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希望発見ブログLooking for HOPE 

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

霊的真理(スピリチュアリズム)、瞑想、歴史、旅行、子育て、エンタメ、人間関係。様々な分野から、人生の希望を見つけるブログです。

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『実話』を元にした映画*クリント イーストウッド監督作品

 クリント イーストウッド監督は、1930年5月31日生まれで、現在88歳です。自分が80代とは思っていないから、80代がどんな感じがわからないと語る彼は、今も尚、現役の映画監督、俳優、プロデューサーとして第一線を走り続けています。イーストウッド監督は『超越瞑想』という瞑想法を40年以上実践していて、瞑想を10年以上実践している私は、勝手に親近感を抱き、イーストウッド氏の生き方、考え方を知れば知るほど、尊敬せずにはいられない存在になっています。
  
 イーストウッド監督作品は、実話を元にした映画がたくさんあります。日本人に最もよく知られているのは、『硫黄島からの手紙』(2006年)ですね。アカデミー賞作品賞にもノミネートされました。
 戦争映画は、誰もが自分の国を正当化し、主人公をヒーロー視したくなるものですが、アメリカ側の視点で描いた『父親達の星条旗』とセットで、日本側の視点からも戦争を描くという、いまだかつて誰も挑戦したことがなかったことをイーストウッド監督は成し遂げました。
 今回は、そんな勇敢なイーストウッド監督作品の中から、『硫黄島からの手紙』に勝るとも劣らない7つの実話を元にした映画をご紹介します。

Clint Eastwood

『運び屋』(2018)

 瞑想をし、緑茶も愛飲するというイーストウッド監督最新作は『運び屋』。八十代で麻薬の運び屋となったレオ シャープ(1924-2016)という方を題材にした作品です。イーストウッド氏は監督だけでなく、自ら主演を務めています。主演を務めるのは、2012年公開の『人生の特等席』以来。日本でも3月8日より公開が始まっています。ブラッドリー クーパー、ローレンシュ フィッシュ―バーン、アンディ ガルシアらが脇を固めています。詳しくはこちらを。
映画『運び屋』特報【HD】2019年3月8日(金)公開 

『15時17分、パリ行き』(2017)

 まだ記憶に新しい2015年8月21日に、乗客554名を乗せたアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリス車内で起きた銃乱射事件を元にした映画です。この映画の主人公は、その時犯人に立ち向かった3人のアメリカ人(内2人は軍人)。3人は幼馴染でヨーロッパ旅行中でした。
 この映画の全編が見どころの理由は、何と実際に犯人に立ち向かった3人が本人役で主演を演じたこと。イーストウッド監督のすごい発想ですね。自分の人生をイーストウッド監督が演出してくれるというのは、どんな気分でしょう。3人の演技は素人とは思えないほど、とても自然です。
 また、3人は子供の頃、『問題児』とされていて、親の苦労の大変さが伺えます。そんな3人が大人になり、多くの乗客の命を救うべく、勇敢に武装したイスラム過激派の犯人に立ち向い、事件を未然に防ぎました。シングルマザーのお母さんが、子育てに苦悩しながらも、いつも子供の味方でいる様子も描かれていますが、本当に誇りに思ったことでしょう。
 映画では描かれていませんが、この事件発生時、車掌さんは車掌室に鍵をかけて、閉じこもってしまったそうです。犯人は武器弾薬を持って武装していただけに、3人が立ち向かわねば、本当に危うい事件でした。「 自分がもしその場にいたら、どうするだろう」実話の映画を見ると、そんなことを考えさせられます。

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ハドソン川の奇跡』(2016)

  トム ハンクスが機長のサリーを演じ、副機長にアーロン エッカート、サリーの妻役にローラ リニーと名優中の名優が出演しています。
 この映画は2009年1月15日、午後3時30分ごろに起きた、ニューヨーク発シアトル行きのUSエアウェイズ1549便が、バードストライク(エンジンに鳥を吸い込む)に遭い、離陸からわずか5分でハドソン川に不時着した航空事故の様子を描いています。『奇跡』と呼ばれるのは、乗客乗員155名全員が無事に生還したからです。
 なぜ、機長のサリーはハドソン川への不時着を選んだのか。その判断は本当に正しかったかったのか。最後の最後まで、目が離せない映画です。
 ちなみに、サリーの妻役を演じたローラ リニーさん。イーストウッド監督の作品は、1997年の『目撃』、2003年の『ミスティック リバー』に続き3度目の出演です。『目撃』ではクリント イーストウッドの娘役を演じ、この時、監督でもある彼から『カメラの前ではとにかくリラックスすることが大事だよ』とアドバイスをもらったそうです。以来、そのことを演じる時に大切にしているそうで、現在は舞台、ドラマ、映画でひっぱりだこの名女優さんです。役者さんに怒気を発し、プレッシャーを与え続ける監督はたくさんいますが、イーストウッド監督が誰からも尊敬され、役者さんから何度でも出演したい、と口をそろえて言われる所以は、ここにありそうです。『リラックスしてこそ、人は本領を発揮できる』のでしょうね。


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アメリカンスナイパー』(2014)

 イラク戦争に4度従軍した米軍特殊部隊SEALS所属のスナイパー、クリス カイル氏の自伝を元にした映画です。彼は米軍史上最多の160名もの命を奪い、仲間からは英雄・伝説と呼ばれ、敵からは悪魔と呼ばれ多額の懸賞金がかけられます。
 主演を演じたブラッドリー クーパーはクリス カイル氏を演じるために、肉体改造を断行(18キロ増)し、細かな癖まで自分のものにし、屈強のスナイパーなりきり、熱演しています。
  クリント イーストウッド監督は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になった退役軍人に超越瞑想をすすめる活動を支援している方でもあり、この映画をつくる際も「戦争が人間に与える影響を描きたかった」と語っています。
 映画ではクリス カイル氏が、軍人としての責務と夫としての責務、この2つの重圧に立ち向かいながらも、戦争の影響により心の内部から崩壊していく様が克明に描かれています。また、夫が心を崩壊させていく中、一人育児に奔走し、戦地に行き来する夫を思い、何度も不安の極致に達する奥さんのタヤ カイルさんの動揺も描かれ、あまりにも過酷な現実に、何度も胸がふさがる思いがしました。
  戦争によって人生を翻弄され続けたクリス カイル氏の一生は最後まで劇的でした。2013年、2月2日、テキサス州郊外にある射撃場で撃たれ、38年の人生に幕を下ろしました。それは、この映画の脚本の完成から数日後のことでした。


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『 ジャージー ボーイズ』(2014)

 1960年代に活躍したロックバンド『フォーシーズンズ』の軌跡を描いた作品で、元々は2005年にミュージカルとしてブロードウェイで上演された後、世界中で大ヒットをし、翌年にはトニー賞を受賞した作品で、イーストウッド監督が映画化しました。
 不良だった若者たちが、音楽に出会ったことで生き甲斐を見つけ、スターダムにのし上がります。映画ではその背後にある、仲間や家族との絆、さらにマフィアとの関係などが描かれ、音楽以外の見どころも満載です。1950~60年代のアメリカの時代背景も理解でき、誰もが楽しめる映画だと思います。歌ったり踊ったりできる人って本当に羨ましいな、と感じます。
 クリント イーストウッド監督は、音楽への造詣がとても深く、自身の監督作品である『ミスティックリバー』などで、音楽も担当しています。だからこそ、ミュージカル映画まで撮ることができるんですね。


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『J・エドガー』(2011)

 レオナルド ディカプリオが伝説のFBI初代長官、ジョン・エドガー・フーヴァーを演じています。イーストウッド監督は当初、別の俳優を主役に考えていたそうですが、ディカプリオが自ら名乗りでたそうです。
 J・エドガーは、1924年に長官に就任して以来、1972年に亡くなるまで、約50年間、長官の椅子に座り続けた人です。歴代8名の大統領に仕え、FBIを近代的な捜査機関に育て上げました。ただそれだけに、権力が一人の人物に集中しすぎた、という声も当然あります。
 この映画のイーストウッド監督のインタビューで印象に残っている言葉があります。
「作品をつくる時、必ず全てうまくいくと信じています。信じ切らないとだめです」
 名声があるからいい作品を生み出し続けることができるわけではなく、『必ずうまくいくと信じ切る』そうやって確固たる信念の元、自分を信じてやり通しているからこそ、スタッフや役者に大いなる尊敬を受け、高評価を得る作品を作り続けることができるのかな、と納得する思いでした。
 自分が自分を信じずして、いったい誰が自分のことを信じてくれるというんだい?そんなメッセージが、イーストウッド監督のインビューにこめられている気がしました。

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インビクタス・負けざるものたち』(2009)

 実話を元にした映画の中でもこの映画は、特に高く評価されていると思います。実話だからこそ、他の映画とは全く違う深みがあり、感動があります。この映画の主人公はモーガン フリーマン演じるネルソン マンデラ氏。過酷な人種差別政策・アパルトヘイトに立ち向かったことで知られています。マンデラ氏は、1990年に27年にも及ぶ投獄生活の後、南アフリカ共和国初の黒人大統領になります。
 マンデラ氏は自分にひどい仕打ちをした白人に対して、報復するのではなく、許し、協力を求めました。また、当時ほとんど白人メンバーで構成されていた同国のラグビーチームは、人種差別の象徴として見なされていましたが、マット デーモン演じるキャプテンのフランソワ ピナールに協力を求め、人種融合の象徴として生まれ変わらせます。
 以下は映画内のマンデラ大統領の言葉です。胸に沁みました。

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マンデラ大統領の言葉

 私を覆う漆黒の夜
 鉄格子に潜む奈落の闇
 どんな神であれ感謝する
 我が負けざる魂に
 無惨な状況においてさえ
 私はひるみもしなかった
 運命に打ちのめされようと
 血を流そうと
 決して頭は垂れまい
 激しい怒りと涙の彼方には
 恐ろしい死だけが迫る
 だが長きにわたる脅しを受けてもなお
 私は何一つ恐れはしない
 門がいかにせまかろうと
 いなかる罰に苦しめられようと
 私は我が運命の支配者
 我が魂の指揮者なのだ

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
   Your spiritual friend, ラニ