希望発見ブログLooking for HOPE 

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

霊的真理、瞑想、留学、子育て、歴史、エンタメ、人間関係。様々な分野から、人生の希望を見つけるブログです。

言葉の力を心の力に*名言集【司馬遼太郎*竜馬がゆく】

Akagane-mon

『世の中の 人は何とも言わばいへ 我がなすことは 我のみぞ知る』

 言いたいことがあるなら、何とでも言えばいい。自分がこれから成し遂げることは自分だけが知っている。
 誰かにネガティブなことを言われたり評価をされても、自分を信じることだけは忘れてはいけないな、とこの歌に接する度に思います。
 この歌は坂本竜馬が19歳の頃書いたものと言われています。19歳と言えば、竜馬が初めて黒船を見た年です。彼は子供の頃、おねしょがなかなか治らず、泣き虫だったそうです。また、勉強ができないことをバカにされたこともあり、ひどい劣等感の持ち主でもありました。そんな青年の心の中にも、マグマのような熱い闘志があるのがわかります。人に何と言われようが、彼は自分自身に一番期待をしていたことが伺えます。

 のちに『維新史の奇跡』と呼ばれるまでになった坂本竜馬は、わずか三十数年の人生の中で、数多くの不可能を可能にしてきました。竜馬に出会った人は、皆彼の人間性に惚れこみ、この人のためなら、と命をも掛けて共に行動します。それは竜馬がいつも無私の人で、非常に思いやり深かったからだと『竜馬がゆく』読んで知りました。
 人が集まることで、自分の計画が何倍も深みを帯び、次々と実現していくのです。
 竜馬の師匠でもあった勝海舟にものちに「薩長連合、大政奉還、あれは全部竜馬が一人でやったことだ」と言わしめました。
  彼は日本で最初の貿易商社・亀山社中(後の海援隊)をつくり、貿易事業にも乗り出し、同時に海軍の役割を持たせ、株式会社の祖とか日本海軍の祖とも呼ばれました。徳川幕府を打倒するため、犬猿の仲だった薩摩藩西郷隆盛長州藩桂小五郎と会わせ、あらん限りの手を尽くし、両者の利害を一致させることで薩長同盟を結ぶことに成功します。

 彼は剣の達人であっただけでなく、非常に優れた交渉人であり、リーダーであり、経営者でした。
   坂本竜馬が亡くなったのは、大政奉還が行われた1ヶ月後です。私は2度行きましたが、京都の東山にある竜馬のお墓を、今も訪れ手を合わせる人が後を絶たないそうです。それは、型にはまらない彼の生きざまや、勇気と行動力を兼ね備えた人間性に、多くの人が魅了されずにはいられないからだと思います。
 司馬遼太郎さんの小説『竜馬がゆく』(文集文庫・全8巻)では、そんな一人の男の冒険心あふれた一生がいきいきと描かれ、読む人に勇気と希望を与えてくれます。今回はそんな素晴らしい本の中から、心に突き刺さった言葉の数々をご紹介します。

 『旅は人生を教えてくれる』

『強くなろう、と思った。自分を強くし、他人に負けない自分を作りあげてからでなければ、大事は成せまい』

『学問も大事だが、知ってかつ実行するのが男子の道である』

『事を成就するのはその人間の弁舌や才知ではない。人間の魅力なのだ』

『義理などとは夢にも思ふことなかれ。身をしばるるものなり』

『恥ということを打ち捨てて、世のことは成るべし』

『歴史こそ教養の基礎だ。歴史は人間の知恵と無知の集積である』

『人の命は事を成すにある。死を怖れていては大事は成せぬ』

『議論はしない。議論などはよほど重大な時でないかぎりしてはならぬ。もし議論に勝ったとせよ。相手の名誉を奪うだけのことである。通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方をかえぬ生き物だし、負けた後持つのは恨みだけである』

『人間に本来上下はない。浮世の位階というのは太平の世の飾りものである。事を成さんとすれば、智と勇と仁を蓄えねばならぬ』

『世に生を得るは事を成すにあり』

『人間、好きな道によって世界を切り開いていく』

『相手を説得する場合、激しい言葉は使ってはならぬ』

『慎重もいいが思いきったところがなきゃいかん。慎重は下僚の美徳。大胆は大将の美徳』

『人間、望むものだ。全く望まねばならんものだ』

『失望はしない。ネエルギーのある男というのは、行動目標に不自由しないものだ』

『事を起こさねば現状はぶち破れぬ。要は事を起こすことにあり。その成否までを考えるべきではない』

『生あるかぎり理想を持ち、理想に一歩でも近づくべく坂を登るべきである』

『人の世に道は一つということはない。道は百も千もある』

『「一生」男女の間でこれほど重い言葉はない』

『どんなことでも周到に考え抜いた末に行動し、困らぬようにしておく。それでもなお窮地におちた場合でも、“困った”とは言わない。困ったと言ったとたん、人間は知恵も分別もでないようになってしまい窮地が死地になり、活路が見出されなくなる』

『われ死する時も命を天にかえし、高き官にのぼると思いさだめし 死をおそるるなかれ』

『何事も天だ、と大きなものから受けている恩恵を想う』 

 新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend, ラニ