初恋の記録
8歳の息子が今年の1月から日記を始め、今日まで書き続けています。1年間こうして書き続けてくれて、書くことを愛している親としてはとても嬉しいです。
彼はいつもお風呂上りにパジャマに着替え終えると、その後、机に向かってせっせと書いています。
いくら息子の日記でも、もちろん勝手に見ることはしません。そしてその必要もありません。なぜなら「ねぇ、聞いて聞いて!」とよく書き終えた直後に読み上げてくれるから!
先日はなんと、「好きな子ができた!」
へぇー、よかったね。好きな子ができると学校に行くのが楽しみになるよね、と微笑ましく思います。
どんな子か尋ねると、4月にとったクラス写真を持ってきて、この子!とショートカットのかわいい子を指差しました。勉強ができて優しい子だけど、実は陰で先生のことを毒づくギャップの激しい子なんだそう。そこが面白いとか。
自分の正直な気持ちを日記に綴りつつ発表してくれる息子が、もっと大きくなっても、いいことも悪いことも何でも話せるような親でいたいとふと思ったりします。
いつか彼がもっと文章を読めるくらい大きくなって、人生の困難に心折れそうになった時・・・、離れて暮らしていても、いつか自分がいなくなっても、希望発見ブログが心の拠り所になる場所であって欲しい、そうあるよう全力で書かないと、と取り留めのない空想を膨らませながら今書いています。
3年日記ってこんな感じ
彼が書いているのは3年日記(博文館新社)というもので、中を開けるとこんな風になっています。
この日記帳は大人用で元々子育て記録用に息子が生まれてから毎日彼の成長記録を書き綴ってきたのですが、息子がそれを見て、「ボクも書きたい!」と言ったので、色違いをプレゼントしたのです。
去年の今日は何していたか、2年前の今日は何を想っていたのか、ということが一目瞭然でわかります。息子も来年の今頃、自分の“初恋”を見返して何を想うのでしょう。
以前もお話したのですが、彼は自作の小説を書いています。書くことが大好き。読むことも大好きで、少しでも暇があれば、ひたすら本を読んでいます。
そういうところは私によく似ています。学校でパソコンの授業も始まったことだし、いつかブログを書く日もそう遠くはないかもしれません。
この3年日記、こんな商品です。
たくさん書きたい!という方には物足りないと思います。忙しくても、書く気のない時でも少しでも自分の気持ちを書き留めておきたい方や、3年間の自分の気持ちや出来事を振り返りたい方はお勧めです。
ソフトカバーでサイズは幅13.2×高さ18.8×厚さ1.2です。色は画像にあるミントの他、ピーチ、ライム、ブラック、ワイン、マンゴー、ラズベリー、ゴールドがあります。価格はアマゾンで2000円ほど。
3年も使うものですから、興味ある方は一度書店で実際に手に取ってみることをお勧めします。
はてなブログで執筆されている吉岡果音さんも先月の記事で3年日記について書いていて、思いを綴っていらっしゃいました。同じ日記帳でした。吉岡さんは無料小説サイトに毎週日曜日にファンタジー小説を投稿されていて、私は毎回楽しませていただいています。
小説サイトはこちらです。「天風の剣」とても面白いです!
https://ncode.syosetu.com/n7922fk/1/
書くって楽しい!書くことが心の力になる
書くことは、自分の本当の気持ちを知る最高の方法です。
私の息子は学校ではちょっと“優等生”タイプだけど、家では“芸人タイプ”の明るい子。このギャップは大人になるともっと大きくなり、自分の気持ちを押し殺したり、人の気持ちばかり優先したり、時には自分以外の人になろうとしてしまいます。
いろんな人の価値観に触れるうちに本当の自分を見失ってしまうのです。
だからこそ、書く。どんなときも、書く。
書くことは瞑想と同じで、いつだって自分のありのままの素直な心を“聞く”行為です。だから書いていれば、自分を見失うことはありません。
まるで自分の心に高精度カメラのレンズを向け、写真を撮るように、書くことによって人生のあらゆる瞬間の心の状態、それも嘘偽りのない本当の自分を知ることができます。
それに付け加え、書くことで感情や思考をはきだし、整理できます。書いているだけで、今まで気づかなかった気持ちに気づいたり、思いもよらぬアイディアが湧き上がってくることもあります。
書き続れば確かに感じること、それは書くことには“癒し”の力があるということです。
日記のいいところは、その時の気分に関わらずいつでも書けばいいところですね。嬉しい時、楽しい時、悲しい時、悔しい時、感謝の時、いつ書いてもそれが“正しい”時です。
まだ日記を始めていない方は、是非日記を。
まだブログを始めていない方は、是非ブログを。
全ての方に書く習慣はお勧めです。
今日も希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend,ラニ