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希望発見ブログLooking for HOPE 

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

霊的真理(スピリチュアリズム)、瞑想、歴史、名言、旅行、子育て、エンタメ、人間関係。様々な分野から、人生の希望を見つけるブログです。

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自然と共に*人々を魅了し続ける神道と神社

 昔も今も、また未来においても変わらないことがある。
そこに空気と水、それに土などという自然があって、人間や他の動植物、さらには微生物にいたるまでが、それに依存しつつ生きているということである。

自然こそ、不変の価値なのである。

人間は、自然によって生かされてきた。
古代でも中世でも自然こそ神々であるとした。このことは、少しも誤っていないのである。歴史の中の人々は、自然をおそれ、その力をあがめ、自分の上にあるものとして身をつつしんできた。

自然へのすなおな態度こそ、21世紀への希望であり、また君たちへの期待でもある。

(司馬遼太郎 21世紀に生きる君たちへより抜粋)

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イタリアの中の独立国*サンマリノ共和国

 最初に、わけあって日本の外に飛び出したいと思います。
イタリアの中にある独立国といえば、バチカン市国が思い浮かびます。バチカン市国は世界で最も小さい国で、国全体が世界文化遺産に登録され、カトリックの総本山です。
 イタリアの中にはもう一つ独立国があるのをご存知ですか?北東部にあるサンマリノ共和国です。

 サンマリノ共和国は世界最古の共和国で人口約36000人。国会に値する大評議会があり、そこで選ばれた2人の執政(=大統領)と10人の評議員が選ばれ政治を行います。独裁政権をふせぐために、半年ごとに執政は変わり、この政治体制は900年前から変わりません。
 ナポレオンがイタリアを占領した際、イタリア国内にあった多くの独立国は取り潰されたそうですが、サンマリノ共和国はその危機から免れたそうです。

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駐日大使マンリオ カデロさんの思い*サンマリノ神社

  さて、そんなサンマリノ共和国にはなんと神社があるのです。その名もサンマリノ神社。2014年6月に、東日本大震災の犠牲者を追悼するために創建されたそうです。サンマリノ神社は、日本の神社本庁から認められた本格的な神社で、この神社の創建に尽力したのが、駐日大使のマンリオ・カデロさん。
 マンリオ・カデロさんの著書『だから日本は世界から尊敬される』にはカデロさんの天皇・皇后両陛下を心から尊崇する気持ちや、神道に魅了されていることなど、日本と日本人への熱い思いが伝わってくる本です。

  海外の人の視点から見た日本を知ると、普段私達が気づかない日本の素晴らしさを教えられることがあります。
 カデロさんは著書の中で、日本人が古代から自然を大切にし、自然の中の神々に社会の発展を祈り続けきたことに触れ、神道と深いつながりのある日本人の素晴らしさをたくさんあげています。
  たとえば、「いただきます」と「ごちそうさま」。そこには食に宿る生命=神への感謝、料理をしてくれた人への感謝がこめられ、世界的に稀に見る風習だと言っています。
 すごいなと思ったのは、カデロさんは敬虔なカトリック教徒にも関わらず、神道に魅了されていることです。魅了されているどころか、神社本庁から公認を受けた、本物の神社を母国に創建してしまうというところに、カデロさんの神道への心酔ぶりが伺えます。
 カトリックは一神教、神道は自然に神々があるとし、森羅万象に八百万の神を見いだす多神教です。それは逆に言えば、神道のとてつもない懐の深さが、外国の方をも魅了するのだと思います。

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神道が伝えるもの*変わらないこと、変わったこと

 神道には教祖もいなければ、教義もありません。神道は時代の流れと共に、その性質を少しずつ変えてきましたが、それは人間が関わる以上仕方のないことであり、順応してきたとも言えます。
  6世紀には仏教が伝来し、お互いに影響を与えながら、発展を続けます。明治時代になると、国家神道なるものができあがります。
  神道は『道』という言葉を使います。『神教』とは言いません。道とは、人間のありのままの姿、私達一人一人の自由意思を表しています。神道は徹底的に、人々の良心を信じている宗教で、例えば人の過ちを責めるようなことはしません。他宗教を決して排撃せず、温かく受け入れます。そして古来より変わらないところは、『人々が生命力に満ちた楽しい暮らしをすることを最大の善とする』という人々の心の豊かさを願う本質があり、そんな温かい神道の息吹が、長年、日本を包み込んでいます。
  現代に生きる私達は、神社で商売繁盛や合格、健康祈願などありとあらゆることを祈ります。でも、元々神道では個人の現世利益を願う習慣はなく、神はあくまでも自然の恵みを与えるものされていたのです。
 現世利益的な考え方は、6世紀に日本に伝来した、仏教の影響を受けたと思われます。現世利益を約束する薬師如来は現在も多くの人々に厚く信仰されています。仏教にも元々、現世利益的な考えや仏像さえもないのですが、そこは人間と宗教の関係の中で、発展していった結果なのでしょう。
 もう一つ神道が仏教の影響を受けたもので元々なかったものは社殿です。自然の中のあらゆるところに神々を見いだし敬ってきた古代の人々は、そこが山であれ木であれ岩であれ、その場所を清め、みだりに足を踏み入れぬことによって、神聖な場所であるとしました。
 現在ハワイにも古代信仰は息づいていて、人が土足で簡単に入れないような場所がいくつもあります。同じような場所はケルト文化を継承するアイルランドにも見られ、古代信仰は、国や地域が違っていても、とても似ている部分があります。
  神道の起源を思うと、現世利益だけを神社にお願いしに行くのは、本来の神社のありかたからかけ離れている気がします。とはいうものの、何百年も前から始まっている風習なので、今更仕方のないこともかもしれませんが、自然の恵みに感謝することこそ神道の本来のあり方なら、神社で参拝する際は人生で与えられている全てにまず感謝を捧げることが大切なのだと思います。もちろん、これは私一個人の考えです。

神社についてもっと知ろう!きんぎょさんのブログの紹介

 神社のブログと言えば、きんぎょさんの『鹿児島の神社に出かけよう!』。鹿児島の神社を中心にグルメ、家族風呂等紹介されています。私は鹿児島が大好きで過去に何度か訪れています。
 きんぎょさんにお会いできたのも、温かい鹿児島の人々を見守り続ける神様のおかげに違いありません。

www.gosyuinn.work

  今日も希望発見ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend, ラニ