『空想は知識よりも重要です。知識には限界がありますが、想像力には限界がありません』(アルバート アインシュタイン)
空想とは、心の目で見た景色の中に、情熱や幸せを感じること
昨日、思考にはエネルギーがあるという記事を書いたので、その流れで今日は空想に焦点を当てたいと思います。
皆さんは普段、空想を楽しんでいますか?心にどんな未来図を描いていますか?中には人には絶対に言えないような空想をしている人もいらっしゃることでしょう。いや、それが本来の空想かもしれません。人のことは一切気にせず、自分の心に全てのエネルギーを注ぎ込む行為が空想です。せっかくエネルギーを使うなら、空想は常に明るいものでありたいですね。
アメリカ人のジョン ホランドさんという方の本を読んでいたら、本を出版するという夢を叶えるために、毎日のように自分が書いた本が書店に並んでいるところを想像していた、と書いてありました。それも、本の色やサイズ、表紙、自分の名前やタイトルが書かれた背表紙まで思い浮かべるという、究極の空想です。思考のエネルギーを現実化した素晴らしい例ですね。
空想とは、ただ単に何かをイメージすることとは違います。それがあたかも実現したかのように心の目で景色を眺め、心から湧き上がる喜びや幸福を感じることをいいます。
人類の発展は空想により成り立ってきたと言っても過言ではないかもしれません。車も、飛行機も、スペースシャトルも、インターネットも、iPadも、発明者の明確なヴィジョンなくして生まれたでしょうか?きっと彼らは、空想の中でそれがあたかも実現しているかのような喜びや幸せを、夢が実現する前に感じていたはずです。
空想の効能*自由、願望、リラックス、直感
『一番大切なのは、心の声や直感に従う勇気をもつことです』
(スティーブ ジョブス)
『空想』それは私達の想像力が行きつくところ。その世界で私達は、完全に自由になることができ、何もかもが可能です。心を縛るものが存在せず、ありのままの自分でいることができる、とても大切な場所です。
煩わしい社会的観念も、縛られがちな他人の価値観も、入り込む余地はありません。心が自由であることは、とても尊いことです。
私達は普段、人の気持ちにとても敏感です。他人が自分をどう思うか、人から見た自分の評価は何なのか、現在の自分の立ち位置はいったいどこなのか、常に心は恐れや緊張を強いられがちです。
私達は社会の中でありのままの姿でいることを拒み、本当の自分を隠してしまう傾向があります。それは、とてもつらい生き方なのです。
不安や恐怖に莫大なエネルギーを使ってしまうと、本当にやりたいことやなりたい自分になる気持ちが骨抜きになり無気力化してしまいます。そうなると、自分が人生に何を望んでいるのかもわからなくなります。
だからこそ、ありのままの自分でいられる空想をする時間を持つことは、とても大きな意味があります。
空想という自由な世界では、私達はあらゆる不安や恐怖から解放され、完全にリラックスできます。すると、私達の心は最強の状態を取り戻すことができるので、自分の本当の姿を発見し、心から望むことを知り、新たな願望や夢の実現に必要な直感やアイディアを得ることができます。それが、空想の素晴らしさです。
空想を味方に*もっと遊んで、もっと笑って
『空想力』という言葉があるのか知りませんが、私達一人一人の思考にはとても力があるので、空想は決して軽く見てはならないものです。空想には力強いパワーが秘められているので、恐れを信念に変えてくれる場所でもあります。
空想によってもたらされる希望に満ちた信念は、私達の心と体に活力を与えてくれます。空想に使うエネルギーと時間は、決して無駄になることはありません。
できるだけ明るい明日を思い描いて、空想を楽しみましょう。毎日の生活の中に、自分自身にもっと笑うことや喜ぶことを許し、受け入れましょう。
何も考えずに空想するのと、空想の効能を知ってするのとでは、効果が違ってきます。空想をどんどん楽しみ、心の中で描いた夢や希望は必ず叶うのだと力強い信念を持ち、毎朝を無限の可能性に満ちた一日の始まりとして迎えましょう。
今日も希望発見ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend ,ラニ
冒頭の言葉でご紹介したアルバート アインシュタインのことも書いています。