希望発見ブログLooking for HOPE

心を癒す旅 ~もっと楽しく、もっと気楽に。     All is well in my life.

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Welcome to "Kibou-Hakken"blog Looking for HOPE with your spiritual friend,Lani.
希望発見ブログでは、霊的真理(スピリチュアリズム)、瞑想、心の癒し、歴史 、名言、旅行、子育て、エンタメなど様々な分野から楽しく楽観的に生きるための希望を見つけ、ご紹介しています。

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魅惑のイタリア*奇跡の古代都市【ポンペイ】と感動の【小さな村の物語イタリア】

 なぜだかわからないけど、ある特定の国や地域に、魅かれることってありませんか?
その場所に行ってみたくてたまらなくて、実際に行ってみると、故郷のように落ち着く。なんだろう、この懐かしくて不思議な感覚。言葉では説明できないけど、昔、ここにいたことがある気がする。ほら、あそこの角を曲がれば、大きな木が見えるはず。
 「実はそれ、魂が記憶しているあなたの前世で、何百年も前にそこにいたことがあるからです」と、前世療法で有名なブライアン ワイス氏はおっしゃっています。
 私はそれを信じていますが、信じるかどうかは別として、例えば場所に限らずとも、人はわけもなくあることに魅かれることがあります。ある人は植物や動物に、またある人は、音楽やアニメに。時には、友達だと思っていた異性になぜか急に魅かれたり・・・。
 それが何であれ、‟魅かれる”ということは、その人にとって必ず大きな意味がそこに隠されていると思うのです。私はこの‟魅かれる”感覚を普段とても大切にしていて、長年魅かれ続けてきた国がイタリアです。

To climb

二千年前の恋が蘇る、古代都市ポンペイ

 イタリアに魅かれているからと言って、私はファッションに疎く、プラダやジョルジオ アルマーニは、北極のように遠い存在です。塩野七生さんの力作、全15巻のローマ人の物語も8巻ぐらいでギブアップ。身近なイタリア的なものと言えば、10年以上通っている近所の小さなパスタ屋さんぐらいです。
 そんなイタリア通でも何でもない私ですが、一度だけイタリアを訪れたことがあります。ヴェネツィア、ローマ、フィレンツェ、ナポリを巡り、史跡や美術館を1週間ぐらいで慌ただしく周りました。有名な青の洞窟やカプリ島も行きましたが、最も強烈な印象が残っているのは、ナポリ近郊にあるポンペイ遺跡です。私は遺跡が大好きですが、このポンペイ遺跡には度肝を抜かれました。恐らくここを訪れた誰もが同じような感覚を覚えると思います。
 約2千年前、ここに人口約1万人の都市がありました。家々の壁には色鮮やかなモザイク画の装飾が施され、すでに選挙もありました。円形闘技場があり、人々はワインをよく飲んで、人生を謳歌していました。日本はこの時、弥生時代です。
  西暦79年8月24日、ポンペイの北側にあるヴェスヴィオ山が突如大噴火をおこして、大量の火砕流が凄まじい勢いでポンペイ市民を襲います。多くの人々は逃げ遅れ、5メートルにも及ぶ火山灰の下で息絶えます。この遺跡がすごいのは、そのまま18世紀半まで誰にも発見されずにいたということです。発掘が始まったのは1748年で現在も発掘が続いています。
 私は、日本語ペラペラのイタリア人ガイドさんに説明してもらいながら、遺跡中を歩き回りました。2千年前の古代遺跡がほぼ手つかずの状態で残っていて、一般住宅だけでなく、パン屋さんや立ち飲み用のカウンターがある居酒屋が、当時の面影をしっかり残しています。また、街中の至る所中には、当時の人が遺した看板の文字やこんな落書きまであります。
「私があなたと一緒に踊っていたことを覚えていて」「とことん飲むぞ!」
 下の風景を見て妙に懐かしく感じる方がいたら、2千年前に落書きをのこした恋多き乙女や酒好家はあなたかもしれません。

Pompei

 

Pompeiian Panel

 

Pompeia

 実はポンペイの遺跡にはを綴った落書きが圧倒的に多いんです。今も昔も、人は恋をして人生を楽しんでいたんですね。画像からもはっきりわかるように、車道と歩道がしっかりわかれて、都市整備が進んでいたことがわかります。また、公共水道の跡も残っていたり、公共浴場もありました。 ポンペイの人々は「今日を楽しめ!(カルペ・ディウム)」という言葉を日常的によく使っていました。
  先のことは誰しもわからない。心配しても仕方がない。ただ今日という日を楽しむことを忘れない。当時の人々から、大切なことを教えられている気がします。

感動せずにはいられないテレビ番組『小さな村の物語 イタリア』

 日本へ帰国後何年たっても、私のイタリアへの気持ちは、ずっと残ったままです。イタリア旅行は楽しかったけれど、なぜまだこんなにイタリアに魅かれているのか。その答えはあるテレビ番組にありました。
 小さな村の物語 イタリア(BS・日テレ)という番組、ご存じですか?
 この番組の特徴は、イタリア中に点在する小さな村に住む村民にスポットをあて、その人の生い立ちや人生観に注目し紹介する番組です。
「この村は空港から車で何分で・・・」という観光情報は一切ありません。54分の番組の中で、通常村民2人に着目し、その人が育った家庭環境や追った夢、人生で出くわした困難をどのような考え方で乗り越え、いったい何を人生の楽しみにしているのか。そんなことを教えてくれます。
 番組は俳優三上博史さんの穏やかなナレーションで始まります。

イタリアの小さな村 ここで命が生まれ、恋が芽生え、始まりも終わりも大地に包まれてきた。よく笑い、よく食べ、よく遊ぶ。私達が忘れてしまった素敵な物語。人生の全てはそこにある。

 こんな方がいました。ある村で唯一の雑貨店で働く50歳ぐらいの女性です。社交的でとても親切で村民からも慕われています。夫と一男一女の子供がいて、幸せに暮らしていました。家族を何よりも大切にしてきたのですが、夫と歯車が合わなくなり、ついに離婚しました。女性はショックで深く傷つきます。
 そんな時、彼女はどう乗り越えたのか。いったいどんな信念で明日への希望を持つことができたのか。その女性はこう信じたそうです。「私の人生には必ずいいことが起こる!」
 しばらくして、彼女の娘に赤ちゃんができました。女性はそのことがとても嬉しいのだと涙ながらに話していました。「今までつらいこともいっぱいあったけど、これからも私の人生には必ずいいことが起こるのだと信じて生きていきます。」
 こうして紹介される村民には20代の人もいれば、80代の人もいて様々です。それが誰でも、私はいつもテレビの前で、人生の先生に会うような気持ちでいます。
 例えばイタリアまで飛行機で飛んで行って、どこかの小さな村を訪ねて雑貨店に入っても、「すみません、ちょっとお尋ねしますが、最近何かつらかったことはありましたか?もしあったらどうやって乗り越えたのか教えてください」なんて聞けません。でもこの番組は、その答えを教えてくれます。

魅力的なイタリアの人々

 私は心に残る言葉を見つけると、すぐにメモをとる癖があるのですが、この番組から心に残った言葉のいくつかをご紹介します。
 ある女性は、子育てに非常なストレスを抱えていました。彼女は苦悩の末、こんな考え方に至り、人生が明るくなりました。

母親だけであることに固執すると物事がうまくいかなくなります。自分に対しても趣味も友達も忘れて家にこもっていると、どこかでほころびが出ます。女であるという自分の存在に、こどもの存在を加える。そういう考えをすれば、自分が満足できます


 またある美容師の女性はこんなことを生き甲斐にしています。

美容室には自分を変えたい人がやってきます。自分を変えたいけど、なかなか勇気を出せない人もいる。だから美容師は、人生を変えたかったら、まず印象を変えようって背中を押すんです。最後に鏡を見た時、直接、素敵!と言わなくても、表情を見ていると目が輝いているのがわかります。美容師をしていて一番嬉しい瞬間です


 農家の方の言葉です。

この仕事の喜びは大地から何かを生みだしてその成果を持ち帰ることなんです。野菜でも果物でも何でもいい。ここには命の美しさがある。命が芽吹き、やがて死を迎える。そうやって毎年巡っていく。それは無機質で冷たいものではなくて、温かくて、喜びにあふれたものなんです」


 長年連れ添った愛する夫を失った女性は、涙ながらにこう話します。

時間が悲しみを癒してくれるというのは嘘です。最初の激痛こそ収まるものの痛みは何年たっても続きます。人生はいい時も悪い時もあります。過ぎ去ったことは変えられないし、先のことはわからない。だからせめて今日は笑って過ごしたいと思います。


イタリア人の心には、2千年の時を経て、「今日を楽しめ!(カルペ・ディウム)」の精神が今もしっかり残っているようです。古代から脈々と受け継がれた考えが、現代に生きる人々に希望を持たせていることに、深い感動を覚えます。
 この番組は、最後の1秒まで視聴者の心を温めてくれます。
 三上さんのナレーションで、番組でスポットを当てた村民の人生から得られる、素晴らしい人生訓が流れます。ゆっくり読んでみて下さい。

目を閉じれば、浮かぶ風景がある。土の匂いや友の笑い声、家族のぬくもり、心に刻まれたかけがいのない思い出。今、目の前にある何気ない日常の中にも、やがて大切な1ページになる記憶の風景が、きっとあるはずだ。

 

一人きりで人生の迷路に迷って立ち尽くしている時、心の中の空模様は土砂降りだ。雲間に空さえ見えず、濡れるに任せることもあるだろう。そんな時、誰かの手ですっと傘が差し出されることがある。見覚えのあるその傘は、昔誰かに差し出したはずの自分自身の傘だ。


 そうか、今まで長年イタリアに魅かれていたのは、この番組に出会い、多くのことを学ぶためだったんだ。そんなふうに思わせくれる大好きな番組です。カメラは家の中にも入るので、イタリアの一般家庭の人々がどんな家に住んで、普段何を食べているのかも知ることができます。家族や友人をとても大切にする、魅力的な人達と出会えます。 
今日も希望発見ブログを最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend, ラニ

【この記事は、2020年3月7日に加筆・修正致しました】

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