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希望発見ブログLooking for HOPE 

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。

霊的真理(スピリチュアリズム)、瞑想、歴史、旅行、子育て、エンタメ、人間関係。様々な分野から、人生の希望を見つけるブログです。

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『幸せの基準』1人旅を愛する女性『ゆり子』

 こんばんは。ラニです。
 今日、友人が4人、遠方から遊びに来てくれました。その中に『ゆり子』という名の30歳ぐらいの女性がいます。1人で海外へ行くのが大好きで、数ヶ月働いては、世界中を旅する、という生活を続けています。さっぱりとした性格で、一緒にいて全く気疲れしない人です。
 先日はタイを訪れました。彼女は2、3カ月に一度、旅が終わると遊びに来て、旅の話をたくさんしてくれます。何でもズバズバ言う彼女の話はとても面白くて、あっという間に時間が過ぎていきます。
 私は1人で旅行に行くなんて考えたくもない人間で、おいしいものを食べたら、おいしいね、と言い合いたいし、美しい景色を見たら、その感動を誰かと一緒に味わいたいタイプです。彼女と話していると、どっちが男でどっちが女か、わけがわからなくなる時もあります。
 1人旅を愛するゆり子の旅行先は、ほとんどが発展途上国と呼ばれる国々です。女性が1人で海外へ旅行に行くのは、危険が伴うイメージがありますが、彼女はそれなりに対策を練っています。それは『頼れる人がいたら、とことん頼る』ということです。

pôr do sol na Orla Bardot

『頼る力』

 1年程前のことです。突然、ゆり子が今度スリランカを旅してみたい、と言い出しました。そのことを聞いた私は、「そういえば、10年以上前に勤めていた会社の上司が、今スリランカで働いているって風の噂で聞いた」と何気なく言いました。その途端、彼女は目をきらりと光らせ、すぐにでも連絡先を教えてくれ、と言いました。風の噂だろうが何だろうが、頼れる人がいるなら、遠慮なく頼って旅を充実させたいのだそうです。

 でも、10年以上も前に少しだけ知ってる人の話。連絡先がわかるかどうか。彼女はそんなことは気にも留めず、あっさりと「あとはよろしく、頼んだよ」と言ってその話は終わりました。あっけにとられながらも、私はそれから1週間かけて、何とか元上司の居場所と連絡先を突きとめ、胸を張るような気持ちで、彼女に伝えました。 
 元上司が本当にスリランカにいることを知ったゆり子は喜び、「私がお世話になるんだから私から連絡する」と大胆にも自分からいきなり連絡を取りました。

 元上司は私のことを覚えていてくれたようで、そういうことならと、ゆり子のためにスリランカの役立つ情報を事前に伝え、滞在中は元上司の家で宿泊、食事まで用意して、奥様と一緒に旅の案内役を買って出ると約束してくれました。
  彼女は大喜びしながらも抜け目がなく、元上司がセクハラするタイプではないか私に確認した上で、見知らぬ人のお世話になることになりました。

 結果、人に頼られると張り切るタイプの元上司は、航空券まで用意し、現地では至れり尽くせりのおもてなしをして、ゆり子はただ同然でスリランカ旅行を満喫して帰ってきました。

 近年、『聞く力』とか「考える力」など、~する力、という本がたくさんありますが、彼女が執筆したら、『頼る力』という本を書くでしょう。いつもこんな感じで情報をできるだけ集めて、頼れる人がいたら、とことん頼って楽しい旅を続けるゆり子です。

頼る人は強い

私は、人という文字を見るとき、しばしば感動する。ななめの画がたがいに支え合って、構成されているのである。 そのことでも分かるように、人間は、社会をつくって生きている。社会とは、支え合う仕組みということである』(21世紀に生きる君達へ)

 と言ったのは、このブログでもお馴染みの司馬遼太郎さんです。

 人に頼る力はとても大切で、何でも1人でやり抜こうと思わなくても、困ったことがあったら、もっと積極的に誰かに頼ればいいのだ、とゆり子を見ていて思います。誰かに頼ることは、決して弱さを表しているのではなく、信頼と強さを表しています。

Trust

人と違う生き方を大切に

 ゆり子は実家で暮らしています。数ヶ月間働いては、まるで近所のスーパーにでも行くかのように、一人で海外に飛んで行ってしまう娘に、彼女のお父さんは、「いい加減、まっとうな暮らしを考えろ!」と時々言うそうです。娘を愛すればこその言葉でしょう。

  でも、ゆり子はどこ吹く風。実家だったら家賃や光熱費を節約できるし、親孝行だってたくさんできる。結婚なんて全く興味ないし、今の生き方が一番幸せなんだそうです。
 彼女は以前、「人とは違う生き方、働き方をしたい」と言っていたことがあり、その言葉が彼女という人間の全てを表している気がして、心に残っています。
  彼女はしっかり自分の考えを持ち、自分にとって何が幸せがよくわかっていて、その気持ちに忠実に生きています。
 彼女の周りでは友達が結婚したり、子供を産んだりしていて、それはそれでゆり子は積極的にお祝い事を取り仕切り、日頃培った調査力を生かしてリーズナブルなレストランを探し出し、そこのオーナーと相談して、見事な祝賀会を開きます。子育て中の友達に緊急事態が発生すれば、夜中でも車をだすような人です。
 でも、『人は人、自分は自分』のスタイルを絶対に崩さず、『結婚』や『子育て』を自分の幸せの基準にはしません。別に恋人なんていらない、とも言っています。
 
 私はそんな彼女の生き方が大好きで、もし機会があったら、娘が毎回ハワイに行っていると思い込んでいるご両親に「どうやってこんな素晴らしい子を育てたんですか?」と聞いてみたいくらいです。
 彼女のような人がいれば、発展途上国の人も潤い、何よりも、私を含めたゆり子の友人は、彼女が旅先で経験したことを共有してくれるおかげで、見聞が広がり、最高の勉強になります。彼女は十分まっとうに生きています。
 
 彼女は私より年下ですが、私の倍は生きていそうなくらい、達観した人生観を持っていて、何事にも動じるというところがありません。
 常に人の生き方を尊重しつつ、自分の生き方をしっかり守っています。私から見たら、誰よりも地に足がついた生き方をしていて、友人の一人として、褒め称えたい気持ちでいます。

Maiko

ゆり子が歩む幸せの道

 ひょっとしたらゆり子は、この先、1人旅を何十年も続けながら一生を送るのかもしれないし、旅先で出会った誰かと結ばれるのかもしれない。いずれにせよ、いつも自然体で、社会や人に決して流されることなく、自分の幸せの基準を大切にしている彼女が、幸せな人生を歩んで行くことは間違いないと信じています。

 さて、記事も終盤になり、この記事をどのカテゴリーに入れようか、と考えています。実はいつも思っているのに、彼女にはまだ言っていないことがあります。それは、とても尊敬している、ということです。だから、アインシュタイン司馬遼太郎さん、オードリー ヘップバーンなど、そうそうたるメンバーがいる『尊敬する人』にしようと思います。ゆり子はそこが1番ふさわしい気がします。
  

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 
Your spiritual friend,  ラニ