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もう決して悩まない!子育てに立ちはだかるPTAへの参加有無

 PTAのことで悩んでいらっしゃる方は決して少なくないと思います。今回は何かと話題の多いPTAについて、PTAへの入会を見送った親として体験談をお伝えしたいと思います。現在PTAに不安を抱えている方の参考になればと思います。the strongest bond.

PTAを愛する母*P友との出会い

 4月から子供がいよいよ保育園や小学校に入るご両親は、たくさんの楽しみと今まで感じたことのない不安が入り混じった、何とも形容しがたい緊張感がすでにあるのではないでしょうか。でも、大丈夫です。子供は素晴らしい順応力を持っています。不安は当然ですが、子供の未来を思い描く時、常にできるだけ明るい未来を想像しましょう。もちろん自分の未来も。大丈夫、今のこの状況から最高の出来事だけがやってくる。全てがうまくいくのだと、何度も何度も自分に言い聞かせて。
 
 私が小学生の頃、母は専業主婦でした。2年生になった時、母が恐れていたことが起きました。PTA役員に無理矢理選ばれてしまったのです。なぜ恐れていたかというと、母は社交的な性格でしたが、何よりも人前で話すことが大の苦手だったからです。
 恐る恐るの挑戦でしたが、幸運なことに母は仲間に恵まれ、周りの人の助けもあり、何とか無事にPTA役員の責務をこなしました。
 先日、母に電話した時のことです。母はとっても明るい声で「今度『P友』とのお食事会があるんだ。今度は中華!」と嬉しそうに言いました。母がP友(ピートモ)と呼ぶのは何と30年以上も前に一緒にPTAを務めた仲間です。PTA役員をやめてからも、毎年、年に何回も当時の仲間と会って、食事会で大盛り上がりするそうです。そんな人もいるのかと、半ば呆れつつ、すごい絆だな、と感心しています。

避けては通れないPTA

 私の子供が保育園に入園して直後のことです。ついに私にも保護者会という名のPTAの話が保育園からありました。突然、同じ組の保護者の名前が書いてある用紙を渡されます。立候補したい人は自分の名前に〇を記入し、推薦したい人の名前を2人、〇を記入してくださいと書いてありました。と、言われても一度も面識のない方ばかりです。
 用紙の下の方には、卒園するまでに最低1回はPTA役員を務めるよう、注意書きがありました。そして、入園して2年目についにPTAに選ばれてしまいました。
 PTAの最初の会合では、誰も会長や副会長に立候補しないので、じゃんけんで負けた人がやることになります。とにかく誰もやりたくないのです。みんな自分の生活で精一杯ですから。その時、私の妻が参加したのですが、帰宅すると「平会員ですんだよ」と言って笑顔で帰ってきました。さすが!勝負事にめっぽう強い!(私は弱い)
 私の子供が通っていた保育園では、PTAに選ばれても、運動会や保育園の夏祭りで簡単な補助をするくらいで、それほど大変ではありませんでしたが、2ヶ月に1回の割合で平日の夜8時に会合があり、行かなければなりませんでした。Geyserville Elementary School (p) 02

避けて通ろうPTA

 さて、子供が成長し、今度は小学校に入学しました。私は子供が保育園に通っている間に、PTAは任意のボランティア団体ということを知りました。つまり、本来は自由参加で、やりたい人がやる有志の団体です。絶対に強制してはいけません。
 そのことを念頭に、入学式に参加しました。式の終了後、PTA役員の方が保護者席の前に来て、PTA会費の支払い方法や旗持ち当番のことを説明しだしました。その小学校では一年間PTA役員を務めても、次の1年は免除されますが、その次の年からはまた選ばれる可能性があります。
 PTA役員の話に耳をじっくり傾けて聴いていましたが、最後まで任意の団体であることは一切説明がありませんでした。そこで私の中で強烈な不信感が募りました。その後渡された用紙の中では、保育園の時のように、見知らぬ保護者の名前が書かれており、その横に推薦したい人に〇をつけるよう指示されています。
 妻に相談すると、妻も私同様、不信感を募らせています。妻はPTA役員経験のある複数の友人から、広報係になってしまい、休日返上で年三回新聞を作らなければならず、本当に大変な思いをしたという話を聞いたばかりだったので、元々乗り気ではありませんでした。
人間、どんな組織に属するにしろ、不信感の中にいては幸せにはなれない。親が不幸なら子供も不幸になる
 自由をこよなく愛する私達夫婦の意見が一致し、担任の先生を通じて、PTAには入会しないことをPTAに伝えてもらいました。先生によると、そんなことをしたのはクラスで私達だけでした。私の友人に小学校の教諭を務めている人が他県に2人いますが、PTAに参加しないことを伝えると、二人共同様に心配しだしました。
「うちの小学校では考えられない。みんな強制参加だよ」
「先生や他の保護者に何か言われなかった?」

PTA会長と副会長からの電話

 すると、数日たって、PTAの副会長を名乗る女性から電話がありました。とっても丁寧な口調でご挨拶されると、予想通り、PTAに是非参加して欲しいとの内容でした。
 私は「自分の意志で、子供達のためにボランティアで活動することは本当に素晴らしいことだと思います。でも、任意の団体であり、私達夫婦は、PTAには参加せず、自分達ができる範囲で、自分達で決めたことをさせていただきます」とお話しました。副会長は残念そうに電話を切りました。
 さらに数日後には、PTA会長からも連絡がありました。副会長同様、とても丁寧な言葉遣いです。同じように、PTAに入って欲しいとの熱心なお誘いでしたが、入学式の時に任意の団体であることを説明しなかったことに、不信感を抱いたことをまずお伝えし、副会長にした同様の説明をし、また反PTAのような活動をする気も一切ないことを伝えました。会長は急にトーンダウンし、電話を切りました。時々心配されますが、その後誰からも別に嫌がらせも何もありません。(あっても気にしません)
  驚いたことが一つありました。PTA会長からお手紙が届いたのです。そこには、「PTAは任意の団体ですので、参加・不参加は自由です。何かありましたら、いつでもご連絡ください」と直筆で書かれていました(お手紙嬉しい!でもそれ、入学式の時に言って下さいよ、会長さん!Sunset family

PTAはあくまでも任意の団体で、入退会は自由

 PTAで活動する時間や精神的な余裕があり、そこで子供達のために活動したいという方は、入会すればいいと思います。PTAを社会貢献の機会ととらえたり、情報交換の貴重な場とすることも、素晴らしいことだと思います。
 ひょっとしたらあなたも将来、「来週の水曜日?P友とお食事会。今度はイタリアン♪」なんて言いながら私の母のように人生を謳歌しているかもしれません。ただ、他者に強制したり、入らない人に何か不満を言うのは、やめていただきたいな、と思います。また、PTA関係の方ももう少し正直に、入学式の時に任意団体の旨を説明し、一人一人、はっきり参加・不参加の意志を確認したほうが、かえって今後のPTA活動の活性化につながるのではないでしょうか。bedtime stories - an encore of Quiet, LOUD! - _MG_0292

PTAへの参加有無は、気分良く感じる方を選択しよう

 これからお子様が入園、入学される方は、もしPTAという組織が信頼できなかったり心配の対象になるなら、参加する必要はありませんし、最初の1年はやめて様子を見る、という手もあります。信頼できない組織に身を置いたところで、ストレスがたまるのは目に見えているからです。親のストレスは子供のストレスにつながります。
  PTAは任意の団体です。参加しないことは、決して無責任ではありません。
 PTAに費やさずに済んだ時間で、お子様と楽しい時間を過ごしてください。忙しい日々が続き、お子様と一緒にいることがストレスに感じて1人になりたいと思うなら、学校の学童に預けたっていいのです。土曜日もやっています。いちいち罪悪感を感じる必要はありません。罪悪感はあなたの心の健康を蝕みます。リフレッシュした上で、いっぱい愛情をお注いであげましょう。
 私達は誰かにいい親として高評価をもらったり、社会に採点してもらうために生きているわけではありません。人にどう思われるかを気にしすぎると、本当に大切なことを見失ってしまいます。 
 私はPTAへの入会を見送った自分の決断に一度も後悔したことがなく、満足しています。

 PTAに参加するかどうかは、人の動向は気にせず、どちらを選択したほうが気分良く感じるのか、自分の正直な心に従いましょう。そうすれば、どちらを選んでも後悔はしません。なぜなら、親が幸せな気分でいれば、世界一大切な子供も幸せだからです。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Your spiritual friend, ラニ

【この記事は、2019年3月23日に加筆・修正致しました】