指導者であると主張しているのではないということです。また、新しい宗教を始めるつもりもまったくありません。私の唯一の目的は、誰かを説得して信じさせようとすることではなく、ただ助けることです。
『喜びから人生を生きる!』より引用

 アニータ ムアジャーニさんはその瞬間、何を見て、何を感じたのでしょう?そこはどんな世界だったのでしょう?
 いずれ私達全員が経験し、たどり着く世界のお話です。アニータさんの言葉に耳を傾けてみましょう。

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始まりは突然に*癌を宣告されて

 2002年4月26日のことでした。アニータさんは、左肩の鎖骨の辺りにコブのようなものを見つけ、夫ダニーと病院に行きました。
 診察の結果、リンパ系の癌だということがわかりました。ステージ2です。それはアニータさんにとって、とてつもない恐怖でした。アニータさんの親友ソニさんと夫の義弟が癌で亡くなっていたからです。
 伝統的なヒンドゥー教の家庭とキリスト教の学校で育ったアニータさんは、まず東洋的な自然療法(ヨガ、アーユルヴェーダ、催眠療法、瞑想など)で、病気と闘う決意をします。実際にインドに渡り、ヨガマスターに指導を受け、体調が劇的に良くなりました。
 しかし、自宅のある香港に戻った時、周囲の人達から自然療法に懐疑的な目を向けられたことで、深い戸惑いと共に周囲の声を受け入れ、自然療法をやめてしまいます。すると、体調は悪化していきました。
 癌発覚から4年後の2月2日、アニータさんは昏睡状態に陥りあらゆる臓器が停止し、病院に緊急搬送されました。その前日の朝、こんな風に思っていたそうです。

私がいなくなっても世界は存在し続けるんだわ。だから心配することは何もない。なぜかわからないけれど、とてもいい気分。こんな感じは本当に久しぶりだわ。『喜びから人生を生きる!』より引用

 

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怖くて仕方がなかった“死”の始まり*その時感じたこととは?

 アニータさんは病院に運ばれた時、すでに意識が遠のいていくのを感じていました。臨死状態になっていたのです。しかし、これは多くの臨死体験者が語ることですが、身体の五感は働いていなくても、まるで新たな知覚が芽生えたかのように、周囲の人の言動や思っていることまで、あらゆることを非常に鋭く感じ取っていました。
 人の“思念”を読み取ることができたのです。自分の体に懸命に処置を施してくれる医療チームの緊迫感を感じ取ると同時に、夫や母親の心を全て見透しているかのように深い悲しみと恐怖、絶望をはっきり感じていました。
  次第に意識が拡大し、自分に会うために何千キロも離れたところで飛行機に乗っているお兄さんの「早くアニータのところへ行きたい」という切迫感と心配も感じ取ります。
 この時、家族の思いとは裏腹に、アニータさんはもはや自分の体に何の愛着も感じていません。それどころか、これまで4年に渡る苦しみから解放されたことに、“自由”を感じていました。

私は、自由で、解放された、とてもすばらしい気分でした。苦しみや痛みや悲しみも、すべて消えていました。もう何も私を妨げるものはなく、こんな風に感じたことは、人生で一度もありませんでした。『喜びから人生を生きる!』より引用

 

“死”の中へ*愛する父・親友との再会と本当の自分を発見。

アニータさんは地上の感覚からどんどん引き離されていくのを感じます。空間や時間の感覚がないのです。今までの人生では体験したことのない、自由や開放感、幸福感、至福感を感じます。
 彼女はそれまで「死=恐怖」だったのが、「死=“愛”」だということを確信します。
  そして、アニータさんはそばに10年前に亡くなった父と3年前に癌で亡くなった親友のソニさんがいることに気づきました。二人の愛に優しく抱きしめられるように包まれ、アニータさんは心から安堵を覚えると同時に、二人が病気の最中もずっと見守っていてくれたことを知ります。
 父との会話は、言葉ではなく感情で行われました。何度か当ブログでもお伝えしましたが、死後の世界は思念の世界であり、思っていることが相手に伝わり、また相手の感情も受け取ることができます。
 父と親友との再会を果たし、深い愛に満たされたアニータさんは、人生に対する深い洞察を得ます。
 その中の最大のものは、誰かに愛されるには努力する必要があると思っていたけれど、それは真実ではなく、ただ“私”という人間が存在する、それだけで、何か特別なことをする必要もなく、愛のこもった思いやりを受けるに値するのだ、という気づきです。
 自分という存在は無条件に愛されている存在だ、という真実はアニータさんにとって大きな心の安らぎでした。そして、以下のことも死後多くの方が感じることですが、自然界に存在する全てのものが皆、つながっているのだ、ということを知りました。
 さらに、癌になった原因は、アニータさんの場合それまでの人生で抱いてきた多くの恐れという感情が起因していたことに気づきました。

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 決断の時*進むのか、戻るのか

  アニータさんはお父さんに、「今はまだここに来るべき時じゃない。でも、一緒に行くか、身体に戻るか、自分で決めなさい」と言われ困惑します。
 なぜならアニータさんの心は喜びや幸福感で満たされており、長年病に侵されてきた自分の体には二度と戻りたくなかったからです。父親と次の世界へ進めば、ずっとその幸福感は続きます。
 しかし意識を夫や母親、兄に向けた途端に3人が深く悲しむ様子を感じとりました。そして、病気になった原因が分かった以上、戻っても医師が説明できない程病状が急激に回復するだろうとアニータさんは思い、戻る決心をします。
 さらに、自分にはまだ達成してない人生の目的があると感じます。それはたくさんの人を助ける、という使命感です。
 “死”から戻る直前、アニータさんは父親と親友ソニさんからこのようなメッセージを受け取ります。

自分が本当は誰かという真実を知ったのだから、もう1度身体に戻って、今度は何も恐れずに思い切り、生きなさい!『喜びから人生を生きる!』より引用

 

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 その後のアニータ・ムアジャーニさん*シンクロニティに導かれて

  意識を取り戻したアニータさんが家族の感涙に包まれたことは言うまでもありません。その後三日間で、医師がカルテにどう書いたらいいのか迷うほど癌は小さくなりました。
 しばらくして癌は完全に消え、病院へ運ばれてから5週間後の3月9日に、アニータさんは退院しました。
 アニータさんは退院後、自分と同じ体験をした人がいないか調べてみると、実に多くの人が臨死体験を経験し、しかも向こうの世界で感じたことや学んだことが、自分のそれと非常に類似していることを知りました。
 それは、みんなつながっていること、自分という存在は無条件に愛されていること、先に亡くなった愛する人達は、ずっと自分を愛し見守り、助けてくれているということです。そして、人の本当の姿は、性別、国籍、人種、宗教、地位的なことなどあらゆるものを越えた存在であり、信じようと信じまいと、私達は皆、霊的(スピリチュアル)な存在だということです。
 アニータさんは、自分の気持ちに正直に、悔いのないよう生きよう、と新たな人生を歩み始めます。
  最初に、アニータさん自身も自らの臨死体験をネット上に投稿します。
 次にアニータさんは本の執筆にとりかかります。しかし、周囲の人には出版は無理に決まっていると言われアニータさんもどうしたら出版してもらえるのか、悩みます。
 そんな時にスピリチュアル系出版社ヘイハウス(HayHouse )から連絡がアニータさんの元に入ります。ヘイハウスは下の記事でご紹介したルイーズ ヘイさんが創設した会社です。

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  そしてアニータさんの臨死体験談を読み、是非会いたいとヘイハウス社を通して連絡した人が世界屈指のスピリチュアル ティーチャーでもある、ウエイン ダイアーさんです。それはくしくも、アニータさんの誕生日の出来事でした。この方です。

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師の志を受け継いで伝えたいメッセージ“Love yourself.”

  ウエインさんは、自身の著書にアニータさんの体験談を引用し、パーソナリティーを務めるヘイハウスラジオ(Hay House Radio - Radio For Your Soul)にて、アニータさんのことをよく話していました。
 それを知ったアニータさんは、思い切って相談者の一人として香港からウエインさんの番組中に電話します。ウエインさんは驚きと喜びでアニータさんからの連絡に感謝します。 番組終了後も2人は話し続け連絡先を交換しました。
 ウエインさんは、アニータさんを自身の講演にも招き、臨死体験の話を多くの聴衆の前で話してもらいました。私はウエインさんが壇上に上がったアニータさんを温かく抱きしめたところを見た時、心から感動しました。
 アニータさんに新たな人生を歩む道筋をつけたウエインさんは、2015年8月29日にお亡くなりになりました。
 恩人の志を引き継ぐかのように、アニータさんはかつてウエインさんがしていたように、現在は執筆・講演活動を行う傍らヘイハウスラジオにて、自分の番組を持ち多くの相談者の質問に答えています。
 私はアニータさんの番組を時々聴いています。一人一人の相談者に大変丁寧に優しい口調で話す様子がとても印象的です。
  かつて自分を誰かに認めてもらいたい、愛されたい、と願うあまり、本心は“ノー”でも“イエス”とばかり答え、自分を偽り、人生を恐れてきたアニータさんが臨死体験後に伝えるメッセージはとてもシンプルです。
 それは、“Love yourself.自分を大切にすること。自分を無条件に愛すること。心に留めておきたいことです。
 またアニータさんは、人生の本当の喜びや幸せは、自分を愛し、自分の心に従い、ワクワクすることをしている時に見つけられるとおっしゃっています。
 興味ある方は、アニータさんの著書を読んでみて下さい。臨死体験で得る教訓は、多くの人が共通する部分と、一人一人独自に得る教訓があります。皆、それぞれの霊的な成長の道を歩んでいるからです。
 この著書もあくまでもアニータさんの考え、体験ですが、人生に対する新しい洞察を得ることができ、視野を広げてくれます。
 今日も希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
 Your spiritual friend,ラニ